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【アロマサイエンスフォーラム 2017】開催のお知らせ

2017年8月17日

有限会社フレグランスジャーナル社/香りの図書館

香りで若返りはどこまで可能か!
香り研究の第一人者が研究成果を発表します!
第18回アロマ・サイエンス・フォーラム 2017
10月27日(金)東京で開催

 フレグランスジャーナル社/香りの図書館(代表取締役・宇野浩一)主催、世話人・AROMA RESEACH編集委員会(委員長・谷田貝光克 東京大学名誉教授)は「第18回 アロマ・サイエンス・フォーラム 2017」を10月27日(金)、東京・千代田区のアルカディア市ヶ谷(私学会館)で開催いたします。
 今年のメインテーマは「香りで若返りはどこまで可能か」。今回の「アロマ・サイエンス・フォーラム」では、最先端の長寿研究の一端を特別講演でご紹介するとともに、香料動物やにおい・香りが老化や疲労抑制に役立ち、老化や疾病のもたらす状況にどのような役割を果たすのかなどについて、最新の研究から考える場となります。

■特別講演
哺乳類サーチュインを介した視床下部の全身性老化制御機構
〜老齢マウスに認められる睡眠変化の分子メカニズムと全身性の老化物質
国立長寿医療研究センター 中枢性老化・睡眠制御研究プロジェクトチーム 佐藤亜希子氏
 近年、脳(視床下部)が、老化・寿命抑制の中心的な役割を担ってきていることが明らかになりつつあります。我々は、哺乳類サーチュイン SIRTIを脳特異的に高発現させたトランスジェニックマウス(BRASTOマウス)の寿命が有意に延長することを発見しました。またこのBRASTOマウスは老齢になっても睡眠の質を維持していました。さらに我々は、視床下部SIRTIシグナルの下流標的遺伝子であるPR domain containing factor13(PRDM13)が睡眠の質を維持する上で必須であることを見出しました。本講演では、老齢マウスに認められる睡眠変化の分子メカニズムと、それがもたらす全身性の老化形質についても紹介したいと思います。

■アロマ・サイエンス・フォーラム 演題と講演者■
1)Tie2 受容体活性化による血管構造の安定化とアンチエイジング 9:40〜10:20
…大阪大学 微生物病研究所情報伝達分野 高倉伸幸
2)香りの抗疲労作用における嗅覚の関与 10:20〜11:00
…花王株式会社 感性科学研究所 齋藤菜穂子
3)香りで脳の若返りはどこまで可能か 11:15〜11:55
…藍野大学 医療保健学部 臨床工学科 外池光雄
【特別講演】哺乳類サーチュインを介した視床下部の全身性老化制御機構
〜老齢マウスに認められる睡眠変化の分子メカニズムと全身性の老化物質
                                    13:05〜14:05
…国立長寿医療研究センター 中枢性老化・睡眠制御研究プロジェクトチーム 佐藤亜希子
4)嗅覚検査を用いたパーキンソン病における認知症発症予測 14:05〜14:45
  …東北大学 高次機能障害学 馬場徹
5)音・音楽と香りの相互作用と脳 15:00〜15:40
…奈良教育大学 教育学部 音楽研究室 福井一
6)人間の意識と嗅覚のメカニズムを認知症と人工知能学の観点から紐解く 15:40〜16:30
…静岡大学 創造科学技術大学院 竹林洋一

■開催概要■
日時:2017年10月27日(金)9:30〜16:30
会場:アルカディア市ヶ谷(私学会館)
   東京都千代田区九段北4-2-25
参加費:10,000円(税込、テキスト代含む)
申込締切:10月20日(金)
世話人:AROMA RESEACH編集委員会(委員長 谷田貝光克・東京大学名誉教授)
主催:フレグランスジャーナル社/香りの図書館
参加申込先:フレグランスジャーナル社
東京都千代田区飯田橋1-5-9精文館ビル1F
   TEL03-3264-0125 FAX03-3264-0148
WEBでのお申し込みも可能です。
      http://www.fragrance-j.co.jp/news/n13351.html

◇◇この件に関するお問い合わせ先◇◇
フレグランスジャーナル社 担当:高橋
東京都千代田区飯田橋1-5-9精文館ビル1F
TEL 03-3264-0125  FAX 03-3264-0148
http://www.fragrance-j.co.jp

=ご参考情報=
*アロマ・サイエンス・フォーラムとは
1995年から99年まで開催していた「ジャパン・アロマテラピー・フォーラム」を2000年にフォーラムのあり方を見直し。2000年に、科学的・医学的・薬学的な観点から立証した「香りの機能的・心理的作用と効果」研究を発信する「第1回アロマ・サイエンス・フォーラム 2000」を開催。以降、現在まで様々なテーマのもと、年1回のフォーラムを開催している。

*AROMA RESEACH編集委員会とは
2000年に香りに関連する領域で、香りの機能性や有用性についての総説、報文(研究論文、報告)研究発表を掲載する学際的専門誌として創刊したのが「AROMA RESEACH」。論文等の記事掲載においては、香り研究の第一人者らによる「AROMA RESEACH編集員会」が査読し、記事内容の信頼性等のチェックをしている。
◇2016年8月現在のAROMA RESARCH編集委員会メンバー
委員長 谷田貝光克氏(東京大学名誉教授・香りの図書館館長)
委員 外池光雄氏(藍野大学医療保健学部臨床工学科教授)
委員 本間請子氏(日本橋ヴィダサナ健康クリニック院長)
委員 廣瀬清一氏(元資生堂研究所チーフパフューマ―)
委員 高見茂氏(酒井電子顕微鏡応用研究所上級研究員・岩手医科大学生理学講座研究員)
委員 青島均氏(山口大学名誉教授)
編集アドバイザー 澁谷達明氏、中島基貴氏、斉藤幸子氏、吉武利文氏、堀内哲嗣郎氏

*香りの図書館とは
 香り・においの学術・文化を育て、「香創育®」を志す日本唯一のライブラリー。2005年10月の開館以来、年間3,000人以上の方々が来館し、香り・においに関連する図書の閲覧や文献情報検索の“場”として利用している。
香りの図書館所在地
東京都千代田区飯田橋1-5-9精文館ビル1F
TEL03-3264-0126 FAX03-3264-0190
http://www.fragrance-j.co.jp/library/
入館料:一般(1回)200円
    会員:会員カード/2,000円(1年間有効)
開館時間:10時〜17時(土曜日:10時〜16時)
休館日:月・日・祝日・夏季休暇日・年末年始

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