【約10万人の高校生・中学生に対して東進が調査】課題に直面したら、失敗を恐れず「まず動く」が多数派!
[20/08/28]
提供元:共同通信PRワイヤー
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将来の夢やなりたい職業がある中高生は52.1%。約半数は目標がない状態で勉強中?
2020年8月28日
東進ハイスクール・東進衛星予備校(以下、東進)を運営する株式会社ナガセは、2020年6月に実施した「全国統一高校生テスト」「全国統一中学生テスト」において、高校生・中学生の模試受験者に対して、課題への向き合い方や将来の夢・目標などに関する独自アンケートを行いました。(有効回答数:95,504件)
その結果、現在の高校生・中学生は課題に対して主体的に取り組み、失敗を恐れない前向きな姿勢を持っていることが明らかになりました。一方、将来の夢やなりたい職業を持っている高校生・中学生は52.1%に留まっています。東進では、受験勉強を進めていくにあたり「夢や志が努力の原動力になる」と指導していますが、高校生・中学生の半数近くが、将来の目標がない状態で勉強を行っている実態が浮き彫りとなりました。今後は、将来の夢と学力の相関関係などについても調査を行います。
1.課題解決では「まず動く」が多数派! 身近な人に相談するよりネットで調べる
グラフ1は、与えられた課題に対しての取り組み方についてのアンケート結果です。中1〜高3までのどの学年においても、最も多いのは、「まず動いてみて、うまくいかなかったら次を考える」で、全学年合計で39.1%を占めました。2番目は「本やインターネットで情報を調べて対応する」で、学年が上がるにつれて、動く前に「調べて対応する」割合が増えていく傾向があります。
自分以外の第3者の力を借りる2つの選択肢を比較すると、「本やインターネットで情報を調べて対応する」が29.4%、「対応できそうな人に相談する」が12.5%となり、インターネット等で検索して対処する生徒が2倍以上でした。特にスマートフォンの所有などによりインターネットを身近に使用している上の学年ほど、その傾向が顕著でした。
「人が解決してくれるのを待つことが多い」という回答は全学年合計で3.5%と少数派です。現在の高校生・中学生は、課題に直面した際には、インターネットでの検索なども活用しつつ、まず動いてみるという主体的な姿勢が見受けられるようです。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202008283618-O3-1et7t5iT】
続いて、同じアンケートの結果を男女別に見てみます。男女とも「まず動いてみて、うまくいかなかったら次を考える」が1番でしたが、2番以降の傾向に差が現れました。男子の方が「課題をじっくり見極め、最適な方法を見つけようとする」の割合が4.1ポイント高く、じっくり行動する生徒が多いようです。一方、女子は「本やインターネットで情報を調べて対応する」が2.6ポイント、「対応できそうな人に相談する」が2.4ポイント高く、女子の方が課題解決にあたって、まず動くという行動力があることが見受けられます。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202008283618-O2-qR5LO69Y】
2.高校生・中学生の新常識 「失敗は、もはや恥ずかしいことではない!」
高校生・中学生の行動様式を分析するための意識調査のうち、「失敗することは恥ずかしいことだと思いますか」という質問に対して興味深い結果が得られました。全学年合計で、「全くそう思わない」「そう思わない」の合計が35.9%に対し、「とてもそう思う」「そう思う」の合計が26.8%となり、失敗を恥ずかしいことだと思わない生徒の方が多いということがわかりました。
失敗はしない方がいいこと、恥ずかしいことだというイメージもありますが、今の高校生・中学生はそういったイメージを持っていない生徒の方が多く、特に中学1年生においては、約4割の生徒が、失敗を恥ずかしいことだと思っていないことがわかります。1の課題に対する対応方法と合わせてみると、課題に直面した際には、「失敗を恐れずにまずは動いてみる」という高校生・中学生の行動様式が見えてきました。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202008283618-O1-TnBB38h7】
3.将来の夢やなりたい職業がある高校生・中学生は約半数!
東進では、受験勉強をするうえで、最も大切なことは強力なモチベーションとなる志であると考え、生徒一人ひとりが持っている漠然とした夢を志へと昇華させるための「未来発見講座」を開講し、夢と志を育む指導をしています。今回のアンケートでも、将来の夢やなりたい職業の有無を問う質問を行いました。すると、「将来の夢やなりたい職業があり、実現に向けて強い気持ちがある」「夢やなりたい仕事が複数あり、まだ迷っている」の合計が52.1%となり、およそ半数の生徒が、将来の目標があるか、いくつかの候補の中で迷っている状態にあることがわかりました。
逆に言うと、高校生・中学生の半数近くが、将来の目標がない状態で勉強を行っている実態も浮き彫りとなっています。夢や職業の希望が複数ある生徒も含めると、6割以上の生徒がまだ迷っているのが現状のようです。学年別に将来の夢やなりたい職業がある割合を見ると、中1生の60.7%が最も高く、中2生・中3生で減り、中3生は46.3%で最も低くなっています。そして高校生では、少しずつ割合が上がり50%を超えています。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202008283618-O4-gcSo6qKS】
東進では、今後も今回同様にアンケートを実施し、結果を公表してまいります。そして、「独立自尊の社会・世界に貢献する人財を育成する」ために、これらの結果を新しい教育コンテンツの開発や生徒指導の改良等に生かしてまいります。
「全国統一高校生テスト」「全国統一中学生テスト」について
「全国統一高校生テスト」「全国統一中学生テスト」は、それぞれ年2回(6月と10・11月)実施する東進模試。日本全国の高校生・中学生を対象に、これまで無料招待で実施しており、1回の受験者は15万人以上。東進生以外の一般受験者も多く受験しています。日本全国の高校生に学習のヒントやスタートのきっかけを提供するとともに、日本各地の優秀な人財を発掘・育成することを目的としています。成績優秀者を対象に決勝大会も実施しています(2020年6月は新型コロナウイルス感染拡大の影響で決勝大会は中止)。
2020年8月28日
東進ハイスクール・東進衛星予備校(以下、東進)を運営する株式会社ナガセは、2020年6月に実施した「全国統一高校生テスト」「全国統一中学生テスト」において、高校生・中学生の模試受験者に対して、課題への向き合い方や将来の夢・目標などに関する独自アンケートを行いました。(有効回答数:95,504件)
その結果、現在の高校生・中学生は課題に対して主体的に取り組み、失敗を恐れない前向きな姿勢を持っていることが明らかになりました。一方、将来の夢やなりたい職業を持っている高校生・中学生は52.1%に留まっています。東進では、受験勉強を進めていくにあたり「夢や志が努力の原動力になる」と指導していますが、高校生・中学生の半数近くが、将来の目標がない状態で勉強を行っている実態が浮き彫りとなりました。今後は、将来の夢と学力の相関関係などについても調査を行います。
1.課題解決では「まず動く」が多数派! 身近な人に相談するよりネットで調べる
グラフ1は、与えられた課題に対しての取り組み方についてのアンケート結果です。中1〜高3までのどの学年においても、最も多いのは、「まず動いてみて、うまくいかなかったら次を考える」で、全学年合計で39.1%を占めました。2番目は「本やインターネットで情報を調べて対応する」で、学年が上がるにつれて、動く前に「調べて対応する」割合が増えていく傾向があります。
自分以外の第3者の力を借りる2つの選択肢を比較すると、「本やインターネットで情報を調べて対応する」が29.4%、「対応できそうな人に相談する」が12.5%となり、インターネット等で検索して対処する生徒が2倍以上でした。特にスマートフォンの所有などによりインターネットを身近に使用している上の学年ほど、その傾向が顕著でした。
「人が解決してくれるのを待つことが多い」という回答は全学年合計で3.5%と少数派です。現在の高校生・中学生は、課題に直面した際には、インターネットでの検索なども活用しつつ、まず動いてみるという主体的な姿勢が見受けられるようです。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202008283618-O3-1et7t5iT】
続いて、同じアンケートの結果を男女別に見てみます。男女とも「まず動いてみて、うまくいかなかったら次を考える」が1番でしたが、2番以降の傾向に差が現れました。男子の方が「課題をじっくり見極め、最適な方法を見つけようとする」の割合が4.1ポイント高く、じっくり行動する生徒が多いようです。一方、女子は「本やインターネットで情報を調べて対応する」が2.6ポイント、「対応できそうな人に相談する」が2.4ポイント高く、女子の方が課題解決にあたって、まず動くという行動力があることが見受けられます。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202008283618-O2-qR5LO69Y】
2.高校生・中学生の新常識 「失敗は、もはや恥ずかしいことではない!」
高校生・中学生の行動様式を分析するための意識調査のうち、「失敗することは恥ずかしいことだと思いますか」という質問に対して興味深い結果が得られました。全学年合計で、「全くそう思わない」「そう思わない」の合計が35.9%に対し、「とてもそう思う」「そう思う」の合計が26.8%となり、失敗を恥ずかしいことだと思わない生徒の方が多いということがわかりました。
失敗はしない方がいいこと、恥ずかしいことだというイメージもありますが、今の高校生・中学生はそういったイメージを持っていない生徒の方が多く、特に中学1年生においては、約4割の生徒が、失敗を恥ずかしいことだと思っていないことがわかります。1の課題に対する対応方法と合わせてみると、課題に直面した際には、「失敗を恐れずにまずは動いてみる」という高校生・中学生の行動様式が見えてきました。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202008283618-O1-TnBB38h7】
3.将来の夢やなりたい職業がある高校生・中学生は約半数!
東進では、受験勉強をするうえで、最も大切なことは強力なモチベーションとなる志であると考え、生徒一人ひとりが持っている漠然とした夢を志へと昇華させるための「未来発見講座」を開講し、夢と志を育む指導をしています。今回のアンケートでも、将来の夢やなりたい職業の有無を問う質問を行いました。すると、「将来の夢やなりたい職業があり、実現に向けて強い気持ちがある」「夢やなりたい仕事が複数あり、まだ迷っている」の合計が52.1%となり、およそ半数の生徒が、将来の目標があるか、いくつかの候補の中で迷っている状態にあることがわかりました。
逆に言うと、高校生・中学生の半数近くが、将来の目標がない状態で勉強を行っている実態も浮き彫りとなっています。夢や職業の希望が複数ある生徒も含めると、6割以上の生徒がまだ迷っているのが現状のようです。学年別に将来の夢やなりたい職業がある割合を見ると、中1生の60.7%が最も高く、中2生・中3生で減り、中3生は46.3%で最も低くなっています。そして高校生では、少しずつ割合が上がり50%を超えています。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202008283618-O4-gcSo6qKS】
東進では、今後も今回同様にアンケートを実施し、結果を公表してまいります。そして、「独立自尊の社会・世界に貢献する人財を育成する」ために、これらの結果を新しい教育コンテンツの開発や生徒指導の改良等に生かしてまいります。
「全国統一高校生テスト」「全国統一中学生テスト」について
「全国統一高校生テスト」「全国統一中学生テスト」は、それぞれ年2回(6月と10・11月)実施する東進模試。日本全国の高校生・中学生を対象に、これまで無料招待で実施しており、1回の受験者は15万人以上。東進生以外の一般受験者も多く受験しています。日本全国の高校生に学習のヒントやスタートのきっかけを提供するとともに、日本各地の優秀な人財を発掘・育成することを目的としています。成績優秀者を対象に決勝大会も実施しています(2020年6月は新型コロナウイルス感染拡大の影響で決勝大会は中止)。