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丹青社、データ分析とデザインを掛け合わせ、 空間価値を最大化する「FAC+(ファクタス)」の提供を開始

~ピクシーダストテクノロジーズと共同開発し、課題抽出から解決策提案まで一貫して実施~

2023年8月30日
株式会社丹青社

 商業施設・文化施設などの空間づくりを行う株式会社丹青社(本社:東京都港区、代表取締役社長:小林 統、以下「丹青社」)は、空間に関するデータ分析とデザインを掛け合わせ、空間における課題抽出から解決策の提案までをワンストップで行うことで空間価値を最大化するサービス「FAC+(ファクタス)」の提供を10月1日より開始します。ピクシーダストテクノロジーズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:落合陽一・村上泰一郎 以下:PxDT)との、空間のDX(デジタルトランスフォーメーション)促進による空間価値向上にむけた協業の中で共同開発し、サービスの提供に至りました。

 「FAC+」は、WEBカメラやセンサーを通じて空間にまつわるさまざまなデータを取得・可視化することで、これまで感性やセンスによって行われてきた空間づくりのプランニングやデザイン・設計に定量的なデータを掛け合わせ、事業者の課題解決や、エンドユーザーのさらなる体験価値向上を目指したサービスです。

 大型商業施設などの商業空間や、博物館などの文化空間、展示会などのイベント空間といった多岐にわたる空間を手がける丹青社のクリエイティブ力に、PxDTが提供する空間データプラットフォーム「KOTOWARI®」を活用することで、空間価値の最大化を目指し、事業者や社会の課題解決を支援します。
※KOTOWARIおよび関連するロゴは、ピクシーダストテクノロジーズ株式会社の商標または登録商標です。

 
サービスイメージ

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202308298604-O4-DQs5gVOR

 
「FAC+」の特徴
1.迅速なデータのレポーティング
取得データは、自動的にグラフ化・数値化してレポーティング。既存施設のデータを取得し、推進中のプロジェクトの企画やデザインに活用することが可能です。

2.丹青社のノウハウを活かしたデータ取得・改善提案
さまざまな空間づくりを手がける丹青社の知見・経験に基づき、課題解決にあたって必要となるデータの検討やセンサーの設置調整を一貫して対応。「FAC+」で取得したデータをもとに丹青社が持つプランニングやデザイン・設計のノウハウを活かした提案を行います。提案をもとに実際に施設が完成した後にも効果検証を行うことで、プランニングやデザインの効果測定や改善のPDCAを回すことが可能です。

3.マーケティングに活かせるデータの取得
性別・年代や人流データの取得により、POSデータや会員データだけでは把握できなかった、実際の来場者動向を分析できます。分析データは新規出店店舗やテナントの売上最大化を図る施策への活用や、エンドユーザーの体験価値向上に向けた企画や展示更新などに利用が可能です。

 
活用例
・改装計画時の現状把握
既存空間でデータ取得を行い、問題点・課題点を可視化。解決策を計画し、改装を行う際の企画・デザインに反映させることで、満足度向上や売上率向上といったKPI達成に寄与します。

・新装/改装後の効果検証
空間におけるデータ取得を行い、各種課題解決策や提案をもとに完成した施設や空間において、課題が解決されているか、想定の効果を得られているかの検証ができます。

・施設内のA/Bテスト
広告・プロモーションや掲示物・サイン等の変更による顧客動向の変移など、偏差データを取得することでよりよい施設づくりに活用できます。

・イベントの定量/定性評価
展示・体験エリアごとの来場者数、興味関心などさまざまな目標設定に基づくデータ取得により、イベントや展示会における顧客体験価値を向上させるための提案活動に使用できます。

 
取得データイメージ
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202308298604-O1-vt1k8l68
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202308298604-O2-KIgFtk51
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202308298604-O3-35x3PL7c
※上記グラフや画像は、データの書き出しイメージです。実際の取得データではありません。

 
開発担当者コメント
株式会社丹青社CMIセンター 空間メディアマーケティング部 近藤 完
丹青社は空間づくりのプロフェッショナルとして年間6,000件以上のプロジェクトを手がけていますが、引渡し後の空間活用方法、運用・運営状況等の定量評価やデータ収集は行ってきておりませんでした。
そこで、定量的なデータを取得・蓄積し、丹青社が持つノウハウと掛け合わせることで、空間がもつ価値や体験性を向上できるのではないかと考え、「FAC+」のサービスを開発することにしました。
当社が手がける空間に限らずさまざまな空間で「FAC+」を活用することで事業主様の課題解決とエンドユーザーのさらなる体験価値向上に寄与できればと思います。

 
ピクシーダストテクノロジーズ株式会社 事業本部 Bizdev ファンクション 金子 真央
PxDTでは、空間認識技術や波動制御技術を活かした空間DXを推進しています。
「FAC+」はこれまでの実証実験で得られた知見を活かし、空間価値の最大化を目指したサービスです。
PxDTが来場者の動向を可視化し、そこに丹青社様のクリエイティビティが組み合わさることで、デジタルと物理空間が親和した最適な空間構築ができると考えております。「FAC+」というサービスを通じて、事業主様のビジネスや来場者の体験価値向上に貢献できるよう邁進して参ります。

 
丹青社について
「こころを動かす空間創造のプロフェッショナル」として、店舗などの商業空間、博物館などの文化空間、展示会などのイベント空間等、人が行き交うさまざまな社会交流空間づくりの課題解決をおこなっています。調査・企画から、デザイン・設計、制作・施工、デジタル技術を活かした空間演出や運営まで、空間づくりのプロセスを一貫してサポートしています。

  社名  : 株式会社丹青社
  所在地 : 東京都港区港南1-2-70 品川シーズンテラス19F 〒108-8220(本社)
  創業  : 1946年10月
  資本金 : 40億2,675万657円(2023年1月31日現在)
  上場  : 東京証券取引所プライム市場(証券コード:9743/業種名:サービス業)
  URL  : https://www.tanseisha.co.jp

 
※ニュースリリースに掲載された内容は発表日現在のものです。
その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

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