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日本最大級のがん患者オンラインコミュニティ 「5years」 運営開始5年目で登録者数1万人突破!

〜2022年に登録者2万人、社会事業化を目指して〜  https://5years.org/

 日本最大級のがん患者オンラインコミュニティ「5years(https://5years.org/)」を運営するNPO法人5years (東京都港区、理事長:大久保淳一)は、2015年2月にオンラインコミュニティの運営を開始して以来、多くのがん患者・経験者やその家族らにご利用いただき、この度、6月21日に登録者数が1万人を突破いたしました。1万人を超えるがん患者・経験者オンラインコミュニティサイトは、世界でも数件しか確認できておらず、国内では最大規模のサイトになります(当法人調べ)。




 
[画像1: https://prtimes.jp/i/22629/4/resize/d22629-4-240340-0.png ]

 
 5yearsという名称は、がんの5年生存率にちなみ名付けられています。そして、「5年後は、みんな元気に社会に戻っていてほしい」という願いを込めて「NPO法人5years」としました。運営を開始してから5年が経ち、日本最大級のがん患者支援組織になりました。
 NPO法人5yearsの活動は、発起人である理事長・大久保淳一が、自身のがん闘病当時に社会に欲しかったものをつくる挑戦から始まりました。それは、がん治療後元気に社会に戻った人たちの情報と、先にがんを経験した人たちに相談にのってもらえる仕組みです。5yearsは、この2つをネット上で提供する活動で、大久保淳一と、山本晃が立ち上げました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/22629/4/resize/d22629-4-351224-1.jpg ]


 がんを発症し命と向き合う患者には、「希望」「仲間」「体験情報」の3つが必要と私たちは考えます。「がん治療後、元気に社会に戻った人たちの情報」は、治療への希望になり、治療後の人生への希望になります。また、「先にがんを経験した人たちに相談にのってもらえる仕組み」があると、共通した仲間ができ、がん患者特有の孤独感が癒されます。そして仲間を通じ、生きた体験情報が手に入ります。
 5yearsが開設するまでは、国内で、がん患者個人の体験情報を大量に入手することはほぼ不可能でした。それゆえ、整理された形の体験情報を数多く提供する5yearsの仕組みは画期的でした。また、ネット上でがん患者が社会に復帰するために必要な生活情報はほとんど見つかりませんでした。私たちは、社会復帰のための情報は、「がん経験者個々人の体験の中にある」と考え、その情報を現在治療中の患者さんと患者家族につなぐ仕組みとして提供し始めました。挑戦開始から5年経った今、皆様から多大な支持、援助をいただき、1万人を超えるまでになりました。

■理事長 大久保淳一のコメント:
「私は、がん闘病中にネットを検索し、がんに関する患者会がいくつも存在すると知りました。しかし、それらの会には参加できませんでした。どんな人がいるか解らず不安だったからです。もし、インターネット上に各患者の詳しいプロフィール情報があり、連絡してみたい人と事前にコミュニケーションがとれたら、どれほど素晴らしいだろうかと思いました。その想いを具現化したのが5yearsのサイトです。この度、登録者1万人に突破したことを、理事、事務局メンバーとともに大変喜んでおります。ここまで継続できたのも、5yearsに登録いただいた仲間をはじめ、ご寄付いただいた個人、法人の皆さま、様々な形でご支援いただいた皆さまのおかげです。とても感謝いたしております」

■創立メンバー 山本晃のコメント:
「多くの方々のご支援により、登録者数1万人というひとつの節目を迎えることができました。今後も『がん患者さんの社会復帰を支援する』というテーマに沿って、健全な成長を遂げていけるよう、事務局一同気持ちを新たに取り組み、次の段階を目指して参ります。引き続きご支援くださいますよう、お願い申し上げます」

■登録者のコメント:
「私は5yearsのおかげで、がんでも幸せな人生を生きています」(乳がん40代、女性)
「このサイトが無かったら、前向きになれず精神的に参っていたと思います」(舌がん50代、女性)
「5yearsのおかげで、とっても救われています」(上顎洞がん、40代男性)

 また、現在、NPO法人5yearsの活動は、ネットからリアルの世界に広がっています。当法人では、ネット上で繋がった仲間と実際に会えるイベントを2017年から開催しています。イベントタイトルは『マイヒーロー、マイヒロインと会おう!』。がん治療中の患者たちにとって、先にがんを乗り越え社会に戻った人たちは、ヒーローであり、ロールモデルです。憧れといってもいいでしょう。ネットで繋がり、共感できる人を見つけ、同志たちとコミュニケーションを取ることができたら、次は実際に会いたいと思うのは自然なことです。日々、命と向き合う患者たちにとって共感する仲間とリアルな世界で会えることは、モチベーション維持に繋がります。毎回イベントの開催を告知すると、申し込みが殺到し、わずか2日ほどで定員に達するほどの人気です。昨年のクリスマス会(12月、東京)には、全国17都道府県や海外(シンガポール)から、20〜70代のがん患者(32種)と家族が大勢集まりました。

[画像3: https://prtimes.jp/i/22629/4/resize/d22629-4-593352-2.jpg ]

[画像4: https://prtimes.jp/i/22629/4/resize/d22629-4-729574-3.jpg ]



 NPO法人5yearsは、現在、2022年中に登録者2万人を目指し、社会事業化にも着手していきます。登録者が増えれば、貴重な仲間・同志と出会えるチャンスも増えます。探しているがん体験情報が見つかる確率も上がります。よって、5yearsは、より多くのがん経験者たちが集まるコミュニティとなり、治療中の患者さんたちの社会復帰に寄与したいと考えます。また、組織運営に関しては、寄付金にだけ頼る活動は財務的に脆弱で、継続性・発展性ともに弱いと感じています。だから、私たちは、活動のなかから事業収益を得て、その事業収益と寄付で活動を継続していく欧米型の社会事業を目指しています。開始から5年経った今、いくつかの社会事業収入の芽が出始めていますが、引き続き力を入れてまいります。
 中長期的には、私たちは、がん以外の疾患にも活動を広げていく予定です。病は違えども、必要としているものは同じと考えています。また、私たちは、実業の世界でも社会貢献をしたいと考えます。患者が闘病生活から社会復帰の過程で必要としているもの・サービスは多岐に及びます。しかし、診療点数のつかない商品・サービスは中々存在しないのが実情です。よって、実需をベースとした患者QOL向上に与する商品・サービスの開発事業にも活動を広げていきたいと考えています。趣旨に賛同くださる法人企業の皆さまとともに社会課題の解決につなげていく所存です。
 NPO法人5yearsは、今後も社会に良いインパクトを与えてまいります。
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