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研修施設「大和ハウスグループ みらい価値共創センター」が 「ウッドデザイン賞2021」を受賞しました

2022年1月28日
大和ハウス工業株式会社
代表取締役社長 芳井敬一
大阪市北区梅田3-3-5

 大和ハウス工業株式会社(本社:大阪市、社長:芳井敬一)は、研修施設「大和ハウスグループ みらい価値共創センター」が、「ウッドデザイン賞2021」(※1)を受賞しましたのでお知らせいたします。
 同賞において、当社は3度目の受賞となります。
※1. 特定非営利活動法人活木活木森ネットワーク、公益社団法人国土緑化推進機構、株式会社ユニバーサルデザイン総合研究所で構成される「ウッドデザイン賞運営事務局」が主催。林野庁の補助事業となります。

 2015年に開始したウッドデザイン賞は、木の良さや価値を再発見させる製品や取り組みについて、特に優れたものを消費者目線で評価する顕彰制度です。これによって“木のある豊かな暮らし”が普及・発展し、日々の生活や社会が彩られ、木材利用が進むことを目的としています。今回は計191作品が受賞しました。

<ウッドデザイン賞2021 ソーシャルデザイン部門 建築・空間分野>
■「大和ハウスグループ みらい価値共創センター」について
 「大和ハウスグループ みらい価値共創センター」は、施設の計画コンセプトを“森の会所”として掲げ、施設の内外装に多くの木材を採用しました。 
施設中央にあるホールでは、吉野杉などの奈良県産材をふんだんに採用しました。また、特別迎賓室「丹生庵」には春日大社境内の風倒木(杉)を利用した立礼卓(りゅうれいじょく)(※2)とテーブルを配置。さらに構造体には、奈良県産の集成材を座屈拘束材に用いた「木鋼ハイブリッドブレース」や同じく奈良県産の集成材を耐火被覆に用いた「木鉄ハイブリッド耐火柱」(※3)を採用しました。
※2. 外国の要人を招くために考案された、お茶席をテーブル式で行える茶道具(机)のこと
※3. 日本製鉄株式会社が開発した1時間耐火構造柱

●評価されたポイント 
 木の生命感を大事にしたというホールでは、杉ルーバーを赤味から白太にかけてグラデーションのように並べており、その表情の豊かさに驚かされる。立地周辺の材にこだわり、原木購入から製材、加工、組立の全工程に設計施工者が関わるといった、プロセスのデザインも秀逸である。 

 今回の受賞を励みに、今後も当社は高品質な木造建物の供給や技術開発、木材利用を進めることで、心豊かに生きる暮らしと社会の実現を目指します。

■研修施設「大和ハウスグループ みらい価値共創センター」(ニュースリリース)https://www.daiwahouse.com/about/release/house/20210928102116.html

 

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