MacとMac以外のデバイスを利用する企業の77%が「Macはもっとも安全なデバイス」と回答
[20/10/26]
提供元:PRTIMES
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~ Jamf、企業や組織におけるデバイスの利用状況とエンドポイントセキュリティの今後の課題に関する調査 ~
※本プレスリリースは、2020年10月6日に米国ミネソタ州ミネアポリスで配信されたプレスリリースの抄訳です。
・Macデバイスの定評のある高い安全性にもかかわらず、IT&情報セキュリティ部門の約半分はセキュリティインシデントを抑制・修復する際の未知のセキュリティ脅威を懸念
・ほとんどの企業や組織は、将来に備えたセキュリティソフトウェアへの投資を最優先に
新型コロナウイルス(Covid-19)の影響により在宅勤務をする人がこれまででもっとも増えた今、エンドポイントセキュリティの確保や、場所にとらわれない働き方に柔軟に対応するために、デバイスの安全性への重要度が増しています。Apple製品管理プラットフォームのデファクトスタンダードであるJamf(ジャムフ、本社:米国ミネアポリス、CEO: Dean Hager、NASDAQ:JAMF)は、米国で実施されたサイバーセキュリティ月間(National Cybersecurity Awareness Month)にあわせ、企業や組織におけるデバイスの利用状況とエンドポイントセキュリティの今後の課題に関する調査を実施しました。その結果、「Macはもっとも安全なデバイスである」と回答したした企業が77%にものぼることが明らかになりました。同調査は、市場調査会社Vanson Bourneと共同で、1,500人のITおよび情報セキュリティの専門家を対象に実施しました。
Macの利用率が増加中
すべてのIT・情報セキュリティ担当者が、現在利用しているデバイスの種類を問わず、今後12カ月間にMacの使用台数が増加すると予想していることが明らかになっています。また、Macをメインデバイスとして利用する企業や組織の74%、そしてMac以外をメインデバイスとして利用する企業や組織の65%が、今後もMacの導入台数を増やすと回答しています。
監視・セキュリティメンテナンスはMacのほうが容易
IT・情報セキュリティ担当者の間では、デバイスの監視や可視性だけでなく、セキュリティのメンテナンスに関してもMacのほうが優れていると考えられています。今回の調査では、MacとMac以外の両方のデバイスを導入している企業や組織の4分の3以上となる77%が、Macはもっとも安全なデバイスであると考えています。また、Macユーザの79%が、購入時の決め手のひとつとして「定評のある高い安全性」を挙げているだけでなく、Mac以外をメインデバイスとして利用する企業や組織でも約57%が「定評のある高い安全性」が購入の意思決定にプラスの影響を与えると答えています。
さらに、MacとMac以外の両方のデバイスを利用する企業や組織のIT・情報セキュリティ担当者の71%が、セキュリティツールが有効な状態で、Macのほうがユーザの満足度が高いと答えています。これは、従業員が求めるAppleエクスペリエンスを提供するうえでとても重要なことです。こうしたMacデバイスが持つ安全性やエンドユーザの満足度から、企業や組織でMacとMac以外のデバイスの両方を使っている回答者の84%が、すべてのエンドユーザが同じタイプのデバイスを使うのであれば、Macを選ぶと答えています。
Macの満足度は高いが、IT・情報セキュリティ部門にとっては課題も
エンタープライズにおけるMacの導入が増加するなか、サイバー攻撃やセキュリティ脅威への関心も増しています。その解決には、正確かつ適切なツールやリソースの配備が必須です。今回の調査では、IT・情報セキュリティ部門の約半分がセキュリティインシデントを抑制・修復する際の未知のセキュリティ脅威に悩んでいました。また、ほとんど(96%)の企業や組織が将来に備えたセキュリティソフトウェアへの投資を優先させています。そのうち代表的な領域は、データの損失防止、アンチウイルス/次世代アンチウイルス、EDR(Endpoint Detection and Response)です。
企業や組織は、従業員が利用するOS(オペレーティングシステム)およびデバイスのセキュリティに対する課題と懸念を抱えています。Macユーザは、Mac以外のユーザと比較してOSのメジャーアップデートやセキュリティパッチの展開に時間が短いという調査結果はあるものの、OSのメジャーアップデートがリリースされてから平均5日間、セキュリティパッチがリリースされてから平均4日間かかります。その遅れの主な原因として、互換性のテスト、セキュリティツールの互換性、社内アプリケーションの互換性を挙げています。最新の主要なオペレーティングシステムとセキュリティパッチの展開にかかる時間は、デバイスに脆弱性が残されていることを意味しています。
サイバーセキュリティに関する主な懸念事項として挙げられるのは、マルウェアやデータ損失、フィッシングなどです。それらに加え、IT・情報セキュリティ部門の約半分が、潜在的なセキュリティインシデントの抑制(47%)と修復(45%)を最大の課題としており、時間・人員・ツール・資金の不足も修復の主な課題となっています。
Jamfのプリンシパルセキュリティリサーチャー(principal security researcher)、Patrick Wardleは次のように述べています。「エンタープライズ市場におけるMacの驚異的な成長は続いています。今回の調査を通して、Macに対する需要はエンドユーザーのみならず、IT・情報セキュリティ部門からも生じていることが分かりました。しかし、Macデバイスのセキュリティを確保するためには、課題は依然として存在します。Macを配備した企業や組織は、年々進化するMac固有の脅威に対抗できるAppleプラットフォーム向けのツールを導入する必要があるでしょう。しかも、それらのツールは、新しいバージョンがリリースされると同時に、新しいOSに対応するものでなければなりません。なぜなら、組織のIT・情報セキュリティ部門がテストを行い、従業員のAppleエクスペリエンスを拡張しながら、企業や組織内のMacを即座にアップグレードすることがとても重要だからです」
主な調査結果の要約
・Macをメインデバイスとして利用する企業や組織の74%が、今後12カ月にわたってMacの導入台数を増加すると答えています。
・Mac以外をメインデバイスとして利用する企業や組織の65%も、Macの導入台数を今後増加すると答えています。
・MacとMac以外の両方のデバイスを導入している組織の77%が「Macはもっとも安全なデバイス」としています。
・Macユーザの79%が、Macを購入する際の決め手のひとつとして「定評のある高い安全性」を挙げています。また、Mac以外のユーザが多い組織でも57%の人がそれに賛同しています。
・71%のユーザが、セキュリティ対策をしている状態でもMacのほうがエンドユーザの満足度が高いと答えています。
・MacとMac以外のデバイスを両方導入している企業や組織の84%は、組織全体にデバイスを導入するならMacを選ぶと回答しています。
・IT・情報セキュリティ部門の約半分が、潜在的なセキュリティインシデントを抑制すること(47%)、そして修復すること(45%)を最大の課題としています。
・Macユーザは、Mac以外のユーザと比較して30%早くOSのセキュリティアップデートし、OSのセキュリティアップデートがリリースされてからアップデートを実施するまでに平均4日かかります。
・96%の企業や組織は将来に備えたセキュリティソフトウェアへの投資を最優先事項として掲げています
調査方法について
今回の調査は、マーケットリサーチ会社のVanson Bourneが北米およびEMEA(Europe, the Middle East and Africa)地域において、小規模から大規模のエンタープライズ企業のIT&情報セキュリティ担当者1,500人を対象に2020年夏に実施したものです。1,500人の回答者のうち、Mac/Mac以外を主要環境とする割合は半々です。
Vanson Bourneについて
Vanson Bourneは、テクノロジー業界に特化したマーケットリサーチのスペシャリストです。彼らの堅牢かつ信頼性のある調査ベースの分析は、厳格な調査原則と、多種多様な産業や主要な市場において、技術的かつビジネス的な知見を持つ有識者の意見を取り入れる能力に基づいています。詳細は、www.vansonbourne.comをご覧ください。
Jamfについて
エンタープライズ向けApple製品管理プラットフォームのデファクトスタンダードであるJamfは、人々が愛してやまないAppleエクスペリエンスを、Jamf Proをはじめとする製品や、世界最大のApple IT管理者向けコミュニティであるJamf Nationを通して、企業、学校、政府機関へと届けています。Jamf Japanは、その日本法人です。詳細は、https://www.jamf.com/ja/ をご覧ください。
※本プレスリリースは、2020年10月6日に米国ミネソタ州ミネアポリスで配信されたプレスリリースの抄訳です。
・Macデバイスの定評のある高い安全性にもかかわらず、IT&情報セキュリティ部門の約半分はセキュリティインシデントを抑制・修復する際の未知のセキュリティ脅威を懸念
・ほとんどの企業や組織は、将来に備えたセキュリティソフトウェアへの投資を最優先に
新型コロナウイルス(Covid-19)の影響により在宅勤務をする人がこれまででもっとも増えた今、エンドポイントセキュリティの確保や、場所にとらわれない働き方に柔軟に対応するために、デバイスの安全性への重要度が増しています。Apple製品管理プラットフォームのデファクトスタンダードであるJamf(ジャムフ、本社:米国ミネアポリス、CEO: Dean Hager、NASDAQ:JAMF)は、米国で実施されたサイバーセキュリティ月間(National Cybersecurity Awareness Month)にあわせ、企業や組織におけるデバイスの利用状況とエンドポイントセキュリティの今後の課題に関する調査を実施しました。その結果、「Macはもっとも安全なデバイスである」と回答したした企業が77%にものぼることが明らかになりました。同調査は、市場調査会社Vanson Bourneと共同で、1,500人のITおよび情報セキュリティの専門家を対象に実施しました。
Macの利用率が増加中
すべてのIT・情報セキュリティ担当者が、現在利用しているデバイスの種類を問わず、今後12カ月間にMacの使用台数が増加すると予想していることが明らかになっています。また、Macをメインデバイスとして利用する企業や組織の74%、そしてMac以外をメインデバイスとして利用する企業や組織の65%が、今後もMacの導入台数を増やすと回答しています。
監視・セキュリティメンテナンスはMacのほうが容易
IT・情報セキュリティ担当者の間では、デバイスの監視や可視性だけでなく、セキュリティのメンテナンスに関してもMacのほうが優れていると考えられています。今回の調査では、MacとMac以外の両方のデバイスを導入している企業や組織の4分の3以上となる77%が、Macはもっとも安全なデバイスであると考えています。また、Macユーザの79%が、購入時の決め手のひとつとして「定評のある高い安全性」を挙げているだけでなく、Mac以外をメインデバイスとして利用する企業や組織でも約57%が「定評のある高い安全性」が購入の意思決定にプラスの影響を与えると答えています。
さらに、MacとMac以外の両方のデバイスを利用する企業や組織のIT・情報セキュリティ担当者の71%が、セキュリティツールが有効な状態で、Macのほうがユーザの満足度が高いと答えています。これは、従業員が求めるAppleエクスペリエンスを提供するうえでとても重要なことです。こうしたMacデバイスが持つ安全性やエンドユーザの満足度から、企業や組織でMacとMac以外のデバイスの両方を使っている回答者の84%が、すべてのエンドユーザが同じタイプのデバイスを使うのであれば、Macを選ぶと答えています。
Macの満足度は高いが、IT・情報セキュリティ部門にとっては課題も
エンタープライズにおけるMacの導入が増加するなか、サイバー攻撃やセキュリティ脅威への関心も増しています。その解決には、正確かつ適切なツールやリソースの配備が必須です。今回の調査では、IT・情報セキュリティ部門の約半分がセキュリティインシデントを抑制・修復する際の未知のセキュリティ脅威に悩んでいました。また、ほとんど(96%)の企業や組織が将来に備えたセキュリティソフトウェアへの投資を優先させています。そのうち代表的な領域は、データの損失防止、アンチウイルス/次世代アンチウイルス、EDR(Endpoint Detection and Response)です。
企業や組織は、従業員が利用するOS(オペレーティングシステム)およびデバイスのセキュリティに対する課題と懸念を抱えています。Macユーザは、Mac以外のユーザと比較してOSのメジャーアップデートやセキュリティパッチの展開に時間が短いという調査結果はあるものの、OSのメジャーアップデートがリリースされてから平均5日間、セキュリティパッチがリリースされてから平均4日間かかります。その遅れの主な原因として、互換性のテスト、セキュリティツールの互換性、社内アプリケーションの互換性を挙げています。最新の主要なオペレーティングシステムとセキュリティパッチの展開にかかる時間は、デバイスに脆弱性が残されていることを意味しています。
サイバーセキュリティに関する主な懸念事項として挙げられるのは、マルウェアやデータ損失、フィッシングなどです。それらに加え、IT・情報セキュリティ部門の約半分が、潜在的なセキュリティインシデントの抑制(47%)と修復(45%)を最大の課題としており、時間・人員・ツール・資金の不足も修復の主な課題となっています。
Jamfのプリンシパルセキュリティリサーチャー(principal security researcher)、Patrick Wardleは次のように述べています。「エンタープライズ市場におけるMacの驚異的な成長は続いています。今回の調査を通して、Macに対する需要はエンドユーザーのみならず、IT・情報セキュリティ部門からも生じていることが分かりました。しかし、Macデバイスのセキュリティを確保するためには、課題は依然として存在します。Macを配備した企業や組織は、年々進化するMac固有の脅威に対抗できるAppleプラットフォーム向けのツールを導入する必要があるでしょう。しかも、それらのツールは、新しいバージョンがリリースされると同時に、新しいOSに対応するものでなければなりません。なぜなら、組織のIT・情報セキュリティ部門がテストを行い、従業員のAppleエクスペリエンスを拡張しながら、企業や組織内のMacを即座にアップグレードすることがとても重要だからです」
主な調査結果の要約
・Macをメインデバイスとして利用する企業や組織の74%が、今後12カ月にわたってMacの導入台数を増加すると答えています。
・Mac以外をメインデバイスとして利用する企業や組織の65%も、Macの導入台数を今後増加すると答えています。
・MacとMac以外の両方のデバイスを導入している組織の77%が「Macはもっとも安全なデバイス」としています。
・Macユーザの79%が、Macを購入する際の決め手のひとつとして「定評のある高い安全性」を挙げています。また、Mac以外のユーザが多い組織でも57%の人がそれに賛同しています。
・71%のユーザが、セキュリティ対策をしている状態でもMacのほうがエンドユーザの満足度が高いと答えています。
・MacとMac以外のデバイスを両方導入している企業や組織の84%は、組織全体にデバイスを導入するならMacを選ぶと回答しています。
・IT・情報セキュリティ部門の約半分が、潜在的なセキュリティインシデントを抑制すること(47%)、そして修復すること(45%)を最大の課題としています。
・Macユーザは、Mac以外のユーザと比較して30%早くOSのセキュリティアップデートし、OSのセキュリティアップデートがリリースされてからアップデートを実施するまでに平均4日かかります。
・96%の企業や組織は将来に備えたセキュリティソフトウェアへの投資を最優先事項として掲げています
調査方法について
今回の調査は、マーケットリサーチ会社のVanson Bourneが北米およびEMEA(Europe, the Middle East and Africa)地域において、小規模から大規模のエンタープライズ企業のIT&情報セキュリティ担当者1,500人を対象に2020年夏に実施したものです。1,500人の回答者のうち、Mac/Mac以外を主要環境とする割合は半々です。
Vanson Bourneについて
Vanson Bourneは、テクノロジー業界に特化したマーケットリサーチのスペシャリストです。彼らの堅牢かつ信頼性のある調査ベースの分析は、厳格な調査原則と、多種多様な産業や主要な市場において、技術的かつビジネス的な知見を持つ有識者の意見を取り入れる能力に基づいています。詳細は、www.vansonbourne.comをご覧ください。
Jamfについて
エンタープライズ向けApple製品管理プラットフォームのデファクトスタンダードであるJamfは、人々が愛してやまないAppleエクスペリエンスを、Jamf Proをはじめとする製品や、世界最大のApple IT管理者向けコミュニティであるJamf Nationを通して、企業、学校、政府機関へと届けています。Jamf Japanは、その日本法人です。詳細は、https://www.jamf.com/ja/ をご覧ください。