エヌブリッジが支援する北菱、国内重工から航空エンジン部品を初受注
[19/06/17]
提供元:PRTIMES
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建機業界からの航空エンジン部品産業への新規参入を達成
株式会社エヌブリッジ(名古屋市、上田晋作社長)が提供する「航空エンジン参入挑戦プログラム」に参画している株式会社北菱(小松市、谷口直樹社長)が、国内大手重工より航空エンジン部品のサプライヤーに認定され、部品供給の契約を開始しました。これにより、エヌブリッジは2015年6月の創業以来、主力事業として手掛ける「異分野からの航空エンジン産業への参入企業育成」に初めて成功しました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/42345/2/resize/d42345-2-546392-0.jpg ]
航空エンジン部品を受注したのは、建機部品の製造などを手掛ける株式会社北菱で、同社は2017年4月より、エヌブリッジの「航空エンジン参入挑戦プログラム」に参画し、航空エンジン産業参入に必要な技術力の習得や管理体制の整備に取り組んできました。この度、北菱が初めて受注した航空エンジン部品は、英ロールスロイスの新型民間航空エンジン、トレントXWBの重要部品で、高度な工程設計力やプロセス管理能力が要求されるものです。
トレントXWBは、欧州エアバスの最新鋭中型機A350に独占的に搭載されるエンジンで、同機は日本航空(JAL)が導入を決め、本年9月から就航予定となっています。A350は全世界ですでに893機を受注しています(2019年5月末現在)。
エヌブリッジの「航空エンジン参入挑戦プログラム」に参画する企業が初めて航空エンジン部品を受注したことで、同プログラムよる参入育成支援の有効性が実証されました。また、航空産業のなかでも特に参入が困難な航空エンジン分野への新規参入が果たされたことは、今後の成長が期待される日本の航空産業のすそ野拡大に寄与します。
エヌブリッジは、今後も北菱のような他産業で実績のある企業の航空エンジン産業への参入を後押しし、地方の技術力ある中小企業の活性化を図るとともに、日本のものづくり産業の革新を担っていきます。
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航空エンジン参入挑戦プログラムとは
[画像2: https://prtimes.jp/i/42345/2/resize/d42345-2-459461-2.png ]
自動車産業や建機産業などの異分野から航空エンジン産業への参画を目指す製造企業向けに、エヌブリッジが提供する人材育成・体制整備の支援サービス。標準的に2年間のコースの中でエヌブリッジが設計する航空エンジン試作部品の製造などを通じて、生産技術人材の育成、生産体制や組織体制の構築を図るもの。
本プログラムの特徴として、航空エンジン部品の製造に求められる加工要素を盛り込んだモデル部品を、難易度別に課題として設定することで、これまで新規参入を目指す企業において得ることが難しかった高度な技術力を要する航空エンジン部品製造の実践機会を提供し、業界標準の理解と必要な技術力の向上を図る。また、本プログラムでは加工技術の向上に留まらず、航空エンジン産業への参入障壁となっている厳しい管理基準を満たすための書類作成やデータ分析に徹底して取り組むとともに、プロセス管理の運用を実現するための組織体制や現場環境の整備を行う。もって、これまで困難とされてきた異分野からの航空エンジン産業への新規参入を実現する。
2017年4月に本格運用が始まった本プログラムには、現在、航空エンジン分野への参入を目指す製造企業5社が参画している。エヌブリッジは、日本の航空産業のすそ野拡大を図るべく、2020年までに20社の本プログラムへの参画を通じた参入支援を目指しており、国内重工からの受注に留まらず、世界の航空産業で活躍する日本の中小企業の育成を進めていく。
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株式会社エヌブリッジについて
三菱重工航空エンジン部門出身で、英ロールスロイス(航空エンジンメーカー)での勤務経験がある代表者が設立した、航空エンジン産業への参入を支援するベンチャー企業。日本の航空エンジン産業を支える重工3社(三菱重工、IHI、川崎重工)のOBからなる技術者集団とともに、航空エンジン産業に必要な人材育成や体制構築など、技術・経営両面からの支援を行う。
会社概要
会社名:株式会社エヌブリッジ
代表者:上田 晋作
設立:2015年6月
本社所在地:愛知県名古屋市東区葵1-26-8葵ビル6階
資本金:1,000万円
サービス内容:航空エンジン産業への参入支援。以下の支援プログラムの提供。
■航空エンジン参入挑戦プログラム
■航空エンジン参入体験プログラム「トライアル・ミッション001」
■儲かるものづくり事業化プログラム
会社ウェブサイト:https://nbridge.jp
エヌブリッジの支援先企業の紹介
株式会社北菱
代表者:谷口 直樹
設立:1950年
所在地:石川県小松市長田町イ18
プロフィール:建設機械・産業機械部品の製造が主力事業。2017年4月よりエヌブリッジの「航空エンジン参入挑戦プログラム」に参画。長期的視野に立った会社・社員の成長を実現するべく、高度な技術力を要する航空エンジン産業への参入を目指してきた。経営陣の志とリーダーシップ、技術者を中心とした社員の尽力により、2019年6月に初めて航空エンジン部品の受注を果たした。売上高23億円。初めて受注した部品は、ロールスロイス・トレントXWBエンジン向けで、欧州エアバスA350に搭載される。A350は最大月産14機を見込む。エンジンは1機に2台搭載される上、多くの交換部品需要が見込まれる。
株式会社エヌブリッジ(名古屋市、上田晋作社長)が提供する「航空エンジン参入挑戦プログラム」に参画している株式会社北菱(小松市、谷口直樹社長)が、国内大手重工より航空エンジン部品のサプライヤーに認定され、部品供給の契約を開始しました。これにより、エヌブリッジは2015年6月の創業以来、主力事業として手掛ける「異分野からの航空エンジン産業への参入企業育成」に初めて成功しました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/42345/2/resize/d42345-2-546392-0.jpg ]
航空エンジン部品を受注したのは、建機部品の製造などを手掛ける株式会社北菱で、同社は2017年4月より、エヌブリッジの「航空エンジン参入挑戦プログラム」に参画し、航空エンジン産業参入に必要な技術力の習得や管理体制の整備に取り組んできました。この度、北菱が初めて受注した航空エンジン部品は、英ロールスロイスの新型民間航空エンジン、トレントXWBの重要部品で、高度な工程設計力やプロセス管理能力が要求されるものです。
トレントXWBは、欧州エアバスの最新鋭中型機A350に独占的に搭載されるエンジンで、同機は日本航空(JAL)が導入を決め、本年9月から就航予定となっています。A350は全世界ですでに893機を受注しています(2019年5月末現在)。
エヌブリッジの「航空エンジン参入挑戦プログラム」に参画する企業が初めて航空エンジン部品を受注したことで、同プログラムよる参入育成支援の有効性が実証されました。また、航空産業のなかでも特に参入が困難な航空エンジン分野への新規参入が果たされたことは、今後の成長が期待される日本の航空産業のすそ野拡大に寄与します。
エヌブリッジは、今後も北菱のような他産業で実績のある企業の航空エンジン産業への参入を後押しし、地方の技術力ある中小企業の活性化を図るとともに、日本のものづくり産業の革新を担っていきます。
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航空エンジン参入挑戦プログラムとは
[画像2: https://prtimes.jp/i/42345/2/resize/d42345-2-459461-2.png ]
自動車産業や建機産業などの異分野から航空エンジン産業への参画を目指す製造企業向けに、エヌブリッジが提供する人材育成・体制整備の支援サービス。標準的に2年間のコースの中でエヌブリッジが設計する航空エンジン試作部品の製造などを通じて、生産技術人材の育成、生産体制や組織体制の構築を図るもの。
本プログラムの特徴として、航空エンジン部品の製造に求められる加工要素を盛り込んだモデル部品を、難易度別に課題として設定することで、これまで新規参入を目指す企業において得ることが難しかった高度な技術力を要する航空エンジン部品製造の実践機会を提供し、業界標準の理解と必要な技術力の向上を図る。また、本プログラムでは加工技術の向上に留まらず、航空エンジン産業への参入障壁となっている厳しい管理基準を満たすための書類作成やデータ分析に徹底して取り組むとともに、プロセス管理の運用を実現するための組織体制や現場環境の整備を行う。もって、これまで困難とされてきた異分野からの航空エンジン産業への新規参入を実現する。
2017年4月に本格運用が始まった本プログラムには、現在、航空エンジン分野への参入を目指す製造企業5社が参画している。エヌブリッジは、日本の航空産業のすそ野拡大を図るべく、2020年までに20社の本プログラムへの参画を通じた参入支援を目指しており、国内重工からの受注に留まらず、世界の航空産業で活躍する日本の中小企業の育成を進めていく。
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株式会社エヌブリッジについて
三菱重工航空エンジン部門出身で、英ロールスロイス(航空エンジンメーカー)での勤務経験がある代表者が設立した、航空エンジン産業への参入を支援するベンチャー企業。日本の航空エンジン産業を支える重工3社(三菱重工、IHI、川崎重工)のOBからなる技術者集団とともに、航空エンジン産業に必要な人材育成や体制構築など、技術・経営両面からの支援を行う。
会社概要
会社名:株式会社エヌブリッジ
代表者:上田 晋作
設立:2015年6月
本社所在地:愛知県名古屋市東区葵1-26-8葵ビル6階
資本金:1,000万円
サービス内容:航空エンジン産業への参入支援。以下の支援プログラムの提供。
■航空エンジン参入挑戦プログラム
■航空エンジン参入体験プログラム「トライアル・ミッション001」
■儲かるものづくり事業化プログラム
会社ウェブサイト:https://nbridge.jp
エヌブリッジの支援先企業の紹介
株式会社北菱
代表者:谷口 直樹
設立:1950年
所在地:石川県小松市長田町イ18
プロフィール:建設機械・産業機械部品の製造が主力事業。2017年4月よりエヌブリッジの「航空エンジン参入挑戦プログラム」に参画。長期的視野に立った会社・社員の成長を実現するべく、高度な技術力を要する航空エンジン産業への参入を目指してきた。経営陣の志とリーダーシップ、技術者を中心とした社員の尽力により、2019年6月に初めて航空エンジン部品の受注を果たした。売上高23億円。初めて受注した部品は、ロールスロイス・トレントXWBエンジン向けで、欧州エアバスA350に搭載される。A350は最大月産14機を見込む。エンジンは1機に2台搭載される上、多くの交換部品需要が見込まれる。