東日本大震災被災5県581高校に『早稲田大学ブックレット《「震災後」に考える》』続刊分を寄贈
[13/12/11]
提供元:共同通信PRワイヤー
提供元:共同通信PRワイヤー
2013-12-11
早稲田大学広報室広報課
東日本大震災 被災5県の581高等学校に
『早稲田大学ブックレット《「震災後」に考える》』続刊分を
昨年に引き続き寄贈
このたび、早稲田大学東日本大震災復興支援室(室長:鎌田薫総長)では、昨年度に引き続き『早稲田大学ブックレット《「震災後」に考える》』の2013年刊行分7巻を、特に甚大な被災に遭われた5県(青森・岩手・宮城・福島・茨城)の全高等学校581校(高等学校分校・高等専門学校・特別支援学校を含む)に寄贈いたしました。昨年度の寄贈分と併せ、計33巻のブックレットが各高等学校の図書室等に配架され、生徒や教職員の方々に活用されることになります。
本学では、震災1か月後の4月に「東日本大震災復興支援室」を設置し、研究による復興支援、ボランティアによる被災地復興支援、被災学生支援等の活動を今日まで継続して行っています。その一環として、2011年11月より早稲田大学出版部において《ブックレット「震災後」に考える》シリーズの刊行を開始しました。本ブックレットは、本学学生・教職員等による専門分野を超えた多彩な研究・支援プロジェクトを通じ得た知見・思索・活動を、広く社会に提供することで、復興に貢献することを目的としています。各巻の著者である本学教職員や学生、卒業生等は、いずれも災害の事実とそれへの対応の過程をしっかりと捉え、そこを出発点として考えを深めながら、希望に溢れた明日を導く活動の一助となりたいという思いを本ブックレットに込めています。
復興の現場で奮闘している生徒や教職員の方々に、本ブックレットが何らかのお役に立つことができれば、専門知を生み出し提供する役割を担う大学として望外の喜びです。
なお、本ブックレットの寄贈、および本学の復興支援活動は、本学の教育・研究活動に伴う各種事業への恒常的な財政的支援を目的とした「WASEDAサポーターズ倶楽部」の篤いご支援により実現しております。
■宮城県気仙沼高等学校 小山淳校長からのメッセージ
はじめに、これまでの本校への様々なご支援とご協力に心から感謝いたします。本校生は、支援への感謝や恩返し、復興への思いを胸に、元気な躍動を始めています。
震災から3年目を迎え、復興と未来に向かって力強く学び行動する若者を育てるため、本校は新たな歩みを進めなければなりません。震災経験を受容し、能動へと変容しなければなりません。
そう考えるとき、このブックレットは次の2点において、我々を強く後押ししてくれます。
第1に、記録として我々の受容を促してくれます。多様で複雑な大震災・福島第一原発事故とその影響を、断片に陥らず塊として認識し考えることを後押ししてくれます。第2に、記載されているボランティア学生の姿が、被災地としての「能動」を考えさせてくれます。本校も、生徒への学習支援や文化祭での音楽交流等のボランティアによって、多くの早大生とふれあう機会を得ています。被災地での活動による彼らの変容が、若者の体験による学びの大切さを教えるとともに、若者の新鮮な視線が、被災地の内にいては見えないものを気づかせ、復興への新たな視座を与えてくれます。
我々は、苦しい状況に未だある方々を忘れずに、新たな一歩を踏み出そうと思います。
【リンク】
・早稲田大学ブックレット http://www.waseda-up.co.jp/cat649/
・復興支援に充当される「WASEDAサポーターズ倶楽部寄付金」について http://www.waseda.jp/jp/news13/130416_supporters.html
・早稲田大学平山郁夫記念ボランティアセンター(WAVOC)東日本大震災復興支援プロジェクト http://www.waseda.jp/wavoc/support/
早稲田大学広報室広報課
東日本大震災 被災5県の581高等学校に
『早稲田大学ブックレット《「震災後」に考える》』続刊分を
昨年に引き続き寄贈
このたび、早稲田大学東日本大震災復興支援室(室長:鎌田薫総長)では、昨年度に引き続き『早稲田大学ブックレット《「震災後」に考える》』の2013年刊行分7巻を、特に甚大な被災に遭われた5県(青森・岩手・宮城・福島・茨城)の全高等学校581校(高等学校分校・高等専門学校・特別支援学校を含む)に寄贈いたしました。昨年度の寄贈分と併せ、計33巻のブックレットが各高等学校の図書室等に配架され、生徒や教職員の方々に活用されることになります。
本学では、震災1か月後の4月に「東日本大震災復興支援室」を設置し、研究による復興支援、ボランティアによる被災地復興支援、被災学生支援等の活動を今日まで継続して行っています。その一環として、2011年11月より早稲田大学出版部において《ブックレット「震災後」に考える》シリーズの刊行を開始しました。本ブックレットは、本学学生・教職員等による専門分野を超えた多彩な研究・支援プロジェクトを通じ得た知見・思索・活動を、広く社会に提供することで、復興に貢献することを目的としています。各巻の著者である本学教職員や学生、卒業生等は、いずれも災害の事実とそれへの対応の過程をしっかりと捉え、そこを出発点として考えを深めながら、希望に溢れた明日を導く活動の一助となりたいという思いを本ブックレットに込めています。
復興の現場で奮闘している生徒や教職員の方々に、本ブックレットが何らかのお役に立つことができれば、専門知を生み出し提供する役割を担う大学として望外の喜びです。
なお、本ブックレットの寄贈、および本学の復興支援活動は、本学の教育・研究活動に伴う各種事業への恒常的な財政的支援を目的とした「WASEDAサポーターズ倶楽部」の篤いご支援により実現しております。
■宮城県気仙沼高等学校 小山淳校長からのメッセージ
はじめに、これまでの本校への様々なご支援とご協力に心から感謝いたします。本校生は、支援への感謝や恩返し、復興への思いを胸に、元気な躍動を始めています。
震災から3年目を迎え、復興と未来に向かって力強く学び行動する若者を育てるため、本校は新たな歩みを進めなければなりません。震災経験を受容し、能動へと変容しなければなりません。
そう考えるとき、このブックレットは次の2点において、我々を強く後押ししてくれます。
第1に、記録として我々の受容を促してくれます。多様で複雑な大震災・福島第一原発事故とその影響を、断片に陥らず塊として認識し考えることを後押ししてくれます。第2に、記載されているボランティア学生の姿が、被災地としての「能動」を考えさせてくれます。本校も、生徒への学習支援や文化祭での音楽交流等のボランティアによって、多くの早大生とふれあう機会を得ています。被災地での活動による彼らの変容が、若者の体験による学びの大切さを教えるとともに、若者の新鮮な視線が、被災地の内にいては見えないものを気づかせ、復興への新たな視座を与えてくれます。
我々は、苦しい状況に未だある方々を忘れずに、新たな一歩を踏み出そうと思います。
【リンク】
・早稲田大学ブックレット http://www.waseda-up.co.jp/cat649/
・復興支援に充当される「WASEDAサポーターズ倶楽部寄付金」について http://www.waseda.jp/jp/news13/130416_supporters.html
・早稲田大学平山郁夫記念ボランティアセンター(WAVOC)東日本大震災復興支援プロジェクト http://www.waseda.jp/wavoc/support/