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お米・営農再開2年目の福島・楢葉町で学生ボランティアが支援活動に参加

2017年5月29日

福島県双葉郡楢葉町大谷行政地区

お米・営農再開2年目の福島・楢葉町で学生ボランティアが支援活動に参加
田植え体験でお米づくりを応援!
花壇整備や民泊で、町民とのコミュニケーションを図る若者と進める滞在型体験型ボランティア活動
日時:5月13日(土)〜14日(日) 場所:福島県双葉郡楢葉町

 お米の営農再開から2 年目を迎えた福島・楢葉町の大谷行政地区(行政区長:坂本二己男)では、5月13日(土) 、県外から募った学生ボランティアが参加し、田植えを行いました。
 当日は全国的に天気が崩れ、楢葉町でも朝から雨が降り続けましたが、8人の学生は、ひざまである田植え用の長靴と雨合羽を着用し、地元農家の方に指導を受けながら田植えに挑戦。慣れない泥に足をとられながらも、水田一面に、青々と育った稲の苗(品種:天のつぶ)を植えました。
 学生は町内の一般家庭で民泊(宿泊)して町民との親交を深め、楢葉町の魅力や歴史に触れ、翌14日(日)には花壇の整備にも参加しました。
 学生ボランティアは今後、水田の除草や稲刈りまで一連の農作業に参加することで、お米づくりの苦労や達成感を経験し、10月14日(土)〜15日(日)に東京・六本木で開催される「福島フェス」で、楢葉町のお米のPR活動を行う予定です。
 なお、本活動は、復興庁の「心の復興」事業の交付金を用いて実施しております。

■1日目(5月13日) 楢葉町の水田で田植え体験
 楢葉町へ到着した8人の学生ボランティアは、長旅の疲れも見せず、荷物を下ろすとすぐに着替えて水田へ向かいました。水田に入ることが初体験の学生も多く、地元農家の方に歩き方のレクチャーを受け、ひざの深さまである泥に悪戦苦闘しながらも均等な間隔で苗を植えました。長靴の中に泥が入っても気にせず夢中で田植えを続けた学生は、「小さい頃に戻ったみたい」と笑顔で話しました。田植え機の操作も体験し、「おいしいお米に育ってほしい」「いつも食べているお米をつくる苦労が少しわかった」と感想を述べました。

【参考情報】楢葉町のお米営農について(※楢葉町産業振興課調べ)
・平成29 年の作付(予定)面積は、32.6ha(前年+13.2ha)
・22 戸が稲作に従事する予定

■2日目(5月14日) 花壇整備
 2日目は、6月4日(日)に行う花植えの準備のために、花壇の土
に肥料を混ぜました。
花植えは、一般社団法人ならはみらいの活動の一環で、大谷行政区
ではマリーゴールドやニチニチソウなどを約2,000株植えます。連日の
雨の中での活動でしたが、学生は来月自らが植える花壇の整備に
精一杯のボランティア活動を行っていました。

<活 動 概 要>
・実施日時
 2017年5月13日(土)14:00〜田植え開始。その後、町内泊(民泊)
 2017年5月14日(日)08:30〜10:00 花壇の整備作業 ※花上は6月に実施します
・水田住所
 福島県双葉町大字大谷字熊野10-1
・水田所所有者
 青木基(あおきもとい)
・花壇住所
 福島県双葉郡楢葉町大字大谷字山根83地先
・参加ボランティア
 青山学院大学、神戸大学、東京理科大学、法政大学、明星大学の学生8名
・実施主体
 楢葉町大谷行政地区



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