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【オールアバウト、コーセープロビジョン共同調査】海外3都市と日本女性の”自信”に関する比較調査

2015年6月30日

株式会社オールアバウト

【オールアバウト、コーセープロビジョン共同調査】
「海外3都市と日本女性の”自信”に関する比較調査」を発表
〜ニューヨーカーの9割が自分に自信あり。日本人との差は2.5倍!!〜
〜日本には周りと比較して自信を失う”非ありのまま女子”が多数〜

総合情報サイト「All About」を運営する株式会社オールアバウト(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:江幡 哲也)と、コーセープロビジョン株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:花形 和昌)は、ニューヨーク、パリ、ソウル在住のフルタイムで働く20〜30代の女性各206名を対象に、”自信”に関する調査を実施しました。「やまとなでしこの”キレイ”を応援する」をコンセプトとした女性向けWEBメディア「maico(マイコ)」を開設したコーセープロビジョンが、2015年4月、日本女性を対象に実施した同テーマの調査と比較することで、日本女性特有の価値観やその実態を明らかにします。

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【調査のポイント】
(1)ニューヨーク、パリ、ソウルの女性は日本の倍近い、約8割が自分に自信があり、自信をつけるための努力も日本女性よりしている。

(2)日本女性の自信がある項目1位に「特にない」がランクインする一方、ニューヨーク、パリは「仕事の出来」「頭の良さ」など”内面”に、ソウルは「肌」に自信がある。

(3)3都市とも自信がないのは日本女性同様に「スタイル」、「容姿全体」、「肌」など”外見”が多数を占める。ソウルについては「料理の腕」、「頭の良さ」が上位にくるなど国柄が表れる結果に。

(4)自信がもてない理由を「自分自身の満足度」に結びつけるストイックな3都市に比べ、「周りと比べて劣っている」と感じてしまう”非ありのまま女子”な日本女性。
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■調査概要
・調査日程:2015年6月2日(火)
・調査地域 :ニューヨーク(アメリカ)、パリ(フランス)、ソウル(韓国)
・有効回答数:各国206件、計618件
・調査方法:インターネットリサーチ
・年代:各国20代103名(50.0%)、30代103名(50.0%)


(1)ニューヨーク、パリ、ソウルの女性は日本の倍近い、約8割が自分に自信があり、自信をつけるための努力も日本女性よりしている。

ニューヨーク、パリ、ソウル在住のフルタイムで働く女性各206名に対し、自分に自信があるかどうかを聞いたところ、ニューヨークは96.1%、パリは82.5%、ソウルは76.7%が「ある」(「どちらかといえばある」を含む)と回答し、各都市8割以上が、ニューヨークに関しては9割以上が“自分に自信がある”ということがわかります。
2015年4月に発表したオールアバウトとコーセープロビジョンによる「日本女性の”自信”に関する調査」によると、「自分に自信がある」日本女性は38.7%であったことから、3都市とも日本の倍以上が「自分に自信がある」ということが明らかになりました。【グラフ1】

さらに、自信をつけるための努力をしているかどうかについて尋ねたところ、3都市はいずれも8割前後が「努力している」と回答しました。こちらも自信の有無同様、日本女性(51.1%)よりも高い結果となりました。【グラフ2】



(2)日本女性の自信がある項目1位に「特にない」がランクインする一方、ニューヨーク、パリは「仕事の出来」「頭の良さ」など”内面”に、ソウルは「肌」に自信がある。

また、自信があると思う項目を尋ねたところ、日本では「特にない」(33.3%)が最も多く、10ポイント以上下がって「仕事の出来」(19.7%)、「肌」(17.5%)が続きました。
一方、ニューヨークでは全ての項目における数値が平均して高く、1位「仕事の出来」(57.8%)、2位「頭の良さ」(55.8%)、3位「性格」(53.4%)という結果になりました。高い労働意欲やキャリア志向、教養に対する揺るぎない自信といったコメントからもニューヨーカー独自の強い価値観が見てとれます。パリは1位「整理整頓」(39.8%)、2位「仕事の出来」(39.3%)、3位「頭の良さ」(37.9%)と2都市とも内面的な部分に自信を抱いていることが明らかになりました。
ソウルに関しては「肌」(31.6%)が一番多く、”白くて透明感のある肌”を周囲から褒められているのがその自信の表れであることがコメントから浮き彫りになりました。
なお、今回調査した3都市で「特にない」を挙げた人は相対的に少なく、ニューヨーク・パリでそれぞれ9%、ソウルで11%程度であることから、日本女性の自信のなさが一層際立つ結果と言えるでしょう。【グラフ3】



(3)3都市とも自信がないのは日本女性同様に「スタイル」、「容姿全体」、「肌」など”外見”が多数を占める。ソウルについては「料理の腕」、「頭の良さ」が上位にくるなど国柄が表れる結果に。

自信がない項目についても尋ねたところ、3都市とも「スタイル(プロポーション)」が圧倒的に1位となりました。ニューヨークとパリは「肌」「容姿全体」と続き、順位としては日本と大きく変わらない結果になったものの「容姿全体」の項目については、日本女性では52.3%(1位)もいた自信なし層がが、ニューヨークでは27.2%、パリでは35.9%、ソウルでは22.8%と、20ポイント近くの差があり、自信のなさにも国毎に強弱が見られます。
またソウルでは「料理の腕」「頭の良さ」が、自信ない項目の上位にランクインし、その国ならではの女性の価値観が表れていると言えそうです。【グラフ4】



(4)自信がもてない理由を「自分自身の満足度」に結びつけるストイックな3都市に比べ、「周りと比べて劣っている」と感じてしまう”非ありのまま女子”な日本女性。

自信がないと回答した項目に対してその理由を聞くと、3都市では「自分が満足していないから」という回答がどの項目においても多くを占めるなど、自分自身へのストイックな一面が垣間見えました。
その一方、日本では「周りと比べて劣っていると思うから」と感じており、他人と自分を比較した結果、自信がもてなくなる人が多いことが明らかになりました。自分ならではの良さを見つめて、自信をもって生きる「ありのまま女子」が海外の3都市に比べると日本は相対的に少ないようです。【グラフ5-i、ii、iii、iv】
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