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平成27年3月期第2四半期の業績に関するお知らせ(R-Tech Ueno)

平成26年11月12日

株式会社アールテック・ウエノ
(JASDAQ・4573)

平成27年3月期第2四半期の業績に関するお知らせ(R-Tech Ueno)

 本日、当社は平成27 年3 月期第2 四半期決算短信を発表しましたのでお知らせします。
 当四半期における【四半期実績推移】【計画達成率】は下記URLよりご覧ください。
http://www.rtechueno.com/investor/press/141112c_pr.pdf

<経営成績について>
・当第2四半期累計期間の売上高は、日本においてAMITIZA(R)カプセルの販売が堅調に推移しているものの、米国向けの納品の一部が第3四半期会計期間となったことに加え、米国向けレスキュラ(R)点眼液の出荷が無かったこと等の理由により、2,728 百万円(前年同期比2.4%減)となりました。
 利益面におきましては、上記理由に加え、網膜色素変性(当社開発コード:UF-021)に対する第3相臨床試験や重症ドライアイ(当社開発コード:RU-101)に対する第1/2相臨床試験が順調に進んでいることに加え、アトピー性皮膚炎や乾癬等の皮膚疾患(当社開発コード:RTU-1096)に対する第1相臨床試験を開始したこと等により、研究開発費が902 百万円(同39.4%増)となったため、営業利益は411 百万円(同42.3%減)、経常利益は462 百万円(同38.8%減)、四半期純利益は356 百万円(同33.3%減)となりました。


<経営に関する情報(平成26 年7 月1 日から現在まで)>
・平成26 年7 月22 日、現在第3 相臨床試験中の網膜色素変性治療薬(UF-021)について、厚生労働省にオーファンドラッグ指定の申請を行ったことを発表いたしました。

・平成26 年10 月10 日、当社、スキャンポ社、ならびに武田薬品工業株式会社、Anchen Pharmaceuticals, Inc. 、Par Pharmaceuticals,Inc. およびPar Pharmaceutical Companies, Inc.との間で、AMITIZA(R)8μg カプセルおよび24μg カプセルに関する特許侵害訴訟を和解により終結させるための和解・ライセンス契約を締結したことを発表いたしました。

・平成26 年10 月20 日、炎症性疾患治療薬として開発中のRTU-1096 を経口内服薬として、健康成人男性を対象とした第1 相臨床試験を開始したことを発表いたしました。

・平成26 年10 月22 日、スキャンポ社と武田薬品工業株式会社との間でAMITIZA(R)に関するグローバルライセンス契約を締結したことを発表いたしました。

・平成26 年11 月10 日、開発中のドライアイ治療薬(RU-101)の第1 相及び第2 相臨床試験が完了し、安全性に問題は無く、ドライアイ重症度の高い症例において治療効果を確認できたことを発表いたしました。


 本日、平成27 年3 月期第2 四半期決算短信について、経営陣を代表して当社代表取締役社長 眞島行彦は、以下のコメントを発表しました。
 「本日、平成27 年3 月期第2 四半期決算短信を発表致しました。当第2 四半期においては、AMITIZA(R)カプセルの納品の一部が第3 四半期に計上となったことや、研究開発費が増加したために前期と比べ減収減益となっておりますが、業績は想定どおりに推移しており、通期の業績予想に変更はありません。
 研究開発については、米国で第1/2 相臨床試験を行っておりましたドライアイ治療薬(開発コード:RU-101)の結果が出ており、RU-101 点眼開始12 週後ではプラセボとの有意差がみられなかったものの、第4 週、第8 週後の重症ドライアイ患者への投与については顕著に改善がみられました。今後は重症なドライアイ患者を対象に、適切な点眼回数や濃度の検討など、ライセンスアウトも視野に入れ、更なる開発を進める予定です。
 また、当社の注力するアンメット・メディカル・ニーズ領域において、アトピー性皮膚炎や乾癬等を対象として、新規作用機序の炎症性疾患治療薬(RTU-1096)の第1 相臨床試験を開始しました。これらの疾患の治療は、主にステロイド等の軟膏が用いられており、長期間投与による副作用の懸念や毎日塗布する必要があるなど、患者様の治療への負担が大きかったアトピー性皮膚炎等を対象疾患としております。RTU-1096 は経口剤での開発を予定しており、患者様やご家族の負担軽減につながることも期待されると考えております。
 今後も安定的に既存製品を供給しつつ、アンメット・メディカル・ニーズ対応やオーファンドラッグを積極的に開発し、社会に貢献していきたいと考えております。」

                                          以 上
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