2014年日本ナビゲーションシステム顧客満足度調査<市販ナビカテゴリー>
[14/10/24]
提供元:共同通信PRワイヤー
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2014年10月24日
株式会社J.D. パワー アジア・パシフィック
J.D. パワー アジア・パシフィック
2014年日本ナビゲーションシステム顧客満足度調査<市販ナビカテゴリー>
J.D. パワー アジア・パシフィック報道用資料:
商品特性の訴求ポイント強化に加え、ナビゲーション機能の改善が総合満足度に大きく影響
アルパイン ビッグXシリーズが3年連続で1位を獲得
東京:2014年10月24日― 2014年J.D. パワー アジア・パシフィック日本ナビゲーションシステム顧客満足度(Navigation Systems Customer Satisfaction Index)調査<市販ナビカテゴリー>を発表した。
本調査は最近2年間(2012年4月〜2014年3月末)に市販据置ナビゲーション(ナビ)を購入したナビユーザーを対象に評価を聴取するものであり、今年で8回目の実施となる。
本調査ではナビに関する総合的な評価を4つのファクターに基づいて算出している。それらは「ナビゲーション機能*(42%)」、「音楽/映像機能(21%)」、「操作性(20%)」「モニター(17%)」となっている(カッコ内は総合満足度に対する影響度)。これらのファクターにおける複数の詳細項目に対する評価を基に総合満足度(1,000点満点)を算出している。
ナビゲーション機能*:目的地検索/ルート検索、ルート案内、地図データの評価
2014年度の顧客の総合的な満足度を示すインデックス(総合CSI)の業界平均スコアは533ポイントとなり、昨年と比較すると1ポイントの微増となった。
J.D. パワー アジア・パシフィックのオートモーティブ部門 執行役員である木本卓は『対象購買層にあった商品特性を明確に打ち出すことができるかどうかに加えて、地図データの更新などの基本機能面でのサポートの良し悪しが総合満足度への明暗を分けているといえる。特に新規顧客においては、次回に何を購入するかが明確になっていない割合が高く、強いロイヤルティを醸成するための訴求ポイントを一層強化する必要がある』と述べている。
主な調査結果
■全体の満足度は、2013年に比べ1ポイント改善し、533ポイントとなった。
■ファクター別にみると、「ナビゲーション機能」で4ポイントの向上、「音楽/映像機能」で5ポイントの低下、「操作性」で3ポイント向上、「モニター」で5ポイントの低下となっている。
■「ナビゲーション機能」における地図データ更新の経験有無が満足度に与える影響は大きい。平均では地図データの更新経験があるユーザーは48%を占めるが、更新経験のあるユーザーの総合満足度は546ポイント、経験がないユーザーの場合は521ポイントと25ポイントの差がある。
■純正ナビからの流入層において、満足度は低下している。現使用ナビの前に使用していたモデルが純正ナビの場合、満足度は524ポイント、市販ナビの場合で541ポイントとなっている。「ナビゲーション機能」ファクターでは20ポイント、「操作性/ユーザーインターフェース」では17ポイントの差がついている。
■次回購入意向をみると、次回も同じ「市販据置タイプ」を購入すると回答した層は、現使用ナビ(市販据置)への満足度が547ポイントと最も高く、その中で46%のユーザーが次回も市販据置ナビの購入意向を示している。
総合満足度ランキング
●2014年度の顧客の総合的な満足度を示すインデックス(総合CSI)の市販据置ナビセグメントの平均スコアは533。アルパイン ビッグXシリーズは前年より9ポイント向上し、573ポイントで3年連続で1位となった。ビッグXシリーズは、「ナビゲーション機能」「操作性」ファクターで前年比10ポイント以上の向上となり、競合ブランドとの差を広げた。
●2位はパイオニア サイバーナビシリーズで549ポイント。ファクター別では「ナビゲーション機能」のサブファクターである「地図データ」で前年比16ポイントの減少となったが、「ナビゲーション機能」ファクターでは首位を堅持。第3位にはパナソニック ストラーダRシリーズ(546ポイント)が続き、ファクター別では「モニター」のファクターでアルパイン ビッグXシリーズに続く。
当調査は、市販ブランドのナビゲーションシステムに関する顧客満足度を総合的に分析するもので、検索・案内機能だけでなく、音楽・映像機能やテレマティクスサービスなど、車載情報機器としてのナビの評価を幅広く測定している。2012年4月から2014年3月に市販ナビを購入した利用者を対象に、2014年7月下旬から8月上旬にかけてWEB調査を実施し、2,829人から回答を得た。
日本ナビゲーションシステム顧客満足度調査は、J.D. パワー アジア・パシフィックが日本で実施しているAUTOベンチマーク調査の一つであり、他の2014年自動車関連調査は下記の日程でリリース予定である。
・ リプレイスタイヤを新品で購入した顧客の満足度を測定した2014年日本リプレイスタイヤ顧客満足度調査 を本年10月に発表する予定である。
*J.D. パワーが結果を発表する調査はすべてJ.D. パワーが第三者機関として自主企画により実施したものです。
<株式会社J.D. パワー アジア・パシフィックについて>
当社は米国J.D. パワーの日本を含むアジア地域でのビジネスの拠点として1990 年に設立された。自動車業界を始め通信、IT、金融、保険、トラベルなど様々な業界において顧客満足に関する調査やコンサルティングを実施している。尚、J.D. パワーではシンガポール、北京、上海、バンコクに拠点をもち、日本、オーストラリア、中国、インド、インドネシア、マレーシア、フィリピン、台湾、タイ、ベトナムで調査を実施している。会社概要や提供サービスなどの詳細は当社ウェブサイトまで。
http://japan.jdpower.com
<J.D. パワーについて>
マグロウヒル・フィナンシャルの一部門であるJ.D. パワー(本社:米国カリフォルニア州ウェストレイク・ビレッジ)は、パフォーマンス改善、ソーシャル・メディア、顧客満足に関するインサイトとソリューションを提供している国際的なマーケティング情報サービス企業である。数百万人の消費者からの回答をもとに品質や顧客満足度に関する調査を毎年行なっている。
<マグロウヒル・フィナンシャルについて>
マグロウヒル・フィナンシャル(NYSE:MHP)は国際的な金融並びに商品市場に対する信用格付、ベンチマーク、情報・分析サービスを提供する事業を行う金融情報サービス企業である。主なブランドはスタンダード&プアーズ レーティングサービス、S&P Capital IQ、S&Pダウ・ジョーンズ・インデックス、プラッツ、クリシル、J.D. パワー、マグロウヒル・コンストラクションである。世界27カ国に約17,000人の従業員を有する。詳細はウェブサイトまで。
http://www.mhfi.com
<ご注意>
本紙は報道用資料です。(株)J.D. パワー アジア・パシフィックの許可無く本資料に掲載されている情報および結果を広告または販促活動に転用することを禁止します。
株式会社J.D. パワー アジア・パシフィック
J.D. パワー アジア・パシフィック
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商品特性の訴求ポイント強化に加え、ナビゲーション機能の改善が総合満足度に大きく影響
アルパイン ビッグXシリーズが3年連続で1位を獲得
東京:2014年10月24日― 2014年J.D. パワー アジア・パシフィック日本ナビゲーションシステム顧客満足度(Navigation Systems Customer Satisfaction Index)調査<市販ナビカテゴリー>を発表した。
本調査は最近2年間(2012年4月〜2014年3月末)に市販据置ナビゲーション(ナビ)を購入したナビユーザーを対象に評価を聴取するものであり、今年で8回目の実施となる。
本調査ではナビに関する総合的な評価を4つのファクターに基づいて算出している。それらは「ナビゲーション機能*(42%)」、「音楽/映像機能(21%)」、「操作性(20%)」「モニター(17%)」となっている(カッコ内は総合満足度に対する影響度)。これらのファクターにおける複数の詳細項目に対する評価を基に総合満足度(1,000点満点)を算出している。
ナビゲーション機能*:目的地検索/ルート検索、ルート案内、地図データの評価
2014年度の顧客の総合的な満足度を示すインデックス(総合CSI)の業界平均スコアは533ポイントとなり、昨年と比較すると1ポイントの微増となった。
J.D. パワー アジア・パシフィックのオートモーティブ部門 執行役員である木本卓は『対象購買層にあった商品特性を明確に打ち出すことができるかどうかに加えて、地図データの更新などの基本機能面でのサポートの良し悪しが総合満足度への明暗を分けているといえる。特に新規顧客においては、次回に何を購入するかが明確になっていない割合が高く、強いロイヤルティを醸成するための訴求ポイントを一層強化する必要がある』と述べている。
主な調査結果
■全体の満足度は、2013年に比べ1ポイント改善し、533ポイントとなった。
■ファクター別にみると、「ナビゲーション機能」で4ポイントの向上、「音楽/映像機能」で5ポイントの低下、「操作性」で3ポイント向上、「モニター」で5ポイントの低下となっている。
■「ナビゲーション機能」における地図データ更新の経験有無が満足度に与える影響は大きい。平均では地図データの更新経験があるユーザーは48%を占めるが、更新経験のあるユーザーの総合満足度は546ポイント、経験がないユーザーの場合は521ポイントと25ポイントの差がある。
■純正ナビからの流入層において、満足度は低下している。現使用ナビの前に使用していたモデルが純正ナビの場合、満足度は524ポイント、市販ナビの場合で541ポイントとなっている。「ナビゲーション機能」ファクターでは20ポイント、「操作性/ユーザーインターフェース」では17ポイントの差がついている。
■次回購入意向をみると、次回も同じ「市販据置タイプ」を購入すると回答した層は、現使用ナビ(市販据置)への満足度が547ポイントと最も高く、その中で46%のユーザーが次回も市販据置ナビの購入意向を示している。
総合満足度ランキング
●2014年度の顧客の総合的な満足度を示すインデックス(総合CSI)の市販据置ナビセグメントの平均スコアは533。アルパイン ビッグXシリーズは前年より9ポイント向上し、573ポイントで3年連続で1位となった。ビッグXシリーズは、「ナビゲーション機能」「操作性」ファクターで前年比10ポイント以上の向上となり、競合ブランドとの差を広げた。
●2位はパイオニア サイバーナビシリーズで549ポイント。ファクター別では「ナビゲーション機能」のサブファクターである「地図データ」で前年比16ポイントの減少となったが、「ナビゲーション機能」ファクターでは首位を堅持。第3位にはパナソニック ストラーダRシリーズ(546ポイント)が続き、ファクター別では「モニター」のファクターでアルパイン ビッグXシリーズに続く。
当調査は、市販ブランドのナビゲーションシステムに関する顧客満足度を総合的に分析するもので、検索・案内機能だけでなく、音楽・映像機能やテレマティクスサービスなど、車載情報機器としてのナビの評価を幅広く測定している。2012年4月から2014年3月に市販ナビを購入した利用者を対象に、2014年7月下旬から8月上旬にかけてWEB調査を実施し、2,829人から回答を得た。
日本ナビゲーションシステム顧客満足度調査は、J.D. パワー アジア・パシフィックが日本で実施しているAUTOベンチマーク調査の一つであり、他の2014年自動車関連調査は下記の日程でリリース予定である。
・ リプレイスタイヤを新品で購入した顧客の満足度を測定した2014年日本リプレイスタイヤ顧客満足度調査 を本年10月に発表する予定である。
*J.D. パワーが結果を発表する調査はすべてJ.D. パワーが第三者機関として自主企画により実施したものです。
<株式会社J.D. パワー アジア・パシフィックについて>
当社は米国J.D. パワーの日本を含むアジア地域でのビジネスの拠点として1990 年に設立された。自動車業界を始め通信、IT、金融、保険、トラベルなど様々な業界において顧客満足に関する調査やコンサルティングを実施している。尚、J.D. パワーではシンガポール、北京、上海、バンコクに拠点をもち、日本、オーストラリア、中国、インド、インドネシア、マレーシア、フィリピン、台湾、タイ、ベトナムで調査を実施している。会社概要や提供サービスなどの詳細は当社ウェブサイトまで。
http://japan.jdpower.com
<J.D. パワーについて>
マグロウヒル・フィナンシャルの一部門であるJ.D. パワー(本社:米国カリフォルニア州ウェストレイク・ビレッジ)は、パフォーマンス改善、ソーシャル・メディア、顧客満足に関するインサイトとソリューションを提供している国際的なマーケティング情報サービス企業である。数百万人の消費者からの回答をもとに品質や顧客満足度に関する調査を毎年行なっている。
<マグロウヒル・フィナンシャルについて>
マグロウヒル・フィナンシャル(NYSE:MHP)は国際的な金融並びに商品市場に対する信用格付、ベンチマーク、情報・分析サービスを提供する事業を行う金融情報サービス企業である。主なブランドはスタンダード&プアーズ レーティングサービス、S&P Capital IQ、S&Pダウ・ジョーンズ・インデックス、プラッツ、クリシル、J.D. パワー、マグロウヒル・コンストラクションである。世界27カ国に約17,000人の従業員を有する。詳細はウェブサイトまで。
http://www.mhfi.com
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