2018年台湾国際照明技術展 ITRIの可撓性OLEDとLEDスマート照明応用開発 次世代照明価値の展開
[18/04/25]
提供元:共同通信PRワイヤー
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2018年4月25日
工業技術研究院(ITRI)
2018年台湾国際照明技術展
ITRIの可撓性OLEDとLEDスマート照明応用開発
次世代照明価値の展開
工業技術研究院(略称:ITRI)産業経済情報研究センター(略称:IEK)の予測によると、世界の照明製品市場規模は2021年に1585億USドルに達し、市場のトレンドは「光」から「スマートビューティ」となるでしょう。ITRIは本日(25日)から4日間、2018年台湾国際照明技術展にて多数の有機EL(以下:OLED)とLEDスマート照明の新たな応用製品を展示します。その中で、「Flexible OLED技術」、「光保健活力艙(光ライフヘルスケア館)」、「トラブル検出報告スマートLED照明」等の技術展示は、次世代の照明環境を作り、LEDとOLEDの革新技術の応用を強く推進し、次世代照明を創造します。ITRIは特に、先進的OLED照明の製造プロセスにおける開発能力と量産技術を持ち、独自開発のロール・ツー・ロール(Roll to Roll)方式技術により、製造プロセス時間を大幅に縮小し、生産能力を向上させました。これにより台湾国内照明メーカーによるブルーオーシャン開拓に貢献し、多様なスマート照明の価値を生み出しました。
FOLED薄型軽量・フレキシブル・変幻自在な応用による美しさ
ITRI電子光電システム研究所の呉志毅所長によると、OLEDの材料と製造プロセスの発展に伴い、技術コストは大幅に下がり、OLED関連応用も多様になっています。ITRIは企業のニーズに合わせた設計能力や、ロール・ツー・ロール方式(略称:R2R)によるコスト削減の実現等、十分な開発能力と試量産能力を備えており、ハイエンドのFOLED新製品の導入にも成功しました。R2R製造プロセスで直面する軟性伝送基板・R2R製造プロセス統合と軟性光源装置設計等の困難な課題を克服しました。また、現行の製造効率向上だけでなく、コスト削減も可能で、現在の生産能力は月5万枚に達しました。このように、ITRIは産業界によるOLED照明のカスタマイズ化を支え、新たな領域への応用を拡大しました。この技術は現在台湾国内の照明器具メーカー14社・学校15校・9カ所の商業施設と連携しています。さらに今年は、帝宝(Depo Auto Parts Ind)・経昌(Vision Automobile Electronics Ind)・亞帝欧(Ado Optronics Corporation)の3社と、車両のライトと駆動による連携を共同発表し、台湾国内OLED照明市場を牽引しました。
ITRIの「OLED照明テーマ館」では、OLEDスマート照明のもとでの暮らしをテーマとし、FOLED技術の各応用を展示します。これまでのOLEDが、主にガラス基板上で開発されたのに対し、ITRI独自開発の「FOLED」では軟性基板技術を使用しているため、重さはたった10.7?・厚さ0.5?弱と、可撓性と薄型軽量の特徴を持ち、将来の応用性をさらに拡大しました。展示会では、ヤシの木をイメージした照明アート・家族が交流できるような雰囲気でのインテリア・車両装備ライト等を展示します。
昼夜リズムに合わせて、LED照明スペクトルの調節可能
ITRIの「LED光と健康テーマ館」では、「LEDスペクトル調節可能なモジュール」を展示します。これはマルチチップ・マルチカラーの灯具設計で、特定の波長で白色光を生成し、「人間の昼夜リズム」に合わせた照明の調節を可能としています。当モジュールを使えば、肉眼では色や温度は同じ白色光でも、赤・青・緑の光混合比によって、人体のメラトニン分泌抑制に差異をもたらし「無意識に」人の昼夜リズムに影響を与える事ができます。
呉志毅所長によると、LED技術の発展に伴い、LED照明市場の応用領域も徐々に拡大しています。過去のLED照明開発は高効率重視でしたが、今は付加価値向上を重点に研究開発が行われています。つまり、「照明そのものの技術研究開発」から「システムの統合とスマート化」へと変化してきました。オフィスを例にとると、心地良い光や、省エネ・勤務者の業務効率と健康の確保に重点を置く、ということです。ITRIはLEDとICT両者の優位性を結合し、確固たる技術基盤に新たなアイデアを導入する事で、台湾の照明産業界を、価格競争の激しいレッドオーシャンから脱出させ、ブルーオーシャンを開拓するよう導いていきたいと考えています。
高品質光源と高効率照明機器・新たなスマート照明ライフ
ITRIは、台湾経済部能源局(Bureau of Energy, Ministry of Economic Affairs)の支援で作った「ライフスマート光環境テーマ館」において、点灯トラブルの検出と報告機能が備わったLEDアダプターを展示します。この技術は喬奇(Great Connection System Co., Ltd.)に技術移転し、低コスト・低電力・高安全性・高信頼性・利便性等の多くの利点があります。このシステムにより、センサーを付けなくても、照明器具の使用状態をすぐに検出し、管理者とメーカーに報告可能となり、メンテナンスを省けることで、人手とコスト削減を実現します。
ITRIグリーンエネルギー環境研究所の胡耀祖所長によると、ITRIはこれまでスマート効率照明領域において、多数の技術を開発、LEDの照明品質と効果を積極的に改善してきました。今回発表したトラブルの検出と報告機能が備わったスマートLED照明は、メンテナンスがスムーズになり、顧客満足度と製品イメージの向上へつながり、管理者とユーザー双方にとって使いやすい製品です。また、LED照明の性能向上において、ITRIが民間企業と開発した高効率LED照明技術は、台湾新竹県第一運動場で既に使われており、この照度は従来の2倍以上を誇ります。
ITRIは、2018年台湾国際照明技術展にて「LED照明テーマ館」「LED光と健康テーマ館」「ライフスマート光環境テーマ館」を展示し、各種照明応用と技術成果を発表します。
多くの皆さまのご来場をお待ちしています。
2018年台湾国際照明技術展(Taiwan International Lighting Show)
・会場 台北世界貿易中心展覧1館B、C區(台北市信義区信義路五段5号)
・website https://www.tils.com.tw
ITRI出展ブースNo.
No. B0821「OLED照明主題館(OLED照明テーマ館)」
No. B1014「光保健活力艙(光ライフヘルスケア館)」
No. B1222「悠活智慧光環境主題館(ライフスマート光環境テーマ館)」
工業技術研究院(ITRI)
2018年台湾国際照明技術展
ITRIの可撓性OLEDとLEDスマート照明応用開発
次世代照明価値の展開
工業技術研究院(略称:ITRI)産業経済情報研究センター(略称:IEK)の予測によると、世界の照明製品市場規模は2021年に1585億USドルに達し、市場のトレンドは「光」から「スマートビューティ」となるでしょう。ITRIは本日(25日)から4日間、2018年台湾国際照明技術展にて多数の有機EL(以下:OLED)とLEDスマート照明の新たな応用製品を展示します。その中で、「Flexible OLED技術」、「光保健活力艙(光ライフヘルスケア館)」、「トラブル検出報告スマートLED照明」等の技術展示は、次世代の照明環境を作り、LEDとOLEDの革新技術の応用を強く推進し、次世代照明を創造します。ITRIは特に、先進的OLED照明の製造プロセスにおける開発能力と量産技術を持ち、独自開発のロール・ツー・ロール(Roll to Roll)方式技術により、製造プロセス時間を大幅に縮小し、生産能力を向上させました。これにより台湾国内照明メーカーによるブルーオーシャン開拓に貢献し、多様なスマート照明の価値を生み出しました。
FOLED薄型軽量・フレキシブル・変幻自在な応用による美しさ
ITRI電子光電システム研究所の呉志毅所長によると、OLEDの材料と製造プロセスの発展に伴い、技術コストは大幅に下がり、OLED関連応用も多様になっています。ITRIは企業のニーズに合わせた設計能力や、ロール・ツー・ロール方式(略称:R2R)によるコスト削減の実現等、十分な開発能力と試量産能力を備えており、ハイエンドのFOLED新製品の導入にも成功しました。R2R製造プロセスで直面する軟性伝送基板・R2R製造プロセス統合と軟性光源装置設計等の困難な課題を克服しました。また、現行の製造効率向上だけでなく、コスト削減も可能で、現在の生産能力は月5万枚に達しました。このように、ITRIは産業界によるOLED照明のカスタマイズ化を支え、新たな領域への応用を拡大しました。この技術は現在台湾国内の照明器具メーカー14社・学校15校・9カ所の商業施設と連携しています。さらに今年は、帝宝(Depo Auto Parts Ind)・経昌(Vision Automobile Electronics Ind)・亞帝欧(Ado Optronics Corporation)の3社と、車両のライトと駆動による連携を共同発表し、台湾国内OLED照明市場を牽引しました。
ITRIの「OLED照明テーマ館」では、OLEDスマート照明のもとでの暮らしをテーマとし、FOLED技術の各応用を展示します。これまでのOLEDが、主にガラス基板上で開発されたのに対し、ITRI独自開発の「FOLED」では軟性基板技術を使用しているため、重さはたった10.7?・厚さ0.5?弱と、可撓性と薄型軽量の特徴を持ち、将来の応用性をさらに拡大しました。展示会では、ヤシの木をイメージした照明アート・家族が交流できるような雰囲気でのインテリア・車両装備ライト等を展示します。
昼夜リズムに合わせて、LED照明スペクトルの調節可能
ITRIの「LED光と健康テーマ館」では、「LEDスペクトル調節可能なモジュール」を展示します。これはマルチチップ・マルチカラーの灯具設計で、特定の波長で白色光を生成し、「人間の昼夜リズム」に合わせた照明の調節を可能としています。当モジュールを使えば、肉眼では色や温度は同じ白色光でも、赤・青・緑の光混合比によって、人体のメラトニン分泌抑制に差異をもたらし「無意識に」人の昼夜リズムに影響を与える事ができます。
呉志毅所長によると、LED技術の発展に伴い、LED照明市場の応用領域も徐々に拡大しています。過去のLED照明開発は高効率重視でしたが、今は付加価値向上を重点に研究開発が行われています。つまり、「照明そのものの技術研究開発」から「システムの統合とスマート化」へと変化してきました。オフィスを例にとると、心地良い光や、省エネ・勤務者の業務効率と健康の確保に重点を置く、ということです。ITRIはLEDとICT両者の優位性を結合し、確固たる技術基盤に新たなアイデアを導入する事で、台湾の照明産業界を、価格競争の激しいレッドオーシャンから脱出させ、ブルーオーシャンを開拓するよう導いていきたいと考えています。
高品質光源と高効率照明機器・新たなスマート照明ライフ
ITRIは、台湾経済部能源局(Bureau of Energy, Ministry of Economic Affairs)の支援で作った「ライフスマート光環境テーマ館」において、点灯トラブルの検出と報告機能が備わったLEDアダプターを展示します。この技術は喬奇(Great Connection System Co., Ltd.)に技術移転し、低コスト・低電力・高安全性・高信頼性・利便性等の多くの利点があります。このシステムにより、センサーを付けなくても、照明器具の使用状態をすぐに検出し、管理者とメーカーに報告可能となり、メンテナンスを省けることで、人手とコスト削減を実現します。
ITRIグリーンエネルギー環境研究所の胡耀祖所長によると、ITRIはこれまでスマート効率照明領域において、多数の技術を開発、LEDの照明品質と効果を積極的に改善してきました。今回発表したトラブルの検出と報告機能が備わったスマートLED照明は、メンテナンスがスムーズになり、顧客満足度と製品イメージの向上へつながり、管理者とユーザー双方にとって使いやすい製品です。また、LED照明の性能向上において、ITRIが民間企業と開発した高効率LED照明技術は、台湾新竹県第一運動場で既に使われており、この照度は従来の2倍以上を誇ります。
ITRIは、2018年台湾国際照明技術展にて「LED照明テーマ館」「LED光と健康テーマ館」「ライフスマート光環境テーマ館」を展示し、各種照明応用と技術成果を発表します。
多くの皆さまのご来場をお待ちしています。
2018年台湾国際照明技術展(Taiwan International Lighting Show)
・会場 台北世界貿易中心展覧1館B、C區(台北市信義区信義路五段5号)
・website https://www.tils.com.tw
ITRI出展ブースNo.
No. B0821「OLED照明主題館(OLED照明テーマ館)」
No. B1014「光保健活力艙(光ライフヘルスケア館)」
No. B1222「悠活智慧光環境主題館(ライフスマート光環境テーマ館)」