2014年日本ホテル宿泊予約ウェブサイト顧客満足度調査
[14/12/11]
提供元:共同通信PRワイヤー
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2014年12月11日
株式会社J.D. パワー アジア・パシフィック
J.D. パワー アジア・パシフィック
2014年日本ホテル宿泊予約ウェブサイト顧客満足度調査
報道用資料
口コミなどの情報閲覧は減少
2014年日本ホテル宿泊予約ウェブサイト顧客満足度調査
<当資料の要約>
■予約ウェブサイトは顧客の宿泊先選定をサポートする情報の掲載が重要。ウェブサイト利用時の満足度を高め、さらにはロイヤルティを高める。
■口コミ情報やランキングなど、予約ウェブサイトの情報を閲覧する割合は減少の傾向にある。
■顧客満足度第1位は、3年連続で一休.com。全てのファクターでトップ評価を得た。
CS(顧客満足度)に関する調査・コンサルティングの国際的な専門機関である株式会社J.D. パワー アジア・パシフィック(本社:東京都港区、略称:J.D. パワー、代表取締役社長:鈴木 郁)は、2014年日本ホテル宿泊予約ウェブサイト顧客満足度調査の結果を発表した。
◆予約の決め手となる情報の提供が顧客ロイヤルティ向上に繋がる◆
ホテルの予約ウェブサイトを利用する理由として最も多く挙がるのは「宿泊料金が安いから(36%)」であるが、これは2011年調査時点と比較して7ポイント減少している。他、選定要因として減少したものに「書込みや口コミが充実しているから(5ポイント減少)」「利用したい宿泊プランがあったから(4ポイント減少)」が見られる。昨今、宿泊の需要が高まる中、ホテルの宿泊料金は上昇しており“安さ”や取り扱う“宿泊プラン”自体の魅力が薄れていることに加えて、予約ウェブサイトの提供する情報の質も低下している懸念がうかがえる。
予約ウェブサイトの提供する情報のひとつに「口コミ情報やランキング」があるが、そういった情報を閲覧した場合の満足度は閲覧しなかった場合よりも50ポイント高まっており、ウェブサイト利用時の満足度に寄与することが分かっている。また、閲覧した情報が「予約の決め手となった」と回答した顧客の満足度はさらに高まり、利用したウェブサイトを「また利用したい」という再利用の意向は78%と情報閲覧のなかった場合よりも1.5倍に大きく高まることも明らかとなった。しかしながら、「口コミ情報やランキング」の閲覧は減少の傾向にあり2011年調査時点で8割であったが本年調査では7割となっているばかりか、閲覧した情報の内容が「予約の決め手となった」とした割合はわずか6%に過ぎない。
今後も宿泊の需要は高まることが予測される中、宿泊料金の競争力には限界があろう。予約ウェブサイトが満足度の高い予約手続きの体験を提供し顧客のロイヤルティを向上させるには、掲載する情報の“質”が問われていると言えよう。
◆一休.comが3年連続顧客満足度 第1位◆
ランキング対象となった7サイトのうち、一休.comが総合満足度スコア704ポイントで、3年連続第1位となった。一休.comは、全ファクターにおいてトップ評価を得た。
第2位となったのはじゃらんnet(688ポイント)で、第3位は楽天トラベル(676ポイント)となった。
当調査は、国内ホテルの宿泊予約ウェブサイトに関する顧客満足度を測定するもので、今回で7回目の実施となる。J.D. パワーが実施した「2014年日本ホテル宿泊客満足度調査」の調査対象者のうち、宿泊予約ウェブサイトでの宿泊予約を行った者が、当調査の対象者となった。2014年8月にインターネット調査を実施し、11,503人から回答を得た。
顧客満足度の測定にあたっては、3つのファクター(要素)を設定し評価を得ている。3つのファクターは、総合満足度に対する影響度が高い順に、「予約/変更手続き(49%)」、「宿泊に関する情報(28%)」、「サイトの使い勝手(24%)」である(カッコ内は総合満足度に対する影響度)。顧客満足度スコアは、これらの各ファクターに関連する評価項目に対する顧客の評価を基に、算出されている(1,000ポイント満点)。
*J.D. パワーが結果を発表する調査はすべてJ.D. パワーが第三者機関として自主企画により実施したものです。
<株式会社J.D. パワー アジア・パシフィックについて>
当社は米国J.D. パワーの日本を含むアジア地域でのビジネスの拠点として1990 年に設立された。自動車業界を始め通信、IT、金融、保険、トラベルなど様々な業界において顧客満足に関する調査やコンサルティングを実施している。尚、J.D. パワーではシンガポール、北京、上海、バンコクに拠点をもち、日本、オーストラリア、中国、インド、インドネシア、マレーシア、フィリピン、台湾、タイ、ベトナムで調査を実施している。会社概要や提供サービスなどの詳細は当社ウェブサイトまで。
http://japan.jdpower.com
<J.D. パワーについて>
マグロウヒル・フィナンシャルの一部門であるJ.D. パワー(本社:米国カリフォルニア州ウェストレイク・ビレッジ)は、パフォーマンス改善、ソーシャル・メディア、顧客満足に関するインサイトとソリューションを提供している国際的なマーケティング情報サービス企業である。数百万人の消費者からの回答をもとに品質や顧客満足度に関する調査を毎年行なっている。
<マグロウヒル・フィナンシャルについて>
マグロウヒル・フィナンシャル(NYSE:MHP)は国際的な金融並びに商品市場に対する信用格付、ベンチマーク、情報・分析サービスを提供する事業を行う金融情報サービス企業である。主なブランドはスタンダード&プアーズ レーティングサービス、S&P Capital IQ、S&Pダウ・ジョーンズ・インデックス、プラッツ、クリシル、J.D. パワーである。世界27カ国に約17,000人の従業員を有する。詳細はウェブサイトまで。
http://www.mhfi.com
<ご注意>
本紙は報道用資料です。(株)J.D. パワー アジア・パシフィックの許可無く本資料に掲載されている情報および結果を広告または販促活動に転用することを禁止します。
株式会社J.D. パワー アジア・パシフィック
J.D. パワー アジア・パシフィック
2014年日本ホテル宿泊予約ウェブサイト顧客満足度調査
報道用資料
口コミなどの情報閲覧は減少
2014年日本ホテル宿泊予約ウェブサイト顧客満足度調査
<当資料の要約>
■予約ウェブサイトは顧客の宿泊先選定をサポートする情報の掲載が重要。ウェブサイト利用時の満足度を高め、さらにはロイヤルティを高める。
■口コミ情報やランキングなど、予約ウェブサイトの情報を閲覧する割合は減少の傾向にある。
■顧客満足度第1位は、3年連続で一休.com。全てのファクターでトップ評価を得た。
CS(顧客満足度)に関する調査・コンサルティングの国際的な専門機関である株式会社J.D. パワー アジア・パシフィック(本社:東京都港区、略称:J.D. パワー、代表取締役社長:鈴木 郁)は、2014年日本ホテル宿泊予約ウェブサイト顧客満足度調査の結果を発表した。
◆予約の決め手となる情報の提供が顧客ロイヤルティ向上に繋がる◆
ホテルの予約ウェブサイトを利用する理由として最も多く挙がるのは「宿泊料金が安いから(36%)」であるが、これは2011年調査時点と比較して7ポイント減少している。他、選定要因として減少したものに「書込みや口コミが充実しているから(5ポイント減少)」「利用したい宿泊プランがあったから(4ポイント減少)」が見られる。昨今、宿泊の需要が高まる中、ホテルの宿泊料金は上昇しており“安さ”や取り扱う“宿泊プラン”自体の魅力が薄れていることに加えて、予約ウェブサイトの提供する情報の質も低下している懸念がうかがえる。
予約ウェブサイトの提供する情報のひとつに「口コミ情報やランキング」があるが、そういった情報を閲覧した場合の満足度は閲覧しなかった場合よりも50ポイント高まっており、ウェブサイト利用時の満足度に寄与することが分かっている。また、閲覧した情報が「予約の決め手となった」と回答した顧客の満足度はさらに高まり、利用したウェブサイトを「また利用したい」という再利用の意向は78%と情報閲覧のなかった場合よりも1.5倍に大きく高まることも明らかとなった。しかしながら、「口コミ情報やランキング」の閲覧は減少の傾向にあり2011年調査時点で8割であったが本年調査では7割となっているばかりか、閲覧した情報の内容が「予約の決め手となった」とした割合はわずか6%に過ぎない。
今後も宿泊の需要は高まることが予測される中、宿泊料金の競争力には限界があろう。予約ウェブサイトが満足度の高い予約手続きの体験を提供し顧客のロイヤルティを向上させるには、掲載する情報の“質”が問われていると言えよう。
◆一休.comが3年連続顧客満足度 第1位◆
ランキング対象となった7サイトのうち、一休.comが総合満足度スコア704ポイントで、3年連続第1位となった。一休.comは、全ファクターにおいてトップ評価を得た。
第2位となったのはじゃらんnet(688ポイント)で、第3位は楽天トラベル(676ポイント)となった。
当調査は、国内ホテルの宿泊予約ウェブサイトに関する顧客満足度を測定するもので、今回で7回目の実施となる。J.D. パワーが実施した「2014年日本ホテル宿泊客満足度調査」の調査対象者のうち、宿泊予約ウェブサイトでの宿泊予約を行った者が、当調査の対象者となった。2014年8月にインターネット調査を実施し、11,503人から回答を得た。
顧客満足度の測定にあたっては、3つのファクター(要素)を設定し評価を得ている。3つのファクターは、総合満足度に対する影響度が高い順に、「予約/変更手続き(49%)」、「宿泊に関する情報(28%)」、「サイトの使い勝手(24%)」である(カッコ内は総合満足度に対する影響度)。顧客満足度スコアは、これらの各ファクターに関連する評価項目に対する顧客の評価を基に、算出されている(1,000ポイント満点)。
*J.D. パワーが結果を発表する調査はすべてJ.D. パワーが第三者機関として自主企画により実施したものです。
<株式会社J.D. パワー アジア・パシフィックについて>
当社は米国J.D. パワーの日本を含むアジア地域でのビジネスの拠点として1990 年に設立された。自動車業界を始め通信、IT、金融、保険、トラベルなど様々な業界において顧客満足に関する調査やコンサルティングを実施している。尚、J.D. パワーではシンガポール、北京、上海、バンコクに拠点をもち、日本、オーストラリア、中国、インド、インドネシア、マレーシア、フィリピン、台湾、タイ、ベトナムで調査を実施している。会社概要や提供サービスなどの詳細は当社ウェブサイトまで。
http://japan.jdpower.com
<J.D. パワーについて>
マグロウヒル・フィナンシャルの一部門であるJ.D. パワー(本社:米国カリフォルニア州ウェストレイク・ビレッジ)は、パフォーマンス改善、ソーシャル・メディア、顧客満足に関するインサイトとソリューションを提供している国際的なマーケティング情報サービス企業である。数百万人の消費者からの回答をもとに品質や顧客満足度に関する調査を毎年行なっている。
<マグロウヒル・フィナンシャルについて>
マグロウヒル・フィナンシャル(NYSE:MHP)は国際的な金融並びに商品市場に対する信用格付、ベンチマーク、情報・分析サービスを提供する事業を行う金融情報サービス企業である。主なブランドはスタンダード&プアーズ レーティングサービス、S&P Capital IQ、S&Pダウ・ジョーンズ・インデックス、プラッツ、クリシル、J.D. パワーである。世界27カ国に約17,000人の従業員を有する。詳細はウェブサイトまで。
http://www.mhfi.com
<ご注意>
本紙は報道用資料です。(株)J.D. パワー アジア・パシフィックの許可無く本資料に掲載されている情報および結果を広告または販促活動に転用することを禁止します。