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ビードットメディカル、商工中金から2億円の融資決定

株式会社ビードットメディカル

 株式会社ビードットメディカル(本社:東京都江戸川区 代表取締役社長:古川卓司 以下当社)は、商工組合中央金庫から総額2億円の融資(内1億円は資本性劣後ローン)を受けたことをご報告いたします。
 
 当社は2017年に設立し、陽子線治療の普及を目指し、小型陽子線がん治療装置の開発をしております。政策金融機関によるベンチャー企業への資本的な資金提供は稀であり、当社の開発中装置を通して誰もが陽子線治療を受けられる時代を創るというビジョンに、強い共感を覚えていただいた結果であります。
 先日ご報告いたしました7億円の第三者割当増資と合わせて、総額9億円の資金調達を実施しました。今回の資金調達により、開発中である陽子線治療装置の製品化に向けた体制の強化、及びそれに伴う人材採用に投資し、多くのがん患者さまに陽子線治療が届けられるよう、より一層邁進して参ります。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202102030610-O3-hjnZ2IUq

■ビードットメディカルとは
株式会社ビードットメディカルは、国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構放射線医学総合研究所(以下放医研)認定のベンチャー企業で、放医研で培った高度な技術と経験を活かし、「小型陽子線がん治療装置」を開発しています。
陽子線治療は体内深部にある腫瘍をピンポイントで正確に照射するため、周囲の正常な組織や臓器へのダメージを低く抑えることができます。しかし、装置が巨大で高額なことが長年普及の妨げになっており、一部の人しか受けられていないのが現状です。
そこで当社は、従来の装置から大幅な小型・低価格化を実現し、既存のX線治療室のサイズに合わせて、装置の導入・置き換えを可能にします。陽子線治療の普及に向け、独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)及び国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)からの支援も得ながら、装置開発を進めています。

 
■技術概要
当社の開発する小型陽子線治療装置は、巨大な回転機構を必要とせずに陽子線ビームを多方向から照射できる非回転型ガントリーです。陽子線をどの方向から電磁石に入射させても、1点に収束するように磁場形状を最適化することで、電磁石を回転させることなく、陽子線を任意の角度から照射することを可能にします。
また、呼吸に伴い動く臓器(肺、肝臓、膵臓等)への照射についても、X線透視を使った呼吸同期照射法と高速スキャニング法の組合せによって対応します。
 このような陽子線治療技術の向上と、装置の小型化を実現する画期的な技術により、陽子線治療の普及を促進していきます。

 
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202102030610-O4-98b3f7PE

 
■会社概要
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202102030610-O5-6Jz4ipW1
会社名 :株式会社ビードットメディカル
所在地 :〒134-0003 東京都江戸川区春江町5-10-10
代表者 :代表取締役社長 古川卓司 
設立  :2017年3月1日
事業内容:陽子線がん治療装置の開発
     粒子線がん治療に関わるコンサルティング等
会社HP :https://bdotmed.co.jp/

 
■問い合わせ先
担当部署:事業戦略・推進室
電話番号:03-6803-8731
E-mail :info@bdotmed.co.jp

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