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Synergy!BCSを用いてブランディングの新展開を行った中川政七商店が「CRMベストプラクティス賞」と「大星賞」を受賞

株式会社MONJU(所在地:大阪市北区、代表:田代 正雄、以下MONJU社)が提供するSynergy!BCS(シナジービーシーエス)などを利用し、「デジタルマーケティング時代における新しいブランディング施策」に取り組んだ株式会社中川政七商店(本社:奈良県奈良市、代表取締役会長 中川 政七、代表取締役社長 千石 あや、以下 中川政七商店)が、「伝統と新しさをCRMで実現モデル」として、一般社団法人CRM協議会主催の「CRMベストプラクティス賞」と「大星賞」を受賞いたしましたのでお知らせいたします。





CRMベストプラクティス賞


一般社団法人 CRM協議会 主催の「CRMベストプラクティス賞」とは、「顧客中心主義経営(CCRM)」の 実現を目指し、戦略、オペレーション、組織の観点から顧客との関係を構築し、その成果をあげている企業・官公庁・団体を選定し、CRM推進のモデルケース創りや人材育成の機会として、広く役立てていきたいという目的で実施するものです。



受賞理由

【伝統と新しさをCRMで実現モデル】
工芸をベースとした生活雑貨の製造小売業として、「日本の工芸を元気にする!」というビジョンを掲げる同社では、工芸業界特化型の経営コンサルティングも行っている。デジタルマーケティングに起因する定量化された結果だけに追われるのではなく、顧客の理解に軸足を置いたCRM活動として、顧客のブランド理解と信頼度、これらと購買データを掛け合わせる手法に着目した。実店舗では双方の信頼関係を築けたお客様を独自に定義し、購買・行動分析を行った。これらの活動の結果、従来のメルマガと比較して、開封率やクリック率とも大幅に向上することに成功した。さらに、SNSとの連携方法のあるべき姿に向け、同社の試行は続いている。


受賞の一端をサポートした「Synergy!BCS」の実施施策とその成果

【顧客の行動に合わせたシナリオメールを配信】
Synergy!BCSの「シナリオメール」機能※1により、顧客の購買やWeb閲覧、イベント参加などの行動に合わせたタイミングでメール配信したところ、従来のような顧客へ一律配信するメルマガに比べて、開封率は1.6倍、クリック率や遷移率※2 が2倍以上となった。

※1 顧客の行動を起点に自動で配信されるメール。その後も顧客のアクションに合わせてメールの送り分けを行うことで、顧客の状態に合致したコミュニケーションが可能。
※2 Webサイトのページを閲覧し、その後サイトを離脱せずに別のページへ移動した割合。サイト訪問者を離脱させずコンバージョンに導く動線設計の重要な指標。

[画像1: https://prtimes.jp/i/89371/1/resize/d89371-1-30406d1a1f671cebb514-1.jpg ]



【顧客のスコアによってマイページ内にバッジを表記】
Synergy!BCSのスコア機能およびバッジ機能を利用して、顧客の行動をスコア化し、スコアの獲得状況に合わせてマイページ内にバッジを表示させる仕組みを導入。それにより、会計時に店舗スタッフと顧客との会話が増え、オフライン・オンラインの境目のないコミュニケーションの促進ができた。
また、バッジ表示に関しては、「中川政七商店でお買い物する時とりあえずポイントを貰っていたけど、同時に鹿も集まっていたことを知りました。かわいい!」「鹿蒐集したさについ買い物してしまうぞ」などの声がSNSで見受けられ、ポジティブな反応が多く集まっている。
[画像2: https://prtimes.jp/i/89371/1/resize/d89371-1-5dd31ee9f674b81b6e9c-3.jpg ]



【独自の指標で顧客を定義し検証】
ブランドに共感し、ブランドの世界観やビジョンを深く理解し、相互に信頼しあえるような顧客を独自に定義。一般顧客との差分を検証した。「スタッフとお客様とが顔とお名前が一致するような関係がある」「ご友人を紹介してくださる」「普段から商品を身につけてくださる」などの傾向をもとに、中川政七商店ではこうした顧客をFPR「Friend Product Repeat」という指標で定義。FPRの検証テストを行った結果、LTVは60倍、1回あたり購入数は2.5倍という結果に。
[画像3: https://prtimes.jp/i/89371/1/resize/d89371-1-8423a681a08d16eb20ac-4.jpg ]


Synergy!BCSでは、企業が定義した顧客属性に類似したお客様を見つけ、ブランドに共感する顧客を増やす施策を可能とする機能を搭載予定です。


Synergy!BCSとは

「Synergy!BCS 」は顧客のブランド理解を基点として、最適な個別コミュニケーションの実現を目指すクラウド型ブランドコミュニケーションシステムです。
 本システムでは、オンライン・オフラインの垣根なく顧客を統合し、「プロダクトが好き」「ライフスタイルに合っている」「ブランドビジョンに共感している」の3つの軸でブランド理解度を解析・可視化して把握することができます。これにより、あらゆるタッチポイントで整合性の取れたコミュニケーションを展開し、顧客からの理解・支持向上を目指します。

ブランド力の源泉は時代とともに移ろいゆきます。ものからコトへと表現されるように、近年はライフスタイルへの「共感」の時代といえます。コロナ禍を経て、ブランドが提案するライフスタイルだけでなく、 会社のビジョン・価値観そのものが「信頼」に足るか問われる時代になりつつあります。
Synergy!BCSは、デジタル時代におけるブランドコミュニケーションのあり方を提案していきます。

Synergy!BCS https://synergy-bcs.jp/


株式会社MONJUとは

人と企業が相互に理解し、共感し、信頼し合う。
それをシステムを通じて支え、価値をデジタルを通じて広げていく。
その結果、人や企業が互いにエンパワーメントされ、向上した価値により、様々な新しい機会が生まれる。
このようなプラットフォームの構築を目指して、3社が立ち上がりました。

企業と顧客のよりよい関係性を支えるCRM関連クラウドサービスを約3000社の企業に提供してきたシナジーマーケティング、300年余にわたり商いを続け、工芸業界初のSPA(製造小売)業態を築きあげた中川政七商店、世界有数の IT エンジニア輩出国インドのエンジニア集団VeBuInの3社のノウハウを持ち合わせて、ユーザーにとってほしかったシステムを作り、提供していきます。


一般社団法人CRM協議会とは

一般社団法人 CRM協議会(会長 藤枝 純教)は、2009年10月1日に発足し、日本に「顧客中心主義経営(CCRM)」を正しいCRM導入プロセスを通して実現したいと願うメンバー(企業・官公庁・アカデミー・団体)を募り、フジサンケイビジネスアイ、経済産業省に、ご後援・ご協力をいただき、会員の皆様によるボランティア精神に支えられて活動をしている一般社団法人です。

一般社団法人CRM協議会 https://crma-j.org/index.html
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