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【節句行事の実態調査】実はひな人形や五月飾りとふれあうことが正しい節句

母親の 2人に1人 が“間違った節句”を実施!?正しい知識で節句祝いを 〜日本人形協会による節句に関する意識調査〜

 節句・伝統文化の啓蒙と振興のために活動している一般社団法人日本人形協会(所在地:東京都台東区、会長:金林 健史、会員加盟店数:全250社、以下:日本人形協会)はこの度、女児の健やかな成長と健康を祝う3月3日の桃の節句を前に、母親のひな祭りへの意識について調査すべく、20〜40代の母親250名を対象に、「ひな祭りに関する意識調査」を実施いたしました。




[画像1: https://prtimes.jp/i/30604/2/resize/d30604-2-141140-4.jpg ]


【調査結果トピックス】
?母親の2人に1人が間違った認識!? 節句人形とは“ふれあうこと”が大切
?ひな祭りや端午の節句の準備には積極的に子どもも参加したほうがよい!? 〜節句の大切な意味とは〜
?女の子に聞きました 「ひな祭りをまたやりたい」96.3% 楽しかった思い出は「お菓子」

今回の調査では、2人に1人の母親が桃の節句に関して間違った認識を持っていることが明らかになりました。母親500名に節句人形に関して尋ねたところ、「節句人形は高価なものなので触らない方がよい」という考え方を持っている人が半数を超えました。実はこの考えは桃の節句や端午の節句の由来をたどると“間違った認識”であるとされています。
たとえば、ひな祭りは、最も過去のルーツまでさかのぼると、河川などにわが身の厄を流す中国の風習と、人形(ひとがた)をわが身に代えて祓いとする日本古来の風習が融け合って、ひな祭りが生まれたとされています。ゆえに、ひな人形はひとがたの意味も持ち合わせており、直接触れることで自身の厄の身代わりとなると考えられてきました。そのことから、ひな人形に触り、ふれあうことは大切であると言われています。
調査結果から、正しい節句の知識はまだまだ浸透していない現実が浮き彫りになりました。2018年は正しいひな人形の知識をもって、桃の節句を迎えてみてはいかがでしょうか?

?母親の2人に1人が間違った認識!? 節句人形とは“ふれあうこと”が大切
?ひな祭りや端午の節句の準備には積極的に子どもも参加したほうがよい!? 〜節句の大切な意味とは〜

今回の調査は、ひな人形や五月飾りを所有している20代から40代の女児・男児の母親500名に行っています。その500名に節句人形に関して尋ねたところ、「節句人形は高価なものなので触らない方がよい」という考え方を持っている人が半数を超えました。

しかしながら、 ひな祭りや端午の節句のルーツをたどると、
実はその考え方が“間違った認識”であるとされています。

[画像2: https://prtimes.jp/i/30604/2/resize/d30604-2-886186-0.jpg ]


<ひな人形の由来に関して>
ひな人形を触った方がよいという説は、ひな祭りの歴史に由来します。江戸時代、女の子たちは、ひな祭りには友だちを招き雛道具でままごと遊びをしたと言われます。これらは成長して嫁ぐ日のための家事の稽古と意味づけられていました。その中で華やかな雛道具に触れる前に手を清める習慣をつける稽古として、ひな人形は「手を清めてから触るもの」とされていたといわれています。現代のひな人形を飾り、健やかな成長を願う行事とは異なり、女の子が家事・生活習慣を学ぶ行事としての意味もあったようです。

そして、もっと過去に遡り、ひな祭りのルーツをたどると、そのルーツは河川などにわが身の厄を流す中国の風習と、人形(ひとがた)をわが身に代えて祓いとする日本古来の風習が融け合って、ひな祭りが生まれたとされています。ゆえに、ひな人形はひとがたの意味も持ち合わせており、直接触れることで自身の厄の身代わりとなるとされています。
子供の健やかな成長と健康を願うひな祭りには、その歴史を辿ると手洗いなどの生活習慣や、厄除けの意味があるということがわかり、そのことからも“触った方がよい”という正しい節句が見えてきます。節句を楽しんでみてはいかがでしょうか。

<五月飾りの由来に関して>
端午の節句で鎧や兜を飾ることは、武家社会から生まれた風習です。武家社会では、武将にとって自分の身を護る大切な道具であり、シンボルとしての精神的な意味もある宝物である鎧兜を、ときには身の安全を願って神社に奉納したと言われています。そのしきたりが由来となり、端午の節句のときには鎧兜を飾るようになりました。
現在では鎧兜の“身体を守る”ものという意味が重視され、交通事故や病気から大切な子どもを守ってくれるようにという願いも込めて飾るものになっています。鎧兜飾りの由来を考えると、端午の節句に飾るものへの考え方もまた違って見えてくるかもしれません。

[画像3: https://prtimes.jp/i/30604/2/resize/d30604-2-921717-5.jpg ]


また、上記の理由からお子さまも一緒になってひな人形や五月飾りを飾る準備をした方がよいとも言われていますが、まだまだ正しい節句の浸透率は低く、調査の結果「お手伝いをした子」は37.5%という数でした。

[画像4: https://prtimes.jp/i/30604/2/resize/d30604-2-141140-4.jpg ]

[画像5: https://prtimes.jp/i/30604/2/resize/d30604-2-613889-2.jpg ]


今後はひな人形や五月飾りに触り、ふれあう機会を増やし、節句の由来を考えながら楽しんでみてはいかがでしょうか。

?女の子に聞きました 「ひな祭りをまたやりたい」96.3% 楽しかった思い出は「お菓子」

 今回の調査では、母親と一緒に回答をする形式で、女の子自身に「ひな祭りの感想」も尋ねました。(有効回答数:n=221)

その結果、ひな祭りを「またやりたい!」と回答した女の子はほぼ全員の96.3%となり、今の子どもたちもひな祭りを楽しんでいることがうかがえる結果となりました。

 また、「印象に残っていること」を尋ねると、1位は「ひな人形」82.8%となり、2位と3位には「お菓子」46.6%、「食事」43.9%という結果になりました。意外にも食べ物に対する印象が多く残っている結果となりました。
[画像6: https://prtimes.jp/i/30604/2/resize/d30604-2-575101-3.jpg ]

[画像7: https://prtimes.jp/i/30604/2/resize/d30604-2-842683-1.jpg ]


<調査概要>
調査名:母親の節句に関する意識調査
調査対象者:節句人形を所有しており、0歳~5歳の男児・女児がいる20代〜40代母親500名(※男児250名・女児250名)
調査範囲:全国
調査期間:2017年12月25日〜2018年1月8日
調査方法:インターネット調査

日本人形協会 節句・伝統文化の啓蒙と振興のために―。
私たち日本人は、四季折々の節句を通じて、家族や祖父母、親戚の人たちと集い、その愛情の中で人と人との絆を深める機会に恵まれています。その中で、節句という節目があり、自然と向き合うために立ち止まるひとときを持つことも出来、そこからあらゆる日本文化が発達しました。
昨今は生活様式の変化によって、なかなか節句の飾りもままならないということも聞かれますが、その中で日本人形協会は日本の伝統文化を次代に伝え、『日本人の心』を伝えるために、節句行事の啓発と振興に努めたいと考えております。

[画像8: https://prtimes.jp/i/30604/2/resize/d30604-2-206084-8.jpg ]

[画像9: https://prtimes.jp/i/30604/2/resize/d30604-2-921717-5.jpg ]



 また、日本人形協会では受け継がれる美しい日本の伝統文化「ひな祭り」を表現したショートムービーを公開しています。ムービーのテーマは“受け継がれる日本の伝統文化”。子を思う親の気持ちは繰り返され、母から娘へ受け継がれていく様子を表現しています。
ぜひご覧ください。

■同じ空の下〜受け継がれる日本人形〜 https://youtu.be/5YQxDmKwL5A


[画像10: https://prtimes.jp/i/30604/2/resize/d30604-2-352319-7.jpg ]


[画像11: https://prtimes.jp/i/30604/2/resize/d30604-2-713984-9.jpg ]


[画像12: https://prtimes.jp/i/30604/2/resize/d30604-2-404827-6.jpg ]
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