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黄砂が日本に来なかった3000年前の気候イベントの発見

富士山・本栖湖底に残された過去8000年の記録から気候変動を復元

発表のポイント
◆富士山麓の本栖湖で掘削された堆積物中の黄砂の飛来量変動をX線回折分析により分析し、黄砂の飛来量変動を過去8000年にわたり明らかにしました。
◆黄砂の量は3000年前から2000年前に減少し、東アジアの気候変動とリンクしていました。
◆本研究のデータを利用することで、グローバルな気候変動と東アジアの大気循環との関係性をより詳細に理解することにつながることが期待されます。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202409055947-O1-29bdwCqM

概要
東京大学大学院理学系研究科の根本夏林大学院生、同大学大気海洋研究所の横山祐典教授らによる研究グループは、富士五湖の一つである本栖湖で掘削された堆積物中の石英量をX線回折分析と乾式密度計による密度分析を組み合わせることで定量化しました。その結果、本栖湖の堆積物に含まれる石英は中国大陸から飛来する黄砂に由来し、過去約8000年間の飛来量変化を高時間分解能で明らかにすることに成功しました。毎年春に多く飛来している黄砂ですが、驚くことに黄砂量は3000年前から2000年前にかけて顕著に減少しており、負の北極振動による偏西風の黄砂輸送の影響減少が要因であると考えられます。この時期には、日本海や黄海での海水温上昇や、新潟県糸魚川市での降水量増加が知られており、いずれも負の北極振動と整合的な現象であることから、今回の研究をサポートするデータです。本研究により、日本周辺の過去8000年にわたる高時間分解能な黄砂量変動データが初めて得られ、グローバルな気候変動と東アジアの大気循環の変化の関係性についてのメカニズムをより詳細に明らかにすることにつながることが期待されます。

 
プレスリリースの詳細はこちら
https://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2024/pr20240911/pr20240911.html

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