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日本のソーシャル・デザインの海外展「社計思維(社会を救うデザイン)」は台北にて好評開催中

ワールド・デザイン・キャピタル2016台北(世界デザイン首都)のプレイベントとして、ソーシャル・デザインをテーマとし、日経デザイン誌による全面協力のもと、横浜市の取り組みをはじめとする日本数多くの優れた作品や取り組みを海外に紹介する「社計思維(社会を救うデザイン)」展は、今月9月3日から9月23日まで、台北市のURS21という専売局倉庫の跡地にて開催しています。




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ソーシャル・デザインをテーマとし、横浜市の取り組みをはじめとする日本数多くの優れた作品や取り組みを海外に紹介する「社計思維(社会を救うデザイン)」展は、台北にて開催しています。ソーシャル・デザインの大規模な展示は台湾では初めてであり、デザイン関係者はじめ、教育組織からも問い合わせが多く、話題を呼んでいます。

本展はワールド・デザイン・キャピタル2016台北(世界デザイン首都、WDC)のプレイベントとして、ソーシャル・デザインに詳しい日経デザイン誌による全面協力のもと、今月9月3日より、台北市内にある1930年代に建てられた専売局倉庫の跡地にて開催しています。

台北市政府が注力するソーシャル・デザインを軸に、デザイン・シンキング(デザイン思考)により社会問題の本質や解決策を探るという期待を込めて、「ソーシャル・デザイン・シンキング」という3つの単語を中国語でミックスした造語「社計思維」というタイトルをつけることとなりました。

出展者のひとりでもある、国内外で活躍するデザインファームNOSIGNERの代表 太刀川英輔氏はロゴ及び会場構成のデザインを担当しました。

展示内容は、「社会的弱者を救う、格差から救う」、「災害から救う」、「地球を救う」という3つのパート、計23社・団体によって構成することとしました。

オープニングの特別イベントとして、クリエイティブな手法で社会問題解決に取り組む横浜市文化観光局を代表する創造都市推進課 守屋朋廣氏による取り組みの紹介セミナーを開催しました。さらには横浜市がサポートするSLOW LABELのディレクター 栗栖良依氏によるワークショップ「SLOW FACTORY」の初海外版も開催することとなりました。

翌週の土曜12日には、筋電義手のデザイン開発で世界中から注目を集めるexiii社のCEO 近藤玄大氏、CCO小西哲哉氏、そして台湾代表には政府系シンクタンク工業研究院の歩行補助ロボット開発チームマネージャー巫震華氏によるセミナーを開催しまして、講演後、受講者との義手握手会まで開催しました。

最終週の土曜19日、デザイナー 織咲誠氏による身近にある段ボールをクリエイティブに再生させるワークショップ「感動や思いを贈る箱をつくろう!」を開催する予定。

【開催概要】
タイトル:社計思維ー解決社会問題的設計(社会を救うデザイン)
会場:台北市中山区民生東路一段21号 URS21
会期:2015年9月3日(木)〜9月23日(水)10:00〜18:00
指導:台北市政府
主催:台北市政府文化局
実施:台湾デザインセンター
企画:日経デザイン
協力:横浜市文化観光局

http://wdc2016.taipei
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