丹青社とミライロがユニバーサルデザインの空間づくりに向けた協業を開始
[18/08/28]
提供元:共同通信PRワイヤー
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2018年8月28日
株式会社丹青社
丹青社とミライロがユニバーサルデザインの空間づくりに向けた協業を開始
〜障害のある当事者視点を取り入れた
コンサルティングから企画・デザイン・施工まで
ワンストップでホテル・宿泊施設のユニバーサルデザイン化をサポート〜
商業・文化施設などの空間づくりをおこなう株式会社丹青社(本社:東京都港区/代表取締役社長:高橋貴志、以下丹青社)と、障害(バリア)を価値に変える「バリアバリュー」の視点からユニバーサルデザイン(以下UD)のコンサルティングをおこなう株式会社ミライロ(本社:大阪府大阪市/代表取締役社長:垣内俊哉、以下ミライロ)は、UDの空間づくりに向け業務提携することに合意し、協業を開始しました。
本協業により、丹青社がもつ空間づくりの企画力、デザイン力、技術力と、ミライロがもつ障害のある当事者の視点や知見を掛け合わせ、誰もが快適に利用できる空間づくりの実現を目指します。
両社はまず、ホテル・宿泊施設のバリアフリールームについての調査・研究等を共同で進め、客室等のUD化に向けて、コンサルティングからプランニング・デザイン・施工まで、ワンストップで提供いたします。また将来的には、本協業を商業施設や文化施設、駅・空港等の交通拠点、観光関連施設など、他の分野に展開してまいります。
■ 協業の背景
近年、高齢化の進展や障害者差別解消法の制定等を背景に、交通施設、公共施設、宿泊施設等を中心としてUD化への要請が急速に高まっています。
特にホテル等の宿泊施設においては、バリアフリー法等関係法令の改正、2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催、外国人観光客の増加等の事情もあり、新装・改装が増える中でUD化に対応していくことが重要な課題になっています。
2017年に国土交通省が全国606の宿泊施設に向けて実施した調査(※)では、「屋外の通路・建物の主要なエントランス(出入口)からフロント・ロビーまで、車いす使用者が支障なく到達できるルート(経路)」については「ある」との回答が約77%、「車いす使用者が利用可能なレストラン・食堂」が「ある」との回答が約79%である一方、『「バリアフリールーム」・「ユニバーサルルーム」等のUDルーム』は「ない」との回答が半数以上、「高齢者、障害者等の利用しやすい客室」についても「ない」という回答が約83%にのぼっています。
※出典:「ホテル・旅館のバリアフリー化の現状等に関するアンケ―ト調査」(国土交通省)
(http://www.mlit.go.jp/common/001223223.pdf)
丹青社は「空間創造のプロフェッショナル」として、商業施設や文化施設などさまざまな分野で、事業者の課題解決をサポートし、こころを動かす空間づくりをおこなっています。2005年以来、ダイバーシティをテーマにした交流イベント「ユニバーサルキャンプin八丈島」を共催するなど、多様性理解の取り組みを続けるとともに、本業である空間づくりにおいてもUDを実践してまいりました。
ミライロは2010年より施設設計・改修時の監修および調査サービスを開始し、障害のある当事者の視点で、さまざまな施設について問題発見・課題把握をおこない、UD化のコンサルティングを提供してきました。
UDが事業者にとっての経営課題、社会課題になっている現状を踏まえ、両社はソリューションを一層強化し互いに強みを活かし合えるパートナーとして、UDに関する課題解決に向けて協業することにいたしました。
■ 丹青社 取締役 小林 統(こばやしおさむ) コメント
【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201808277262-O1-U8l0R8Bx 】
当社はグループ全体としてUDの推進を掲げ、空間づくりの事業におけるUDを重要なテーマと位置づけて実践してまいりました。また、「ユニバーサルキャンプin八丈島」や「ユニバーサルキャンプTOKYO」、全役員・社員を対象にした「ダイバーシティ研修」などの取り組みを通じて、会社を挙げて多様性理解のマインドを醸成しております。今回のミライロとの協業により、UDの一層のレベルアップを図り、事業者様、そして多様なエンドユーザーの方の「こころを動かす」空間を提供してまいります。
■ ミライロ 代表取締役社長 垣内 俊哉(かきうちとしや) コメント
【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201808277262-O2-shXX38kM 】
当社は「障害を価値に変える」バリアバリューの視点から、UDの監修をおこなっております。国内の障害者は約936万人、高齢者は約3515万人、これにベビーカー利用者も含めれば、全人口の3人に1人が、移動や施設の利用に不便を感じていることになります。これからのUDには多様な方にとって安心・快適であることはもちろん、事業者にとって集客や利益につながるといった視点も重要です。丹青社とのコラボレーションを通じて、日本のみならず世界から注目されるUDの先進事例を実現したいと考えます。
■ 丹青社について
「こころを動かす空間創造のプロフェッショナル」として、店舗などの商業空間、博物館など
の文化空間、展示会などのイベント空間等、人が行き交うさまざまな空間づくりの課題解決を
おこなっている企業です。調査・企画から、デザイン・設計、制作・施工、運営まで、空間づ
くりのプロセスを一貫してサポートしています。
社名 : 株式会社丹青社
所在地: 東京都港区港南1-2-70品川シーズンテラス19F 〒108-8220(本社)
設立 : 1959年12月25日
資本金: 40億2,675万657円(2017年1月31日現在)
上場 : 東京証券取引所市場第一部 (証券コード:9743)
URL : https://www.tanseisha.co.jp
■ ミライロについて
バリア(障害)を価値に変える「バリアバリュー」をコンセプトにUDのコンサルティング
ファームとして創業した企業です。社長を含め、社員にも多くの障害者、LGBT等がおり、
当事者の視点を活かして、設備や製品に関するUDの企画・設計・クリエイティブ制作や、
手話・文字リレーサービス及び手話通訳派遣サービスの提供、企業・行政・教育機関における
教育及び研修等をおこなっています。2018年、「Japan Venture Awards 2018」で最高位賞
「経済産業大臣賞」を受賞。
社名 : 株式会社ミライロ
所在地: 大阪府大阪市淀川区西中島3-8-15 新大阪松島ビル8F 〒532-0011(本社)
東京都渋谷区東3-9-19 VORT恵比寿maxim 11F 〒150-0011(東京支社)
設立 : 2010年6月2日(創業:2009年5月28日)
URL : http://www.mirairo.co.jp
株式会社丹青社
丹青社とミライロがユニバーサルデザインの空間づくりに向けた協業を開始
〜障害のある当事者視点を取り入れた
コンサルティングから企画・デザイン・施工まで
ワンストップでホテル・宿泊施設のユニバーサルデザイン化をサポート〜
商業・文化施設などの空間づくりをおこなう株式会社丹青社(本社:東京都港区/代表取締役社長:高橋貴志、以下丹青社)と、障害(バリア)を価値に変える「バリアバリュー」の視点からユニバーサルデザイン(以下UD)のコンサルティングをおこなう株式会社ミライロ(本社:大阪府大阪市/代表取締役社長:垣内俊哉、以下ミライロ)は、UDの空間づくりに向け業務提携することに合意し、協業を開始しました。
本協業により、丹青社がもつ空間づくりの企画力、デザイン力、技術力と、ミライロがもつ障害のある当事者の視点や知見を掛け合わせ、誰もが快適に利用できる空間づくりの実現を目指します。
両社はまず、ホテル・宿泊施設のバリアフリールームについての調査・研究等を共同で進め、客室等のUD化に向けて、コンサルティングからプランニング・デザイン・施工まで、ワンストップで提供いたします。また将来的には、本協業を商業施設や文化施設、駅・空港等の交通拠点、観光関連施設など、他の分野に展開してまいります。
■ 協業の背景
近年、高齢化の進展や障害者差別解消法の制定等を背景に、交通施設、公共施設、宿泊施設等を中心としてUD化への要請が急速に高まっています。
特にホテル等の宿泊施設においては、バリアフリー法等関係法令の改正、2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催、外国人観光客の増加等の事情もあり、新装・改装が増える中でUD化に対応していくことが重要な課題になっています。
2017年に国土交通省が全国606の宿泊施設に向けて実施した調査(※)では、「屋外の通路・建物の主要なエントランス(出入口)からフロント・ロビーまで、車いす使用者が支障なく到達できるルート(経路)」については「ある」との回答が約77%、「車いす使用者が利用可能なレストラン・食堂」が「ある」との回答が約79%である一方、『「バリアフリールーム」・「ユニバーサルルーム」等のUDルーム』は「ない」との回答が半数以上、「高齢者、障害者等の利用しやすい客室」についても「ない」という回答が約83%にのぼっています。
※出典:「ホテル・旅館のバリアフリー化の現状等に関するアンケ―ト調査」(国土交通省)
(http://www.mlit.go.jp/common/001223223.pdf)
丹青社は「空間創造のプロフェッショナル」として、商業施設や文化施設などさまざまな分野で、事業者の課題解決をサポートし、こころを動かす空間づくりをおこなっています。2005年以来、ダイバーシティをテーマにした交流イベント「ユニバーサルキャンプin八丈島」を共催するなど、多様性理解の取り組みを続けるとともに、本業である空間づくりにおいてもUDを実践してまいりました。
ミライロは2010年より施設設計・改修時の監修および調査サービスを開始し、障害のある当事者の視点で、さまざまな施設について問題発見・課題把握をおこない、UD化のコンサルティングを提供してきました。
UDが事業者にとっての経営課題、社会課題になっている現状を踏まえ、両社はソリューションを一層強化し互いに強みを活かし合えるパートナーとして、UDに関する課題解決に向けて協業することにいたしました。
■ 丹青社 取締役 小林 統(こばやしおさむ) コメント
【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201808277262-O1-U8l0R8Bx 】
当社はグループ全体としてUDの推進を掲げ、空間づくりの事業におけるUDを重要なテーマと位置づけて実践してまいりました。また、「ユニバーサルキャンプin八丈島」や「ユニバーサルキャンプTOKYO」、全役員・社員を対象にした「ダイバーシティ研修」などの取り組みを通じて、会社を挙げて多様性理解のマインドを醸成しております。今回のミライロとの協業により、UDの一層のレベルアップを図り、事業者様、そして多様なエンドユーザーの方の「こころを動かす」空間を提供してまいります。
■ ミライロ 代表取締役社長 垣内 俊哉(かきうちとしや) コメント
【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201808277262-O2-shXX38kM 】
当社は「障害を価値に変える」バリアバリューの視点から、UDの監修をおこなっております。国内の障害者は約936万人、高齢者は約3515万人、これにベビーカー利用者も含めれば、全人口の3人に1人が、移動や施設の利用に不便を感じていることになります。これからのUDには多様な方にとって安心・快適であることはもちろん、事業者にとって集客や利益につながるといった視点も重要です。丹青社とのコラボレーションを通じて、日本のみならず世界から注目されるUDの先進事例を実現したいと考えます。
■ 丹青社について
「こころを動かす空間創造のプロフェッショナル」として、店舗などの商業空間、博物館など
の文化空間、展示会などのイベント空間等、人が行き交うさまざまな空間づくりの課題解決を
おこなっている企業です。調査・企画から、デザイン・設計、制作・施工、運営まで、空間づ
くりのプロセスを一貫してサポートしています。
社名 : 株式会社丹青社
所在地: 東京都港区港南1-2-70品川シーズンテラス19F 〒108-8220(本社)
設立 : 1959年12月25日
資本金: 40億2,675万657円(2017年1月31日現在)
上場 : 東京証券取引所市場第一部 (証券コード:9743)
URL : https://www.tanseisha.co.jp
■ ミライロについて
バリア(障害)を価値に変える「バリアバリュー」をコンセプトにUDのコンサルティング
ファームとして創業した企業です。社長を含め、社員にも多くの障害者、LGBT等がおり、
当事者の視点を活かして、設備や製品に関するUDの企画・設計・クリエイティブ制作や、
手話・文字リレーサービス及び手話通訳派遣サービスの提供、企業・行政・教育機関における
教育及び研修等をおこなっています。2018年、「Japan Venture Awards 2018」で最高位賞
「経済産業大臣賞」を受賞。
社名 : 株式会社ミライロ
所在地: 大阪府大阪市淀川区西中島3-8-15 新大阪松島ビル8F 〒532-0011(本社)
東京都渋谷区東3-9-19 VORT恵比寿maxim 11F 〒150-0011(東京支社)
設立 : 2010年6月2日(創業:2009年5月28日)
URL : http://www.mirairo.co.jp