大阪・関西万博「基本計画」を策定
[20/12/25]
提供元:共同通信PRワイヤー
提供元:共同通信PRワイヤー
2020(令和2)年12月25日
公益社団法人2025年日本国際博覧会協会
大阪・関西万博「基本計画」を策定
公益社団法人2025年日本国際博覧会協会は、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)開催に必要な事業の方針、計画をまとめた「2025年日本国際博覧会基本計画(以下、基本計画)」を策定しました。
基本計画は、大阪・関西万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」を体現する様々な参加形態や事業、会場のデザインを含む会場計画、そして来場者に驚きと未来への展望を与える万博を実現するための運営計画、情報通信計画、輸送計画、広報・プロモーション計画、資金計画、事業推進計画などをまとめた、大阪・関西万博のマスタープランです。
今後当協会は、基本計画に基づき、万博会場にパビリオンを設営して展示を行う参加国、国際機関の招請活動や企業・団体・自治体・市民団体等の参加と共創を促進するとともに、各事業の実施計画の策定や具体的な取り組みを推進し、2025年の開催に向けた準備を進めていきます。
大阪・関西万博では、会場をカーボンニュートラルやデジタル技術の活用、次世代モビリティなど未来社会を感じられる先端技術と社会システムを実装・実証する「未来社会のショーケース」とすることを目指します。また、バーチャル技術を活用し、万博の魅力と発信力を高める「バーチャル万博」の実現にも挑戦します。リアルとバーチャルが融合した、新しい国際博覧会の姿を示したいと考えています。
このような万博を実現するための資金計画については、会場建設費として最大1,850億円、運営費として809億円を見込んでいます。
大阪・関西万博は、世界の多様な価値観が交流しあい、新たなつながりや創造を促進し、世界的な危機を乗り越え、一人一人のいのちを守り、いのちの在り方、生き方を見つめ直すことで、未来への希望を世界に示す万博となることを目指していきます。
記
1 開催概要
■名称:
2025年日本国際博覧会(略称「大阪・関西万博」)
■テーマ:
いのち輝く未来社会のデザイン
■サブテーマ:
Saving Lives(いのちを救う)
Empowering Lives(いのちに力を与える)
Connecting Lives(いのちをつなぐ)
■コンセプト:
People's Living Lab(未来社会の実験場)
■会場:
夢洲(ゆめしま)(大阪市此花区)
■開催期間:
2025年4月13日(日曜日)〜10月13日(月曜日)184日間
■想定来場者数:
約2,820万人
2 基本計画のポイント
(1)海と空を感じられる会場
・誘致時からの「非中心・離散」の理念を踏襲しつつ、「つながり」を重ね合わせた「多様でありながら、ひとつ」をデザインした会場とします。このつながりを象徴する「空」、夢洲を取り囲む「海」も会場の一部とし、「空と海」の万博会場としていきます。
・広さ155haの会場に、パビリオンワールド、グリーンワールド、ウォーターワールドの3つのエリアを設定します。パビリオンワールドにはすべてのパビリオンにアクセスできるリング状の主動線を配置、その大屋根は日避けや雨避けとしても機能します。グリーンワールドには、イベント広場など多様な機能を配置していきます。
(2)世界中の「いのち輝く未来」が集う万博
・150の公式参加国、25の国際機関の招請による「世界との共創」
3つのサブテーマ「Saving Lives(いのちを守る)」「Empowering Lives(いのちに力を与える)」「Connecting Lives(いのちをつなぐ)」から1つ以上、またSDGsの17のゴールから1つ以上を選択し、各参加国・国際機関の取り組みをパビリオンなどで展示します。
・「いのち輝く未来社会」を会場に描き出すテーマ事業
各界のトップランナーでもあるテーマ事業プロデューサー8人が、個性や創造力を遺憾なく発揮し、クリエイター主導で事業企画を推進する「クリエイティブ・ドリブン」の手法により、個々の担当テーマを万博会場で実現します。
・共創と参画を促す「TEAM EXPO 2025 プログラム」を展開
開催前から国内外から多彩な参画者が共創し、SDGsへの貢献を含む「理想とする未来社会」創出活動である「TEAM EXPO 2025 プログラム」を展開します。開催期間中には会場内外で披露する機会も設けます。
(3)未来の技術と社会システムが見える万博
・未来社会のショーケース
コロナ禍を乗り越えた先の新時代の国家プロジェクトとして、例えばカーボンニュートラルやデジタル技術の活用、次世代モビリティなど、2025年以降の未来を感じさせる次世代技術の実証と2025 年にふさわしい先端技術の実装を目指します。
・バーチャル万博
万博の魅力と発信力を高める「バーチャル万博」を行います。会場外からアバター等で参加可能な万博会場をオンライン上に展開するほか、会期前からオンライン上での独立したプログラムを実施します。
(4)本格的なエンターテインメントを楽しめる万博
・会期中には、会場内のウォーターワールドや劇場、広場などで、伝統的なものから先進技術を使った未来型エンターテインメントまで様々な催事を行い、来場者を魅了する本格的なエンターテインメントを楽しめる万博を目指します。
(5)快適、安全安心、持続可能性に取り組む万博
・来場者「平準化」への取り組み
電子チケットを活用した、入場やパビリオン予約の導入を検討するなど、来場者にとって快適な会場運営に取り組みます。
また、安心安全のための感染症対策や防災対策を行うとともに、3R(リデュース、リユース、リサイクル)をはじめとする環境への配慮や、国、文化、世代に関わらず誰もが楽しめるサステナブルでインクルーシブな万博運営に取り組みます。
3 基本計画
当協会Webサイトにて、基本計画を公表しております。
URL:https://www.expo2025.or.jp/overview/masterplan/
公益社団法人2025年日本国際博覧会協会
大阪・関西万博「基本計画」を策定
公益社団法人2025年日本国際博覧会協会は、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)開催に必要な事業の方針、計画をまとめた「2025年日本国際博覧会基本計画(以下、基本計画)」を策定しました。
基本計画は、大阪・関西万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」を体現する様々な参加形態や事業、会場のデザインを含む会場計画、そして来場者に驚きと未来への展望を与える万博を実現するための運営計画、情報通信計画、輸送計画、広報・プロモーション計画、資金計画、事業推進計画などをまとめた、大阪・関西万博のマスタープランです。
今後当協会は、基本計画に基づき、万博会場にパビリオンを設営して展示を行う参加国、国際機関の招請活動や企業・団体・自治体・市民団体等の参加と共創を促進するとともに、各事業の実施計画の策定や具体的な取り組みを推進し、2025年の開催に向けた準備を進めていきます。
大阪・関西万博では、会場をカーボンニュートラルやデジタル技術の活用、次世代モビリティなど未来社会を感じられる先端技術と社会システムを実装・実証する「未来社会のショーケース」とすることを目指します。また、バーチャル技術を活用し、万博の魅力と発信力を高める「バーチャル万博」の実現にも挑戦します。リアルとバーチャルが融合した、新しい国際博覧会の姿を示したいと考えています。
このような万博を実現するための資金計画については、会場建設費として最大1,850億円、運営費として809億円を見込んでいます。
大阪・関西万博は、世界の多様な価値観が交流しあい、新たなつながりや創造を促進し、世界的な危機を乗り越え、一人一人のいのちを守り、いのちの在り方、生き方を見つめ直すことで、未来への希望を世界に示す万博となることを目指していきます。
記
1 開催概要
■名称:
2025年日本国際博覧会(略称「大阪・関西万博」)
■テーマ:
いのち輝く未来社会のデザイン
■サブテーマ:
Saving Lives(いのちを救う)
Empowering Lives(いのちに力を与える)
Connecting Lives(いのちをつなぐ)
■コンセプト:
People's Living Lab(未来社会の実験場)
■会場:
夢洲(ゆめしま)(大阪市此花区)
■開催期間:
2025年4月13日(日曜日)〜10月13日(月曜日)184日間
■想定来場者数:
約2,820万人
2 基本計画のポイント
(1)海と空を感じられる会場
・誘致時からの「非中心・離散」の理念を踏襲しつつ、「つながり」を重ね合わせた「多様でありながら、ひとつ」をデザインした会場とします。このつながりを象徴する「空」、夢洲を取り囲む「海」も会場の一部とし、「空と海」の万博会場としていきます。
・広さ155haの会場に、パビリオンワールド、グリーンワールド、ウォーターワールドの3つのエリアを設定します。パビリオンワールドにはすべてのパビリオンにアクセスできるリング状の主動線を配置、その大屋根は日避けや雨避けとしても機能します。グリーンワールドには、イベント広場など多様な機能を配置していきます。
(2)世界中の「いのち輝く未来」が集う万博
・150の公式参加国、25の国際機関の招請による「世界との共創」
3つのサブテーマ「Saving Lives(いのちを守る)」「Empowering Lives(いのちに力を与える)」「Connecting Lives(いのちをつなぐ)」から1つ以上、またSDGsの17のゴールから1つ以上を選択し、各参加国・国際機関の取り組みをパビリオンなどで展示します。
・「いのち輝く未来社会」を会場に描き出すテーマ事業
各界のトップランナーでもあるテーマ事業プロデューサー8人が、個性や創造力を遺憾なく発揮し、クリエイター主導で事業企画を推進する「クリエイティブ・ドリブン」の手法により、個々の担当テーマを万博会場で実現します。
・共創と参画を促す「TEAM EXPO 2025 プログラム」を展開
開催前から国内外から多彩な参画者が共創し、SDGsへの貢献を含む「理想とする未来社会」創出活動である「TEAM EXPO 2025 プログラム」を展開します。開催期間中には会場内外で披露する機会も設けます。
(3)未来の技術と社会システムが見える万博
・未来社会のショーケース
コロナ禍を乗り越えた先の新時代の国家プロジェクトとして、例えばカーボンニュートラルやデジタル技術の活用、次世代モビリティなど、2025年以降の未来を感じさせる次世代技術の実証と2025 年にふさわしい先端技術の実装を目指します。
・バーチャル万博
万博の魅力と発信力を高める「バーチャル万博」を行います。会場外からアバター等で参加可能な万博会場をオンライン上に展開するほか、会期前からオンライン上での独立したプログラムを実施します。
(4)本格的なエンターテインメントを楽しめる万博
・会期中には、会場内のウォーターワールドや劇場、広場などで、伝統的なものから先進技術を使った未来型エンターテインメントまで様々な催事を行い、来場者を魅了する本格的なエンターテインメントを楽しめる万博を目指します。
(5)快適、安全安心、持続可能性に取り組む万博
・来場者「平準化」への取り組み
電子チケットを活用した、入場やパビリオン予約の導入を検討するなど、来場者にとって快適な会場運営に取り組みます。
また、安心安全のための感染症対策や防災対策を行うとともに、3R(リデュース、リユース、リサイクル)をはじめとする環境への配慮や、国、文化、世代に関わらず誰もが楽しめるサステナブルでインクルーシブな万博運営に取り組みます。
3 基本計画
当協会Webサイトにて、基本計画を公表しております。
URL:https://www.expo2025.or.jp/overview/masterplan/