学びの島・海士町で個人の変革に伴走する滞在体験がスタート
[19/08/27]
提供元:PRTIMES
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高校生だけではない、大人も「夢ゼミ」に参加して学びの機会を
高校魅力化プロジェクトの始まりの地である海士町(島根県隠岐郡)は、島そのものを学びのフィールドとする教育の実践を重ねてきました。その蓄積を活かし大人が自らを振り返って学びを深める滞在体験が2019年10月にスタートします。企業や団体単位ではなく個人での参加に門戸を開くことで、参加者が一個人としての自分に向き合い学ぶ機会を作り出そうという取り組みです。これは海士町にとって従来型の観光から一歩進んで、そこに暮らす人、文化と触れ合う「関係地」として誘客を目指す新しい挑戦でもあります。コト消費が広がりを見せる中、海士町ならではの「学びの島」という特徴を活かして、個人の変革に寄り添うことを通じた価値創出に取り組んでいきます。
[画像1: https://prtimes.jp/i/48212/1/resize/d48212-1-842672-17.jpg ]
島の学び
海士町の名を全国に広めることにもなった高校魅力化プロジェクトも開始から10年が経ちました。一時は廃校が危ぶまれた高校の入学者数をV字回復させ、多数の移住者を引き寄せた同プロジェクトは地域創生の挑戦事例として知られています。また地域課題を題材としたプロジェクト・ベースド・ラーニングなど、その実践は島全体を学びのフィールドとし、地域全体で学びをつくる環境へと結実してきました。
学びや教育を軸とした町おこしが一定の成功を収めた海士町ですが、住民の高齢化が進む中これからも島の暮らしを守っていくため、更なる交流人口拡大の取り組みに乗り出します。従来型の自然資源に頼った物見遊山型の「観光地」から一歩踏み出し、島に暮らす人々や島の文化が創り出す唯一無二の体験を味わってもらえる「関係地」として、島外から訪問者を獲得することを目指していきます。
[画像2: https://prtimes.jp/i/48212/1/resize/d48212-1-893873-14.jpg ]
学びのツアー実施
そうした体験の第一弾として今回「島の学び」を取り上げました。これまで高校生対象であった地域との学びを今回は特別に大人向けにも拡げようというものです。まずは10月の三連休に3日間のツアーという形で提供を始めます。体験プログラムの企画・実施に当たっては高校魅力化プロジェクトのメンバーと連携し、普段は高校生が受けている「夢ゼミ」を大人が実際に受講したり、住民の方々との対話・交流を通じて地域での学びを体験したり、自分自身の振り返りにつながるフィールドワークを行ったりします。また大人の学びをリードするのにふさわしいコーディネーターも特別に帯同します。
[画像3: https://prtimes.jp/i/48212/1/resize/d48212-1-315648-21.png ]
学びの島で学びを体験する Life is Learning ツアー概要
日程 2019年10月12日〜10月14日(2泊3日間)
定員 15名(最少催行人員5名)
締切 9月30日
WEB http://oki-ama.org/life-is-learning-tour/
[画像4: https://prtimes.jp/i/48212/1/resize/d48212-1-521047-16.jpg ]
仕掛け人
大野佳祐
公立学校における全国初の「学校経営補佐官」。隠岐島前教育魅力化プロジェクト・コーディネーター。2014年に海士町に移住。
[画像5: https://prtimes.jp/i/48212/1/resize/d48212-1-738651-18.jpg ]
藤代圭一
一般社団法人スポーツリレーションシップ協会代表理事。教えるのではなく問いかけることでやる気を引き出し、考える力を育む「しつもんメンタルトレーニング」を考案。
[画像6: https://prtimes.jp/i/48212/1/resize/d48212-1-975948-19.jpg ]
今後の展開
「ないものはない」を掲げる海士町では、島の暮らしにとって本当に必要なものを見極め、今あるものの良さを活かす中で、生活の中に自然と学びが息づいています。
“Life is learning”―――日々生きていくことそのものが学びであるという価値提案の下、教育に加えて農業や製造業なども含めた島まるごとを体験の題材とし、訪れた人が島の人々の生活や暮らしにふれることを通じて学びや気づきを得られる滞在プログラムを充実させていきます。
Life is learningのプログラムを通じて、長寿化や社会経済環境の変化が加速化する中で、学び直しやキャリアの複線化、生き方を主体的に考えていくことが求められる時代の要請に応えていきたいと考えています。
参考情報
【海士町】
島根県沖を北へ60km、日本海に浮かぶ中ノ島にある1島1町の町。 人口はおよそ2,300人。高校魅力化プロジェクトや水産・畜産などの産業振興に行政・地域住民が一体となって取り組み、2012年以降は毎年100人を超える移住者を迎えています。
2011年には町のスローガンとして「ないものはない」を宣言。この言葉には「ここには何もない」といういい意味での開き直りと、一方で「ここには必要なものは全て揃っている」という想いの両方が込められています。島にコンビニはありませんが、自然や豊かな食と水に恵まれており、今あるものの良さを上手に活かしながら「ないものは創り出そう」とする気概にあふれています。
[画像7: https://prtimes.jp/i/48212/1/resize/d48212-1-535173-0.jpg ]
【隠岐島前高校魅力化プロジェクト 】
10年前、島前地域唯一の隠岐島前高校は生徒数の減少により廃校の危機を迎えていました。高校が廃校になると高校生が地域からいなくなるだけでなく、働き盛りの親たちを含む家族ごと島を出てしまい、人口減少に歯止めがきかなくなってしまう恐れがありました。
そこで、島前3町村が協議し、生徒が行きたくなる、保護者が行かせたくなる、地域が活かしたくなる、そんな「魅力的な学校をつくる」ことに活路を見出して始められたのが隠岐島前高校魅力化プロジェクトです。具体的には、学校・行政・地域住民が協働し、日本各地から意志ある入学者を募る「島留学」制度や、地域住民が島留学生の支援をする「島親」制度、山積する地域課題にチームで協働的に取り組む課題解決型の探究学習の構築、学校・地域連携型公立塾「隠岐國学習センター」の設立など様々な取組が進められてきました。
現在の隠岐島前高校は生徒数は倍増し、日本全国、さらには海外からも生徒が集まる高校になりました。同時に、高校への地域内進学率も高まり、子どもたちの地域外流出が止まるなどの成果をあげています。
[画像8: https://prtimes.jp/i/48212/1/resize/d48212-1-985391-13.jpg ]
【夢ゼミ】
海士町の公営塾、隠岐國学習センターで行われている対話や実践を通して自分の興味や将来を明確にしていくための実践型キャリア教育。
1・2年生向けの夢ゼミは月1回実施。多様なゲストをむかえて、対話の型や、地域の課題を当事者意識を持って考えます。
3年生向けの夢ゼミはプロジェクト学習で週に1回実施しています。自分の過去をふりかえったり価値観を言語化したりしながら、自分のテーマを設定し、それについて実践を通して探求します。自分の興味と地域・社会との接点を模索しながら夢を明確にすることで、地域・社会に貢献していくというビジョンをふまえた、自分なりの進路実現につなげていきます。
[画像9: https://prtimes.jp/i/48212/1/resize/d48212-1-438727-2.jpg ]
問い合わせ
株式会社島ファクトリー(プログラム企画・ツアーお申込み)
担当 石原・木次谷(キジヤ)
〒684-0404
島根県隠岐郡海士町大字福井1365-5
Tel: 08514-2-0101
http://oki-ama.org/
高校魅力化プロジェクトの始まりの地である海士町(島根県隠岐郡)は、島そのものを学びのフィールドとする教育の実践を重ねてきました。その蓄積を活かし大人が自らを振り返って学びを深める滞在体験が2019年10月にスタートします。企業や団体単位ではなく個人での参加に門戸を開くことで、参加者が一個人としての自分に向き合い学ぶ機会を作り出そうという取り組みです。これは海士町にとって従来型の観光から一歩進んで、そこに暮らす人、文化と触れ合う「関係地」として誘客を目指す新しい挑戦でもあります。コト消費が広がりを見せる中、海士町ならではの「学びの島」という特徴を活かして、個人の変革に寄り添うことを通じた価値創出に取り組んでいきます。
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島の学び
海士町の名を全国に広めることにもなった高校魅力化プロジェクトも開始から10年が経ちました。一時は廃校が危ぶまれた高校の入学者数をV字回復させ、多数の移住者を引き寄せた同プロジェクトは地域創生の挑戦事例として知られています。また地域課題を題材としたプロジェクト・ベースド・ラーニングなど、その実践は島全体を学びのフィールドとし、地域全体で学びをつくる環境へと結実してきました。
学びや教育を軸とした町おこしが一定の成功を収めた海士町ですが、住民の高齢化が進む中これからも島の暮らしを守っていくため、更なる交流人口拡大の取り組みに乗り出します。従来型の自然資源に頼った物見遊山型の「観光地」から一歩踏み出し、島に暮らす人々や島の文化が創り出す唯一無二の体験を味わってもらえる「関係地」として、島外から訪問者を獲得することを目指していきます。
[画像2: https://prtimes.jp/i/48212/1/resize/d48212-1-893873-14.jpg ]
学びのツアー実施
そうした体験の第一弾として今回「島の学び」を取り上げました。これまで高校生対象であった地域との学びを今回は特別に大人向けにも拡げようというものです。まずは10月の三連休に3日間のツアーという形で提供を始めます。体験プログラムの企画・実施に当たっては高校魅力化プロジェクトのメンバーと連携し、普段は高校生が受けている「夢ゼミ」を大人が実際に受講したり、住民の方々との対話・交流を通じて地域での学びを体験したり、自分自身の振り返りにつながるフィールドワークを行ったりします。また大人の学びをリードするのにふさわしいコーディネーターも特別に帯同します。
[画像3: https://prtimes.jp/i/48212/1/resize/d48212-1-315648-21.png ]
学びの島で学びを体験する Life is Learning ツアー概要
日程 2019年10月12日〜10月14日(2泊3日間)
定員 15名(最少催行人員5名)
締切 9月30日
WEB http://oki-ama.org/life-is-learning-tour/
[画像4: https://prtimes.jp/i/48212/1/resize/d48212-1-521047-16.jpg ]
仕掛け人
大野佳祐
公立学校における全国初の「学校経営補佐官」。隠岐島前教育魅力化プロジェクト・コーディネーター。2014年に海士町に移住。
[画像5: https://prtimes.jp/i/48212/1/resize/d48212-1-738651-18.jpg ]
藤代圭一
一般社団法人スポーツリレーションシップ協会代表理事。教えるのではなく問いかけることでやる気を引き出し、考える力を育む「しつもんメンタルトレーニング」を考案。
[画像6: https://prtimes.jp/i/48212/1/resize/d48212-1-975948-19.jpg ]
今後の展開
「ないものはない」を掲げる海士町では、島の暮らしにとって本当に必要なものを見極め、今あるものの良さを活かす中で、生活の中に自然と学びが息づいています。
“Life is learning”―――日々生きていくことそのものが学びであるという価値提案の下、教育に加えて農業や製造業なども含めた島まるごとを体験の題材とし、訪れた人が島の人々の生活や暮らしにふれることを通じて学びや気づきを得られる滞在プログラムを充実させていきます。
Life is learningのプログラムを通じて、長寿化や社会経済環境の変化が加速化する中で、学び直しやキャリアの複線化、生き方を主体的に考えていくことが求められる時代の要請に応えていきたいと考えています。
参考情報
【海士町】
島根県沖を北へ60km、日本海に浮かぶ中ノ島にある1島1町の町。 人口はおよそ2,300人。高校魅力化プロジェクトや水産・畜産などの産業振興に行政・地域住民が一体となって取り組み、2012年以降は毎年100人を超える移住者を迎えています。
2011年には町のスローガンとして「ないものはない」を宣言。この言葉には「ここには何もない」といういい意味での開き直りと、一方で「ここには必要なものは全て揃っている」という想いの両方が込められています。島にコンビニはありませんが、自然や豊かな食と水に恵まれており、今あるものの良さを上手に活かしながら「ないものは創り出そう」とする気概にあふれています。
[画像7: https://prtimes.jp/i/48212/1/resize/d48212-1-535173-0.jpg ]
【隠岐島前高校魅力化プロジェクト 】
10年前、島前地域唯一の隠岐島前高校は生徒数の減少により廃校の危機を迎えていました。高校が廃校になると高校生が地域からいなくなるだけでなく、働き盛りの親たちを含む家族ごと島を出てしまい、人口減少に歯止めがきかなくなってしまう恐れがありました。
そこで、島前3町村が協議し、生徒が行きたくなる、保護者が行かせたくなる、地域が活かしたくなる、そんな「魅力的な学校をつくる」ことに活路を見出して始められたのが隠岐島前高校魅力化プロジェクトです。具体的には、学校・行政・地域住民が協働し、日本各地から意志ある入学者を募る「島留学」制度や、地域住民が島留学生の支援をする「島親」制度、山積する地域課題にチームで協働的に取り組む課題解決型の探究学習の構築、学校・地域連携型公立塾「隠岐國学習センター」の設立など様々な取組が進められてきました。
現在の隠岐島前高校は生徒数は倍増し、日本全国、さらには海外からも生徒が集まる高校になりました。同時に、高校への地域内進学率も高まり、子どもたちの地域外流出が止まるなどの成果をあげています。
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【夢ゼミ】
海士町の公営塾、隠岐國学習センターで行われている対話や実践を通して自分の興味や将来を明確にしていくための実践型キャリア教育。
1・2年生向けの夢ゼミは月1回実施。多様なゲストをむかえて、対話の型や、地域の課題を当事者意識を持って考えます。
3年生向けの夢ゼミはプロジェクト学習で週に1回実施しています。自分の過去をふりかえったり価値観を言語化したりしながら、自分のテーマを設定し、それについて実践を通して探求します。自分の興味と地域・社会との接点を模索しながら夢を明確にすることで、地域・社会に貢献していくというビジョンをふまえた、自分なりの進路実現につなげていきます。
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問い合わせ
株式会社島ファクトリー(プログラム企画・ツアーお申込み)
担当 石原・木次谷(キジヤ)
〒684-0404
島根県隠岐郡海士町大字福井1365-5
Tel: 08514-2-0101
http://oki-ama.org/