酒飲み1000人に聞く酒飲みのミカタ】「糖質・プリン体オフの酒を飲んでいるのは誰」
[15/08/31]
提供元:共同通信PRワイヤー
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2015.8.31
株式会社酒文化研究所
酒飲み1000人に聞く酒飲みのミカタ】「糖質・プリン体オフの酒を飲んでいるのは誰」
酒飲み1000人に聞く「酒飲みのミカタ」。今回のテーマは、「糖質・プリン体オフの酒を飲んだことはありますか」です。ビール類からはじまった糖質・プリン体オフのお酒。昨年はサッポロビールの『極ゼロ』が製法規格をめぐって国税庁との裁判にまでなり、世間にその存在が広く知られました。現在では日本酒やチューハイ、はじめからほとんど含まれていない焼酎にまでこの表示が広がっています。今回は、この糖質・プリン体をカットしている酒類について飲用状況を伺いました。(回答者は『さけ通信』の読者モニターで「ほとんど毎日酒を飲む」という方が七割以上の酒のヘビーユーザーかつ酒への関心の高い方です)
オフの酒の飲用経験は8割超
はじめに全員に糖質・プリン体オフのお酒の経験を聞いたところ、83%の人がYESと答えました(図表(1))。そこではじめて買ったときのきっかけを聞いてみると、「売場のPOP等をみて」42%、「健康診断の数値が悪かったので」30%、「広告などをみて試そうと思った」29%が上位にあがりました(図表(2))。糖質・プリン体について深刻に気にしている人だけでなく、話題になっているから一度試したという人まで大きく広がっているようです。その後の飲み方はオフタイプのものにすべて切り替えたという人は全体の3割弱いるものの、多くの人は普通のビールやチューハイ・日本酒とともにオフタイプのものを日ごとに飲み分けたり、最初の一缶は普通のものにして、2缶目からオフタイプを飲んだりしています。
94%がビール類で経験済み、健康意識高く
さて、実際に飲んだことのある人にどの酒類を飲んだのかを聞いてみました。圧倒的に多かったのはビール類の94%で、以下はチューハイ27%、日本酒22%、焼酎8%となりました(図表(3))。しかし現在も飲んでいると答えた人は、ビール類でも66%、チューハイ13%にとどまります。一度はためしに飲んでみたものの、半分近くの人はもともと飲んでいるものに戻っているようです。
そこでオフタイプの酒の今後の飲用意向を聞いてみると飲み続けると思う人は飲用経験者の42%でした。代表的な意見としては「痛風をもっているのでこの酒に替えたところ一度も発症しません。味は飲みなれれば旨いものです」(40代男性)「ダイエット中なのでなるべくオフの酒を飲んでいる。チューハイはオフでも味に大差ないが、日本酒だけは全く風味がないので別の酒を飲んでいる」(40代男性)、「プリン体オフの飲酒という生活習慣を身につけて、生活習慣病を予防しようと思っています」(50代男性)などの声がありました。
一方で今後は飲まないという人は、「尿酸値を下げる薬を飲み、プリン体を多く含むものは食べないようにしているので、ビールくらいは普通に飲みたい」(50代男性)「いくつか試したが気に入ったものがないので今後は買わない。好きなもので飲む量を考える方がいい」(60代男性)などです。量を減らせる自信のある人は納得のいくものを飲みたいという意向が強いのかもしれません。
しばらくは商品リニューアルが続くと予想されるオフの酒
まだ発売から日が浅いこともありますが、飲み続けている人でも銘柄が決まっていないという人が目立つのも特徴でした。「そのつど購入商品を替えて気に入るか試している」「常に特売しているものを買う」「ビール類で新製品があれば試したい」などの意見が多く聞かれました。このジャンルはまだ発展中ですという感じを強く持たせます。潜在的なニーズはかなり大きそうなだけにしばらくは混戦が続くようです。
■調査概要
調査時期2015年8月25日(火)〜2015年8月28日(金)
調査対象酒文化研究所の酒好きモニター(N=1672)
有効回答159(回答率10%)
調査方法インターネットによる自記入式アンケート調査
株式会社酒文化研究所
酒飲み1000人に聞く酒飲みのミカタ】「糖質・プリン体オフの酒を飲んでいるのは誰」
酒飲み1000人に聞く「酒飲みのミカタ」。今回のテーマは、「糖質・プリン体オフの酒を飲んだことはありますか」です。ビール類からはじまった糖質・プリン体オフのお酒。昨年はサッポロビールの『極ゼロ』が製法規格をめぐって国税庁との裁判にまでなり、世間にその存在が広く知られました。現在では日本酒やチューハイ、はじめからほとんど含まれていない焼酎にまでこの表示が広がっています。今回は、この糖質・プリン体をカットしている酒類について飲用状況を伺いました。(回答者は『さけ通信』の読者モニターで「ほとんど毎日酒を飲む」という方が七割以上の酒のヘビーユーザーかつ酒への関心の高い方です)
オフの酒の飲用経験は8割超
はじめに全員に糖質・プリン体オフのお酒の経験を聞いたところ、83%の人がYESと答えました(図表(1))。そこではじめて買ったときのきっかけを聞いてみると、「売場のPOP等をみて」42%、「健康診断の数値が悪かったので」30%、「広告などをみて試そうと思った」29%が上位にあがりました(図表(2))。糖質・プリン体について深刻に気にしている人だけでなく、話題になっているから一度試したという人まで大きく広がっているようです。その後の飲み方はオフタイプのものにすべて切り替えたという人は全体の3割弱いるものの、多くの人は普通のビールやチューハイ・日本酒とともにオフタイプのものを日ごとに飲み分けたり、最初の一缶は普通のものにして、2缶目からオフタイプを飲んだりしています。
94%がビール類で経験済み、健康意識高く
さて、実際に飲んだことのある人にどの酒類を飲んだのかを聞いてみました。圧倒的に多かったのはビール類の94%で、以下はチューハイ27%、日本酒22%、焼酎8%となりました(図表(3))。しかし現在も飲んでいると答えた人は、ビール類でも66%、チューハイ13%にとどまります。一度はためしに飲んでみたものの、半分近くの人はもともと飲んでいるものに戻っているようです。
そこでオフタイプの酒の今後の飲用意向を聞いてみると飲み続けると思う人は飲用経験者の42%でした。代表的な意見としては「痛風をもっているのでこの酒に替えたところ一度も発症しません。味は飲みなれれば旨いものです」(40代男性)「ダイエット中なのでなるべくオフの酒を飲んでいる。チューハイはオフでも味に大差ないが、日本酒だけは全く風味がないので別の酒を飲んでいる」(40代男性)、「プリン体オフの飲酒という生活習慣を身につけて、生活習慣病を予防しようと思っています」(50代男性)などの声がありました。
一方で今後は飲まないという人は、「尿酸値を下げる薬を飲み、プリン体を多く含むものは食べないようにしているので、ビールくらいは普通に飲みたい」(50代男性)「いくつか試したが気に入ったものがないので今後は買わない。好きなもので飲む量を考える方がいい」(60代男性)などです。量を減らせる自信のある人は納得のいくものを飲みたいという意向が強いのかもしれません。
しばらくは商品リニューアルが続くと予想されるオフの酒
まだ発売から日が浅いこともありますが、飲み続けている人でも銘柄が決まっていないという人が目立つのも特徴でした。「そのつど購入商品を替えて気に入るか試している」「常に特売しているものを買う」「ビール類で新製品があれば試したい」などの意見が多く聞かれました。このジャンルはまだ発展中ですという感じを強く持たせます。潜在的なニーズはかなり大きそうなだけにしばらくは混戦が続くようです。
■調査概要
調査時期2015年8月25日(火)〜2015年8月28日(金)
調査対象酒文化研究所の酒好きモニター(N=1672)
有効回答159(回答率10%)
調査方法インターネットによる自記入式アンケート調査