タイプデザインコンペティション特別セミナー「タイプデザイナーの視点」を開催
[13/06/06]
提供元:共同通信PRワイヤー
提供元:共同通信PRワイヤー
2013.06.06
モリサワ
タイプデザインコンペティション特別セミナー
「タイプデザイナーの視点」を開催
株式会社モリサワ(代表取締役社長:森澤彰彦 本社:大阪市浪速区敷津東2-6-25 Tel.06-6649-2151 代表)は、7月2日にタイプデザインコンペティション特別セミナー「タイプデザイナーの視点」を開催することを発表します。
本セミナーは、国内外で活躍されるタイプデザイナーを講師に迎え、書体制作の基礎やそのプロセス、今後のタイプフェイスへの期待などについて幅広くレクチャーを行うものです。今回のセミナーでは、昨年のタイプデザインコンペティション 2012で審査員を務めたマシュー・カーター氏、小塚昌彦氏、和文部門で金賞を受賞した岡野邦彦氏が、それぞれの視点で書体デザインについて講演します。
モリサワでは2014年にタイプデザインコンペティション 2014の開催を予定しています。
【開催概要】
日時:2013年7月2日(火)15:00〜17:40(14:30 開場)
場所:UDXシアター(秋葉原UDX4F)東京都千代田区外神田4-14-1
JR秋葉原駅徒歩2分
参加費:無料
主催:株式会社モリサワ
申込:下記専用フォームにて受付
https://www.morisawa.co.jp/contact/competition201307/
【講演内容】
マシュー・カーター氏「欧文のテキスト書体とディスプレイ書体」(同時通訳)
岡野 邦彦氏「和蘭(わらん)ができるまで。」
小塚 昌彦氏「ひらがなを考えよう」
【講演者プロフィール】
マシュー・カーター
タイプデザイナー
タイプデザイナーであるマシュー・カーターは、この50年間、 それぞれの時代に進化する文字生成技術を駆使して手彫りの活版文字からコンピュータフォントまでの書体をデザインしている。ライノタイプ社と長年にわたる取組みの後、1981年にデジタル
フォント制作のビットストリーム社を共同で立ち上げ、10年後にシャリー・コーンと共同経営のカーター&コーン・タイプ社(マサチューセッツ州ケンブリッジ)をスタート、社長に就任、現在に至る。オリジナル書体開発のデザイナーおよびプデューサー。ITC Galliard、Snell Roundhand、Shelley scripts、Helvetica Compressed、Olympian(新聞用書体)、Bell Centennial(アメリカの電話帳用)、ITC Charter、ギリシャ文字、ヘブライ文字、キリル文字、デバナーガリ文字などの書体をデザイン。カーター&コーン・タイプ社設立後は、Mantinia、Sophia、Elephant、Big Caslon、Alisal、Miller などの書体を手がけている。
2011年にはモノタイプ・イメージング社からCarter Sans をリリースした。カーター&コーン・タイプ社は、「タイム」「ニューズウイーク」「ワイアード」「USニューズ&ワールドレポート」「スポーツ・イラストレイテッド」「ワシントンポスト」「ボストングローブ」「フィラデルフィアインクワイヤー」「ニューヨークタイムズ」「ビジネスウィーク」「ルモンド」などの新聞や雑誌に加え、ウォーカー・アートセンター、MOMA、イェール大学、ハミルトン・ウッドタイプ・ミュージアムの書体デザインを委託制作。
90年代の中頃から、マイクロソフト社のスクリーンフォントシリーズのデザインに取組み、コンピュータのモニター上で出来る限り読み易さを追求した書体開発を行った。その中で、Verdana、Tahoma、Nina(携帯デバイス用圧縮書体)はサンセリフ、Georgia はセリフ書体である。ロイヤル・デザイナー・フォー・インダストリーの一人であり、アートディレクターズクラブ(NY)の殿堂入りを果たした。イェール大学グラッフィックデザイン科上級講師も長年にわたって務める。クライスラー賞、AIGA 金賞、タイプディレクターズクラブ金賞、マッカーサーフェロー賞に加え、2011年には、スミソニアン・クーパー・ヒューイット国立デザインミュージアムから今までのデザイン界への貢献を讃え、ナショナルデザイン賞の栄えある特別賞を受賞。
岡野 邦彦
Shotype Design http://www.shotype.com
1971年 兵庫県生まれ
1995年 京都市立芸術大学美術学部デザイン科ビジュアルデザイン専攻卒業
株式会社イングアソシエイツ、Type Projectを経て、
2008年Shotype Design設立
2009年 大日本スクリーン製造株式会社 ヒラギノUD(角ゴ・丸ゴ・明朝)欧文デザイン
担当
2011年 オランダ王立芸術アカデミー(KABK) Type and Mediaマスターコース卒業
Photo-Letteringより「Quintet」リリース。
2012年 モリサワタイプデザインコンペティション 2012 和文部門 金賞
小塚 昌彦
タイプデザインディレクター
1929年生まれ。1950年から、毎日新聞社技術本部において1984年に定年退職するまで毎日新聞書体のすべてのデザイン制作・開発に従事。1985年から1992年、株式会社モリサワの常勤タイプデザインディレクターを務め、新ゴシックほか主要な書体のディレクションを行う。1992年〜2002年、モリサワ賞国際タイプフェイスコンテスト審査員。1992年からアドビ システムズに勤務し、日本語タイポグラフィ・ディレクターとしてアドビ社のオリジナル書体 小塚明朝・小塚ゴシックを開発。1979年〜1997年、愛知県立芸術大学 非常勤講師。1974年から国際タイポグラフィ協会(A.Typ.I)会員。2007年 第6回佐藤敬之輔賞(個人)受賞。
モリサワ
タイプデザインコンペティション特別セミナー
「タイプデザイナーの視点」を開催
株式会社モリサワ(代表取締役社長:森澤彰彦 本社:大阪市浪速区敷津東2-6-25 Tel.06-6649-2151 代表)は、7月2日にタイプデザインコンペティション特別セミナー「タイプデザイナーの視点」を開催することを発表します。
本セミナーは、国内外で活躍されるタイプデザイナーを講師に迎え、書体制作の基礎やそのプロセス、今後のタイプフェイスへの期待などについて幅広くレクチャーを行うものです。今回のセミナーでは、昨年のタイプデザインコンペティション 2012で審査員を務めたマシュー・カーター氏、小塚昌彦氏、和文部門で金賞を受賞した岡野邦彦氏が、それぞれの視点で書体デザインについて講演します。
モリサワでは2014年にタイプデザインコンペティション 2014の開催を予定しています。
【開催概要】
日時:2013年7月2日(火)15:00〜17:40(14:30 開場)
場所:UDXシアター(秋葉原UDX4F)東京都千代田区外神田4-14-1
JR秋葉原駅徒歩2分
参加費:無料
主催:株式会社モリサワ
申込:下記専用フォームにて受付
https://www.morisawa.co.jp/contact/competition201307/
【講演内容】
マシュー・カーター氏「欧文のテキスト書体とディスプレイ書体」(同時通訳)
岡野 邦彦氏「和蘭(わらん)ができるまで。」
小塚 昌彦氏「ひらがなを考えよう」
【講演者プロフィール】
マシュー・カーター
タイプデザイナー
タイプデザイナーであるマシュー・カーターは、この50年間、 それぞれの時代に進化する文字生成技術を駆使して手彫りの活版文字からコンピュータフォントまでの書体をデザインしている。ライノタイプ社と長年にわたる取組みの後、1981年にデジタル
フォント制作のビットストリーム社を共同で立ち上げ、10年後にシャリー・コーンと共同経営のカーター&コーン・タイプ社(マサチューセッツ州ケンブリッジ)をスタート、社長に就任、現在に至る。オリジナル書体開発のデザイナーおよびプデューサー。ITC Galliard、Snell Roundhand、Shelley scripts、Helvetica Compressed、Olympian(新聞用書体)、Bell Centennial(アメリカの電話帳用)、ITC Charter、ギリシャ文字、ヘブライ文字、キリル文字、デバナーガリ文字などの書体をデザイン。カーター&コーン・タイプ社設立後は、Mantinia、Sophia、Elephant、Big Caslon、Alisal、Miller などの書体を手がけている。
2011年にはモノタイプ・イメージング社からCarter Sans をリリースした。カーター&コーン・タイプ社は、「タイム」「ニューズウイーク」「ワイアード」「USニューズ&ワールドレポート」「スポーツ・イラストレイテッド」「ワシントンポスト」「ボストングローブ」「フィラデルフィアインクワイヤー」「ニューヨークタイムズ」「ビジネスウィーク」「ルモンド」などの新聞や雑誌に加え、ウォーカー・アートセンター、MOMA、イェール大学、ハミルトン・ウッドタイプ・ミュージアムの書体デザインを委託制作。
90年代の中頃から、マイクロソフト社のスクリーンフォントシリーズのデザインに取組み、コンピュータのモニター上で出来る限り読み易さを追求した書体開発を行った。その中で、Verdana、Tahoma、Nina(携帯デバイス用圧縮書体)はサンセリフ、Georgia はセリフ書体である。ロイヤル・デザイナー・フォー・インダストリーの一人であり、アートディレクターズクラブ(NY)の殿堂入りを果たした。イェール大学グラッフィックデザイン科上級講師も長年にわたって務める。クライスラー賞、AIGA 金賞、タイプディレクターズクラブ金賞、マッカーサーフェロー賞に加え、2011年には、スミソニアン・クーパー・ヒューイット国立デザインミュージアムから今までのデザイン界への貢献を讃え、ナショナルデザイン賞の栄えある特別賞を受賞。
岡野 邦彦
Shotype Design http://www.shotype.com
1971年 兵庫県生まれ
1995年 京都市立芸術大学美術学部デザイン科ビジュアルデザイン専攻卒業
株式会社イングアソシエイツ、Type Projectを経て、
2008年Shotype Design設立
2009年 大日本スクリーン製造株式会社 ヒラギノUD(角ゴ・丸ゴ・明朝)欧文デザイン
担当
2011年 オランダ王立芸術アカデミー(KABK) Type and Mediaマスターコース卒業
Photo-Letteringより「Quintet」リリース。
2012年 モリサワタイプデザインコンペティション 2012 和文部門 金賞
小塚 昌彦
タイプデザインディレクター
1929年生まれ。1950年から、毎日新聞社技術本部において1984年に定年退職するまで毎日新聞書体のすべてのデザイン制作・開発に従事。1985年から1992年、株式会社モリサワの常勤タイプデザインディレクターを務め、新ゴシックほか主要な書体のディレクションを行う。1992年〜2002年、モリサワ賞国際タイプフェイスコンテスト審査員。1992年からアドビ システムズに勤務し、日本語タイポグラフィ・ディレクターとしてアドビ社のオリジナル書体 小塚明朝・小塚ゴシックを開発。1979年〜1997年、愛知県立芸術大学 非常勤講師。1974年から国際タイポグラフィ協会(A.Typ.I)会員。2007年 第6回佐藤敬之輔賞(個人)受賞。