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物流施設セクター、未だ優良ストックが不足気味 −物流施設市場レポート−

2014年6月6日

クッシュマン・アンド・ウェイクフィールド

物流施設セクター、未だ優良ストックが不足気味 −物流施設市場レポート−

 クッシュマン・アンド・ウェイクフィールド(米国・ニューヨーク)はこのたび、日本の物流施設セクターに関する調査レポート「Japan Logistics - Supply Crunch Amid Hot Demand」を公表しました。本レポートは物流施設セクターがオンラインショッピング市場等の拡大を通して日本の家計支出やGDP成長率に及ぼす影響について以下のとおり報告しています。

1.オンラインショッピング、3PL(サードパーティーロジスティクス)等の市場拡大により、高機能かつ大規模な物流施設への需要が増加しており、今後もこの勢いは継続すると予想される。

2.過去10年間にわたりJ-REITs等の不動産ファンドが投資クラスアセットとして、そのような物流施設の供給を促してきたものの、未だに優良なストックが不足気味である。

3.主に用地不足による供給不足のため、需給バランスは逼迫している。このような状態のままでは物流市場の健全な成長を阻害し、オンラインショッピング市場ひいては家計支出やGDP成長率も抑止しかねない。

4.政府の支援策を皮切りにした 官民の連携により、用地不足が解決されることが大いに期待されている。
                          以上

■レポート原文は以下のURLからダウンロードしてください(英語のみ)。
http://www.cushmanwakefield.jp/en-gb/research-and-insight/2014/japan-logistics-supply-crunch-amid-hot-demand/

■本レポートの執筆者
 柳町 啓介(やなぎまち けいすけ)
 keisuke.yanagimachi@ap.cushwake.com 
 〒100-6113 東京都千代田区永田町2-11-1山王パークタワー13階 TEL: 03-3596-7098(直通)
 クッシュマン・アンド・ウェイクフィールド株式会社                 
プロフィール:東京理科大学卒業後、建設企業にて大規模商業施設の設計をはじめナーシングホーム等の開発プロジェクトを手掛ける。不動産開発評価手法を研究するため渡英、オックスフォードブルックス大学で国際不動産学修士号を取得。みずほ信託銀行で証券化不動産実務を経験後、シービーアールイーにて不動産投資インデックスを駆使し日本のオフィス市場、世界の不動産市場を調査・分析。現在、クッシュマン・アンド・ウェイクフィールドのヘッド・オブ・リサーチ、ジャパンを務める。早稲田大学国際不動産研究所招聘研究員、日本不動産金融工学学会会員、一級建築士。

■クッシュマン・アンド・ウェイクフィールドについて
クッシュマン・アンド・ウェイクフィールド(C&W)は1917年ニューヨークで創業した、非上場企業としては世界最大の総合不動産サービス会社です。全世界約60カ国におよそ250の拠点、16,000名以上のプロフェッショナルを配置しています。C&Wの詳細はこちらのウェブサイトをご覧ください。
http://www.cushmanwakefield.jp/ja-jp/

■ご注意 本資料は情報提供のみを目的としており、投資の勧誘を目的としたものではありません。
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