〈イベントレポート〉厚生労働省「スマート・ライフ・プロジェクト2019」健康増進普及月間に「睡眠啓発イベント」を開催
[19/09/26]
提供元:PRTIMES
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「睡眠・休養」をテーマに様々な角度から実践的に学び健康について考える
厚生労働省は、健康増進普及月間(9月1日〜30日)において、生活習慣の改善や健康づくりの実践を促進するため、これに欠かせない要素でもある「睡眠・休養」をテーマとした「睡眠啓発イベント」を9月17日に虎ノ門ヒルズフォーラム(東京都港区)で開催しました。本イベントは、「健康寿命をのばそう!」をスローガンに健康づくりを推進する「スマート・ライフ・プロジェクト」の本年の活動の一環として実施しています。当日は、企業の総務人事関係者などをはじめ参加者約50名に来場いただきました。
はじめに、奈尾基弘 大臣官房審議官が主催挨拶をし、当プロジェクトで初となる「睡眠・休養」をテーマとしたイベントの開催によって、一人一人が自身の身体と向き合い、健康について考えることの重要性をお伝えし幕開けとなりました。
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トークセッションでは、睡眠の専門家として東京慈恵会医科大学 教授、太田睡眠科学センター所長 千葉伸太郎先生、社員の仮眠や睡眠に着目しユニークな取り組みを行う企業として、株式会社CRAZY 取締役CHO 松田悠介氏、ヤフー株式会社 グッドコンディション推進室長 市川久浩氏の3名をゲストに迎え、仮眠や睡眠に関する様々な事例をご紹介いただき、正しい睡眠や仮眠と健康づくりについて理解を深めました。
千葉先生からは、充分な睡眠時間が取りにくい現代の日本社会において、仮眠や昼寝がパフォーマンスを改善する効用があるとして、良質な仮眠をとるための時間帯や呼吸法などのポイントについてご紹介いただきました。さらに企業をはじめ社会全体で仮眠や昼寝をとることの効用を理解し、意識改革をしていく必要性についてもお話しいただきました。
[画像3: https://prtimes.jp/i/45186/2/resize/d45186-2-301280-2.jpg ]
オーダーメイドウエディングをはじめとするお祝いをプロデュースする株式会社CRAZYでは、社員が自ら健康になる組織作りを目指す中で、昨年10月に「睡眠報酬制度」を導入し、1日6時間以上の就寝で独自のポイントを付与し、社食やカフェでそのポイントを利用できるという取り組みをご紹介いただきました。さらに制度導入から約1年が経過し、社員の睡眠時間の改善や、社内コミュニケーションの活性化にも繋がっていることなど、その成果についても発表していただきました。
ヤフー株式会社では、社員が心身ともに最高のコンディションで業務に取り組める企業を目指し、それを支援する取り組みの一環として、東京本社での「仮眠スペース」と「Rest ルーム」の設置や、睡眠セミナーの実施、また一部社員の睡眠時間の計測など、仮眠や休養への取り組みについてご紹介いただきました。数千人規模の社員を抱える中で、仮眠ができるような組織の風土を作りながら、社員一人一人の健康へのリテラシーを向上させることの必要性についてもお話しいただきました。
[画像4: https://prtimes.jp/i/45186/2/resize/d45186-2-214795-3.jpg ]
「睡眠アクション」のコーナーでは、千葉先生より、良質な睡眠を目指すための「いびきを抑えるエクササイズ」についてレクチャーいただきました。家庭でも手軽にできるスプーンを使ったエクササイズをすることにより、口の周りの筋肉が鍛えられて自然な口唇閉鎖が可能となり、いびきの抑制に繋がることから、千葉先生の指導のもと、スプーンを用いたエクササイズを参加者と一緒に実践しました。
[画像5: https://prtimes.jp/i/45186/2/resize/d45186-2-521589-4.jpg ]
最後に、本年度の「スマート・ライフ・プロジェクト」公式キャラクターに就任している狂言師の野村萬斎さんにご登壇いただき、トークショーを行いました。野村さんは睡眠の質を高めるために「寝る前にお風呂に入ってリラックスしたり、やり残した仕事は翌朝するように心掛けています。車の移動中に10分位仮眠することも多いです。」と語られました。健康の秘訣について聞かれると、「狂言では笑いの型があり、演者は腹式呼吸で横隔膜を使って笑う機会が多いです。笑いは健康の元といいますが、狂言をやっている人は長生きの人が多いですね。」とお話になり、実際にステージで笑いの型をご披露いただき会場を沸かせました。また健康のために日頃から心掛けていることのなかで、「なるべくウォーキングをするように心掛けていますが、舞台上ではすり足なので、万歩計をつけたとしてもカウントされない。実際は相当な運動量だと思いますが…」と会場の笑いを誘いながら、自身の健康づくりとその秘訣について語られました。そして、「自分の寝ている時間を想像することは難しいですが、意識していくことが大事ですので、皆さんもこれをきっかけに健康のために睡眠について考えていただければ幸いです。」と全国の皆さんに向けてメッセージを送りました。
厚生労働省は、健康増進普及月間(9月1日〜30日)において、生活習慣の改善や健康づくりの実践を促進するため、これに欠かせない要素でもある「睡眠・休養」をテーマとした「睡眠啓発イベント」を9月17日に虎ノ門ヒルズフォーラム(東京都港区)で開催しました。本イベントは、「健康寿命をのばそう!」をスローガンに健康づくりを推進する「スマート・ライフ・プロジェクト」の本年の活動の一環として実施しています。当日は、企業の総務人事関係者などをはじめ参加者約50名に来場いただきました。
はじめに、奈尾基弘 大臣官房審議官が主催挨拶をし、当プロジェクトで初となる「睡眠・休養」をテーマとしたイベントの開催によって、一人一人が自身の身体と向き合い、健康について考えることの重要性をお伝えし幕開けとなりました。
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トークセッションでは、睡眠の専門家として東京慈恵会医科大学 教授、太田睡眠科学センター所長 千葉伸太郎先生、社員の仮眠や睡眠に着目しユニークな取り組みを行う企業として、株式会社CRAZY 取締役CHO 松田悠介氏、ヤフー株式会社 グッドコンディション推進室長 市川久浩氏の3名をゲストに迎え、仮眠や睡眠に関する様々な事例をご紹介いただき、正しい睡眠や仮眠と健康づくりについて理解を深めました。
千葉先生からは、充分な睡眠時間が取りにくい現代の日本社会において、仮眠や昼寝がパフォーマンスを改善する効用があるとして、良質な仮眠をとるための時間帯や呼吸法などのポイントについてご紹介いただきました。さらに企業をはじめ社会全体で仮眠や昼寝をとることの効用を理解し、意識改革をしていく必要性についてもお話しいただきました。
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オーダーメイドウエディングをはじめとするお祝いをプロデュースする株式会社CRAZYでは、社員が自ら健康になる組織作りを目指す中で、昨年10月に「睡眠報酬制度」を導入し、1日6時間以上の就寝で独自のポイントを付与し、社食やカフェでそのポイントを利用できるという取り組みをご紹介いただきました。さらに制度導入から約1年が経過し、社員の睡眠時間の改善や、社内コミュニケーションの活性化にも繋がっていることなど、その成果についても発表していただきました。
ヤフー株式会社では、社員が心身ともに最高のコンディションで業務に取り組める企業を目指し、それを支援する取り組みの一環として、東京本社での「仮眠スペース」と「Rest ルーム」の設置や、睡眠セミナーの実施、また一部社員の睡眠時間の計測など、仮眠や休養への取り組みについてご紹介いただきました。数千人規模の社員を抱える中で、仮眠ができるような組織の風土を作りながら、社員一人一人の健康へのリテラシーを向上させることの必要性についてもお話しいただきました。
[画像4: https://prtimes.jp/i/45186/2/resize/d45186-2-214795-3.jpg ]
「睡眠アクション」のコーナーでは、千葉先生より、良質な睡眠を目指すための「いびきを抑えるエクササイズ」についてレクチャーいただきました。家庭でも手軽にできるスプーンを使ったエクササイズをすることにより、口の周りの筋肉が鍛えられて自然な口唇閉鎖が可能となり、いびきの抑制に繋がることから、千葉先生の指導のもと、スプーンを用いたエクササイズを参加者と一緒に実践しました。
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最後に、本年度の「スマート・ライフ・プロジェクト」公式キャラクターに就任している狂言師の野村萬斎さんにご登壇いただき、トークショーを行いました。野村さんは睡眠の質を高めるために「寝る前にお風呂に入ってリラックスしたり、やり残した仕事は翌朝するように心掛けています。車の移動中に10分位仮眠することも多いです。」と語られました。健康の秘訣について聞かれると、「狂言では笑いの型があり、演者は腹式呼吸で横隔膜を使って笑う機会が多いです。笑いは健康の元といいますが、狂言をやっている人は長生きの人が多いですね。」とお話になり、実際にステージで笑いの型をご披露いただき会場を沸かせました。また健康のために日頃から心掛けていることのなかで、「なるべくウォーキングをするように心掛けていますが、舞台上ではすり足なので、万歩計をつけたとしてもカウントされない。実際は相当な運動量だと思いますが…」と会場の笑いを誘いながら、自身の健康づくりとその秘訣について語られました。そして、「自分の寝ている時間を想像することは難しいですが、意識していくことが大事ですので、皆さんもこれをきっかけに健康のために睡眠について考えていただければ幸いです。」と全国の皆さんに向けてメッセージを送りました。