国際シンポジウム「知覚のプラトー 映像生態学の構築をめざして」立教大学新座キャンパスにて開催
[13/11/28]
提供元:共同通信PRワイヤー
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2013年11月28日
立教大学
立教大学心理芸術人文学研究所主催 国際シンポジウム
「知覚のプラトー 映像生態学の構築をめざして」
立教大学新座キャンパスにて開催
立教大学心理芸術人文学研究所(埼玉県新座市、所長:宇野邦一)は、12月に新座キャンパスにて、国際シンポジウム「知覚のプラトー:映像生態学の構築をめざして」を2回にわたって開催いたします。
新しい技術によるメディア、映像が人間をとりまく環境の重要なファクターになっている現代において、身体、知覚に何が起きているか、身体と生のイメージがどのように変容しているか探求することは、人文諸学のみならず、芸術表現にとっても大きな課題です。本シンポジウムでは、この課題にとって大きな問題提起を行った哲学者ジル・ドゥルーズ(1925-1995)および精神分析家フェリックス・ガタリ(1930−1992)の身体論、映像論を核として、「映像生態学」的研究の新たな方向を模索します。
■日 時:
第1回 2013年12月14日(土)、15日(日)13時〜19時
第2回 2013年12月27日(金)、28日(土)13時〜19時
■場 所:
立教大学新座キャンパス(埼玉県新座市北野1-2-26)
第1回:6号館2階N623教室(ロフト1)、第2回:6号館3階 N636教室(ロフト2)
■参加費:無料、予約不要、通訳あり
■講 師:
ローラ・U=マークス 氏(カナダ・Simon Fraser University教授)
クリスチーネ・グライナー 氏(ブラジル・サンパウロカトリック大学教授)
ペーター=パル・ペルバール 氏(ブラジル・サンパウロ大学教授)
ブライアン・マスミ 氏(カナダ・モントリオール大学教授)
ジョルジョ・パセローネ 氏(フランス・リール大学教授)
江川 隆男 氏(首都大学東京助教)
香山 リカ 氏(立教大学現代心理学部教授)
田崎 英明 氏(立教大学現代心理学部教授)
■特別ゲスト:
田中 泯氏(舞踊家)
諏訪 敦彦氏(映画監督、元東京造形大学学長)
■司 会:宇野 邦一(立教大学心理芸術人文学研究所長、現代心理学部映像身体学科教授)
■主 催:立教大学心理芸術人文学研究所
■共 催:立教大学現代心理学部
[講師/特別ゲスト プロフィール]
・ローラ・U=マークス(Laura U Marks)
カナダ,Simon Fraser University/ Visual Culture and PerformanceStudies教授 。Touch (University of Minessota Press), The skin offilm (Duke University Press), Enfoldment and Infinity: An Islamic
Genealogy of New Media Art (MIT Press)などの著書があり、映像表現を触覚的次元という面から探求しながら、近年はその成果をイスラム哲学と結びつけている。
・クリスチーネ・グライナー(Christine Greiner)
ブラジル、サンパウロカトリック大学記号学部教授。身体論や身体表現を主な研究領域にしており、『舞踏 ―進化の一つの思想』(1998)、『能と西洋』(2000)、『身体 ―学際的研究への示唆』(2005)などの著作をポルトガル語で出版している。
・ペーター=パル・ペルバール(Peter Pal Pelbart)
1956年生まれ。ブラジル、サンパウロカトリック大学教授。ドゥルーズとガタリの思想を研究しブラジルに導入する一方、統合失調症等セラピストでもあり、患者との演劇活動を続けてきた。狂気、時間、生政治学、ニヒリズムなどを主題としたポルトガル語の著作が多数ある。本年12月に立教大学招聘研究員として滞在の予定。
・ブライアン・マスミ(Brian Massumi)
1956年生まれ。カナダ、モントリオール大学教授、社会理論家、作家、哲学者。ジル・ドゥルーズとフェリックス・ガタリ共著『千のプラトー』の英訳者である。主な著作にA User's Guide to Capitalism and
Schizophrenia: Deviations from Deleuze and Guattari (MIT Press,1992)、Parables for the virtual(Duke University Press, 2002),Semblance and Event: Activist Philosophy and the Occurrent Arts(MIT Press, 2011)がある。
・ジョルジョ・パセローネ(Giorgio Passerone)
フランス、リール第3大学教授。イタリア文学、現代思想、映画を研究する。『ダンテ、生の地図学』、『パゾリーニの移動』(Rene Schererとの共著)などの著書があるほか、映画監督ジャン=マリー・ストローブの作品制作にも参加し、俳優として出演している。
・江川 隆男(えがわ たかお)
哲学者、首都大学東京都市教養学部助教、著作に『存在と差異―ドゥルーズの超越論的経験論』、『死の哲学』、『超人の論理』などがある。
・香山 リカ(かやま りか)
立教大学現代心理学部教授。精神科医。『多重化するリアル―心と社会の解離論』、『絆ストレス「 つながりたい」という病』、『「独裁」入門』など多数の著書がある。
・田崎 英明(たざき ひであき)
立教大学現代心理学部教授。著書に『ジェンダー/セクシュアリティ』、『無能な者たちの共同体』などがある。
・田中 泯(たなか みん)
舞踊家、独自の即興ソロダンスを世界各地で繰り広げてきた。「たそがれ清兵衛」(山田洋次監督)など、映画・テレビでの出演も多い。近著に『意身伝心』(共著)がある。フェリックス・ガタリの参与するラボルド精神病院でダンスするなど、共同作業を行なったこともある。
・諏訪 敦彦(すわ のぶひろ)
映画監督。主な監督作品に『2/デュオ』,『M/OTHER』,『H story 』,『不完全なふたり』,『パリ、ジュテーム』,『ユキとニナ』がある。
立教大学
立教大学心理芸術人文学研究所主催 国際シンポジウム
「知覚のプラトー 映像生態学の構築をめざして」
立教大学新座キャンパスにて開催
立教大学心理芸術人文学研究所(埼玉県新座市、所長:宇野邦一)は、12月に新座キャンパスにて、国際シンポジウム「知覚のプラトー:映像生態学の構築をめざして」を2回にわたって開催いたします。
新しい技術によるメディア、映像が人間をとりまく環境の重要なファクターになっている現代において、身体、知覚に何が起きているか、身体と生のイメージがどのように変容しているか探求することは、人文諸学のみならず、芸術表現にとっても大きな課題です。本シンポジウムでは、この課題にとって大きな問題提起を行った哲学者ジル・ドゥルーズ(1925-1995)および精神分析家フェリックス・ガタリ(1930−1992)の身体論、映像論を核として、「映像生態学」的研究の新たな方向を模索します。
■日 時:
第1回 2013年12月14日(土)、15日(日)13時〜19時
第2回 2013年12月27日(金)、28日(土)13時〜19時
■場 所:
立教大学新座キャンパス(埼玉県新座市北野1-2-26)
第1回:6号館2階N623教室(ロフト1)、第2回:6号館3階 N636教室(ロフト2)
■参加費:無料、予約不要、通訳あり
■講 師:
ローラ・U=マークス 氏(カナダ・Simon Fraser University教授)
クリスチーネ・グライナー 氏(ブラジル・サンパウロカトリック大学教授)
ペーター=パル・ペルバール 氏(ブラジル・サンパウロ大学教授)
ブライアン・マスミ 氏(カナダ・モントリオール大学教授)
ジョルジョ・パセローネ 氏(フランス・リール大学教授)
江川 隆男 氏(首都大学東京助教)
香山 リカ 氏(立教大学現代心理学部教授)
田崎 英明 氏(立教大学現代心理学部教授)
■特別ゲスト:
田中 泯氏(舞踊家)
諏訪 敦彦氏(映画監督、元東京造形大学学長)
■司 会:宇野 邦一(立教大学心理芸術人文学研究所長、現代心理学部映像身体学科教授)
■主 催:立教大学心理芸術人文学研究所
■共 催:立教大学現代心理学部
[講師/特別ゲスト プロフィール]
・ローラ・U=マークス(Laura U Marks)
カナダ,Simon Fraser University/ Visual Culture and PerformanceStudies教授 。Touch (University of Minessota Press), The skin offilm (Duke University Press), Enfoldment and Infinity: An Islamic
Genealogy of New Media Art (MIT Press)などの著書があり、映像表現を触覚的次元という面から探求しながら、近年はその成果をイスラム哲学と結びつけている。
・クリスチーネ・グライナー(Christine Greiner)
ブラジル、サンパウロカトリック大学記号学部教授。身体論や身体表現を主な研究領域にしており、『舞踏 ―進化の一つの思想』(1998)、『能と西洋』(2000)、『身体 ―学際的研究への示唆』(2005)などの著作をポルトガル語で出版している。
・ペーター=パル・ペルバール(Peter Pal Pelbart)
1956年生まれ。ブラジル、サンパウロカトリック大学教授。ドゥルーズとガタリの思想を研究しブラジルに導入する一方、統合失調症等セラピストでもあり、患者との演劇活動を続けてきた。狂気、時間、生政治学、ニヒリズムなどを主題としたポルトガル語の著作が多数ある。本年12月に立教大学招聘研究員として滞在の予定。
・ブライアン・マスミ(Brian Massumi)
1956年生まれ。カナダ、モントリオール大学教授、社会理論家、作家、哲学者。ジル・ドゥルーズとフェリックス・ガタリ共著『千のプラトー』の英訳者である。主な著作にA User's Guide to Capitalism and
Schizophrenia: Deviations from Deleuze and Guattari (MIT Press,1992)、Parables for the virtual(Duke University Press, 2002),Semblance and Event: Activist Philosophy and the Occurrent Arts(MIT Press, 2011)がある。
・ジョルジョ・パセローネ(Giorgio Passerone)
フランス、リール第3大学教授。イタリア文学、現代思想、映画を研究する。『ダンテ、生の地図学』、『パゾリーニの移動』(Rene Schererとの共著)などの著書があるほか、映画監督ジャン=マリー・ストローブの作品制作にも参加し、俳優として出演している。
・江川 隆男(えがわ たかお)
哲学者、首都大学東京都市教養学部助教、著作に『存在と差異―ドゥルーズの超越論的経験論』、『死の哲学』、『超人の論理』などがある。
・香山 リカ(かやま りか)
立教大学現代心理学部教授。精神科医。『多重化するリアル―心と社会の解離論』、『絆ストレス「 つながりたい」という病』、『「独裁」入門』など多数の著書がある。
・田崎 英明(たざき ひであき)
立教大学現代心理学部教授。著書に『ジェンダー/セクシュアリティ』、『無能な者たちの共同体』などがある。
・田中 泯(たなか みん)
舞踊家、独自の即興ソロダンスを世界各地で繰り広げてきた。「たそがれ清兵衛」(山田洋次監督)など、映画・テレビでの出演も多い。近著に『意身伝心』(共著)がある。フェリックス・ガタリの参与するラボルド精神病院でダンスするなど、共同作業を行なったこともある。
・諏訪 敦彦(すわ のぶひろ)
映画監督。主な監督作品に『2/デュオ』,『M/OTHER』,『H story 』,『不完全なふたり』,『パリ、ジュテーム』,『ユキとニナ』がある。