2013年 新社会人 VS バブル世代ビジネスマン スマートフォン利用実態比較調査
[13/07/09]
提供元:共同通信PRワイヤー
提供元:共同通信PRワイヤー
2013年7月9日
株式会社アイレップ
2013年 新社会人 VS バブル世代ビジネスマン
スマートフォン利用実態比較調査
新社会人とバブル世代でスマホの利用傾向に差が!
「新社会人はソーシャル(つながり)重視、
バブル世代はニュース閲覧重視」
・新社会人はわからないことがあったら、“スマホで検索”、バブル世代は“PCで検索”
・店頭でスマホを使って商品情報を調べた4割以上が、その商品購入を見送った経験あり
・スマホ消費の実態:両世代の4割以上が、スマホ経由でショッピングを
経験
・スマホ経由の1ヵ月の平均商品購入額、新社会人:3,630円、バブル世代:6,997円
広告主のマーケティングを最適化するデジタルマーケティングエージェンシーの株式会社アイレップ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:紺野俊介、以下アイレップ)では、平成25年6月8日(土)〜6月20日(木)の期間、今年4月から働き始めた新社会人300人と、約四半世紀前のバブル期(1988年〜1990年)に働き始めたビジネスマン300人を対象としたスマートフォン利用実態調査を実施、結果がまとまりましたのでご報告いたします。
≪調査結果サマリー≫
■スマートフォンを利用する頻度、場所
〜4人に1人が職場のトイレの中でもスマホを利用〜
・両世代とも9割が1日1回以上、スマートフォンを使いインターネットにアクセスしている。
・電車などの待ち時間にスマートフォンを使う人は両世代とも8割以上。
・新社会人の8割以上は、電車の中でスマートフォンを利用するほか、約1割は入浴中もスマートフォンを利用。
・両世代ともおよそ4人に1人が、職場のトイレでもスマートフォンが手放せない。
■スマートフォンからアクセスするインターネットサービス
〜新社会人は“ソーシャル(つながり)重視”、バブル世代は“ニュース閲覧重視”〜
・新社会人はスマートフォンをソーシャルメディアへのアクセス端末として活用する“ソーシャル(つながり)重視”。一方、バブル世代は最新ニュースを把握するための端末として積極活用。
■インストールしているアプリの数
〜新社会人は“気に行ったアプリだけ”、バブル世代は“注目アプリをとりあえず”インストール?〜
・バブル世代は自分のスマートフォンにインストールしているアプリ数は、新社会人よりも多いが、実際に使っているアプリ数は新社会人より少ない。
・新社会人6割以上、バブル世代4割以上がLINEを活用。TwitterやFacebookより高い利用率。
・遊んでいるスマホゲーム:新社会人はパズドラが最多。バブル世代ではLINE POPが人気。
■スマートフォンを活用した情報検索 〜新社会人はスマホ検索、バブル世代はPC検索〜
・新社会人の約7割は、わからないことはすぐにスマートフォンで検索。一方、バブル世代はPC検索が8割以上で最多。
・新社会人は、友達との会話やソーシャルメディア上で見聞きした言葉を検索する傾向。一方、バブル世代はニュースで見聞きした言葉をよく検索する傾向。
■店頭でのスマートフォン活用実態〜店頭での商品検索結果がその後の購買行動に大きく影響?
・新社会人の約半数とバブル世代の3割は、頻繁に、店頭の購入を検討している商品の目の前でスマートフォンを使って商品情報を見ている。
・店頭でスマートフォンを使い商品情報を調べた4割以上が、その商品の購入を見送った経験あり。
■スマホ消費の実態 〜4割以上が、スマートフォンを使って買い物をした経験あり〜
・両世代とも4割以上が、スマートフォン経由でショッピング(※アプリ、ゲーム除く)を経験。
・スマートフォン経由の1ヵ月の平均商品購入金額、新社会人:3,630円、バブル世代:
6,997円
≪調査概要≫
■調査対象 :
[1] 2013年3月に大学院・大学・短大・高専 または高校を卒業し、定職に就いている新卒社会人300人
[2] バブル期(1988年〜1990年)に大学院・大学・短大・高専または高校を卒業し、定職に就いている社会人300人
■調査手法 : インターネット調査
■調査期間 : 2013年6月8日(土)〜2013年6月20日(木)
■調査実施者 : 株式会社アイレップ
■調査目的 :
2012年末時点でのスマートフォン世帯保有率は49.5%で、前年の29.3%から大きく増加しており、今後もスマートフォン世帯保有率は増加していくものと思われる※1。そこで、スマートフォンの利用実態について調査し、デジタルマーケティング領域におけるユーザーの意識・行動分析を行うことで、情報流通の最適化の発展に寄与し、ユーザーと商品・サービスのベストマッチングを追求する一助とする。なお、今回の調査対象は、スマホネイティブ・デジタルネイティブといわれる新社会人世代とする。また、新社会人世代の比較対象として約四半世紀前のバブル期に社会人となった世代のスマートフォン利用実態につても調査を行う。
※1:総務省「平成24年通信利用動向調査」(平成25年6月)
調査結果のハイライト
≪全体概要≫
・今回の調査では、新社会人・バブル世代ともに、9割近くが1日1回以上、スマートフォンを使ってインターネットにアクセスしており、私生活や職場のあらゆるシーンでスマートフォンを使っている様子が伺えました。私生活では、両世代ともに8割以上が電車やバスの待ち時間にスマートフォンを利用していました。また、職場では、休憩中やランチ中のスマホ利用はもちろんのこと、バブル世代の4割近くが自分のデスクでスマートフォンを利用していました。この他、両世代とも、4人に1人は職場のトイレでもスマートフォンを利用しており、常に手放せない実態も明らかになっています。(図1〜図4)
・1日1回以上アクセスしているインターネットサービスについて、両世代で差があるものを見ると、新社会人はソーシャルメディアへのアクセス端末としてスマートフォンを使っている(新社会人:53.3%、バブル世代:27.3%)一方、バブル世代は最新ニュースを読む端末として活用している様子(新社会人:27.3%、バブル世代:41.3%)が伺えます。
(図5)
・アプリのインストール数で比較すると、新社会人のインストール数の平均が28個、バブル世代の方が平均32個と多い一方で、直近2ヶ月で実際に利用したアプリ数は、新社会人が13個、バブル世代が11個と、新社会人より少ない結果となっており、好奇心旺盛に消費を繰り広げたバブル世代が、ものは試しにと多くのアプリをインストールしている様子が伺えます。(図6,図7)
・わからない言葉があったときにどうするのかという点でも、新社会人とバブル世代では行動の差が現れました。新社会人は7割以上(72.0%)がスマートフォンですぐに検索するだけでなく、約3割(32.0%)が周囲の人に聞くなど、楽にすぐ答えがでる手段を採る傾向が見え、一方のバブル世代は、8割以上(85.3%)がPCを使っている最中なら検索するものの、スマートフォンで検索する人は約半数(52.7%)に留まりました。(図8〜図10)
・買い物シーンにおいても、スマートフォンが積極的に活用されています。新社会人の半数(50.0%)とバブル世代の3割弱(34.0%)は、店頭の購入を検討している商品の目の前でスマートフォンを使って商品情報を頻繁に調べており、両世代の4割以上が、商品情報を見た結果、その商品購入を見送った経験があり、約3割がその場で買わず、ネットでその商品を購入した経験がありました。また、両世代とも家電量販店の店頭で商品情報を調べることが多く、半数以上を占めていますが、それ以外の店舗に世代間の差が見られ、新社会人は本屋(25.3%)やドラッグストア(21.3%)などの店頭でも商品情報を調べている一方で、バブル世代はホームセンター・家具店(21.3%)で商品情報を調べていました。(図11〜図14)
・実際の商品の購入については、両世代とも4割以上が、スマートフォン経由で衣類・食品といったアプリやソーシャルゲームのアイテムなどを除いた商品やサービスを購入したことがあると回答。さらに、月に1回以上、商品を購入している人は、新社会人の約2割(19.7%)、バブル世代の1割弱(14.6%)を占めています。また、1ヵ月間の平均購入金額は、新社会人が3,630円、バブル世代が6,997円となっています。(図15,図16)
■商品ジャーナリスト 北村森氏のコメント
今回の調査結果について、商品ジャーナリスト(元・日経トレンディ編集長)で消費者動向に詳しい北村森氏は以下のようにコメントしています。
今回の調査結果には、新社会人とバブル世代それぞれの特徴がよく表れています。
例えば、スマートフォンを使ってわからないことを検索する人が両世代ともに過半数を超えており、「スマホで検索する」ことが一般的なことになっていることがわかりますが、新社会人の7割以上が当たり前のようにスマートフォンで検索するのに比べて、バブル世代では約半数に留まり、依然としてPCを使った検索を好む傾向があります。
新社会人が中学生・高校生の頃には、既に携帯電話によるメールやゲーム、インターネット接続が可能で、彼らの世代は、携帯電話のボタンを使った文字入力を、初めて自分の携帯電話の持った時から自然と行ってきました。
一方で、バブル世代は、ちょうど大学時代に卒業論文をワープロで作成することが一般的になり、20代後半になった頃から個人向けPCが普及し始めた世代で、ハードウェアキーボードに愛着があります。
この結果は、それぞれの世代がいつからどのようにデジタル機器に接してきたかを反映しているといえるでしょう。
今回の調査結果からは、それぞれの世代が、自分の生活様式や価値観に合わせてスマートフォンを使いこなしていることがわかります。スマートフォン広告市場が急速に拡大している中、こうしたスマートフォンユーザーの生活様式や価値観を的確に捉えることも、マーケティング上の重要なポイントだと考えます。
■株式会社アイレップ について
アイレップは広告主のマーケティングを最適化する「デジタルマーケティングエージェンシー」です。デジタル領域における、リスティング広告、運用型ディスプレイ広告、SEO(検索エンジン最適化)、SMO(ソーシャルメディア最適化)、Web 解析、LPO(ランディングページ最適化)まで、多様化する広告手法やデバイスに対応した質の高い専門サービスをワンストップで提供し、企業価値の向上に努めてまいります。
━━ 会社概要 ━━
【社名】 :株式会社アイレップ
【所在地】 :東京都千代田区永田町2丁目11番1号 山王パークタワー7F
【URL】 :http://www.irep.co.jp/
【代表者】 :紺野俊介
【設立年月】:1997年11月
【資本金】 :5億4,789万円 (2012年9月末現在)
【事業内容】:
◆デジタルマーケティング領域
・SEMサービス(PC/モバイル/スマートデバイス)
・運用型ディスプレイ広告
・ソーシャルメディアマーケティング
・アフェリエイトマーケティング
・インターネット広告
◆デジタルメディア領域
住宅展示場サイト(総合住宅展示場) http://www.jutakutenjijo.com/
食育メディアサイト(ちゃちゃめし) http://www.chachameshi.jp/
株式会社アイレップ
2013年 新社会人 VS バブル世代ビジネスマン
スマートフォン利用実態比較調査
新社会人とバブル世代でスマホの利用傾向に差が!
「新社会人はソーシャル(つながり)重視、
バブル世代はニュース閲覧重視」
・新社会人はわからないことがあったら、“スマホで検索”、バブル世代は“PCで検索”
・店頭でスマホを使って商品情報を調べた4割以上が、その商品購入を見送った経験あり
・スマホ消費の実態:両世代の4割以上が、スマホ経由でショッピングを
経験
・スマホ経由の1ヵ月の平均商品購入額、新社会人:3,630円、バブル世代:6,997円
広告主のマーケティングを最適化するデジタルマーケティングエージェンシーの株式会社アイレップ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:紺野俊介、以下アイレップ)では、平成25年6月8日(土)〜6月20日(木)の期間、今年4月から働き始めた新社会人300人と、約四半世紀前のバブル期(1988年〜1990年)に働き始めたビジネスマン300人を対象としたスマートフォン利用実態調査を実施、結果がまとまりましたのでご報告いたします。
≪調査結果サマリー≫
■スマートフォンを利用する頻度、場所
〜4人に1人が職場のトイレの中でもスマホを利用〜
・両世代とも9割が1日1回以上、スマートフォンを使いインターネットにアクセスしている。
・電車などの待ち時間にスマートフォンを使う人は両世代とも8割以上。
・新社会人の8割以上は、電車の中でスマートフォンを利用するほか、約1割は入浴中もスマートフォンを利用。
・両世代ともおよそ4人に1人が、職場のトイレでもスマートフォンが手放せない。
■スマートフォンからアクセスするインターネットサービス
〜新社会人は“ソーシャル(つながり)重視”、バブル世代は“ニュース閲覧重視”〜
・新社会人はスマートフォンをソーシャルメディアへのアクセス端末として活用する“ソーシャル(つながり)重視”。一方、バブル世代は最新ニュースを把握するための端末として積極活用。
■インストールしているアプリの数
〜新社会人は“気に行ったアプリだけ”、バブル世代は“注目アプリをとりあえず”インストール?〜
・バブル世代は自分のスマートフォンにインストールしているアプリ数は、新社会人よりも多いが、実際に使っているアプリ数は新社会人より少ない。
・新社会人6割以上、バブル世代4割以上がLINEを活用。TwitterやFacebookより高い利用率。
・遊んでいるスマホゲーム:新社会人はパズドラが最多。バブル世代ではLINE POPが人気。
■スマートフォンを活用した情報検索 〜新社会人はスマホ検索、バブル世代はPC検索〜
・新社会人の約7割は、わからないことはすぐにスマートフォンで検索。一方、バブル世代はPC検索が8割以上で最多。
・新社会人は、友達との会話やソーシャルメディア上で見聞きした言葉を検索する傾向。一方、バブル世代はニュースで見聞きした言葉をよく検索する傾向。
■店頭でのスマートフォン活用実態〜店頭での商品検索結果がその後の購買行動に大きく影響?
・新社会人の約半数とバブル世代の3割は、頻繁に、店頭の購入を検討している商品の目の前でスマートフォンを使って商品情報を見ている。
・店頭でスマートフォンを使い商品情報を調べた4割以上が、その商品の購入を見送った経験あり。
■スマホ消費の実態 〜4割以上が、スマートフォンを使って買い物をした経験あり〜
・両世代とも4割以上が、スマートフォン経由でショッピング(※アプリ、ゲーム除く)を経験。
・スマートフォン経由の1ヵ月の平均商品購入金額、新社会人:3,630円、バブル世代:
6,997円
≪調査概要≫
■調査対象 :
[1] 2013年3月に大学院・大学・短大・高専 または高校を卒業し、定職に就いている新卒社会人300人
[2] バブル期(1988年〜1990年)に大学院・大学・短大・高専または高校を卒業し、定職に就いている社会人300人
■調査手法 : インターネット調査
■調査期間 : 2013年6月8日(土)〜2013年6月20日(木)
■調査実施者 : 株式会社アイレップ
■調査目的 :
2012年末時点でのスマートフォン世帯保有率は49.5%で、前年の29.3%から大きく増加しており、今後もスマートフォン世帯保有率は増加していくものと思われる※1。そこで、スマートフォンの利用実態について調査し、デジタルマーケティング領域におけるユーザーの意識・行動分析を行うことで、情報流通の最適化の発展に寄与し、ユーザーと商品・サービスのベストマッチングを追求する一助とする。なお、今回の調査対象は、スマホネイティブ・デジタルネイティブといわれる新社会人世代とする。また、新社会人世代の比較対象として約四半世紀前のバブル期に社会人となった世代のスマートフォン利用実態につても調査を行う。
※1:総務省「平成24年通信利用動向調査」(平成25年6月)
調査結果のハイライト
≪全体概要≫
・今回の調査では、新社会人・バブル世代ともに、9割近くが1日1回以上、スマートフォンを使ってインターネットにアクセスしており、私生活や職場のあらゆるシーンでスマートフォンを使っている様子が伺えました。私生活では、両世代ともに8割以上が電車やバスの待ち時間にスマートフォンを利用していました。また、職場では、休憩中やランチ中のスマホ利用はもちろんのこと、バブル世代の4割近くが自分のデスクでスマートフォンを利用していました。この他、両世代とも、4人に1人は職場のトイレでもスマートフォンを利用しており、常に手放せない実態も明らかになっています。(図1〜図4)
・1日1回以上アクセスしているインターネットサービスについて、両世代で差があるものを見ると、新社会人はソーシャルメディアへのアクセス端末としてスマートフォンを使っている(新社会人:53.3%、バブル世代:27.3%)一方、バブル世代は最新ニュースを読む端末として活用している様子(新社会人:27.3%、バブル世代:41.3%)が伺えます。
(図5)
・アプリのインストール数で比較すると、新社会人のインストール数の平均が28個、バブル世代の方が平均32個と多い一方で、直近2ヶ月で実際に利用したアプリ数は、新社会人が13個、バブル世代が11個と、新社会人より少ない結果となっており、好奇心旺盛に消費を繰り広げたバブル世代が、ものは試しにと多くのアプリをインストールしている様子が伺えます。(図6,図7)
・わからない言葉があったときにどうするのかという点でも、新社会人とバブル世代では行動の差が現れました。新社会人は7割以上(72.0%)がスマートフォンですぐに検索するだけでなく、約3割(32.0%)が周囲の人に聞くなど、楽にすぐ答えがでる手段を採る傾向が見え、一方のバブル世代は、8割以上(85.3%)がPCを使っている最中なら検索するものの、スマートフォンで検索する人は約半数(52.7%)に留まりました。(図8〜図10)
・買い物シーンにおいても、スマートフォンが積極的に活用されています。新社会人の半数(50.0%)とバブル世代の3割弱(34.0%)は、店頭の購入を検討している商品の目の前でスマートフォンを使って商品情報を頻繁に調べており、両世代の4割以上が、商品情報を見た結果、その商品購入を見送った経験があり、約3割がその場で買わず、ネットでその商品を購入した経験がありました。また、両世代とも家電量販店の店頭で商品情報を調べることが多く、半数以上を占めていますが、それ以外の店舗に世代間の差が見られ、新社会人は本屋(25.3%)やドラッグストア(21.3%)などの店頭でも商品情報を調べている一方で、バブル世代はホームセンター・家具店(21.3%)で商品情報を調べていました。(図11〜図14)
・実際の商品の購入については、両世代とも4割以上が、スマートフォン経由で衣類・食品といったアプリやソーシャルゲームのアイテムなどを除いた商品やサービスを購入したことがあると回答。さらに、月に1回以上、商品を購入している人は、新社会人の約2割(19.7%)、バブル世代の1割弱(14.6%)を占めています。また、1ヵ月間の平均購入金額は、新社会人が3,630円、バブル世代が6,997円となっています。(図15,図16)
■商品ジャーナリスト 北村森氏のコメント
今回の調査結果について、商品ジャーナリスト(元・日経トレンディ編集長)で消費者動向に詳しい北村森氏は以下のようにコメントしています。
今回の調査結果には、新社会人とバブル世代それぞれの特徴がよく表れています。
例えば、スマートフォンを使ってわからないことを検索する人が両世代ともに過半数を超えており、「スマホで検索する」ことが一般的なことになっていることがわかりますが、新社会人の7割以上が当たり前のようにスマートフォンで検索するのに比べて、バブル世代では約半数に留まり、依然としてPCを使った検索を好む傾向があります。
新社会人が中学生・高校生の頃には、既に携帯電話によるメールやゲーム、インターネット接続が可能で、彼らの世代は、携帯電話のボタンを使った文字入力を、初めて自分の携帯電話の持った時から自然と行ってきました。
一方で、バブル世代は、ちょうど大学時代に卒業論文をワープロで作成することが一般的になり、20代後半になった頃から個人向けPCが普及し始めた世代で、ハードウェアキーボードに愛着があります。
この結果は、それぞれの世代がいつからどのようにデジタル機器に接してきたかを反映しているといえるでしょう。
今回の調査結果からは、それぞれの世代が、自分の生活様式や価値観に合わせてスマートフォンを使いこなしていることがわかります。スマートフォン広告市場が急速に拡大している中、こうしたスマートフォンユーザーの生活様式や価値観を的確に捉えることも、マーケティング上の重要なポイントだと考えます。
■株式会社アイレップ について
アイレップは広告主のマーケティングを最適化する「デジタルマーケティングエージェンシー」です。デジタル領域における、リスティング広告、運用型ディスプレイ広告、SEO(検索エンジン最適化)、SMO(ソーシャルメディア最適化)、Web 解析、LPO(ランディングページ最適化)まで、多様化する広告手法やデバイスに対応した質の高い専門サービスをワンストップで提供し、企業価値の向上に努めてまいります。
━━ 会社概要 ━━
【社名】 :株式会社アイレップ
【所在地】 :東京都千代田区永田町2丁目11番1号 山王パークタワー7F
【URL】 :http://www.irep.co.jp/
【代表者】 :紺野俊介
【設立年月】:1997年11月
【資本金】 :5億4,789万円 (2012年9月末現在)
【事業内容】:
◆デジタルマーケティング領域
・SEMサービス(PC/モバイル/スマートデバイス)
・運用型ディスプレイ広告
・ソーシャルメディアマーケティング
・アフェリエイトマーケティング
・インターネット広告
◆デジタルメディア領域
住宅展示場サイト(総合住宅展示場) http://www.jutakutenjijo.com/
食育メディアサイト(ちゃちゃめし) http://www.chachameshi.jp/