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第二新卒が選ぶ、待遇と成長を両立する企業ランキング

20代転職者が待遇と成長環境を評価している企業は?

2022年2月21日
オープンワーク株式会社

OpenWork「働きがい研究所」調査レポート Vol.92 「第二新卒が選ぶ、待遇と成長を両立する企業ランキング」 ― 20代転職者が待遇と成長環境を評価している企業は? ―

就職・転職のためのジョブマーケット・プラットフォーム「OpenWork」を運営するオープンワーク株式会社(所在地:東京都渋谷区、代表取締役:大澤 陽樹)は、「第二新卒が選ぶ、待遇と成長を両立する企業ランキング」を発表しました。

大企業神話は崩壊し、近年は転職を前提に就職活動をする学生も多く(※)、終身雇用前提の就職は過去のものになりつつあります。総務省の労働力調査によれば、2020年の転職希望者は過去最高の857万人となり、今後さらなる人材の流動が高まっていくことが予想されます。

今回の調査レポートでは、いわゆる「第二新卒」と呼ばれる、若手の転職者からの評価が高い企業を調査しました。新卒入社から数年以内(20代)で転職をし、転職後の会社に対して投稿された若手社員のクチコミを、「待遇の満足度」「20代成長環境」「人材の長期育成」の評価点で集計し、ランキングを作成しました。若手転職経験者にとって、待遇が良く成長を求められる企業にはどういった特徴があるのでしょうか。

(※1)日本経済新聞2021年2月28日 転職前提が4割「大手も安心できない」就活生独自調査

【サマリー】
1位に野村総合研究所、2位にアマゾン ウェブ サービス ジャパン、3位にボストン・コンサルティング・グループがランクイン

※詳細は次ページまたは「働きがい研究所」にてご確認ください。
https://vorkers.com/hatarakigai/vol_92

 
■ 第二新卒が選ぶ、待遇と成長を両立する企業ランキング
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202202217565-O1-z4rWP2MP
1位は野村総研。高給与と育成制度の充実
今回1位にランクインしたのは、野村総合研究所でした。野村総合研究所の発表によると、正社員に占める中途入社者の割合は約3割ほど(※)と、新卒入社者が大半を占めています。一見、新卒至上主義となりそうな構成ですが、若手の中途入社社員から高い評価を得ている理由はどこにあるのでしょうか?待遇面の社員クチコミからは、高い給与に加え若手に対する家賃補助といった福利厚生、成長や育成面においては、プロフェッショナルとして任される文化であること、充実した研修制度を評価する声が見られました。
(※)野村総合研究所 キャリア採用サイトより

<待遇>
「年収950万円。横並びで昇級していき、大体30歳前後で1000万に到達する。ボーナスの割合が高い。学卒3年目、院卒2年目になると残業代は見込みになり支給されなくなる。家賃補助制度があり月6万円支給される。(エンジニア、女性、野村総合研究所)」
「年収1080万円。月給は低めに抑えられており、年収に占める賞与比率が高い。基本的には年功序列であり、中途も基本的にはプロパー入社年次相当の待遇での入社となっている模様。副主任昇格前までは、月6万円の家賃補助あり。(経営コンサルタント、男性、野村総合研究所)」

<成長・育成>
「プロフェッショナルとして単価なりの専門スキルを求められます。若手でも現場に即投入され、キャリアの長い年上の顧客と相対する場が与えられます。また、社内外と連携して仕事する機会が多いため、調整力やコミュニケーション力が求められます。(SE、女性、野村総合研究所)」

「自分自身で考えながら、進めることができるうえ、プロジェクトさえうまく行っていれば評価してもらえるので、不必要な忖度などが不要。よって、技術だけで食っていきたい人には最適だと思う。(アプリケーションエンジニア、男性、野村総合研究所)」

「研修は多く、留学制度や海外トレーニー制度なども充実してある。グローバルに活躍をしたい場合は、積極的に手を上げることにより、多様なチャンスがあるともいえる。(コンサルタント、男性、野村総合研究所)」

「人材の長期育成に力を入れており、社員一人当たりにかける研修費は競合他社と比べてもトップクラスの金額。たしか40万くらいだったような。ただ、タスクは次から次に降ってくるので、タスクに埋もれることなく、成長機会を自ら取りに行くという姿勢がないと厳しい。(SE、女性、野村総合研究所)」

抜粋の社員クチコミは第二新卒以外の中途入社者も含みます。

トヨタ、村田製作所、旭化成、野村證券・・・、終身雇用から変化する日本企業
若手の転職者である第二新卒に注目した今回のランキングでは、中途採用比率の高い外資系企業が多くランクインしました。一方で、ランクインした日本企業の社員クチコミを見ると、入社形態に関わらずチャレンジできる環境であることや、会社や周りからのサポートを評価する声が見られました。5位にランクインしたトヨタ自動車は今後中途採用者の割合を大幅に引き上げると発表する等、今後人材の流動性が高まる中で組織風土の変革も進んでいくことでしょう。

「どこまで実現できるのかまだ世界中の誰もわからない自動運転技術をはじめ、CASE分野に惜しみなく多額の先行投資をしており、社員も失敗をして良いからチャレンジすることが期待されているため、前例を気にせず新しいことに取り組みやすい環境にある。(技術職、男性、トヨタ自動車)」

「役職についていなくとも大きな仕事を任せる風潮があり、若いときから責任感を持った仕事ができる。業務に直接関係する研修だけでなくキャリアや人生について考えるような研修もあり、人として成長できる環境が整っている。ただ成長よりも現状を維持したい人には煩わしいような研修が多いかもしれない。(開発、男性、村田製作所)」

「やりたいことがあれば、提案すれば耳を傾けてもらえる雰囲気がある。自分と同じ中途入社の社員も多く、中途だからといって特別扱いされることが少ない。世界シェアトップクラスの製品をいくつも持っており、それがモチベーションの一つとなっている。やりがいのある仕事だと感じる。(生産技術、男性、旭化成)」

「日々のニュースが仕事に直結するスピード感を感じながら、営業スキルも磨かれ、証券知識も豊富になり、自分の裁量で仕事ができます。人材もそろっており、自分一人で対応できないときは、上司や専門部署との同伴が可能で、単に株投信の売り買いだけでなく、お客様の全資産の管理を相談いただくこともあり、やりがいのある仕事にしていくことができると思います。とても面白い仕事だと思います。成長、キャリア開発するためのサポートも非常に充実しています。直接仕事に関係ないような資格取得にも補助がでます。(営業、女性、野村證券)」

抜粋の社員クチコミは第二新卒以外の中途入社者も含みます。

■ 対象データ (集計期間:2017年1月〜2022年1月)
OpenWorkに投稿された会社評価レポートのうち、中途入社の20代現職社員のレポート回答30,360件を対象データとしています。

【OpenWork働きがい研究所について】
オープンワーク株式会社が、働きがいの向上のために、個人・企業・社会などの視点から働きがいについて調査・リサーチを行うためのプロジェクトです。2014年3月よりスタートしました。

【OpenWorkについて】
OpenWork(オープンワーク)では、実際に働いた経験に基づく「社員・元社員の声」を共有しています。企業の社員・元社員から情報を収集しているWEBサイトとしては、国内最大規模のクチコミ数と評価スコア(1240万件超)が蓄積されており、会員数は約455万人(2022年1月時点)となっています。私たちは、企業の労働環境をよりオープンにしジョブマーケットの透明性を高めることで、健全な雇用環境の発展に貢献するとともに、企業と個人のより良いマッチングをサポートし、一人ひとりが自分らしく生きることを応援したいと考えています。

【オープンワーク株式会社 会社概要】
商号: オープンワーク株式会社
代表者: 代表取締役 大澤 陽樹
所在地: 東京都渋谷区渋谷2-24-12 渋谷スクランブルスクエア39階
事業内容:就職・転職のためのジョブマーケット・プラットフォーム
     「OpenWork(オープンワーク)」(https://www.vorkers.com/)の企画運営
資本金: 6億4934万円

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