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EYが「2021年Better Working Worldデータチャレンジ」を開催

今年はデータアナリティクスやAIを活用して環境問題の解決に特化

・将来のデータサイエンティストを対象に、持続可能な経済成長に向けたイノベーションを募る世界規模のコンテスト
・山火事などの環境問題によって、生命、財産、生物多様性が失われることを防止する一助となるAIモデル開発が今回のテーマ
・参加者がアルゴリズムを開発するためのAzureクラウドプラットフォームをマイクロソフト社が提供



EYは、将来を担うデータサイエンティストを対象とした世界レベルのコンテスト「2021年 Better Working World データチャレンジ」の開催を発表します。このデータチャレンジは、イノベーションやデータテクノロジーの活用を通して世界の最も深刻な環境、気候変動問題に取り組むEYのコミットメントの一端を担っています。今年のコンテストは、山火事をより有効に制御するためのソリューションを考案する一助として、データアナリティクスと人工知能(AI)を活用することに焦点を置いています。

データチャレンジは世界規模のコンテストです。第一回目のコンテストが行われた2019年には参加者が19カ国の大学生に限定されていましたが、その後規模が拡大され、今では世界のすべての大学の学生、およびデータサイエンスまたは関連分野での職務経験が2年未満の学生以外の方も参加できるようになっています。

今回のコンテストでは、マイクロソフト社の協力を得て、Microsoft Azureクラウドプラットフォームが参加者に提供されます。コンテストの参加者は、AzureプラットフォームをNASA(アメリカ航空宇宙局)から提供される衛星画像と共に活用して、山火事管理に当たっているチームが緊急火災への対応中に現場でより適切な意思決定を行えるようサポートするアルゴリズムを作成することになります。参加者は、火がどこまで迫っているかを示す地図を作製するための、あるいは火がどこへ広がるのかを予測するためのケイパビリティを備えたモデルを提案することになります。

EYグローバル会長兼CEOのCarmine Di Sibio(カーマイン・ディ・シビオ)は次のように述べています。
「私たちは日々、Building a better working world(より良い社会の構築を目指して)というEYの理念(Purpose)に基づいて行動しています。EYは、優秀な次世代の人材が、世界中の最も差し迫った課題に対するソリューションを見つけ出せるようサポートすることにコミットしています。多くの国では、山火事によって多くの人命や動物の命が失われ、自然破壊が起きています。私たちは、データやテクノロジーの力を活用してこの問題のソリューションを探す取り組みをサポートできることを誇りに思っています」

コンテストは3カ月かけて行われますが、この期間中にEYとマイクロソフト社のテクノロジー担当者が共同で一連のウェビナーを参加者に提供します。ウェビナーの中で、EYとマイクロソフト社のテクノロジー担当者が、データチャレンジの課題に関する補足説明、参加者がAzure環境に習熟できるようなサポート、より多くのスキル開発の支援、参加者が作成したモデルに対するアドバイスを提供します。さらに、山火事対応の管理当局者、地球観測グループ、科学教育を行う組織をメンバーとするネットワークもサポートや知識を提供するため、参加者はデータ、AI、テクノロジーを活用して、自身が開発するモデルで最大限のインパクトと変化を生み出すことができるようになります。

EYグローバルコンサルティングのデータ・アナリティクスリーダーBeatriz Sanz Saizは、次のように述べています。
「将来のデータサイエンティストを勇気づけ、彼らの持つスキルが現実社会の問題の分析に、そして長期的にプラスの影響をもたらすアルゴリズムの開発に応用できることに、彼らに気づいてもらうようサポートすることは大変重要です。私たちがコンテストの参加者に期待しているのは、データサイエンスの力を活用して、最も複雑で困難な問題に対する革新的なソリューションを生み出すことです。『2021年Better Working Worldデータチャレンジ』の参加者が、より良い社会を構築するために、今年のコンテストで発表する、そしてその後も将来にわたって発表するであろう、トランスフォーメーションを起こすようなAIモデルに出会えることを、今から大変楽しみにしています」

入賞アルゴリズムは2021年7月に発表され、受賞者には賞金が授与されます。
Better Working Worldデータチャレンジについて:
「Better Working Worldデータチャレンジ」は、EYの理念であるBuilding a better working world(より良い社会の構築を目指して)を体現するEYの取り組みの一つです。EYは、より良い社会をnow, next and beyondで構築していく、そうしたチャンスを多くの学生に提供しています。このコンテストには、世界中の大学生が参加することができます。

参加を希望する方はこちら(英語)をご覧ください。

※本プレスリリースは、2021年3月2日(現地時間)にEYが発表したプレスリリースを翻訳したものです。英語の原文と翻訳内容に相違がある場合には原文が優先します。
英語版プレスリリース:
https://www.ey.com/en_gl/news/2021/03/ey-announces-2021-better-working-world-data-challenge-focused-on-wildfire-management-through-data-analytics-and-ai

〈EYについて〉
EY | Building a better working world
EYは、「Building a better working world(より良い社会の構築を目指して)」をパーパスとしています。クライアント、人々、そして社会のために長期的価値を創出し、資本市場における信頼の構築に貢献します。
150カ国以上に展開するEYのチームは、データとテクノロジーの実現により信頼を提供し、クライアントの成長、変革および事業を支援します。
アシュアランス、コンサルティング、法務、ストラテジー、税務およびトランザクションの全サービスを通して、世界が直面する複雑な問題に対し優れた課題提起(better question)をすることで、新たな解決策を導きます。

EYとは、アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドのグローバルネットワークであり、単体、もしくは複数のメンバーファームを指し、各メンバーファームは法的に独立した組織です。アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドは、英国の保証有限責任会社であり、顧客サービスは提供していません。EYによる個人情報の取得・利用の方法や、データ保護に関する法令により個人情報の主体が有する権利については、ey.com/privacyをご確認ください。EYのメンバーファームは、現地の法令により禁止されている場合、法務サービスを提供することはありません。EYについて詳しくは、ey.comをご覧ください。
本ニュースリリースは、EYのグローバルネットワークのメンバーファームであるEYGM Limitedが発行したものです。同社は、英国の保証有限責任会社であり、顧客サービスは提供していません。

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