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地方起業家育成を目的としたアクセラレータープログラム 最終ピッチ大会の総合1位はTOMUSHIの石田氏に決定

EY Japanと経済産業省、共催企業が地方の支援者と2022年7月から共同開催

2022年12月26日



地方起業家の育成を目的としたアクセラレータープログラム: 最終ピッチ大会の総合1位、株式会社TOMUSHI 石田 陽佑氏に決定


・EY Japanと経済産業省、共催企業が地方の支援者と2022年7月から共同開催
・Entrepreneurship 部門特別賞は株式会社オーナーの佐々木 敦斗氏
・Innovation 部門特別賞は株式会社Co-LABO MAKERの古谷 優貴氏
・Social Impact 部門特別賞は株式会社チェンジ・ザ・ワールドの池田 友喜氏

EY Japan(東京都千代田区、チェアパーソン 兼 CEO 貴田 守亮) と経済産業省、三井不動産株式会社、株式会社エイチ・アイ・エス、株式会社丸井グループ、スパークル株式会社(旧株式会社MAKOTOキャピタル)、株式会社博報堂、および一般社団法人交通都市型まちづくり研究所は、持続可能な社会の実現を目指し、地域経済・社会的課題の解決に取り組む地方起業家の育成、その事業の拡大を図ること、および地方創生に資することを目的としたアクセラレータープログラムを2022年7月から共同開催いたしました。その半年間の成果を発表するピッチ大会を12月20日にCIC Tokyoにて行い、株式会社TOMUSHIの代表取締役 CEOである石田 陽佑氏が総合1位に選出されたことをお知らせします。

本アクセラレータープログラムでは、約半年間にわたるメンタリングプログラムや組織成長に関わるテーマでの月次勉強会などを実施しました。参加した起業家は、本プログラムで形成したネットワークを通して共催企業各社をはじめとする事業会社との協業検討などに取り組み始めており、それぞれの起業家の事業発展につながることが大きく期待されています。

本プログラムの4つの選考基準であるInnovation(イノベーション)、Entrepreneurship(アントレプレナー精神)、Growth(成長)、Social Impact(社会貢献性)に基づき、審査委員会は、プログラムに参加したスタートアップ企業11社による半年間の成果発表を審査した結果、総合1位に株式会社TOMUSHIの代表取締役 CEOである石田 陽佑氏を選出しました。同社の昆虫の力を借りて有機廃棄物と食料問題の解決を目指す取り組みが評価されました。

また、選考基準の3つに特別賞を設け、Innovation部門は株式会社Co-LABO MAKERの代表取締役CEOを務める古谷 優貴氏、Entrepreneurship部門は株式会社オーナーの代表取締役社長である佐々木 敦斗氏、Social Impact部門は株式会社チェンジ・ザ・ワールドの代表取締役である池田友喜氏がそれぞれ選ばれました。

田村 晃一 審査員長(EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社 ストラテジー・アンド・トランザクション 投資銀行事業本部 アジア太平洋地域統括 シニアアドバイザー)による総評:
「東北地方の社会課題に取り組む起業家たちから地方創生の大きな原動力を実感できました。医療や教育、研究開発の需要と供給のギャップを埋めるマッチメーキング、ESGやSDGsを自分事化する取り組みから、カブトムシと環境にやさしいゴミ処理の掛け算に至るまで幅の広い社会課題に取り組むイノベーションの原動力を関係者全員が肌で感じることができたすてきなひと時でした」

「AIやPlatform As A Serviceや開発型から、知財権で勝負するなど、多岐にわたるビジネスモデルが紹介されましたが、この中で共通する競争優位点は『人財』を中心とするもので、非常に爽やかな印象で多くの元気を頂きました。日本から世界へ、希望と夢の持てる人財とリーダーシップが育っているのを目の当たりにすることができました。ありがとう、そして、おめでとうございます」

各賞受賞者
総合1位 
石田 陽佑 氏/株式会社TOMUSHIの代表取締役 CEO


「このたびは総合点1位で優勝することができました。まずは半年間伴走してくださったメンター、EY関係者の皆様さま、ありがとうございました。

登壇された起業家は東北を代表する方々で、その中でTOMUSHIが優勝できたことはより一層の自信につながりました。審査員の皆さまにもカブトムシの将来性や魅力が伝わったのかなと思い、うれしい限りです。
引き続きカブトムシと共に世界のゴミ問題、タンパク質危機の解決に取り組んでいきますので応援よろしくお願いします」


【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202212261650-O1-K3rSZA8Y


Innovation 部門 特別賞
古谷 優貴氏/株式会社Co-LABO MAKER 代表取締役 CEO

「今回、素晴らしい起業家が多く参加する中、この地方創生アクセラレーターでInnovation賞をいただくことができ、とても光栄です。半年にわたりアクセラレーターに参加し、熱のこもった本気のメンタリングを受ける中で、大きく引き上げていただいたことで、今回、賞をいただくことができたと感じています。本当に感謝しております。今回の機会を活かし、日本をもう一度イノベーションを起こせる国にしていけるよう、成長していきたいと思います」


【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202212261650-O2-ZI7HF0Rh

Entrepreneurship 部門 特別賞
佐々木 敦斗氏/株式会社オーナー 代表取締役社長

「このたびはこのような賞を頂き誠にありがとうございます。弊社は創業1年と少しの教育ベンチャーで、まだまだ事業プランも未熟な中、本アクセラレータープログラムに参加をいたしました。専門的な知識と豊富なご経験をもつメンターの皆さま、EYの皆さまから半年間たくさんのアドバイスを頂き、改めて原点に立ち返り、共に事業を考えることができました。今回の受賞を弾みに東北から日本そして世界の学びを変えていく教育事業を実現していきます」

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202212261650-O3-89hdm5gL



Social Impact 部門 特別賞
池田 友喜 氏/株式会社チェンジ・ザ・ワールド 代表取締役


「このたびはSocial  Impact部門で特別賞を頂き大変うれしく思っております。気候変動や環境問題を自分事にしていくためのプラットフォームを創ることで世界を変える挑戦をしている中で受賞できたことは大変光栄でさらなる事業へのモチベーションへとなりました。社会変革の仕組みを創り『わたし』を『わたしたち』に変えていきたいと思います。『世界を変えるのは、たくさんのわたしだ』」


【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202212261650-O4-4t3901O6



トロフィーについて
受賞者の皆さまには、建築家・芸術家である佐野 文彦氏が制作されたトロフィーが贈呈されました。これらトロフィーには、これまで育まれてきた土地や人々によって積み重ねられてきた歴史や文化を「発掘」「再発見」して「編集」し、過去と未来の素材である木材とアクリルに金属による横串を入れることで、過去と未来をつなげるイノベーションをイメージしています。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202212261650-O5-Zt891bIg



補足:選考基準について
選考の際に重視された点は以下の項目です。



Innovation (イノベーション)
ターゲットとする顧客や市場にとって「新たな価値」を生み出す技術やサービスを提供している。
独創的な視点から競合優位性を確立し、新たなマーケットの開拓やパートナーシップの構築を実践している。
技術やサービスを継続的に革新する社内環境や人材を整備している。

Entrepreneurship (アントレプレナー精神)
新しい事業分野を切り開くために必要な想像力や発想力、チャレンジ精神、リスクを恐れない勇敢さを持っている。
常に高い目標を掲げ、達成に向けて挑戦する行動力、困難な状況でもやり遂げる責任感がある。
周囲の人を巻き込む求心力があり、リーダーシップを発揮できる。

Growth(成長)
新しい手法や技術の先駆者となるようなイノベーションを生み出す事業戦略を構築している。
マネタイズが確立しており、事業の実績を上げている、また利益を獲得できる構造となっている。
著しく成長しており、今後も成長するポテンシャルがある。
シナジーのある他の企業との提携などにより、飛躍的な成長が期待できる。

Social Impact (社会貢献性)
社会課題を明確に捉え、事業を通じて課題解決に取り組んでいる
地域特有の事業や雇用の創出により、地方創生に貢献している
持続可能な環境・社会・ガバナンス(ESG)を実践している



審査委員会
審査員長
田村 晃一
EY Japan シニアアドバイザー兼EY投資銀行事業本部アジア太平洋地域統括

審査員(氏名50音順)
新井 泰嗣 氏
株式会社東洋経済新報社 ビジネスプロモーション局カスタム事業部長

笹川 祐子 氏
株式会社イマジンネクスト 代表取締役社長

高槻 大輔 氏
シーヴィーシー・アジア・パシフィック・ジャパン プリンシパル

高柳 寛樹 氏
立教大学大学院ビジネスデザイン研究科特任准教授



アクセラレータープログラムの概要
プログラム名:
東北地方の起業家育成を目的としたアクセラレータープログラム

実施期間2022年7月〜2022年12月

参加スタートアップ
対象:実務家であるメンターの伴走とともに、著しい成長を望む地方起業家
対象地域:本社所在地が東北地方にある企業、東北に縁のある企業または経済産業省J-Startup選定企業

選考基準:
起業家精神、収益性、成長性、市場ポテンシャル、地方活性化、社会的意義など

特徴
6カ月にわたるプログラムにおいて、起業家それぞれの特性・ニーズに合った人材・情報などを提供し、東北地方のスタートアップコミュニティーのエコシステム形成と今後の事業拡大をサポートする
起業家1名につき固定メンター(伴走者)3名体制によるメンタリング
上場企業経営者やVC、EYメンバーが経験に基づく洞察、示唆の提供や知見を共有
企業、社会のサステナビリティの観点より事業成長をサポート
国内ベンチャーキャピタルを主体としたベンチャーの海外展開支援
参加起業家同士、支援者、共催企業との交流によるネットワークの形成

ウェブページ
地方起業家の育成を目的としたアクセラレータープログラム | EY Japan

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