企業広報戦略研究所(電通PR内)、日本マーケティング学会「ベストペーパー賞」を受賞
[17/10/26]
提供元:共同通信PRワイヤー
提供元:共同通信PRワイヤー
2017年10月26日
企業広報戦略研究所(C.S.I.)
(株式会社電通パブリック リレーションズ内)
企業広報戦略研究所(電通PR内)、日本マーケティング学会「ベストペーパー賞」を受賞
企業広報戦略研究所(所長:三浦健太郎、所在地:東京都港区、株式会社電通パブリックリレーションズ内)は、2017年10月22日(日)に開催された「日本マーケティング学会 マーケティングカンファレンス2017」(於:早稲田大学)で、「オーラルセッション2017 ベストペーパー賞」を受賞しました。
本研究発表は、企業広報戦略研究所が開発した「企業魅力度モデル」をもとに生活者調査を行い、魅力的なブランド要素と検索や購買行動との関係性を明らかにしたものです。
田中 洋氏(中央大学ビジネススクール、日本マーケティング学会会長)は本研究発表について、以下のように評しています。
「本発表は、企業の魅力というこれまで研究されていなかったにも関わらず、現代企業にとって必要なテーマを選び、探索している点が評価される。また、社会心理学の知見を用いて企業の魅力を『人的魅力』『会社的魅力』『商品的魅力』の3 つの領域に分け、考察と調査が行われた。1万人の調査対象者を用い、150社について、企業の魅力を形成する要因が突き止められた。本研究はパイオニア的性格をもつ研究として高く評価されるだろう」
また、同研究所所長の三浦健太郎は今回の受賞をうけて以下のように述べています。
「このたび、日本マーケティング学会様からこのような賞をいただき、大変光栄です。今やマーケティングやブランディングの観点で、広報/PRは大変重要なポジションを担っています。対象となった研究活動は、企業における魅力的なブランド形成要素を調査分析し、検索や購買に結び付く要素をわかりやすく解き明かせられたと自負しております。企業広報戦略研究所では広報/PRにとどまらず、マーケティングやブランディングの発展に関して、少しでもお役に立てるように研究を継続してまいります」
■受賞タイトル
「企業の魅力要素と購買行動の考察」
北見幸一(東京都市大学 都市生活学部 准教授)、阪井完二(電通パブリックリレーションズ 局長)、末次祥行(電通パブリックリレーションズ 部長)
http://www.j-mac.or.jp/oral/dtl.php?os_id=66
■研究発表の概要
本研究では、企業の魅力に焦点を絞り、生活者10,000人を対象に調査を行いました。10業種150社を提示して、企業の魅力を「人的魅力」「会社的魅力」「商品的魅力」の3つの領域から発想した魅力項目の36項目についての回答を基に、探索的因子分析を実施。その結果、「トラスト(信頼・安定性)」「バイタリティー(活力ある風土)」「提供バリュー」の3つの因子構造であることが示されました。また、各因子の因子得点を説明変数とし、魅力を感じた後の購買行動に関わる項目を目的変数とする重回帰分析を行ったところ、「その企業や商品・サービスをネットで検索した」という購買行動が最も説明力が高く、また、3因子の中でも「バイタリティー」因子の影響が大きいことが分かりました。企業の魅力のうち企業の活性や創造性を高める取り組みが、ネット検索に影響を与えることも明らかになりました。
■参考サイト
日本マーケティング学会「学会賞 受賞一覧」
http://www.j-mac.or.jp/prize/
■日本マーケティング学会 オーラルセッションベストペーパー賞とは
日本マーケティング学会は、学会員が一同に集まって研究報告や議論を行う研究大会「マーケティングカンファレンス」で、伝統的な学会の報告スタイルであるオーラルセッションのフルペーパーを募集し、理事会メンバーによるダブル・ブラインド査読の上、投票にて審査を実施。オーラルセッション全報告を対象(博士単独報告を除く)にした「ベストペーパー賞」と、博士単独報告を対象にした「ベストドクターコース賞」を授与しています。
■企業広報戦略研究所
(Corporate communication Strategic studies Institute : 略称C.S.I.)とは
企業経営や広報の専門家(大学教授・研究者など)と連携して、企業の広報戦略・体制等について調査・分析・研究を行う、(株)電通パブリックリレーションズ内の研究組織(2013年12月設立。所長:三浦健太郎)。
企業広報戦略研究所サイト http://www.dentsu-pr.co.jp/csi/
企業広報戦略研究所(C.S.I.)
(株式会社電通パブリック リレーションズ内)
企業広報戦略研究所(電通PR内)、日本マーケティング学会「ベストペーパー賞」を受賞
企業広報戦略研究所(所長:三浦健太郎、所在地:東京都港区、株式会社電通パブリックリレーションズ内)は、2017年10月22日(日)に開催された「日本マーケティング学会 マーケティングカンファレンス2017」(於:早稲田大学)で、「オーラルセッション2017 ベストペーパー賞」を受賞しました。
本研究発表は、企業広報戦略研究所が開発した「企業魅力度モデル」をもとに生活者調査を行い、魅力的なブランド要素と検索や購買行動との関係性を明らかにしたものです。
田中 洋氏(中央大学ビジネススクール、日本マーケティング学会会長)は本研究発表について、以下のように評しています。
「本発表は、企業の魅力というこれまで研究されていなかったにも関わらず、現代企業にとって必要なテーマを選び、探索している点が評価される。また、社会心理学の知見を用いて企業の魅力を『人的魅力』『会社的魅力』『商品的魅力』の3 つの領域に分け、考察と調査が行われた。1万人の調査対象者を用い、150社について、企業の魅力を形成する要因が突き止められた。本研究はパイオニア的性格をもつ研究として高く評価されるだろう」
また、同研究所所長の三浦健太郎は今回の受賞をうけて以下のように述べています。
「このたび、日本マーケティング学会様からこのような賞をいただき、大変光栄です。今やマーケティングやブランディングの観点で、広報/PRは大変重要なポジションを担っています。対象となった研究活動は、企業における魅力的なブランド形成要素を調査分析し、検索や購買に結び付く要素をわかりやすく解き明かせられたと自負しております。企業広報戦略研究所では広報/PRにとどまらず、マーケティングやブランディングの発展に関して、少しでもお役に立てるように研究を継続してまいります」
■受賞タイトル
「企業の魅力要素と購買行動の考察」
北見幸一(東京都市大学 都市生活学部 准教授)、阪井完二(電通パブリックリレーションズ 局長)、末次祥行(電通パブリックリレーションズ 部長)
http://www.j-mac.or.jp/oral/dtl.php?os_id=66
■研究発表の概要
本研究では、企業の魅力に焦点を絞り、生活者10,000人を対象に調査を行いました。10業種150社を提示して、企業の魅力を「人的魅力」「会社的魅力」「商品的魅力」の3つの領域から発想した魅力項目の36項目についての回答を基に、探索的因子分析を実施。その結果、「トラスト(信頼・安定性)」「バイタリティー(活力ある風土)」「提供バリュー」の3つの因子構造であることが示されました。また、各因子の因子得点を説明変数とし、魅力を感じた後の購買行動に関わる項目を目的変数とする重回帰分析を行ったところ、「その企業や商品・サービスをネットで検索した」という購買行動が最も説明力が高く、また、3因子の中でも「バイタリティー」因子の影響が大きいことが分かりました。企業の魅力のうち企業の活性や創造性を高める取り組みが、ネット検索に影響を与えることも明らかになりました。
■参考サイト
日本マーケティング学会「学会賞 受賞一覧」
http://www.j-mac.or.jp/prize/
■日本マーケティング学会 オーラルセッションベストペーパー賞とは
日本マーケティング学会は、学会員が一同に集まって研究報告や議論を行う研究大会「マーケティングカンファレンス」で、伝統的な学会の報告スタイルであるオーラルセッションのフルペーパーを募集し、理事会メンバーによるダブル・ブラインド査読の上、投票にて審査を実施。オーラルセッション全報告を対象(博士単独報告を除く)にした「ベストペーパー賞」と、博士単独報告を対象にした「ベストドクターコース賞」を授与しています。
■企業広報戦略研究所
(Corporate communication Strategic studies Institute : 略称C.S.I.)とは
企業経営や広報の専門家(大学教授・研究者など)と連携して、企業の広報戦略・体制等について調査・分析・研究を行う、(株)電通パブリックリレーションズ内の研究組織(2013年12月設立。所長:三浦健太郎)。
企業広報戦略研究所サイト http://www.dentsu-pr.co.jp/csi/