省エネ超大型シーリングファン ハワイアンズで本格稼動開始
[14/04/30]
提供元:共同通信PRワイヤー
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2014年4月30日
常磐興産株式会社
スパリゾートハワイアンズ
省エネ超大型シーリングファン
ハワイアンズで本格稼動開始
大幅な省エネと館内温度管理による快適性の向上を実現
常磐興産株式会社では、豊田通商株式会社(本社:名古屋市)およびグループ会社の株式会社豊通マシナリーが日本総代理店を務める米国のBig Ass Solutions (ビッグアスソリューション、本社:米国ケンタッキー州レキシントン市)の省エネ超大型シーリングファン(以下、ビッグアスファン)3機を、当社が運営するスパリゾートハワイアンズ内「ウォーターパーク」に設置し共同実証実験を続けてまいりましたが、このほど一定の効果が確認できたことを受け、4月30日(水)にホテルハワイアンズで寄贈式を行うとともに、本格稼働を開始しました。
ビッグアスファンは、HVLS(大風量低速)ファンと呼ばれる、流体力学を応用した直径1.8〜7.3m の巨大な羽根を少ない電力で低速回転させ、広域空間全体に大風量の気流を生み出す、省エネ効果とデザイン性に優れた新タイプのファンです。多段階の回転数調整が可能で、季節・ニーズに応じて多様な空間を実現します。
スパリゾートハワイアンズの巨大ドーム「ウォーターパーク」では、年間を通して室温28℃を保つため、環境に考慮した太陽光の活用や温泉熱の再利用を推進してきましたが、施設空間があまりに大きいため、空調コストの削減は積年の課題となっていました。新しく設置されたビッグアスファンは、年間約1,000万円の省エネ効果を達成できるうえに、冬季には、天井付近にたまる暖房熱を、ゆっくりとした回転で冷感を発生させずに効率的に下降させ、館内を温かく保ちます。また夏季は、回転速度を上げ気流を発生させることで、体感温度を下げます。このようにコスト削減のみならず、一年を通して来場者の快適性を高めることが可能となります。
寄贈式では、豊田通商株式会社の大井祐一・常務取締役が「私ども豊田通商グループは、空調課題の解決を通して、震災復興の象徴的存在であるスパリゾートハワイアンズの復興再建に微力ながら協力できること、そしてここ福島県から、新しい省エネの形を発信できることに、非常に大きな意味を持つと考えています。ビッグアスファンが、日本のエネルギーおよび環境課題の解決に、新しい風を吹き込み、貢献できることを願っています」と述べました。常磐興産株式会社常務取締役・豊田和夫は、「長年の課題であった省エネルギーと快適環境を同時に提供できる設備を寄贈いただき深く感謝しています。来年迎える施設開業50周年の節目におきまして、ビッグアスファンの活用をはじめ、省エネ、お客様への環境改善、温暖化対策を経営目標に掲げ、人と地球に優しいレジャー施設にしていきたい」と語りました。
最後にビッグアスファンを米国で発掘したグローバル部品・ロジスティックス本部営業開発部の加藤慶之氏からは、設備導入の背景から実証実験の成果報告にいたるなかで、ビッグアスファンカンパニーの創業者兼CEOのケアリー・スミス氏からのメッセージが伝えられました。「震災後に福島が直面した問題は、節電・省エネへの意識を国全体の動きに変えました。しかし過度なレベルになっては、人々に快適性の犠牲を強いてしまいます。自然の気流を活用して省エネルギーと快適性を追求したビッグアスファンが、スパリゾートハワイアンズのお客様への快適な空間作りに役立てること、そして復興の過程にある福島へより多くの観光客が戻ってくることを願っています」
スパリゾートハワイアンズは、ビッグアスファンの本格稼働に合わせ、新たに施設内の“エネルギーの見える化プロジェクト”も始動させました。効率のよい空冷ヒートポンプの導入をはじめ、さらなる温泉熱回収装置の増設などにより省エネを行い、年間約1,600ton(現状の10%)のCO2削減を目指しています。(巨大ドームの7個分の体積に相当)。また施設各所でエネルギーの使用量がモニターできるシステムを導入するとともにエネルギー使用量の数値目標を設定し、週単位で成果を検証していきます。今後も設立当初から一貫している地球環境にもやさしいリゾートを目指して、本格的な省エネ対策を推進してまいります。
常磐興産株式会社
スパリゾートハワイアンズ
省エネ超大型シーリングファン
ハワイアンズで本格稼動開始
大幅な省エネと館内温度管理による快適性の向上を実現
常磐興産株式会社では、豊田通商株式会社(本社:名古屋市)およびグループ会社の株式会社豊通マシナリーが日本総代理店を務める米国のBig Ass Solutions (ビッグアスソリューション、本社:米国ケンタッキー州レキシントン市)の省エネ超大型シーリングファン(以下、ビッグアスファン)3機を、当社が運営するスパリゾートハワイアンズ内「ウォーターパーク」に設置し共同実証実験を続けてまいりましたが、このほど一定の効果が確認できたことを受け、4月30日(水)にホテルハワイアンズで寄贈式を行うとともに、本格稼働を開始しました。
ビッグアスファンは、HVLS(大風量低速)ファンと呼ばれる、流体力学を応用した直径1.8〜7.3m の巨大な羽根を少ない電力で低速回転させ、広域空間全体に大風量の気流を生み出す、省エネ効果とデザイン性に優れた新タイプのファンです。多段階の回転数調整が可能で、季節・ニーズに応じて多様な空間を実現します。
スパリゾートハワイアンズの巨大ドーム「ウォーターパーク」では、年間を通して室温28℃を保つため、環境に考慮した太陽光の活用や温泉熱の再利用を推進してきましたが、施設空間があまりに大きいため、空調コストの削減は積年の課題となっていました。新しく設置されたビッグアスファンは、年間約1,000万円の省エネ効果を達成できるうえに、冬季には、天井付近にたまる暖房熱を、ゆっくりとした回転で冷感を発生させずに効率的に下降させ、館内を温かく保ちます。また夏季は、回転速度を上げ気流を発生させることで、体感温度を下げます。このようにコスト削減のみならず、一年を通して来場者の快適性を高めることが可能となります。
寄贈式では、豊田通商株式会社の大井祐一・常務取締役が「私ども豊田通商グループは、空調課題の解決を通して、震災復興の象徴的存在であるスパリゾートハワイアンズの復興再建に微力ながら協力できること、そしてここ福島県から、新しい省エネの形を発信できることに、非常に大きな意味を持つと考えています。ビッグアスファンが、日本のエネルギーおよび環境課題の解決に、新しい風を吹き込み、貢献できることを願っています」と述べました。常磐興産株式会社常務取締役・豊田和夫は、「長年の課題であった省エネルギーと快適環境を同時に提供できる設備を寄贈いただき深く感謝しています。来年迎える施設開業50周年の節目におきまして、ビッグアスファンの活用をはじめ、省エネ、お客様への環境改善、温暖化対策を経営目標に掲げ、人と地球に優しいレジャー施設にしていきたい」と語りました。
最後にビッグアスファンを米国で発掘したグローバル部品・ロジスティックス本部営業開発部の加藤慶之氏からは、設備導入の背景から実証実験の成果報告にいたるなかで、ビッグアスファンカンパニーの創業者兼CEOのケアリー・スミス氏からのメッセージが伝えられました。「震災後に福島が直面した問題は、節電・省エネへの意識を国全体の動きに変えました。しかし過度なレベルになっては、人々に快適性の犠牲を強いてしまいます。自然の気流を活用して省エネルギーと快適性を追求したビッグアスファンが、スパリゾートハワイアンズのお客様への快適な空間作りに役立てること、そして復興の過程にある福島へより多くの観光客が戻ってくることを願っています」
スパリゾートハワイアンズは、ビッグアスファンの本格稼働に合わせ、新たに施設内の“エネルギーの見える化プロジェクト”も始動させました。効率のよい空冷ヒートポンプの導入をはじめ、さらなる温泉熱回収装置の増設などにより省エネを行い、年間約1,600ton(現状の10%)のCO2削減を目指しています。(巨大ドームの7個分の体積に相当)。また施設各所でエネルギーの使用量がモニターできるシステムを導入するとともにエネルギー使用量の数値目標を設定し、週単位で成果を検証していきます。今後も設立当初から一貫している地球環境にもやさしいリゾートを目指して、本格的な省エネ対策を推進してまいります。