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サーバーラックの運用管理に最適な「電力管理アプリケーション」を提供開始

〜 省力化を推進し、経済的に優れたIT運用を目指して 〜

株式会社アド・コム(Advanced Computer Support Co., Ltd.、本社:東京都中央区、代表取締役:高野 敏晴、URL:http://www.adcomltd.co.jp/)は、データセンター、金融・医療・研究・教育機関やオンプレミス運用企業を対象にした、IT運用管理の省力化を図る「電力管理アプリケーション」を2016年12月15日から提供開始します。




「電力管理アプリケーション」は、以前より販売を行っているITファシリティインフラ専用のアプリケーション「Advanced Infrastructure View」に、電力管理用拡張プラグインを新たに追加するもので、拡張プラグインに対応した「Advanced Infrastracture View」スタンダードライセンスは194,400円(年間)からご利用いただけます。また基本機能のみご利用いただけるリミテッドライセンス(無償)を新たに追加いたします。
[画像: http://prtimes.jp/i/22943/1/resize/d22943-1-341923-0.jpg ]


現在、データセンター事業者に代表される大規模なITインフラを持つ企業や研究機関などのエネルギーコストの割合は増加傾向にあります。不安定な国際情勢や政治動向が続き、経済的な見通しについてもまだ不透明感が払拭されませんが、中長期的には原油価格の底打ち感は意識できるようになりました。エネルギー自給率が5%程度の日本においては為替の変動状況も含み、今後も予測されるエネルギーコストの増加をいかに抑えていくかが、重要な経営課題の一つとなっています。

日々変化するIT運用においては、機能性、サービス、セキュリティ対策など、安定したシステム運用を継続的に管理、維持する必要があります。また同じようにITファシリティインフラも物理的、電気的、温度環境などを管理する必要があります。一見高機能なITファシリティと高品質な設置工事を行えば、設計通りの高効率なファシリティインフラの運用が行えるように感じるかもしれませんが、サーバーやネットワーク機器などのIT機器の消費電力を考慮し、バランスのとれた電力の管理と設置場所の管理を行わなければ、サーバーラック内の温度上昇や熱だまりの影響から効率の悪い稼働環境を作り出す原因となり、無駄なエネルギーの消費や局所的な冷却対策などで運用コストが増加します。

従来行われてきた定格電力などのカタログ値を参考にしてIT機器の電力を管理する方法は、実稼働時の消費電力と大きな違いが生じるため、正確な電力を管理することはできません。近年では電流センサが内蔵されたPDU(電源タップ)などが一般的に販売されており、実稼働時の電力管理も容易になりました(弊社では電流と合わせて消費電力も計測できる製品のご利用を推奨しています)。このような製品を活用してサーバーラックの電力管理を行うことが重要になりますが、1ラックに複数のPDU(複数系統、100Vと200Vが混在など)を利用する場合や特殊な電源(単相3線、三相3線など)を利用する場合は、ラックごとの消費電力を集計することが手間となる実情が見られます。

今回提供を開始する電力管理の機能では、ラックごとの消費電力を自動計算し、レイアウト画面のラックに消費電力を表示します。また運用定格電力(運用基準として登録できる最大電力)に対する割合も表示するため、運用基準に合わせた使用率の確認も容易になります。ラックごとの電力情報はリスト表示にも対応し、消費電力によるソートや定格電力との比較などが行えます。なお、「Advanced Infrastructure View」のスタンダードライセンスは、今回の拡張プラグインのほかにも、PUE(電力使用効率)の自動計算機能やイベント管理機能などITファシリティインフラの運用管理に最適な拡張プラグインをご利用いただけます。

アド・コムでは、ITファシリティのコンサルティングをはじめ、最新技術を搭載したコンパクトで効率の高い空調機やUPSなどの販売やエンジニアリングサービスを提供し、企業や研究機関におけるエネルギーコストの抑制を総合的に支援していきます。

◆ 発売開始:2016年12月15日より

「電力管理アプリケーション(拡張プラグイン)」の主な特長:
・電源回路アイテムとして単相2線、単相3線、三相3線、三相4線仕様の電流、電圧、電力、力率、周波数、電力量の要素を登録可能
・電源回路アイテムの各要素はZabbix※のアイテムデータと連携
・電源回路アイテムの各要素のグラフ表示(表示期間 1日、3日、1週間、2週間、1ヶ月)
・ラック、マシン、およびファシリティアイテムと電源回路アイテムを連携
・ラックアイテムは最大10回路、マシンアイテムは最大2回路、ファシリティアイテムは最大3回路の電源回路アイテムを登録可能
・ラックごとの消費電力の自動計算(レイアウト表示、リスト表示、CSVファイル出力に対応)
・ラックごとの消費電力グラフの表示(積み上げ、折れ線)

※ZabbixはZabbix SIAのラトビアおよびその他の国における登録商標または商標です。

◆「Advanced Infrastructure View」商品ページ
http://www.adcomltd.co.jp/appli/aiv/

◆ 想定される主な導入先
・データセンター
・金融、医療、研究、教育機関
・オンプレミス運用企業

◆ アプリケーション動作環境
・サーバーOS *1
CentOS(x86-64) 6, 7 / Debian(amd64) 7, 8 / Red Hat Enterprise Linux(x86-64) 7 / Ubuntu(amd64) 12.04 LTS, 14.04 LTS

・クライアントWEBブラウザ *1 *2
Firefox 50.0 以上 / Google Chrome 55.0 以上 / Internet Explorer 11 / Microsoft Edge 38.14393 以上 / Opera 41.0 以上 / Safari(OSX) 9.0 以上 / Safari(iOS) 9.0 以上 (QXGA以上)

・サポート言語
日本語(ja)、英語(en-US)

*1 弊社動作確認済みのバージョンです。
*2 WEBブラウザにFlash Player、Java、Silverlightなどのプラグインのインストールは不要です。

◆ 価格
スタンダードライセンス 年間194,400円〜(詳細は別途お問い合わせください)。
トライアルライセンス(試用期間3ヶ月)、およびリミテッドライセンスをご希望される場合は aips@adcomltd.co.jp までご連絡ください。

◆ 本商品のソリューションパートナー
株式会社情報工房 http://www.johokobo.co.jp/
TEL: 03-5447-6812(営業部) e-mail: sales@johokobo.co.jp

株式会社アイエスエイ http://www.isa-j.co.jp/
TEL: 03-3208-1563(営業部) e-mail: info@isa-j.co.jp

Zero Networks株式会社 http://www.zeronetworks.co.jp/
TEL: 03-5480-6221(営業部) e-mail: sales@zeronetworks.co.jp

お客様お問い合わせ先:
TEL: 03-5542-0251(PR担当)
e-mail: aips@adcomltd.co.jp
ホームページのお問い合わせページ:https://www.adcomltd.co.jp/contact/

【会社概要】
社名: 株式会社アド・コム
設立: 1992(平成4)年1月
資本金: 2,025万円
代表取締役社長: 高野 敏晴
住所: 104-0033
東京都中央区新川1丁目22番11号(永代ビル)
ホームページ: http://www.adcomltd.co.jp/


※文中の社名、商品名、機種名、各社の商標は登録商標です。
※株式会社アド・コムは本ニュースリリースの記載内容に技術的誤りや欠落、記載にあたっての誤りや漏れがあった場合でも何ら責任を負いません。
2016年12月
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