最新Teradataデータベースの洗練された技術がビッグデータの「キャズム」を超える
[14/04/10]
提供元:共同通信PRワイヤー
提供元:共同通信PRワイヤー
2014年4月10日
日本テラデータ株式会社
最新Teradataデータベースの洗練された技術がビッグデータの「キャズム」を超える
ー企業は、複数のシステム、分析手法、プログラミング言語、そして多様なデータ種別を活用可能にー
[2014年4月7日にテラデータ・コーポレーションより発表されたプレスリリースの翻訳です]
プラハおよびカリフォルニア州サンディエゴ発 ― 劇的な変化が、単一のデータウェアハウスから、複数のシステム、分析技法、プログラミング言語、そして多様なデータ種別を扱う論理データウェアハウスへと業界を動かします。データ分析プラットフォーム、マーケティング・アプリケーションおよびサービスの世界的なリーダー企業であるテラデータ・コーポレーション(NYSE: TDC、以下テラデータ)は、論理データウェアハウスを約束する、進化した Teradata Database 15 を 4月7日(現地時間)に発表しました。
「テラデータは、Teradata Database 15 により、すべてのユーザーに俊敏性と流動性の高い体験をお届けするというビジョンを提供します」Teradata Labs のプレジデント Scott Gnau はこのように述べています。 「ユーザーは、複数のシステムにわたって問いかけられるべき分析クエリーを 1つに取りまとめることができ、JSONデータを組み込んで使用することができ、SQL以外の言語をデータベース内で書いて実行し、さらには新たな分析を活用することができるようになりました。 Teradata Database 15 は、Unified Data Architecture の約束を果たし、ユーザーがあらゆるデータにアクセスして見られるようにすることで、新しい強力な洞察の獲得を実現します。 テラデータの安定した技術が、これらを可能にします」
テラデータの革新的な技術によって、企業は、単一のデータウェアハウスから論理データウェアハウスへと、キャズムを超えて進むことができます。
・単一データベースに対するクエリー → 複数のデータベースやソースに対するクエリー
・SQL→ SQL, Java, Perl, Ruby, Python, R
・構造化データ → 構造化及び多構造化データ(XML, JSON, アクセスログ)
・ビジネスユーザー → ビジネスユーザー及び開発者
・レポーティング/非定型検索 → レポーティング/非定型検索に加え、約1,000におよぶインデータベース分析アルゴリズム
・ディスクへのデータ蓄積 → ディスクおよび SSDへのデータ蓄積
・行ベースでのデータ蓄積 → 行/列のハイブリッドデータ蓄積
Teradata Database 15 では、分析に力を与える新たな機能が提供されます。 新しいソフトウェア製品 Teradata QueryGrid は、Teradata Unified Data Architecture の内外で仮想コンピューティング機能を提供します。これによって企業は、複数のシステムにわたってアクセスし、分析クエリーを実行、処理できるようになります。 また、JSONの統合により、企業は、即時にデータを取得および使用して、分析とイノベーションを支援することができます。 ユーザーが作成した SQL と SQL以外の言語を並列でデータベース内に埋め込んで実行することにより、アプリケーション開発者が必要としているアーキテクチャの柔軟性の向上が実現します。 さらに、Teradataデータベースにおいては、テンポラル機能が強化され、3次元(3-D)表現と地理空間データの処理機能が追加され、ワークロード管理とシステムの可用性の機能が強化されています。
■JSON: 動的データへの適応
テラデータは企業に対して JSON(Java Script Object Notation)形式のデータをデータウェアハウスに取り込む機能を提供しました。これは大きな進化です。なぜなら JSON は Internet of Things(モノのインターネット)、つまり世界中に存在している数百万ものセンサーや埋め込み型マイクロプロセッサーから収集されるデータにおける、主要な形式であるからです。JSONデータをネイティブな構造のまま分析することで、多大な俊敏性が企業にもたらされ、ソースから新たなデータが生成され次第、動的なデータに適応し、改善したビジネス・モデルを実装することが可能になります。 新たな種類のデータを JSON形式で取得する際に、データベースの再設計や物理的なテーブルの変更を行なう必要はなく、それらの作業のために労力や時間をかける必要もありません。 Teradataデータベースは、Schema-on-Read(読み取り時のスキーマ定義)とSchema-on-Write(書き込み時のスキーマ定義)を両方利用可能にする能力によって柔軟性を提供し、データウェアハウス内外でデータを取得する際の俊敏性と、摩擦のない円滑な体験を企業にもたらします。 データベースの根幹部分で JSON を統合しているため、企業は Teradataデータベースの機能を JSONデータの分析にそのまま適用することができます。
■アーキテクチャの柔軟性: アプリケーション開発者にもたらされる自由
分析が進化するのに合わせて、テラデータでは、相互に異なる要件を抱えているアプリケーション開発者とプログラマの両方に力を与えることに焦点を合わせています。 アプリケーション開発者が利用する一連のツール、技法、プログラミング言語は、ビジネス・インテリジェンスSQLプログラマとは異なります。 Teradata Database 15 の強化機能により、アプリケーション開発者は、広範囲で多様なデータと柔軟性の高いアプリケーション・アーキテクチャにアクセスして、堅牢な開発環境を利用できるようになります。その際に、新しい並列プログラミング・スキルを習得する必要はありません。 開発者は、多様なスクリプト言語(Perl、Ruby、Python、R)を選択できるようになりました。 アプリケーション開発者とビジネス・インテリジェンスSQLプログラマの両方が、サイロ化したサーバーからデータを抽出することなく、Teradataデータベースのパフォーマンス上の利点をいかして、アプリケーションの開発、埋め込み、実行をデータベース内で行なうことができます。
■企業内全体をまたがる連携
データベースや分析環境の進化に応じて、ユーザーは分析プラットフォーム間のインテリジェントなリンクを必要としています。 QueryGrid機能が搭載された Teradata Database 15 では、オープンソースの Hadoop との間での双方向のデータ移動およびプッシュダウン処理が可能です。 Teradataデータベースからクエリーを開始し、Hadoop環境にあるデータのサブセットにアクセスしてフィルタリングしてから、Teradataデータベースにデータのサブセットを返すことが可能になります。これらはすべて IT の介入なしに実行できます。 これにより、Teradataデータベース内でのデータ分析が可能になり、現時点でデータウェアハウス内に格納されていないデータでも利用できるようになります。 このような連携は、Teradata Unified Data Architecture、または Gartner が提唱している論理データウェアハウスの中だけでなく、UDA の枠を越え、外部の他のデータベースにもリンクします。
■3-D関連のビジネス上の質問への回答
テラデータは、インデータベースの 3次元(3-D)地理空間およびテンポラル分析機能を拡張しました。 地理空間分析機能には、高さまたは高度を表現して場所やオブジェクトの相対的な高さを分析する「z座標※」が含まれるようになりました。 地理空間分析用の関数に 3-Dロジックが組み込まれたため、ユーザーは、3-Dに関連するビジネス上の質問をすることができます。 例えば、通信会社は、通話品質に影響を与える携帯電話基地局周辺の障害物の高さを測定できます。 損害保険会社は、水害地帯の輪郭を描いてから、被保険家屋における洪水の水深に基づいて潜在的な金銭的損失を計算することができます。 さらに、Teradata のテンポラル構文が基準に準拠するようになり、Teradataデータベースでの一部のテンポラル・クエリーのパフォーマンスが大幅に向上します。これによってユーザーは、さらに多くのクエリーを実行して、時間に関連するビジネス上の質問への回答を得ることができます。
※ z座標:x座標、y座標に続く3次元目の座標
■システムの強化機能
広範囲の可用性およびサポート能力の機能により、Teradataデータベースは従来にも増して信頼性が高くなり、使いやすくなりました。システムは、高いレベルの可用性で機能します。そして強化機能によって、実施したいときにクエリーを実行することが可能になります。 さらに、Teradataカストマー・サービスのエキスパートは、問題が発生した際に、以前よりも迅速に問題を特定して修正できるようになりました。 Teradata Active System Management (TASM)と Integrated Workload Management がサポートする多様な強化機能も提供されます。 これらの機能により、制御が向上し、企業は自身の目標とワークロード基準に一層合ったガイドラインを設定して、リソースを共有できるようになります。
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本リリースのウェブサイト: http://www.teradata-j.com/press/2014/20140410_02.html
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Teradata Corporationについて
テラデータ・コーポレーションは、統合データウェアハウス、ビッグデータ分析、およびビジネスアプリケーションにフォーカスした、データ分析ソリューション分野における世界最大規模の企業です。革新的な製品とサービスによってデータ統合とビジネスの洞察力を実現し、企業を競争優位へと導くベストな意思決定を可能にします。
http://www.teradata.com/
日本テラデータについて
日本テラデータ株式会社はテラデータ・コーポレーションの日本法人です。データベース・ソフトウェアおよび関連製品を中心に、ハードウェア・プラットフォーム、データウェアハウスに関するコンサルティング、構築支援、教育、メンテナンスサポートなど各種サービスを提供しています。
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Teradataは、米国テラデータ・コーポレーションの米国およびその他各国における商標または登録商標です。
日本テラデータ株式会社
最新Teradataデータベースの洗練された技術がビッグデータの「キャズム」を超える
ー企業は、複数のシステム、分析手法、プログラミング言語、そして多様なデータ種別を活用可能にー
[2014年4月7日にテラデータ・コーポレーションより発表されたプレスリリースの翻訳です]
プラハおよびカリフォルニア州サンディエゴ発 ― 劇的な変化が、単一のデータウェアハウスから、複数のシステム、分析技法、プログラミング言語、そして多様なデータ種別を扱う論理データウェアハウスへと業界を動かします。データ分析プラットフォーム、マーケティング・アプリケーションおよびサービスの世界的なリーダー企業であるテラデータ・コーポレーション(NYSE: TDC、以下テラデータ)は、論理データウェアハウスを約束する、進化した Teradata Database 15 を 4月7日(現地時間)に発表しました。
「テラデータは、Teradata Database 15 により、すべてのユーザーに俊敏性と流動性の高い体験をお届けするというビジョンを提供します」Teradata Labs のプレジデント Scott Gnau はこのように述べています。 「ユーザーは、複数のシステムにわたって問いかけられるべき分析クエリーを 1つに取りまとめることができ、JSONデータを組み込んで使用することができ、SQL以外の言語をデータベース内で書いて実行し、さらには新たな分析を活用することができるようになりました。 Teradata Database 15 は、Unified Data Architecture の約束を果たし、ユーザーがあらゆるデータにアクセスして見られるようにすることで、新しい強力な洞察の獲得を実現します。 テラデータの安定した技術が、これらを可能にします」
テラデータの革新的な技術によって、企業は、単一のデータウェアハウスから論理データウェアハウスへと、キャズムを超えて進むことができます。
・単一データベースに対するクエリー → 複数のデータベースやソースに対するクエリー
・SQL→ SQL, Java, Perl, Ruby, Python, R
・構造化データ → 構造化及び多構造化データ(XML, JSON, アクセスログ)
・ビジネスユーザー → ビジネスユーザー及び開発者
・レポーティング/非定型検索 → レポーティング/非定型検索に加え、約1,000におよぶインデータベース分析アルゴリズム
・ディスクへのデータ蓄積 → ディスクおよび SSDへのデータ蓄積
・行ベースでのデータ蓄積 → 行/列のハイブリッドデータ蓄積
Teradata Database 15 では、分析に力を与える新たな機能が提供されます。 新しいソフトウェア製品 Teradata QueryGrid は、Teradata Unified Data Architecture の内外で仮想コンピューティング機能を提供します。これによって企業は、複数のシステムにわたってアクセスし、分析クエリーを実行、処理できるようになります。 また、JSONの統合により、企業は、即時にデータを取得および使用して、分析とイノベーションを支援することができます。 ユーザーが作成した SQL と SQL以外の言語を並列でデータベース内に埋め込んで実行することにより、アプリケーション開発者が必要としているアーキテクチャの柔軟性の向上が実現します。 さらに、Teradataデータベースにおいては、テンポラル機能が強化され、3次元(3-D)表現と地理空間データの処理機能が追加され、ワークロード管理とシステムの可用性の機能が強化されています。
■JSON: 動的データへの適応
テラデータは企業に対して JSON(Java Script Object Notation)形式のデータをデータウェアハウスに取り込む機能を提供しました。これは大きな進化です。なぜなら JSON は Internet of Things(モノのインターネット)、つまり世界中に存在している数百万ものセンサーや埋め込み型マイクロプロセッサーから収集されるデータにおける、主要な形式であるからです。JSONデータをネイティブな構造のまま分析することで、多大な俊敏性が企業にもたらされ、ソースから新たなデータが生成され次第、動的なデータに適応し、改善したビジネス・モデルを実装することが可能になります。 新たな種類のデータを JSON形式で取得する際に、データベースの再設計や物理的なテーブルの変更を行なう必要はなく、それらの作業のために労力や時間をかける必要もありません。 Teradataデータベースは、Schema-on-Read(読み取り時のスキーマ定義)とSchema-on-Write(書き込み時のスキーマ定義)を両方利用可能にする能力によって柔軟性を提供し、データウェアハウス内外でデータを取得する際の俊敏性と、摩擦のない円滑な体験を企業にもたらします。 データベースの根幹部分で JSON を統合しているため、企業は Teradataデータベースの機能を JSONデータの分析にそのまま適用することができます。
■アーキテクチャの柔軟性: アプリケーション開発者にもたらされる自由
分析が進化するのに合わせて、テラデータでは、相互に異なる要件を抱えているアプリケーション開発者とプログラマの両方に力を与えることに焦点を合わせています。 アプリケーション開発者が利用する一連のツール、技法、プログラミング言語は、ビジネス・インテリジェンスSQLプログラマとは異なります。 Teradata Database 15 の強化機能により、アプリケーション開発者は、広範囲で多様なデータと柔軟性の高いアプリケーション・アーキテクチャにアクセスして、堅牢な開発環境を利用できるようになります。その際に、新しい並列プログラミング・スキルを習得する必要はありません。 開発者は、多様なスクリプト言語(Perl、Ruby、Python、R)を選択できるようになりました。 アプリケーション開発者とビジネス・インテリジェンスSQLプログラマの両方が、サイロ化したサーバーからデータを抽出することなく、Teradataデータベースのパフォーマンス上の利点をいかして、アプリケーションの開発、埋め込み、実行をデータベース内で行なうことができます。
■企業内全体をまたがる連携
データベースや分析環境の進化に応じて、ユーザーは分析プラットフォーム間のインテリジェントなリンクを必要としています。 QueryGrid機能が搭載された Teradata Database 15 では、オープンソースの Hadoop との間での双方向のデータ移動およびプッシュダウン処理が可能です。 Teradataデータベースからクエリーを開始し、Hadoop環境にあるデータのサブセットにアクセスしてフィルタリングしてから、Teradataデータベースにデータのサブセットを返すことが可能になります。これらはすべて IT の介入なしに実行できます。 これにより、Teradataデータベース内でのデータ分析が可能になり、現時点でデータウェアハウス内に格納されていないデータでも利用できるようになります。 このような連携は、Teradata Unified Data Architecture、または Gartner が提唱している論理データウェアハウスの中だけでなく、UDA の枠を越え、外部の他のデータベースにもリンクします。
■3-D関連のビジネス上の質問への回答
テラデータは、インデータベースの 3次元(3-D)地理空間およびテンポラル分析機能を拡張しました。 地理空間分析機能には、高さまたは高度を表現して場所やオブジェクトの相対的な高さを分析する「z座標※」が含まれるようになりました。 地理空間分析用の関数に 3-Dロジックが組み込まれたため、ユーザーは、3-Dに関連するビジネス上の質問をすることができます。 例えば、通信会社は、通話品質に影響を与える携帯電話基地局周辺の障害物の高さを測定できます。 損害保険会社は、水害地帯の輪郭を描いてから、被保険家屋における洪水の水深に基づいて潜在的な金銭的損失を計算することができます。 さらに、Teradata のテンポラル構文が基準に準拠するようになり、Teradataデータベースでの一部のテンポラル・クエリーのパフォーマンスが大幅に向上します。これによってユーザーは、さらに多くのクエリーを実行して、時間に関連するビジネス上の質問への回答を得ることができます。
※ z座標:x座標、y座標に続く3次元目の座標
■システムの強化機能
広範囲の可用性およびサポート能力の機能により、Teradataデータベースは従来にも増して信頼性が高くなり、使いやすくなりました。システムは、高いレベルの可用性で機能します。そして強化機能によって、実施したいときにクエリーを実行することが可能になります。 さらに、Teradataカストマー・サービスのエキスパートは、問題が発生した際に、以前よりも迅速に問題を特定して修正できるようになりました。 Teradata Active System Management (TASM)と Integrated Workload Management がサポートする多様な強化機能も提供されます。 これらの機能により、制御が向上し、企業は自身の目標とワークロード基準に一層合ったガイドラインを設定して、リソースを共有できるようになります。
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本リリースのウェブサイト: http://www.teradata-j.com/press/2014/20140410_02.html
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Teradata Corporationについて
テラデータ・コーポレーションは、統合データウェアハウス、ビッグデータ分析、およびビジネスアプリケーションにフォーカスした、データ分析ソリューション分野における世界最大規模の企業です。革新的な製品とサービスによってデータ統合とビジネスの洞察力を実現し、企業を競争優位へと導くベストな意思決定を可能にします。
http://www.teradata.com/
日本テラデータについて
日本テラデータ株式会社はテラデータ・コーポレーションの日本法人です。データベース・ソフトウェアおよび関連製品を中心に、ハードウェア・プラットフォーム、データウェアハウスに関するコンサルティング、構築支援、教育、メンテナンスサポートなど各種サービスを提供しています。
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Teradataは、米国テラデータ・コーポレーションの米国およびその他各国における商標または登録商標です。