中国茶 × 日本工芸 「小茶箱」
[23/08/28]
提供元:PRTIMES
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日本の茶文化に培われた工芸品で、煎茶・中国茶を愉しむ
日本の風土と伝統を感じられる、手仕事による急須を、仕覆と漆塗箱で包みました
日本製の急須と工芸品を販売する・株式会社東山堂(本社:大阪府茨木市、代表:和田 修)は、2023年8月28日(月)より、中国茶向け急須セット「小茶箱」を、当社店舗およびECサイトにて販売開始いたします。
日本の土と技を使って作られた急須を、茶道で使われる仕覆(布袋)と、漆器の箱と組み合わせた「小茶箱」は、日本の茶文化を中国茶ユーザー向けにアレンジした、新しい茶道具セットです。
[画像1: https://prtimes.jp/i/126598/3/resize/d126598-3-1ee83fa735e7e224b7a7-0.jpg ]
【URL】https://tozandosenchaki.com/
日本の風土と伝統を感じる、手仕事による急須。中国茶に使いやすい後手急須へとアレンジ
[画像2: https://prtimes.jp/i/126598/3/resize/d126598-3-58970837e3207e727349-2.jpg ]
お茶は古く中国から日本へ伝来し、抹茶(粉茶)や煎茶(葉茶)として日本に根付きました。日本も中国も、茶葉からお湯で煮出す煎茶が一般的ですが、急須形状が異なります。日本は横手急須が多いのに対し、中国では後手急須という、注ぎ口と対称の位置に把手がある形状が多いです。また、中国茶を淹れる時は、容量120-180ml程度の小さな急須がよく使われます。日本の茶文化で、独自に発展した陶磁器を、中国茶向けの急須形状にアレンジします。急須価格: 17,600〜33,000円(税込)
[画像3: https://prtimes.jp/i/126598/3/resize/d126598-3-44040c246f34bf4d40d7-6.jpg ]
■小茶箱(こちゃばこ)
コンパクトに煎茶文化を持ちはこぶ
お茶は飲む時の気分次第で、より美味しく
感じます。気分が良い時に飲むお茶は、格別です。東山堂の小茶箱は、美しい茶道具を使うことで、お茶をより美味しく感じるよう作られました。いつでも、どこでも、自分なりにお茶を愉しむための茶道具です。
価格: 40,150〜60,500円(税込)
[画像4: https://prtimes.jp/i/126598/3/resize/d126598-3-a2f6e1b8a4c5c27ba98d-8.jpg ]
■仕覆(しふく)
*伝統的な絵柄の織物、染物で作る袋
茶道では仕覆を、抹茶碗や茶入を包むために使います。東山堂では仕覆で、急須を包みます。生地は、伝統芸能や寺社仏閣にも使われる名物裂や、煎茶道で多く使われる更紗です。袋師と呼ばれる専門の職人(有限会社秀哉)へ生産委託し、急須形状にきちんと合わせた仕覆は、1つずつ丁寧に作られます。価格:16,500円(税込)
[画像5: https://prtimes.jp/i/126598/3/resize/d126598-3-b59fd4746306e8b6a670-2.jpg ]
■漆塗箱(うるしぬりばこ)
本格的な急須や仕覆を、長く使ってほしいと考えました。そのためには、収納する箱も
大事です。漆器の箱は、丈夫で、長持ち、そして美しいです。越前漆器の職人(大音師漆器店)と話し合いながら、急須と仕覆に最適なサイズ、仕様の箱を用意しました。天然漆と伝統技法で作られた、美しい収納箱です。
価格:16,500円(税込)/黒漆塗、19,250円(税込)/朱漆塗
伝統工芸の需要不足と中国人の困りごとの、両方を解決したい。中国人の友人の話を聞き、思いつく
総務省の伝統工芸に関する実態調査(※1)によると、工芸産地の課題は、1.需要の減少、2.後継者の不足、3.原材料・用具等の不足の3点です。このうち、1.需要の減少が課題2.3.に影響するため、需要を拡大することが最も有効な対策と考えられます。課題解決のため、中国茶器を開発することが良いと考えました。
中華圏の人たちに意見を聞くと、「日本の急須をお土産として買いたいが、大きすぎるし、形状が中国茶向きじゃない。」「日本製品は品質が良いが、外装が豪華ではなく、立派な土産品として渡しづらい。」と需要を満たせていないことに気付きました。中華圏では観光時、帰省時の土産は必須であり、需要がとても多いと考えています。
観光庁の実施した訪日外国人消費動向調査(※2)では、年間全体消費額のうち55.6%(2兆6,746億円)が中国、台湾、香港からの観光客によって消費されています。工芸産地では需要不足がある一方で、中華圏観光客にとっては日本製茶器の供給不足があるため、中国茶器を作ることで、互いの困りごとを解消できると考えています。
※1:総務省「伝統工芸の地域資源としての活用に関する実態調査の結果(令和4年6月10日通知)」より引用
※2:観光庁「2019年訪日外国人消費動向調査」より引用
[画像6: https://prtimes.jp/i/126598/3/resize/d126598-3-52102affae2668d13857-6.jpg ]
代表/開発担当・和田 修 コメント
20歳の頃、初めて台湾に行って以来、中国茶や台湾茶を好きになり、日常的に飲むようになりました。また自らも中国茶器を集め、中華圏の茶文化に傾倒しています。前職の陶磁器メーカーで働くうち、日本各地の工芸産業が需要減少、後継者不足に悩んでいることを知りました。中国人の友人から、中華圏で茶文化は大切なコミュニケーション手段であり、茶道具集めはとても文化的な趣味と教えてもらい、中国茶器を作れば、日本の伝統工芸を活性化できるのではないかと考え、この商品を開発しました。
日本の風土や技術を活かした、美しい中国茶器を作ってもらえるよう、中国や台湾の文化を通じて得られた美意識を、パートナーである作家さんや職人さんへ伝えました。中華圏からの観光客へ、茶器という日本らしいお土産を販売することで、文化交流の一端を担えると嬉しいと思います。
今後の展望 ―中国茶器という新しいジャンル―
中国茶向け急須という、日本ではニッチな分野ですが、今後は新しいジャンルとして確立されることを願っています。現在、当社では備前焼、常滑焼、京焼の急須を取り扱っていますが、他にも様々な産地の作家や窯元と協力し、急須の商品開発、販売をして行きたいと考えています。当社だけでなく、他社でも同様の取り組みが増えれば、全国の陶磁器産地のどこに行っても、中国茶器が買えるようになり、地方への観光客の誘致にもつながります。当社が持つ中国茶器に関する知識を、他社とも共有し、業界全体を活性化して行きたいです。
株式会社東山堂について
会社説明文
煎茶・中国茶向け茶器と国産茶葉の専門店です。日本の風土を感じる手作りの急須を、絹織物の袋で包み、漆塗箱(あるいは桐箱)を組み合わせた、「小茶箱」を販売しています。いつでも、どこでも、その場所がお茶席になる、お茶を美味しく飲むための、美しい茶道具です。
【会社概要】
[画像7: https://prtimes.jp/i/126598/3/resize/d126598-3-67dd60b2656b3e23e6fa-4.jpg ]
社名:株式会社東山堂
本社所在地:大阪府茨木市西駅前町13番17号FSビル202
代表取締役:和田 修
事業内容: 茶器および茶葉の販売
設立: 2022年5月
HP:https://tozandosenchaki.com/
日本の風土と伝統を感じられる、手仕事による急須を、仕覆と漆塗箱で包みました
日本製の急須と工芸品を販売する・株式会社東山堂(本社:大阪府茨木市、代表:和田 修)は、2023年8月28日(月)より、中国茶向け急須セット「小茶箱」を、当社店舗およびECサイトにて販売開始いたします。
日本の土と技を使って作られた急須を、茶道で使われる仕覆(布袋)と、漆器の箱と組み合わせた「小茶箱」は、日本の茶文化を中国茶ユーザー向けにアレンジした、新しい茶道具セットです。
[画像1: https://prtimes.jp/i/126598/3/resize/d126598-3-1ee83fa735e7e224b7a7-0.jpg ]
【URL】https://tozandosenchaki.com/
日本の風土と伝統を感じる、手仕事による急須。中国茶に使いやすい後手急須へとアレンジ
[画像2: https://prtimes.jp/i/126598/3/resize/d126598-3-58970837e3207e727349-2.jpg ]
お茶は古く中国から日本へ伝来し、抹茶(粉茶)や煎茶(葉茶)として日本に根付きました。日本も中国も、茶葉からお湯で煮出す煎茶が一般的ですが、急須形状が異なります。日本は横手急須が多いのに対し、中国では後手急須という、注ぎ口と対称の位置に把手がある形状が多いです。また、中国茶を淹れる時は、容量120-180ml程度の小さな急須がよく使われます。日本の茶文化で、独自に発展した陶磁器を、中国茶向けの急須形状にアレンジします。急須価格: 17,600〜33,000円(税込)
[画像3: https://prtimes.jp/i/126598/3/resize/d126598-3-44040c246f34bf4d40d7-6.jpg ]
■小茶箱(こちゃばこ)
コンパクトに煎茶文化を持ちはこぶ
お茶は飲む時の気分次第で、より美味しく
感じます。気分が良い時に飲むお茶は、格別です。東山堂の小茶箱は、美しい茶道具を使うことで、お茶をより美味しく感じるよう作られました。いつでも、どこでも、自分なりにお茶を愉しむための茶道具です。
価格: 40,150〜60,500円(税込)
[画像4: https://prtimes.jp/i/126598/3/resize/d126598-3-a2f6e1b8a4c5c27ba98d-8.jpg ]
■仕覆(しふく)
*伝統的な絵柄の織物、染物で作る袋
茶道では仕覆を、抹茶碗や茶入を包むために使います。東山堂では仕覆で、急須を包みます。生地は、伝統芸能や寺社仏閣にも使われる名物裂や、煎茶道で多く使われる更紗です。袋師と呼ばれる専門の職人(有限会社秀哉)へ生産委託し、急須形状にきちんと合わせた仕覆は、1つずつ丁寧に作られます。価格:16,500円(税込)
[画像5: https://prtimes.jp/i/126598/3/resize/d126598-3-b59fd4746306e8b6a670-2.jpg ]
■漆塗箱(うるしぬりばこ)
本格的な急須や仕覆を、長く使ってほしいと考えました。そのためには、収納する箱も
大事です。漆器の箱は、丈夫で、長持ち、そして美しいです。越前漆器の職人(大音師漆器店)と話し合いながら、急須と仕覆に最適なサイズ、仕様の箱を用意しました。天然漆と伝統技法で作られた、美しい収納箱です。
価格:16,500円(税込)/黒漆塗、19,250円(税込)/朱漆塗
伝統工芸の需要不足と中国人の困りごとの、両方を解決したい。中国人の友人の話を聞き、思いつく
総務省の伝統工芸に関する実態調査(※1)によると、工芸産地の課題は、1.需要の減少、2.後継者の不足、3.原材料・用具等の不足の3点です。このうち、1.需要の減少が課題2.3.に影響するため、需要を拡大することが最も有効な対策と考えられます。課題解決のため、中国茶器を開発することが良いと考えました。
中華圏の人たちに意見を聞くと、「日本の急須をお土産として買いたいが、大きすぎるし、形状が中国茶向きじゃない。」「日本製品は品質が良いが、外装が豪華ではなく、立派な土産品として渡しづらい。」と需要を満たせていないことに気付きました。中華圏では観光時、帰省時の土産は必須であり、需要がとても多いと考えています。
観光庁の実施した訪日外国人消費動向調査(※2)では、年間全体消費額のうち55.6%(2兆6,746億円)が中国、台湾、香港からの観光客によって消費されています。工芸産地では需要不足がある一方で、中華圏観光客にとっては日本製茶器の供給不足があるため、中国茶器を作ることで、互いの困りごとを解消できると考えています。
※1:総務省「伝統工芸の地域資源としての活用に関する実態調査の結果(令和4年6月10日通知)」より引用
※2:観光庁「2019年訪日外国人消費動向調査」より引用
[画像6: https://prtimes.jp/i/126598/3/resize/d126598-3-52102affae2668d13857-6.jpg ]
代表/開発担当・和田 修 コメント
20歳の頃、初めて台湾に行って以来、中国茶や台湾茶を好きになり、日常的に飲むようになりました。また自らも中国茶器を集め、中華圏の茶文化に傾倒しています。前職の陶磁器メーカーで働くうち、日本各地の工芸産業が需要減少、後継者不足に悩んでいることを知りました。中国人の友人から、中華圏で茶文化は大切なコミュニケーション手段であり、茶道具集めはとても文化的な趣味と教えてもらい、中国茶器を作れば、日本の伝統工芸を活性化できるのではないかと考え、この商品を開発しました。
日本の風土や技術を活かした、美しい中国茶器を作ってもらえるよう、中国や台湾の文化を通じて得られた美意識を、パートナーである作家さんや職人さんへ伝えました。中華圏からの観光客へ、茶器という日本らしいお土産を販売することで、文化交流の一端を担えると嬉しいと思います。
今後の展望 ―中国茶器という新しいジャンル―
中国茶向け急須という、日本ではニッチな分野ですが、今後は新しいジャンルとして確立されることを願っています。現在、当社では備前焼、常滑焼、京焼の急須を取り扱っていますが、他にも様々な産地の作家や窯元と協力し、急須の商品開発、販売をして行きたいと考えています。当社だけでなく、他社でも同様の取り組みが増えれば、全国の陶磁器産地のどこに行っても、中国茶器が買えるようになり、地方への観光客の誘致にもつながります。当社が持つ中国茶器に関する知識を、他社とも共有し、業界全体を活性化して行きたいです。
株式会社東山堂について
会社説明文
煎茶・中国茶向け茶器と国産茶葉の専門店です。日本の風土を感じる手作りの急須を、絹織物の袋で包み、漆塗箱(あるいは桐箱)を組み合わせた、「小茶箱」を販売しています。いつでも、どこでも、その場所がお茶席になる、お茶を美味しく飲むための、美しい茶道具です。
【会社概要】
[画像7: https://prtimes.jp/i/126598/3/resize/d126598-3-67dd60b2656b3e23e6fa-4.jpg ]
社名:株式会社東山堂
本社所在地:大阪府茨木市西駅前町13番17号FSビル202
代表取締役:和田 修
事業内容: 茶器および茶葉の販売
設立: 2022年5月
HP:https://tozandosenchaki.com/