株式会社エクスプローラ、最新映像圧縮技術H.265/HEVCに対応したエンコーダ装置を開発〜 4K/2K(フルHD)の高画質なリアルタイム映像伝送を実現 〜
[16/11/07]
提供元:PRTIMES
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2017年1月から受注開始、11月16日から幕張メッセで開催のInter BEE 2016に出展
画像技術をコアにコーデック製品を展開している株式会社エクスプローラ(本社:北海道函館市、代表取締役社長:矢吹 尚秀、以下エクスプローラ)は、最新映像圧縮技術であるH.265/HEVCに対応したエンコーダ装置を開発した、と発表しました。今回開発したH.265/HEVCエンコーダ装置は、次世代映像である4Kに対応した装置と現在幅広く使われている2K(フルHD)に対応した装置の2機種です。これらのエンコーダ装置は2017年1月より受注を開始し、2017年4月より出荷を開始する予定です。エクスプローラは、半導体をコアにシステム提案、設計開発サービスを提供する株式会社PALTEKのグループ会社です。
米国通信大手企業のシスコシステムズ社によると、2020年のモバイルデータトラフィックは2015年と比べ8倍まで拡大するとともに、モバイルデータトラフィックの75%が動画になると見込まれています(※)。このような状況下において、画像圧縮によるデータ量削減は喫緊の課題であり、また通信、医療、コンテンツなど映像の高精細化が進んでいるあらゆる産業においても高性能な最新映像圧縮技術であるH.265/HEVCが必要とされています。
今回、エクスプローラが開発したエンコーダ装置は、H.265/HEVC リアルタイム ハードウェアエンコーダであり、放送機器で必要とされるMain 4:2:2 10ビットプロファイルをサポートしています。H.265/HEVC4K対応エンコーダ装置は、4K60Pに対応するとともに伝送速度12Gb/sの12G-SDIが標準搭載されています。これにより、今後の4K映像の普及にともない求められる映像伝送インターフェースの高速化にも対応し、お客様のニーズにお応えすることが可能となります。また、H.265/HEVC2K(フルHD)対応エンコーダ装置は、現在広く普及している2K(フルHD)の画質を落とさずに従来の半分のレートで伝送できるため、多くの分野での活用が期待されます。
H.265/HEVCエンコーダ装置は、2016年11月16日から18日まで幕張メッセで開催される2016年国際放送機器展(Inter BEE 2016)の当社ブース(ICT/クロスメディア部門 ホール8 8405)にて展示します。
H.265/HEVCエンコーダ装置のスペックの詳細は、エクスプローラのウェブサイトにてご確認ください。
・H.265/HEVC4K対応エンコーダ装置
http://www.explorer-inc.co.jp/product/ehu-2400ed.html
・H.265/HEVC2K(フルHD)対応エンコーダ装置
http://www.explorer-inc.co.jp/product/ehu-2200ed.html
なお、4Kおよび2K(フルHD)に関するH.265/HEVCデコーダ装置は現在開発中であり、2017年7月を目途に販売を開始する予定です。
(※)「Cisco Visual Networking Index:全世界のモバイル データ トラフィックの予測、2015 〜 2020 年アップデート」、Cisco Systems, Inc.、2016年2月
株式会社エクスプローラについて:
エクスプローラは1992年に創業し、放送機器、医療機器、製造装置、音響処理装置等の組込み機器のハード設計、製造、ソフト設計からOEM供給まで手掛けています。FPGAやDSPに関する豊富な設計実績を持ち、最先端の画像・音声処理に関して高い技術力と実績を有しています。また、設計・製造受託を行うだけでなく、自社製品としてレート制御機能搭載H.264コーデック装置を開発し、販売しております。さらに、NEDOのベンチャー支援事業に採択された「レート制御機能搭載4K対応 H.265コーデック装置実用化開発」(2013年度)および「超低遅延8K対応HEVC-ECFによるハイブリッド配信装置」(2014年度)を行う等、リアルタイム伝送、低消費電力、小型化を実現し、次世代の圧縮技術が必要と見込まれる分野に製品を提供してまいります。なお、エクスプローラは2014年7月に半導体をコアにシステム提案、設計開発サービスを提供する株式会社PALTEKのグループ会社となりました。
エクスプローラに関する詳細は、http://www.explorer-inc.co.jp/ をご覧下さい。
画像技術をコアにコーデック製品を展開している株式会社エクスプローラ(本社:北海道函館市、代表取締役社長:矢吹 尚秀、以下エクスプローラ)は、最新映像圧縮技術であるH.265/HEVCに対応したエンコーダ装置を開発した、と発表しました。今回開発したH.265/HEVCエンコーダ装置は、次世代映像である4Kに対応した装置と現在幅広く使われている2K(フルHD)に対応した装置の2機種です。これらのエンコーダ装置は2017年1月より受注を開始し、2017年4月より出荷を開始する予定です。エクスプローラは、半導体をコアにシステム提案、設計開発サービスを提供する株式会社PALTEKのグループ会社です。
米国通信大手企業のシスコシステムズ社によると、2020年のモバイルデータトラフィックは2015年と比べ8倍まで拡大するとともに、モバイルデータトラフィックの75%が動画になると見込まれています(※)。このような状況下において、画像圧縮によるデータ量削減は喫緊の課題であり、また通信、医療、コンテンツなど映像の高精細化が進んでいるあらゆる産業においても高性能な最新映像圧縮技術であるH.265/HEVCが必要とされています。
今回、エクスプローラが開発したエンコーダ装置は、H.265/HEVC リアルタイム ハードウェアエンコーダであり、放送機器で必要とされるMain 4:2:2 10ビットプロファイルをサポートしています。H.265/HEVC4K対応エンコーダ装置は、4K60Pに対応するとともに伝送速度12Gb/sの12G-SDIが標準搭載されています。これにより、今後の4K映像の普及にともない求められる映像伝送インターフェースの高速化にも対応し、お客様のニーズにお応えすることが可能となります。また、H.265/HEVC2K(フルHD)対応エンコーダ装置は、現在広く普及している2K(フルHD)の画質を落とさずに従来の半分のレートで伝送できるため、多くの分野での活用が期待されます。
H.265/HEVCエンコーダ装置は、2016年11月16日から18日まで幕張メッセで開催される2016年国際放送機器展(Inter BEE 2016)の当社ブース(ICT/クロスメディア部門 ホール8 8405)にて展示します。
H.265/HEVCエンコーダ装置のスペックの詳細は、エクスプローラのウェブサイトにてご確認ください。
・H.265/HEVC4K対応エンコーダ装置
http://www.explorer-inc.co.jp/product/ehu-2400ed.html
・H.265/HEVC2K(フルHD)対応エンコーダ装置
http://www.explorer-inc.co.jp/product/ehu-2200ed.html
なお、4Kおよび2K(フルHD)に関するH.265/HEVCデコーダ装置は現在開発中であり、2017年7月を目途に販売を開始する予定です。
(※)「Cisco Visual Networking Index:全世界のモバイル データ トラフィックの予測、2015 〜 2020 年アップデート」、Cisco Systems, Inc.、2016年2月
株式会社エクスプローラについて:
エクスプローラは1992年に創業し、放送機器、医療機器、製造装置、音響処理装置等の組込み機器のハード設計、製造、ソフト設計からOEM供給まで手掛けています。FPGAやDSPに関する豊富な設計実績を持ち、最先端の画像・音声処理に関して高い技術力と実績を有しています。また、設計・製造受託を行うだけでなく、自社製品としてレート制御機能搭載H.264コーデック装置を開発し、販売しております。さらに、NEDOのベンチャー支援事業に採択された「レート制御機能搭載4K対応 H.265コーデック装置実用化開発」(2013年度)および「超低遅延8K対応HEVC-ECFによるハイブリッド配信装置」(2014年度)を行う等、リアルタイム伝送、低消費電力、小型化を実現し、次世代の圧縮技術が必要と見込まれる分野に製品を提供してまいります。なお、エクスプローラは2014年7月に半導体をコアにシステム提案、設計開発サービスを提供する株式会社PALTEKのグループ会社となりました。
エクスプローラに関する詳細は、http://www.explorer-inc.co.jp/ をご覧下さい。