カーボンニュートラルへの取り組みを進めるモンサントがカーボンニュートラル協働体を結成
[16/12/06]
提供元:共同通信PRワイヤー
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2016年12月6日
日本モンサント株式会社
気候変動への対応のために農業関連業界が連携
セントルイス(2016年12月1日) - 気候変動への対応、より具体的には農業からの温室効果ガス排出量の削減は、協働の取り組みがなければ達成できません。温室効果ガス(GHG)排出量の削減に向け、現代農業が果たす役割を明示するため、本日モンサントはカーボンニュートラル協働事業体の結成および初会合の開催を発表しました。農業による温室効果ガスの専門家からなる本協働事業体は、農業におけるGHG会計の枠組みの構築を支援し、2021年までにカーボンニュートラル(温室効果ガスを増加させない)を達成するというモンサントの取り組みに対して助言を行います。モンサントは、その事業活動において二酸化炭素排出量を増加させないという目標をちょうど1年前に発表しました。協働事業体の初会合は、火曜日に開催されました。
「昨年以降、当社のお客様であり、最終的な土地の責任者である農業生産者をはじめとする多くの関係者の皆様と、気候変動にまつわる有意義な議論や取り組みを重ねてきたことで、活力を得るとともに、刺激を受けてきました」と、モンサントの社長兼最高執行責任者であるブレット・ベガマンは述べています。「気候変動の問題は極めて複雑であり、地域によっても多くの違いがありますが、農業・環境科学分野の強力な指導者によるこの1年間の尽力のおかげで、明るい未来が見えてきました」
たとえば、米国農務省-自然資源保全局は先日、この分野の取り組みを支援するために、全米トウモロコシ生産者協会に100万米ドルの保全イノベーション補助金を授与しました。この補助金に呼応して、モンサントからは160万米ドルの追加補助が、更にプロジェクトの他のパートナー数社からは現物支給による補助が行われました。
米国農務省が支援するプロジェクトとカーボンニュートラル協働事業体は、拡張性のある検証可能な炭素会計の枠組みの構築を担っています。この枠組みがあれば、採用されるそれぞれの農法やシステムに基づいて炭素の削減を測定し、報告できる透明な体制が実現します。本協働事業体の結成時のメンバーには、モンサントのほかに以下の組織の有識者が含まれています。
- AgSolver社
- Applied GeoSolutions社
- Climate Smart Group社
- 農業温室効果ガスに関する連合
- コロラド州立大学
- CropGrower社
- カンザス州立大学
- 全米トウモロコシ生産者協会
- 土壌健全化パートナーシップ
- イリノイ大学シカゴ校
本協働事業体の結成は、昨年から農業関連産業界で行われているさまざまな協力事業の一例であり、気候変動と闘うために大規模にカーボンニュートラルな作物生産の土台を築くものです。ほかにも、モンサントは以下のような重要な業界の取り組みに参加しています。
- 食品・農業関連業者が共同で農業生産者を支援して土壌の健全性および水質の改善を図る中西部畑作協働体の結成
- 気候変動に対応した農業システムの世界的な普及を推進するための協働活動を培うことを目的とした持続可能な開発のための世界経済人会議の気候変動対応型農業ワーキンググループ
- 100人の生産者の協力を得て持続可能な農法を試験するとともに、農業生産者が温室効果ガス削減の達成に貢献していることを数字で立証する方法を評価するため、実験的プログラムを実施する土壌健全化パートナーシップによる先進的な取り組み
2016年の前半、モンサントは第三者専門機関のICFインターナショナルに委託して、米国内での農業によるGHG排出量の削減の可能性について調査しました。その結果を示す報告書には、推奨される農法が広く普及すれば、米国内だけで二酸化炭素換算の排出量を1億トン以上削減できることが示されています。この推奨される農法には、被覆作物(カバークロップ)、保全耕起、精密な施肥が含まれます。この夏から秋にかけて、モンサントは20人以上の土壌の健全性の専門家と協力し、報告書の結果を発表してきました。
一方、モンサントは米国内の種子用トウモロコシ生産者と積極的に協力して、こうした優良な管理方法の普及について調査するとともに、さらなる普及を推奨するための教育を提供しています。また、モンサントの農薬事業におけるGHG強度の削減を開始するために、社内チームが編成されました。このチームは、以下のような活動を実施しています。
- 生産・輸送における排出の抑制のために、農薬製品のサプライチェーンをさらに合理化。
- 社内炭素価格を設定し、それを利用して2017年の石炭ボイラーから天然ガスへの移行に対するモンサントの資本投資が気候に与える影響を査定。年間4万2000トンの二酸化炭素排出量の削減が期待できることが判明。
- 採種用のトウモロコシを生産する契約農家を選定するためのサステイナビリティ指数を追加。
気候変動への対応を求める声は、農業分野以外にも広がっています。11月の国連気候変動枠組条約締約国会議COP22において、モンサントは他の企業とともにパリ協定の推進を誓約する声明書に署名しました。
モンサントの気候変動に対する取り組み、進捗報告、協力活動に関する詳細な情報については、www.monsanto.com/sustainabilityより当社サステイナビリティ報告書「Growing Better Together」をご参照ください。
モンサント・カンパニーについて
モンサント・カンパニーは、人口が増え続ける世界の人々に必要な食料を供給するために役立つ広範囲なソリューションを提供することに取り組んでいます。当社は、果物や野菜からトウモロコシ、ダイズやワタといった主要穀物まで、農業生産者が十分な量の栄養のある食料を生産するのに役立つ様々な種子を生産して
います。当社は、農業生産者が、天然資源を保全し、農業を改善するためのデータを用い、水や他の重要な資源をより効率的に使用し、そして作物を害虫や病気から守るために役立つ持続可能な農業ソリューションを提供するため尽力しています。プログラムやパートナーシップを通じ、当社は、農業生産者、研究者、非営利団体、大学など、世界的な課題に取り組む人々と協力し合っています。モンサント・カンパニーや当社の取り組み、および問題解決のため献身的に取り組んでいる
20,000人を超える従業員についての詳細は、discover.monsanto.comおよびmonsanto.comをご覧ください。ツイッターのwww.twitter.com/MonsantoCoやブログのwww.monsantoblog.comのBeyond the Rows(R)、或いは、当社のNews Release RSS Feedを購読されますと、さらに詳細な情報をご覧いただけます。
日本モンサント株式会社の取り組みや事業についての詳細は、こちらをご覧ください。
【Website】 http://www.monsanto.co.jp/
【Facebook】 https://www.facebook.com/MonsantoJapan
【Twitter】 https://twitter.com/monsantojapan
【Blog】 http://www.monsantojournal.jp/
この件に関するお問い合わせ先
日本モンサント株式会社
E-mail: bio.info@monsanto.com
日本モンサント株式会社
気候変動への対応のために農業関連業界が連携
セントルイス(2016年12月1日) - 気候変動への対応、より具体的には農業からの温室効果ガス排出量の削減は、協働の取り組みがなければ達成できません。温室効果ガス(GHG)排出量の削減に向け、現代農業が果たす役割を明示するため、本日モンサントはカーボンニュートラル協働事業体の結成および初会合の開催を発表しました。農業による温室効果ガスの専門家からなる本協働事業体は、農業におけるGHG会計の枠組みの構築を支援し、2021年までにカーボンニュートラル(温室効果ガスを増加させない)を達成するというモンサントの取り組みに対して助言を行います。モンサントは、その事業活動において二酸化炭素排出量を増加させないという目標をちょうど1年前に発表しました。協働事業体の初会合は、火曜日に開催されました。
「昨年以降、当社のお客様であり、最終的な土地の責任者である農業生産者をはじめとする多くの関係者の皆様と、気候変動にまつわる有意義な議論や取り組みを重ねてきたことで、活力を得るとともに、刺激を受けてきました」と、モンサントの社長兼最高執行責任者であるブレット・ベガマンは述べています。「気候変動の問題は極めて複雑であり、地域によっても多くの違いがありますが、農業・環境科学分野の強力な指導者によるこの1年間の尽力のおかげで、明るい未来が見えてきました」
たとえば、米国農務省-自然資源保全局は先日、この分野の取り組みを支援するために、全米トウモロコシ生産者協会に100万米ドルの保全イノベーション補助金を授与しました。この補助金に呼応して、モンサントからは160万米ドルの追加補助が、更にプロジェクトの他のパートナー数社からは現物支給による補助が行われました。
米国農務省が支援するプロジェクトとカーボンニュートラル協働事業体は、拡張性のある検証可能な炭素会計の枠組みの構築を担っています。この枠組みがあれば、採用されるそれぞれの農法やシステムに基づいて炭素の削減を測定し、報告できる透明な体制が実現します。本協働事業体の結成時のメンバーには、モンサントのほかに以下の組織の有識者が含まれています。
- AgSolver社
- Applied GeoSolutions社
- Climate Smart Group社
- 農業温室効果ガスに関する連合
- コロラド州立大学
- CropGrower社
- カンザス州立大学
- 全米トウモロコシ生産者協会
- 土壌健全化パートナーシップ
- イリノイ大学シカゴ校
本協働事業体の結成は、昨年から農業関連産業界で行われているさまざまな協力事業の一例であり、気候変動と闘うために大規模にカーボンニュートラルな作物生産の土台を築くものです。ほかにも、モンサントは以下のような重要な業界の取り組みに参加しています。
- 食品・農業関連業者が共同で農業生産者を支援して土壌の健全性および水質の改善を図る中西部畑作協働体の結成
- 気候変動に対応した農業システムの世界的な普及を推進するための協働活動を培うことを目的とした持続可能な開発のための世界経済人会議の気候変動対応型農業ワーキンググループ
- 100人の生産者の協力を得て持続可能な農法を試験するとともに、農業生産者が温室効果ガス削減の達成に貢献していることを数字で立証する方法を評価するため、実験的プログラムを実施する土壌健全化パートナーシップによる先進的な取り組み
2016年の前半、モンサントは第三者専門機関のICFインターナショナルに委託して、米国内での農業によるGHG排出量の削減の可能性について調査しました。その結果を示す報告書には、推奨される農法が広く普及すれば、米国内だけで二酸化炭素換算の排出量を1億トン以上削減できることが示されています。この推奨される農法には、被覆作物(カバークロップ)、保全耕起、精密な施肥が含まれます。この夏から秋にかけて、モンサントは20人以上の土壌の健全性の専門家と協力し、報告書の結果を発表してきました。
一方、モンサントは米国内の種子用トウモロコシ生産者と積極的に協力して、こうした優良な管理方法の普及について調査するとともに、さらなる普及を推奨するための教育を提供しています。また、モンサントの農薬事業におけるGHG強度の削減を開始するために、社内チームが編成されました。このチームは、以下のような活動を実施しています。
- 生産・輸送における排出の抑制のために、農薬製品のサプライチェーンをさらに合理化。
- 社内炭素価格を設定し、それを利用して2017年の石炭ボイラーから天然ガスへの移行に対するモンサントの資本投資が気候に与える影響を査定。年間4万2000トンの二酸化炭素排出量の削減が期待できることが判明。
- 採種用のトウモロコシを生産する契約農家を選定するためのサステイナビリティ指数を追加。
気候変動への対応を求める声は、農業分野以外にも広がっています。11月の国連気候変動枠組条約締約国会議COP22において、モンサントは他の企業とともにパリ協定の推進を誓約する声明書に署名しました。
モンサントの気候変動に対する取り組み、進捗報告、協力活動に関する詳細な情報については、www.monsanto.com/sustainabilityより当社サステイナビリティ報告書「Growing Better Together」をご参照ください。
モンサント・カンパニーについて
モンサント・カンパニーは、人口が増え続ける世界の人々に必要な食料を供給するために役立つ広範囲なソリューションを提供することに取り組んでいます。当社は、果物や野菜からトウモロコシ、ダイズやワタといった主要穀物まで、農業生産者が十分な量の栄養のある食料を生産するのに役立つ様々な種子を生産して
います。当社は、農業生産者が、天然資源を保全し、農業を改善するためのデータを用い、水や他の重要な資源をより効率的に使用し、そして作物を害虫や病気から守るために役立つ持続可能な農業ソリューションを提供するため尽力しています。プログラムやパートナーシップを通じ、当社は、農業生産者、研究者、非営利団体、大学など、世界的な課題に取り組む人々と協力し合っています。モンサント・カンパニーや当社の取り組み、および問題解決のため献身的に取り組んでいる
20,000人を超える従業員についての詳細は、discover.monsanto.comおよびmonsanto.comをご覧ください。ツイッターのwww.twitter.com/MonsantoCoやブログのwww.monsantoblog.comのBeyond the Rows(R)、或いは、当社のNews Release RSS Feedを購読されますと、さらに詳細な情報をご覧いただけます。
日本モンサント株式会社の取り組みや事業についての詳細は、こちらをご覧ください。
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E-mail: bio.info@monsanto.com