モンサントとアトムワイズ、人工知能技術を活用し、新しい作物保護(農薬)オプションの発見に向け提携
[17/06/27]
提供元:共同通信PRワイヤー
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2017年6月27日
日本モンサント株式会社
食糧供給を妨げる破壊的な害虫・病害との闘いに活かす
モンサントとアトムワイズ、人工知能技術を活用し、新しい作物保護(農薬)オプションの発見に向け提携
本文書の正式言語は英語であり、その内容につきましては英語を優先します。原文は本社のウェブサイトをご参照下さい。
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セントルイスおよびサンフランシスコ--(2017年6月14日)― モンサント・カンパニーとアトムワイズは、人工知能を活用し、作物保護(農薬)製品の発見・開発のスピードと可能性を高める目的で、ユニークな共同研究を立ち上げました。
モンサントの農業生産性イノベーション責任者Jeremy Williams(ジェレミー・ウィリアムズ)は、「生育期毎に、世界中の農業生産者が害虫や病害から収穫を守ろうと闘っています。一方、平均的な作物保護(農薬)製品を商品化するには最大11年、2億5,000万ドル以上の時間と費用がかかります」としたうえで、「新しいソリューションの発見は極めて重要であり、この共同研究は、必要とされる作物保護(農薬)ソリューションを迅速に生産者にお届けするのに大いに役立つと期待されます」と述べています。
アトムワイズは、有望な化合物の分子の発見に用いる人工知能システムを開発しています。今回の共同研究では、アトムワイズの画期的なAtomNetテクノロジーで、強力なディープ・ラーニング・アルゴリズムとスーパーコンピューターを駆使して何百万の分子を分析し、作物保護(農薬)製品につながる可能性のある分子を見つけ出します。
アトムワイズの最高経営責任者であるAbraham Heifets(アブラハム・ハイフェッツ)博士は、「増加を続ける世界の人口に対する食糧の供給は、人々の健康にとって喫緊の優先課題であり、私たちはあらゆる利用可能な技術を動員しなければなりません」としたうえで、「アトムワイズは、人工知能を武器に致死性の疾患と闘ってきました。私たちが学んだすべてを使い、その知識を食糧供給を妨げる破壊的な害虫・病害との闘いに活かしていきます」と述べています。
従来の試行錯誤や消去プロセスを使って何万もの分子を分析するのとは違い、AtomNetテクノロジーが目指しているのは、様々な分子がどのように相互作用するかを分析し、分子レベルでの発見の第一段階を効率化することです。AtomNetは、ディープラーニングを用いて、どの分子が病気や害虫の防除に効果を持つ可能性があるかを予測し、分子レベルでの発見のプロセスを加速させます。人工知能が画像認識を学習するのと似た方法でパターンを特定することによって、ソフトウェア自体が分子の相互作用について自己学習します。
「アトムワイズには最先端の人工知能システムがあり、他方、モンサントには植物育種・植物バイオテクノロジー・作物保護(農薬)・農業用生物製剤・データサイエンスプラットフォームの統合を通じた、実環境での検証を応用する能力があります。両社を組み合わせることで、山積する環境課題に対して、収穫の改善、作物の保護、社会への供給増に取り組む生産者を支援する技術を開発することができます」と、Williamsは説明しています。
モンサントは、アトムワイズと提携する農業分野で最初の企業となりました。この提携により、作物保護(農薬)を充実させる発見を目指し、モンサント独自のパートナーシップにもとづくアプローチはさらに強化されることになります。
モンサント・カンパニーについて
モンサント・カンパニーは、人口が増え続ける世界の人々に必要な食料を供給するために役立つ広範囲なソリューションを提供することに取り組んでいます。当社は、果物や野菜からトウモロコシ、ダイズやワタといった主要穀物まで、農業生産者が十分な量の栄養のある食料を生産するのに役立つ様々な種子を生産しています。当社は、農業生産者が、天然資源を保全し、農業を改善するためのデータを用い、水や他の重要な資源をより効率的に使用し、そして作物を害虫や病気から守るために役立つ持続可能な農業ソリューションを提供するため尽力しています。プログラムやパートナーシップを通じ、当社は、農業生産者、研究者、非営利団体、大学など、世界的な課題に取り組む人々と協力し合っています。モンサント・カンパニーや当社の取り組み、および問題解決のため献身的に取り組んでいる20,000人を超える従業員についての詳細は、discover.monsanto.comおよびmonsanto.comをご覧ください。ツイッターのwww.twitter.com/MonsantoCoやブログのwww.monsantoblog.comのBeyond the Rows(R)、或いは、当社のNews Release RSS Feedを購読されますと、さらに詳細な情報をご覧いただけます。
Atomwise(アトムワイズ)について
アトムワイズは、人工知能を駆使して、新薬や新しい農業用化合物の発見を支援しています。同社の画期的なAtomNetテクノロジーは、強力なディープラーニングのアルゴリズムとスーパーコンピューターを使って人間の科学者と同じように理由付けを行い、一日に数百万の候補分子を分析することができます。アトムワイズは、メルクやハーバード大学など革新的な組織と共同ですでに27のプロジェクトを開始しており、エボラ出血熱、多発性硬化症、白血病のほか、新たにカビや線虫といった多様な対象分野においても研究を進めています。現在、多様なパートナープログラムを通じて、アトムワイズは、全世界の健康上の課題に人工知能の力を使って立ち向かうための新しい提携関係を積極的に模索しています。
日本モンサント株式会社の取り組みや事業についての詳細は、こちらをご覧ください。
【Website】 http://www.monsanto.co.jp/
【Facebook】 https://www.facebook.com/MonsantoJapan
【Twitter】 https://twitter.com/monsantojapan
【Blog】 http://www.monsantojournal.jp/
この件に関するお問い合わせ先
日本モンサント株式会社
E-mail: bio.info@monsanto.com
日本モンサント株式会社
食糧供給を妨げる破壊的な害虫・病害との闘いに活かす
モンサントとアトムワイズ、人工知能技術を活用し、新しい作物保護(農薬)オプションの発見に向け提携
本文書の正式言語は英語であり、その内容につきましては英語を優先します。原文は本社のウェブサイトをご参照下さい。
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セントルイスおよびサンフランシスコ--(2017年6月14日)― モンサント・カンパニーとアトムワイズは、人工知能を活用し、作物保護(農薬)製品の発見・開発のスピードと可能性を高める目的で、ユニークな共同研究を立ち上げました。
モンサントの農業生産性イノベーション責任者Jeremy Williams(ジェレミー・ウィリアムズ)は、「生育期毎に、世界中の農業生産者が害虫や病害から収穫を守ろうと闘っています。一方、平均的な作物保護(農薬)製品を商品化するには最大11年、2億5,000万ドル以上の時間と費用がかかります」としたうえで、「新しいソリューションの発見は極めて重要であり、この共同研究は、必要とされる作物保護(農薬)ソリューションを迅速に生産者にお届けするのに大いに役立つと期待されます」と述べています。
アトムワイズは、有望な化合物の分子の発見に用いる人工知能システムを開発しています。今回の共同研究では、アトムワイズの画期的なAtomNetテクノロジーで、強力なディープ・ラーニング・アルゴリズムとスーパーコンピューターを駆使して何百万の分子を分析し、作物保護(農薬)製品につながる可能性のある分子を見つけ出します。
アトムワイズの最高経営責任者であるAbraham Heifets(アブラハム・ハイフェッツ)博士は、「増加を続ける世界の人口に対する食糧の供給は、人々の健康にとって喫緊の優先課題であり、私たちはあらゆる利用可能な技術を動員しなければなりません」としたうえで、「アトムワイズは、人工知能を武器に致死性の疾患と闘ってきました。私たちが学んだすべてを使い、その知識を食糧供給を妨げる破壊的な害虫・病害との闘いに活かしていきます」と述べています。
従来の試行錯誤や消去プロセスを使って何万もの分子を分析するのとは違い、AtomNetテクノロジーが目指しているのは、様々な分子がどのように相互作用するかを分析し、分子レベルでの発見の第一段階を効率化することです。AtomNetは、ディープラーニングを用いて、どの分子が病気や害虫の防除に効果を持つ可能性があるかを予測し、分子レベルでの発見のプロセスを加速させます。人工知能が画像認識を学習するのと似た方法でパターンを特定することによって、ソフトウェア自体が分子の相互作用について自己学習します。
「アトムワイズには最先端の人工知能システムがあり、他方、モンサントには植物育種・植物バイオテクノロジー・作物保護(農薬)・農業用生物製剤・データサイエンスプラットフォームの統合を通じた、実環境での検証を応用する能力があります。両社を組み合わせることで、山積する環境課題に対して、収穫の改善、作物の保護、社会への供給増に取り組む生産者を支援する技術を開発することができます」と、Williamsは説明しています。
モンサントは、アトムワイズと提携する農業分野で最初の企業となりました。この提携により、作物保護(農薬)を充実させる発見を目指し、モンサント独自のパートナーシップにもとづくアプローチはさらに強化されることになります。
モンサント・カンパニーについて
モンサント・カンパニーは、人口が増え続ける世界の人々に必要な食料を供給するために役立つ広範囲なソリューションを提供することに取り組んでいます。当社は、果物や野菜からトウモロコシ、ダイズやワタといった主要穀物まで、農業生産者が十分な量の栄養のある食料を生産するのに役立つ様々な種子を生産しています。当社は、農業生産者が、天然資源を保全し、農業を改善するためのデータを用い、水や他の重要な資源をより効率的に使用し、そして作物を害虫や病気から守るために役立つ持続可能な農業ソリューションを提供するため尽力しています。プログラムやパートナーシップを通じ、当社は、農業生産者、研究者、非営利団体、大学など、世界的な課題に取り組む人々と協力し合っています。モンサント・カンパニーや当社の取り組み、および問題解決のため献身的に取り組んでいる20,000人を超える従業員についての詳細は、discover.monsanto.comおよびmonsanto.comをご覧ください。ツイッターのwww.twitter.com/MonsantoCoやブログのwww.monsantoblog.comのBeyond the Rows(R)、或いは、当社のNews Release RSS Feedを購読されますと、さらに詳細な情報をご覧いただけます。
Atomwise(アトムワイズ)について
アトムワイズは、人工知能を駆使して、新薬や新しい農業用化合物の発見を支援しています。同社の画期的なAtomNetテクノロジーは、強力なディープラーニングのアルゴリズムとスーパーコンピューターを使って人間の科学者と同じように理由付けを行い、一日に数百万の候補分子を分析することができます。アトムワイズは、メルクやハーバード大学など革新的な組織と共同ですでに27のプロジェクトを開始しており、エボラ出血熱、多発性硬化症、白血病のほか、新たにカビや線虫といった多様な対象分野においても研究を進めています。現在、多様なパートナープログラムを通じて、アトムワイズは、全世界の健康上の課題に人工知能の力を使って立ち向かうための新しい提携関係を積極的に模索しています。
日本モンサント株式会社の取り組みや事業についての詳細は、こちらをご覧ください。
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E-mail: bio.info@monsanto.com