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<小学館 新小学1年生に関する母親の意識調査> ママが子どもの小学校入学に際して不安に思うことは「友達づくり」「勉強」よりも「子どもの“安全・防犯”」が97.4%でトップに!

◆高まる安全・防犯意識、「知りたい」が満たされない情報化社会のジレンマ
 80.4%のママが防犯に関する「情報不足」を感じている
◆子どもの“通学路”に危険を感じているママは69.6%
 警察・自治体・地域社会に期待する防犯対策「通学路の危険箇所を指導」「通学路を巡回」が上位に
◆96.2%のママが子どもに「防犯グッズを持たせたい」!

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 株式会社小学館(東京都千代田区 代表取締役社長:相賀 昌宏)の『小学一年生』編集部(編集長:塚原 伸郎)は、2011年4月に新小学1年生になる子どもの母親(20〜40歳代)500名を対象に、子どもの防犯に関する意識についてインターネット調査を実施しました。
 今回の調査では、小学校入学を控える子どもを持つ母親の97.4%が「子どもの“安全・防犯”」について不安を抱えている実態が明らかになりました。具体的には、「交通事故に遭うこと」(94.8%)、「犯罪や事件に巻き込まれること」(94%)、「登下校時の安全」(89.2%)について母親は不安を抱えています。さらに、子どもの安全面に関する情報を「もっと知りたい(情報が足りない)」と思う母親は80.4%おり、子どもの防犯に対して不安を抱える一方で、防犯に関する情報が不足しているといった問題意識を持っている傾向も顕在化しました。
 また、警察・自治体・地域社会に期待する“安全・防犯”への対応についても聞いたところ、「通学路の危険箇所などの子どもへの指導」(51.6%)、「通学路や遊び場所などの巡回」(51.2%)が半数以上でトップ2に、続いて第3位には「不審者情報などを、すぐに親に知らせてくれるシステム・サービス」(44.4%)がランクインするなど、母親が子どもの通学路での危険を特に不安視し、子どもの危険に関わる情報提供を期待している実態が明らかになりました。
 また、今回の調査では、こうした「子どもの“防犯・安全”」を不安視する母親が多い中、96.2%の母親が小学校入学にあたって防犯ブザーなどの「防犯グッズを持たせたい(すでに持たせている)」と回答している実態も明らかになりました。
 今回の調査結果を受け、小学館『小学一年生』編集長塚原は下記のようにコメントしています。
                   ◇ ◇ ◇
 子どもが巻き込まれる悲しい事件や事故の報道があるたび、親の心は痛みます。わが子が4月から1人で小学校に登下校するようになる新一年生の親だったら、不安がひときわ強いのも当然です。
 今回の調査では、そんなお母さんたちの意識が明らかになりました。安全・防犯のための情報を努力して集め、子どもに防犯グッズをもたせるご家庭が多いのはその証といえます。
 しかし、子どもたちの安全を守るのは、お母さんや家族だけの責任ではありません。家庭だけでなく、行政も、そして我々メディアも、子どもたちの安全・防犯について責任があります。
 家庭でできる防犯努力は、お子さんへの安全教育と、防犯グッズの準備の2点です。お子さんの安全意識を家族で高めていくことが必要です。また、防犯グッズの機能と信頼性を高めることは、子どもの安全・防犯に直接役立ちます。開発メーカーの努力に期待します。
 そして、我々メディアは、安全・防犯に対する情報を求めているご家庭の要望に応える義務があります。正確で素早い情報を提供し、親の不安を解消するとともに子どもの安全スキルを向上させることが、我々の重要な責務であると痛感します。
                   ◇ ◇ ◇

■小学一年生「子どものための安全防犯大百科」サイト:
 http://family.shogakukan.co.jp/special/safety/


【調査サマリー】
■母親が入学に対して不安に思うことは「子どもの“安全・防犯”」(97.4%)
「交通事故に遭うこと」(94.8%)、「犯罪や事件に巻き込まれること」(94%)、「登下校時の安全」(89.2%)がトップ3。母親の心配・不安事は子どもの“安全・防犯”に集中

 子どもの小学校入学にあたって、心配なことや不安に感じていることについて質問したところ、「交通事故に遭うこと」(94.8%)が第1位に続き、第2位には「犯罪や事件に巻き込まれること」(94%)、第3位には「登下校時の安全」(89.2%)がランクインしました。トップ3が子どもの“安全・防犯”に集中しました。その他、「学校で友達ができるかどうか」(68.6%)、「勉強についていけるかどうか」(67.8%)といった回答もありました。多くの母親は子どもの学習力や友達関係以上に子どもの安全を不安視している傾向が分かりました。

■高まる安全・防犯意識、「知りたい」が満たされない情報化社会のジレンマ
 80.4%のママが防犯に関する「情報不足」を感じている

 子どもの安全に関わる情報をもっと知りたい(情報が足りない)と思うかについて質問したところ、「もっと知りたい(情報が足りない)」と回答した母親は80.4%いました。母親の子どもの防犯への不安が高まる反面、防犯に関する情報が足りていないと思っている課題も顕在化しました。

■子どもの“通学路”に危険を感じているママは69.6%! 警察・自治体・地域社会に期待する防犯対策「通学路の危険箇所を指導」「通学路を巡回」が上位に

 子どもの通学路や遊び場所について実際に危険や不安を感じる場所を質問したところ、第1位「通学路」(69.6%)でした。また、身近な警察、自治体(区市町村や都道府県)、地域社会(町内会・自治会、NPOなど身近な住民同士)が取り組む「子どもの安全や防犯に関わる対応」について、今後、どのようなことを期待するか聞いたところ、第1位には「通学路の危険箇所などの子どもへの指導」(51.6%)、第2位に「通学路や遊び場所などの巡回」(51.2%)、続いて第3位には「不審者情報などを、すぐに親に知らせてくれるシステム・サービス」(44.4%)がランクインしました。母親が子どもの通学路での危険を特に不安視し、子どもの危険に関わる情報提供を期待している実態が明らかになりました。3位以降には、「防犯に関わる知識や対処方法を子どもに指導する」(42.4%)、「警察や地域社会、自治体が子どもの安全に関する連携体制をつくる」(37.1%)が続いています。

■防犯グッズを持たせたい(すでに持たせている)母親は96.2%。
 子どもが小学校入学にあたって、防犯グッズを持たせたいか質問したところ、「すでに持たせている(7.0%)」「持たせたい(89.2%)」の合計は96.2%で圧倒的な結果となりました。


【小学館 新小学1年生に関する母親の意識調査 調査概要】
調査期間:  2010年11月13日(土)〜11月17日(水)
調査方法:  インターネット調査
調査対象者: 2011年4月に新小学一年生になる子どもの母親(全国の20〜40歳の女性)
        ※未既婚は問わない
       携帯電話の所有者
        ※上記条件に合致する対象者をスクリーニングして抽出
        ※属性別などのサンプル割付は行わない
有効回答数: 500サンプル
調査内容:  -小学校入学を控えた子どもの防犯・安全に関する意識
       -『防犯グッズ』を子どもに持たせたいか(意向)
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