EY調査、B.LEAGUE ALL-STAR GAME WEEKEND 2024 IN OKINAWAにおいて経済的・社会的価値を36.6億円と算出
[24/06/18]
提供元:共同通信PRワイヤー
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EY Japan株式会社(東京都千代田区、代表取締役:石橋 宜忠、以下 EY Japan)は、公益社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ(東京都文京区、チェアマン:島田 慎二、以下B.LEAGUE)とともに、2024年1月12日(金)〜14日(日)に沖縄市において開催された「B.LEAGUE ALL-STAR GAME WEEKEND 2024 IN OKINAWA」(以下 オールスターゲーム)の経済波及効果および社会的価値を算出しました。社会的価値はスポーツの価値をステークホルダーの共通言語である貨幣価値に換算するもので、英国マンチェスターメトロポリタン大学および筑波大学の支援を得て開発しています。
その結果、オールスターゲームは約8.4億円の経済波及効果と約28.2億円の社会的価値を創出し、その非財務的価値の合計は約36.6億円となりました。また、全ステークホルダーが投下したコストに対するSROI(Social Return on Investment=社会的投資収益率)は、3.46となり、オールスターゲームへの100円分の投資が346円分の社会的価値の創出につながったと分析しました。さらに、別途、オールスターゲームのライブ配信「バスケットLIVE」における社会的価値を測定したところ20.8億円という結果になりました(*)。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202406182342-O2-G6RNDp05】
EY Japanは、2022年10月からB.LEAGUEのサポーティングカンパニーを努め、B.LEAGUEならびに参画するクラブの基盤である地域コミュニティの活性化や地域社会の経済循環を促し、社会課題解決に向けた取り組みを行っています。本調査は、パートナーシップの一環として、2023年1月に開催された 「ドットエスティ B.LEAGUE ALL-STAR GAME 2023 IN MITO」における調査に続き実施したものです。オールスターゲームが地域やステークホルダーにもたらす経済的・社会的価値の測定・分析を行い、成長のための計画立案やスポーツファイナンスの活性化に役立てることを目的としています。
オールスターゲームの経済波及効果および社会的価値は、アンケート調査結果および各種データに基づいて算出しています。経済波及効果は、当日の来場者による消費やイベントの運営費用などを通して域内(沖縄県)に発生する直接効果と、直接効果に誘発される間接波及効果の合計で算出しました。また、アンケート調査による観戦者の宿泊者割合は約33%で、一定程度の宿泊需要が発生したことがわかりました。
社会的価値の算出指標となる「アウトカム」には、オールスターゲームに参加した人を対象に、(1)ウェルビーイング(幸福感、楽しさ)、(2)ヘルスリテラシー(健康意識)、(3)ヒューマンキャピタル(自己成長)、(4)ソーシャルキャピタル(コミュニティでのつながり)、(5)集団的アイデンティティ(シビックプライド) の5項目を選定しました。この5項目についてアンケート調査を行い、消費者が支払っても良いと考える対価を調査し貨幣換算する手法(WTP: Willingness to pay)によって、社会的価値を金銭換算しました。さらに、メディアへの広告掲出の状況から金銭換算した (6)沖縄のブランドバリュー向上 の金額を加えました。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202406182342-O1-YE0tBTt4】
本調査結果では、43%もの沖縄県民がオールスターゲームの開催を認知しており、バスケ熱が高く最先端のアリーナを擁する沖縄らしい開催効果が集団的アイデンティティやウェルビーイングの高い数値に表れています。他方、ヘルスリテラシーを感じた人の割合が少なく、健康サービスを提供するパートナー企業とのアクティベーションや、体験型のイベントなどにより、社会的価値のさらなる向上が期待できるという示唆が得られました。今後は、地域特性を踏まえた上で、イベントやスポーツが地域にもたらす効果を定量化する本調査のアプローチをスポーツファイナンスなどに活用することを検討していきます。
本調査の詳細はこちらのレポートをご覧ください。
(*) ライブ配信における社会的価値は、オールスターゲームにおける社会的価値の合計金額36.6億円に含めていません。
B.LEAGUE チェアマン 島田 慎二 氏のコメント:
オールスターゲームの経済波及効果および社会的価値の算出を、昨年に続き本年もEY Japan様のご協力のもと実施いたしました。
「革新性」と「地域創生」を目的とした「B.LEAGUE ALL-STAR GAME WEEKEND 2024 IN OKINAWA」は、B.LEAGUE史上初の3DAYS開催でした。アリーナのみならず隣接する陸上競技場でのアーティストライブや花火、ドローンショー、グルメフェスや様々な体験ブースなど実施し、ライブスポーツエンタメの飛躍的なレベルアップに挑戦した取り組みです。
その挑戦の結果、琉球ゴールデンキングスと沖縄アリーナが地域で育んできたバスケ熱も加わり、非常に高い経済波及効果と社会的価値をもたらすことができました。
B.LEAGUEはEY Japan様と共に、本調査から得た学びを活かしながら、全国のクラブと共に地域創生や社会的価値に通じる取り組みへの挑戦を続けて参ります。
EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社
公共・社会インフラセクター パートナー 岡田 明のコメント:
昨年に続きオールスターゲームにおいて、スポーツの持つ価値算出の機会をいただき、ご協力いただいた関係各位に感謝申し上げます。
3日間のライブエンタメイベントに拡張された本年は、ウェルビーイングに加え集団的アイデンティティの指標も高い結果となり、改めて希薄化する社会のコミュニティ機能をスポーツ・イベントが補完し高めていることを計測できました。こうした指標は事業性評価やファイナンス等に活用でき、スポーツによる社会課題解決の機会が増えると考えています。
「ココロ、たぎる。」革新的な挑戦を通じて地域創生や社会課題の解決の取り組みを続けるB.LEAGUE様と共に、引き続き笑顔あふれる社会の実現に取り組んで参ります。
調査概要および分析アプローチについて
調査期間:2024年1月12日(金)、13日(土)、14日(日)の3日間
調査対象:オールスターゲーム観戦者、関連イベント参加者、沖縄県民、運営関係者、LIVE配信視聴者
調査手法:アンケート調査サンプル数:約4,700
※沖縄のブランドバリュー向上はメディア露出を元にした広告換算価値に基づき算出
「B.LEAGUE ALL-STAR GAME WEEKEND 2024 IN OKINAWA」について
期間: 2024年1月12日(金)、13日(土)、14日(日)
会場: 沖縄アリーナ(ARENA) /沖縄市陸上競技場(PARK)
主催:公益財団法人日本バスケットボール協会/ 公益社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ
DAY1では沖縄市陸上競技場で前夜祭イベント、DAY2では沖縄アリーナで若手選手の選抜とアジア特別枠選手の選抜によるB.LEAGUE ASIA RISING STAR GAMEと各種コンテストに加え沖縄市陸上競技場でパブリックビューイングなどのイベント、DAY3では沖縄アリーナでB.LEAGUE U18 ALL-STAR GAMEとB.LEAGUE ALL-STAR GAMEに加え沖縄市陸上競技場でパブリックビューイングなどのイベントが開催されました。3日間のイベントにおいて、ARENAでの観戦者は約13,800人、PARKの延べ入場者数は約15,000人でした。
【特設WEB サイト】https://www.bleague.jp/all-stargame2024/
[EYについて]
EY | Building a better working world
EYは、「Building a better working world〜より良い社会の構築を目指して」をパーパス(存在意義)としています。クライアント、人々、そして社会のために長期的価値を創出し、資本市場における信頼の構築に貢献します。150カ国以上に展開するEYのチームは、データとテクノロジーの実現により信頼を提供し、クライアントの成長、変革および事業を支援します。アシュアランス、コンサルティング、法務、ストラテジー、税務およびトランザクションの全サービスを通して、世界が直面する複雑な問題に対し優れた課題提起(better question)をすることで、新たな解決策を導きます。EYとは、アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドのグローバルネットワークであり、単体、もしくは複数のメンバーファームを指し、各メンバーファームは法的に独立した組織です。アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドは、英国の保証有限責任会社であり、顧客サービスは提供していません。EYによる個人情報の取得・利用の方法や、データ保護に関する法令により個人情報の主体が有する権利については、ey.com/privacy をご確認ください。EYのメンバーファームは、現地の法令により禁止されている場合、法務サービスを提供することはありません。EYについて詳しくは、ey.com をご覧ください。
その結果、オールスターゲームは約8.4億円の経済波及効果と約28.2億円の社会的価値を創出し、その非財務的価値の合計は約36.6億円となりました。また、全ステークホルダーが投下したコストに対するSROI(Social Return on Investment=社会的投資収益率)は、3.46となり、オールスターゲームへの100円分の投資が346円分の社会的価値の創出につながったと分析しました。さらに、別途、オールスターゲームのライブ配信「バスケットLIVE」における社会的価値を測定したところ20.8億円という結果になりました(*)。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202406182342-O2-G6RNDp05】
EY Japanは、2022年10月からB.LEAGUEのサポーティングカンパニーを努め、B.LEAGUEならびに参画するクラブの基盤である地域コミュニティの活性化や地域社会の経済循環を促し、社会課題解決に向けた取り組みを行っています。本調査は、パートナーシップの一環として、2023年1月に開催された 「ドットエスティ B.LEAGUE ALL-STAR GAME 2023 IN MITO」における調査に続き実施したものです。オールスターゲームが地域やステークホルダーにもたらす経済的・社会的価値の測定・分析を行い、成長のための計画立案やスポーツファイナンスの活性化に役立てることを目的としています。
オールスターゲームの経済波及効果および社会的価値は、アンケート調査結果および各種データに基づいて算出しています。経済波及効果は、当日の来場者による消費やイベントの運営費用などを通して域内(沖縄県)に発生する直接効果と、直接効果に誘発される間接波及効果の合計で算出しました。また、アンケート調査による観戦者の宿泊者割合は約33%で、一定程度の宿泊需要が発生したことがわかりました。
社会的価値の算出指標となる「アウトカム」には、オールスターゲームに参加した人を対象に、(1)ウェルビーイング(幸福感、楽しさ)、(2)ヘルスリテラシー(健康意識)、(3)ヒューマンキャピタル(自己成長)、(4)ソーシャルキャピタル(コミュニティでのつながり)、(5)集団的アイデンティティ(シビックプライド) の5項目を選定しました。この5項目についてアンケート調査を行い、消費者が支払っても良いと考える対価を調査し貨幣換算する手法(WTP: Willingness to pay)によって、社会的価値を金銭換算しました。さらに、メディアへの広告掲出の状況から金銭換算した (6)沖縄のブランドバリュー向上 の金額を加えました。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202406182342-O1-YE0tBTt4】
本調査結果では、43%もの沖縄県民がオールスターゲームの開催を認知しており、バスケ熱が高く最先端のアリーナを擁する沖縄らしい開催効果が集団的アイデンティティやウェルビーイングの高い数値に表れています。他方、ヘルスリテラシーを感じた人の割合が少なく、健康サービスを提供するパートナー企業とのアクティベーションや、体験型のイベントなどにより、社会的価値のさらなる向上が期待できるという示唆が得られました。今後は、地域特性を踏まえた上で、イベントやスポーツが地域にもたらす効果を定量化する本調査のアプローチをスポーツファイナンスなどに活用することを検討していきます。
本調査の詳細はこちらのレポートをご覧ください。
(*) ライブ配信における社会的価値は、オールスターゲームにおける社会的価値の合計金額36.6億円に含めていません。
B.LEAGUE チェアマン 島田 慎二 氏のコメント:
オールスターゲームの経済波及効果および社会的価値の算出を、昨年に続き本年もEY Japan様のご協力のもと実施いたしました。
「革新性」と「地域創生」を目的とした「B.LEAGUE ALL-STAR GAME WEEKEND 2024 IN OKINAWA」は、B.LEAGUE史上初の3DAYS開催でした。アリーナのみならず隣接する陸上競技場でのアーティストライブや花火、ドローンショー、グルメフェスや様々な体験ブースなど実施し、ライブスポーツエンタメの飛躍的なレベルアップに挑戦した取り組みです。
その挑戦の結果、琉球ゴールデンキングスと沖縄アリーナが地域で育んできたバスケ熱も加わり、非常に高い経済波及効果と社会的価値をもたらすことができました。
B.LEAGUEはEY Japan様と共に、本調査から得た学びを活かしながら、全国のクラブと共に地域創生や社会的価値に通じる取り組みへの挑戦を続けて参ります。
EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社
公共・社会インフラセクター パートナー 岡田 明のコメント:
昨年に続きオールスターゲームにおいて、スポーツの持つ価値算出の機会をいただき、ご協力いただいた関係各位に感謝申し上げます。
3日間のライブエンタメイベントに拡張された本年は、ウェルビーイングに加え集団的アイデンティティの指標も高い結果となり、改めて希薄化する社会のコミュニティ機能をスポーツ・イベントが補完し高めていることを計測できました。こうした指標は事業性評価やファイナンス等に活用でき、スポーツによる社会課題解決の機会が増えると考えています。
「ココロ、たぎる。」革新的な挑戦を通じて地域創生や社会課題の解決の取り組みを続けるB.LEAGUE様と共に、引き続き笑顔あふれる社会の実現に取り組んで参ります。
調査概要および分析アプローチについて
調査期間:2024年1月12日(金)、13日(土)、14日(日)の3日間
調査対象:オールスターゲーム観戦者、関連イベント参加者、沖縄県民、運営関係者、LIVE配信視聴者
調査手法:アンケート調査サンプル数:約4,700
※沖縄のブランドバリュー向上はメディア露出を元にした広告換算価値に基づき算出
「B.LEAGUE ALL-STAR GAME WEEKEND 2024 IN OKINAWA」について
期間: 2024年1月12日(金)、13日(土)、14日(日)
会場: 沖縄アリーナ(ARENA) /沖縄市陸上競技場(PARK)
主催:公益財団法人日本バスケットボール協会/ 公益社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ
DAY1では沖縄市陸上競技場で前夜祭イベント、DAY2では沖縄アリーナで若手選手の選抜とアジア特別枠選手の選抜によるB.LEAGUE ASIA RISING STAR GAMEと各種コンテストに加え沖縄市陸上競技場でパブリックビューイングなどのイベント、DAY3では沖縄アリーナでB.LEAGUE U18 ALL-STAR GAMEとB.LEAGUE ALL-STAR GAMEに加え沖縄市陸上競技場でパブリックビューイングなどのイベントが開催されました。3日間のイベントにおいて、ARENAでの観戦者は約13,800人、PARKの延べ入場者数は約15,000人でした。
【特設WEB サイト】https://www.bleague.jp/all-stargame2024/
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