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<福井県池田町>「木望のまち プロジェクト」をスタート!木や森を教材にみんなつながっていく仕組みや施設づくり、新たな価値創造を目指す!!

木を多様な形で暮らしに活かす木活(もくかつ)や、森や木にふれ、遊び、学ぶ、木育(もくいく)を推進!!




 福井県池田町(町長:杉本博文)は、町土の約92%が森林です。この森林や木を活用し、人も家族も世代も木や森でみんなつながっていくような仕組みや施設づくり、木によって子供たちを育む町を目指して、「木望のまち プロジェクト」と名付け様々な取り組みをスタートさせることを決定しました。

 池田町はかつて、林業の町として栄えていましたが、国内の林業は衰退の一途をたどり池田町においても森林資源の利用が減少しています。そこで“木活(もくかつ)”という名称で、木を活用し木の新たな価値を高めるよう取り組んできました。杉材を使って廃校を宿泊体験施設にリノベーションを行うことや、幼保育園や福祉医療施設も木質化を推進しています。
 また、“木育(もくいく)”という名称で、子供たちが家族と一緒に木と触れ合いながら学び、遊び、つながりを深めるよう取り組んできました。100種類以上の木のおもちゃで遊ぶことが出来る木育施設の整備や、町内の子供達が1歳の誕生日を迎える際に、町産材で作った積み木をプレゼントするウッドファースト事業に取り組んでいます。

 2016年春にオープンする「Tree Picnic Adventure IKEDA」は、池田町の志津原エリアの山林に出現する日本最大の冒険の森です。これまでの経験にない、天空から見る山と木々の天ぺんの風景、生命力あふれる大木、大スケールの樹上アドベンチャーパークなど好奇心を引き出す仕掛けをたくさんご用意しています。

「木望のまち プロジェクト」 概要
木望のまち プロジェクトとは、池田町にある森や木の資源や素材を利活用することで、木にふれる豊かな暮らしの創造や、森林環境の保全・育成、若者の雇用や移住・定住の拡大、小さな地域循環型経済を作りだすことを目的としています。

〇「Tree Picnic Adventure IKEDA」(ツリー ピクニック アドベンチャー イケダ)
 メインアトラクションの「メガジップライン」は、山の尾根(標高339m)からスタートし、2つの谷を越えて往路480m・復路510m(※日本最長)を滑走します。地上高60mも日本一の高さ(20階建てのビルに相当)です。鳥の視点で志津原の森の上空から壮大さや美しさを見渡せます。更に、ダブルラインで友人やカップルで同時に飛ぶことができます。

 同じく「アドベンチャーパーク」は、樹上に広がる森のジャングルジムです。4つのコースからなる日本初の複合コース(樹上の38エレメントにアクティブに挑戦するディスカバリーコースや、のんびりツリーハウスでくつろぐピクニックコース、幼児向けのキッズコース、木のクライミングを楽しむツリークライムコース)プログラムです。その他にも足羽川の源流を下る全長2.1kmのミニラフティングコース「アドベンチャーボート」。
コテージ(8棟)・バーベキューハウス・キャンプ場・散策道やテラスカフェなど、ゆったりと森の時間を楽しめる「アウトドアエリア」が、自然と触れ合いたい全国のお客様をお迎えいたします。「Tree Picnic Adventure IKEDA」は単にレジャーを楽しむだけの施設ではなく、「好奇心」を刺激し、森の中で「学ぶ」「遊ぶ」「結ぶ」をキーワードに、子供から大人まですべての世代が木や自然に触れるきっかけ(入口)として誕生します。
※1本のワイヤーロープで滑走できる距離が、日本一
同施設は、森の再生と伐採した間伐材の利用による木活施策であり、且つ子供たちが森や木々に触れあいなながら遊び、学ぶことができる木育施策です。[画像1: http://prtimes.jp/i/16612/1/resize/d16612-1-839594-0.jpg ]


[画像2: http://prtimes.jp/i/16612/1/resize/d16612-1-811559-3.jpg ]
〇主な“木活”施策
・薪ストーブ、ペレットストーブ[画像3: http://prtimes.jp/i/16612/1/resize/d16612-1-900245-6.jpg ]

町内のご家庭に薪ストーブの導入を促進しています。
また、町営の温泉施設のロビーにはペレットストーブを設置し普及活動を実施。
また、町の農業公社ではビニールハウスにペレットストーブを設置し、冬期でも美味しいトマトが収穫できるよう実証実験を行っています。

・木材の積極的利用、商品開発
[画像4: http://prtimes.jp/i/16612/1/resize/d16612-1-170837-4.jpg ]

木の里工房をはじめ、町内の木工事業者が、木をつかった商品化をすすめています。また、町内の
林業関係者を中心とした「あすなろカービングクラブ」では、チェーンソーアートにも取組んでいます。

・薪の駅
地元の山主による「薪の会」では、間伐材をストーブの燃料として再利用。町のイベント時には販売会を開催
しています。

・「わいわいドーム」
地元産のスギ材を使ったトラスト構造の屋外体育館。
地元の元気なお年寄りたちによるゲートボールの練習が年間を通して行われています。

・足羽川デッキ(H28年度実施予定)
町を流れる足羽川沿いの遊歩道に、町産の杉材を使ったウッドデッキやベンチを整備。木にふれながら、川での
おだやかな時間を楽しむ空間作りを行います。


〇主な“木育”施策
・「木の机プレゼント」
小学校では、町の木工職人が作った木の机を新1年生全員にプレゼント。6年間使用し、卒業時に自宅に持ち帰
ります。

・廃校のリノベーション活用
廃校になった旧池田第三小学校を、都市の若者が農村文化にふれながら滞在出来る宿泊体験施設として再整備。木を多用した温かみのある空間となっています。

・おもちゃハウス「こどもと木」[画像5: http://prtimes.jp/i/16612/1/resize/d16612-1-869470-2.jpg ]

2015年4月末にオープン以来、4カ月で町民人口の3倍以上の10,000人が来館。100種類以上の木のおもちゃや
町産材で作った6000個の木のボールプールなど、親子だけでなく、祖父母との来館など多世代間で利用されています。

・ウッドファースト事業[画像6: http://prtimes.jp/i/16612/1/resize/d16612-1-851176-1.jpg ]

1歳には池田町産材で作ったオリジナルのつみきをプレゼントしています。27年度新規事業です。

・いけだ 森の幼稚園(H28年度実施予定)
町内の幼保一体型保育園「なかよしこども園」の子供たちが森の中で遊び、学ぶ、森の幼稚園を定期的に開催します。

福井県池田町概要/アクセス/地図
池田町は、東尋坊がある九頭竜川水系足羽川の水源地域で、福井県の東南部に位置し、岐阜県に接しています。1000m級の山々に囲まれた盆地地形の「中山間地域」で、過疎地域・特定農山村地域・豪雪地域等の「条件不利地域」に指定されています。福井市・越前市などの主要都市から約30Km、車で40分程度の場所にあります。町土の約92%が森林で、足羽杉の産地として知られ下池田地区には樹齢100年を超える杉の美林があります。岐阜県境の山々には、ブナ・ミズナラなどの広葉樹がある緑の資源豊かな地域です。また、山間地であるため、昼夜の日較差が大きく農産物の栽培に適していると言われています。池田町は、県内有数の美味しい米の産地です。

人口:2,814人(平成27年10月1日現在)
高齢化率:42,64% 世帯数 :979世帯 小学校児童数:78人 中学校生徒数:61人
アクセス:
大阪から
JR(特急・武生駅まで) 約2時間
自動車(名神〜北陸自動車道武生I.Cまで) 約3時間

名古屋から
JR(特急・武生駅まで) 約2時間
自動車(名神〜北陸自動車道武生I.Cまで) 約2.5時間

東京から
JR(東海道新幹線 米原経由特急・武生駅まで) 約3.5時間
飛行機(羽田空港〜小松空港 空港バス福井まで) 約3時間
JR武生駅から福鉄バス(稲荷バス停まで) 約1時間
北陸自動車道武生I.Cから 自動車 約30分
[画像7: http://prtimes.jp/i/16612/1/resize/d16612-1-474078-5.jpg ]
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