MQTTゲートウェイ「Fuji」をリリース
[15/04/22]
提供元:PRTIMES
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〜センサーとMQTTブローカーを中継するゲートウェイをオープンソースとして公開〜
ネットワークサーバー開発の株式会社時雨堂(本社:東京都台東区、代表取締役社長:柳原 隆幸/以下、時雨堂)は、2015年4月22日、センサーなどの小型デバイスと、MQTTブローカー*1を中継するMQTTゲートウェイ「Fuji」をオープンソース*2としてリリースします。「Fuji」はEdison*3など小型の送受信機にインストールすることで、センサーから収集したデータをそのままの状態でMQTTブローカーへ送信することができるゲートウェイです。これまでMQTTを利用したサービスを検討する事業者にとって、センサーから収集したデータを簡単にMQTTブローカーへ送信するための仕組みが少なかった状況を打開するため、時雨堂は気軽に検証・利用できるMQTTゲートウェイとして「Fuji」を公開します。
1. 背景
近年、IoT/M2Mが急速に盛り上がりを見せる中で、MQTTは、センサーなど大量のデバイスから送られるデータをやり取りするのに適した軽量なプロトコルとして関心を集めています。MQTTを利用したシステムを構築する際、一般に小型のセンサーは直接インターネットに接続する機能を持たないため、センサーが収集した情報をMQTTブローカーへ送信するには、MQTTゲートウェイが必要です。時雨堂はこれまで、MQTTサービス「sango」*4、MQTTブローカー「Akane」*5を提供するとともに、それらから得た知見を活かして、MQTTの利用を検討する事業者に向けたコンサルティングを行ってきました。その中で、多くの事業者にとって、簡単にMQTTゲートウェイを構築できる製品やノウハウが少なく、そのことがMQTTを利用したサービスを提供するまでの大きな障壁になっていると感じていました。
2.「Fuji」の特長
「Fuji」は、MQTTゲートウェイを手軽に検証、利用できることを目的とし、以下の特長を持ちます。
*「すぐに」使える簡単な設定
センサーからのデータはシリアルポート*6経由であれば、設定ファイルに記述するだけでMQTTブローカーへ送信することが可能です。
* センサーデータを「そのままの形で」MQTTブローカーへ送信
・センサーから収集するデータに手を加えず、そのままMQTTブローカーへ送信することが可能です。
・ゲートウェイ自体をシンプルな作りとし、センサーデータの処理をネットワーク側のトランスレーターに委譲することで、サービスごとに専用のゲートウェイを用意する必要がありません。
・多数設置されているセンサーのアップデートや、種類や数の増減の際にも、ゲートウェイを改修することなく、ネットワーク側のトランスレーターやアプリケーションで変更に対応することが可能です。
* MQTTブローカーとの接続に対する「きめ細かい」設定
「Fuji」では複数のMQTTブローカーを設定できるほか、MQTTブローカーから受信したメッセージをセンサーへ送ることができるなど、MQTTブローカーとの接続に対するきめ細かい設定が可能です。
[画像: http://prtimes.jp/i/11027/4/resize/d11027-4-727747-0.jpg ]
3. 有償メニュー
時雨堂では、主に商用サービスで「Fuji」を利用する事業者に向けて、以下のメニューを提供します。
*製品サポート
・ 製品の技術的な問い合わせに対する回答
・ アップデート情報の提供
・ バグや不具合に対する優先対応
*製品カスタマイズ
・個別のサービスに合わせた「Fuji」のカスタマイズ
※有償メニューの詳細は、こちらをご覧ください。
http://fuji.shiguredo.jp/#support
*1 MQTTを利用したシステムで中核となるサーバー。メッセージをやり取りする際に、「送信側」と「受信側」の間で仲介役となり、メッセージを預かったり配信したりする役割を持つ。
*2 「Fuji」はApache License Version 2.0で公開される。ライセンス条項の範囲内であれば、自由に利用、改良、再配布が可能。
*3 2014年にインテルによって発売されたSDカードサイズのコンピュータ。
*4 2014年8月にMQTT as a Service「sango」を開始。URL: https://sango.shiguredo.jp/
*5 2014年12月にMQTTブローカー「Akane」を発売。URL: http://akane.shiguredo.jp/
*6 LinuxではEnOcean、BLEなどの無線、および、シリアル端子やUSBなどの有線で接続されたデバイスとの通信経路を、擬似的にシリアルポートとして扱う。
株式会社時雨堂について
設立: 2013年3月
所在地:〒110-0016 東京都台東区台東2-10-2竹田ビル4階
代表取締役社長:柳原 隆幸
主な事業内容: ネットワークサーバー・クライアントの設計、開発、およびコンサルティング
TEL: 03-6240-1490 /FAX: 03-240-1499
E-mail: contact@shiguredo.jp
URL:https://shiguredo.jp/
URL:http://fuji.shiguredo.jp/
このニュースリリースに関するお問い合わせ先
株式会社時雨堂 広報担当
TEL: 03-6240-1490/FAX: 03-6240-1499
E-mail:fuji@shiguredo.jp
ネットワークサーバー開発の株式会社時雨堂(本社:東京都台東区、代表取締役社長:柳原 隆幸/以下、時雨堂)は、2015年4月22日、センサーなどの小型デバイスと、MQTTブローカー*1を中継するMQTTゲートウェイ「Fuji」をオープンソース*2としてリリースします。「Fuji」はEdison*3など小型の送受信機にインストールすることで、センサーから収集したデータをそのままの状態でMQTTブローカーへ送信することができるゲートウェイです。これまでMQTTを利用したサービスを検討する事業者にとって、センサーから収集したデータを簡単にMQTTブローカーへ送信するための仕組みが少なかった状況を打開するため、時雨堂は気軽に検証・利用できるMQTTゲートウェイとして「Fuji」を公開します。
1. 背景
近年、IoT/M2Mが急速に盛り上がりを見せる中で、MQTTは、センサーなど大量のデバイスから送られるデータをやり取りするのに適した軽量なプロトコルとして関心を集めています。MQTTを利用したシステムを構築する際、一般に小型のセンサーは直接インターネットに接続する機能を持たないため、センサーが収集した情報をMQTTブローカーへ送信するには、MQTTゲートウェイが必要です。時雨堂はこれまで、MQTTサービス「sango」*4、MQTTブローカー「Akane」*5を提供するとともに、それらから得た知見を活かして、MQTTの利用を検討する事業者に向けたコンサルティングを行ってきました。その中で、多くの事業者にとって、簡単にMQTTゲートウェイを構築できる製品やノウハウが少なく、そのことがMQTTを利用したサービスを提供するまでの大きな障壁になっていると感じていました。
2.「Fuji」の特長
「Fuji」は、MQTTゲートウェイを手軽に検証、利用できることを目的とし、以下の特長を持ちます。
*「すぐに」使える簡単な設定
センサーからのデータはシリアルポート*6経由であれば、設定ファイルに記述するだけでMQTTブローカーへ送信することが可能です。
* センサーデータを「そのままの形で」MQTTブローカーへ送信
・センサーから収集するデータに手を加えず、そのままMQTTブローカーへ送信することが可能です。
・ゲートウェイ自体をシンプルな作りとし、センサーデータの処理をネットワーク側のトランスレーターに委譲することで、サービスごとに専用のゲートウェイを用意する必要がありません。
・多数設置されているセンサーのアップデートや、種類や数の増減の際にも、ゲートウェイを改修することなく、ネットワーク側のトランスレーターやアプリケーションで変更に対応することが可能です。
* MQTTブローカーとの接続に対する「きめ細かい」設定
「Fuji」では複数のMQTTブローカーを設定できるほか、MQTTブローカーから受信したメッセージをセンサーへ送ることができるなど、MQTTブローカーとの接続に対するきめ細かい設定が可能です。
[画像: http://prtimes.jp/i/11027/4/resize/d11027-4-727747-0.jpg ]
3. 有償メニュー
時雨堂では、主に商用サービスで「Fuji」を利用する事業者に向けて、以下のメニューを提供します。
*製品サポート
・ 製品の技術的な問い合わせに対する回答
・ アップデート情報の提供
・ バグや不具合に対する優先対応
*製品カスタマイズ
・個別のサービスに合わせた「Fuji」のカスタマイズ
※有償メニューの詳細は、こちらをご覧ください。
http://fuji.shiguredo.jp/#support
*1 MQTTを利用したシステムで中核となるサーバー。メッセージをやり取りする際に、「送信側」と「受信側」の間で仲介役となり、メッセージを預かったり配信したりする役割を持つ。
*2 「Fuji」はApache License Version 2.0で公開される。ライセンス条項の範囲内であれば、自由に利用、改良、再配布が可能。
*3 2014年にインテルによって発売されたSDカードサイズのコンピュータ。
*4 2014年8月にMQTT as a Service「sango」を開始。URL: https://sango.shiguredo.jp/
*5 2014年12月にMQTTブローカー「Akane」を発売。URL: http://akane.shiguredo.jp/
*6 LinuxではEnOcean、BLEなどの無線、および、シリアル端子やUSBなどの有線で接続されたデバイスとの通信経路を、擬似的にシリアルポートとして扱う。
株式会社時雨堂について
設立: 2013年3月
所在地:〒110-0016 東京都台東区台東2-10-2竹田ビル4階
代表取締役社長:柳原 隆幸
主な事業内容: ネットワークサーバー・クライアントの設計、開発、およびコンサルティング
TEL: 03-6240-1490 /FAX: 03-240-1499
E-mail: contact@shiguredo.jp
URL:https://shiguredo.jp/
URL:http://fuji.shiguredo.jp/
このニュースリリースに関するお問い合わせ先
株式会社時雨堂 広報担当
TEL: 03-6240-1490/FAX: 03-6240-1499
E-mail:fuji@shiguredo.jp