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RBF市場をリードするYoiiが「レベニュー・ベースド・ファイナンス グローバルカオスマップ2022」を公開

欧米を中心に設立3年以内の企業が台頭。4割の企業がすでに3桁億円以上を調達。アジア・日本市場も今後拡大していくと予想される。

株式会社Yoii(ヨイ、本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO:宇野雅晴)は、株式でも借入でもない新たな資金調達手段「レベニュー・ベースド・ファイナンス(RBF)」を提供するグローバルプレイヤーをまとめたカオスマップを作成・公開しましたので、お知らせいたします。




RBFは、株式でも融資でもない新たな資金調達方法として注目を集めています(RBFの解説記事:https://yoii.jp/posts/revenue-based-financing)。

Allied Market Researchの調査によると、世界のRBF市場規模は2019年に$901M(約900億円)に達しました。そこから急拡大を続け、27年には$42.3B(約4.2兆円)まで拡大すると予想されています。

20年から27年までのCAGRは61.8%に。特にアジア・太平洋地域のCAGRは65%と、世界で最も高い成長率となる見込みです。

そこで、RBFプラットフォーム「Yoii Fuel」を運営する弊社は、dealroomの情報をもとに世界のRBFスタートアップを追加で独自調査。カオスマップを作成しましたので、公開します。

カオスマップは、地域・国別にRBFスタートアップをまとめました。調査の結果、全18か国で47社存在することがわかりました。※すべて網羅できている訳ではありません

ここでは、調査結果を一部抜粋して紹介します。詳細な内容は弊社ブログ記事をご覧ください(「レベニュー・ベースド・ファイナンス グローバルカオスマップ2022」を公開します:https://yoii.jp/posts/rbf-landscape)。


地域別ではEMEA、国別では米国が最も多い



[画像1: https://prtimes.jp/i/78333/5/resize/d78333-5-7e6df5e54fe7bd06f0c8-11.png ]


地域別で見るとEMEA(欧州・中東・アフリカ)最も多く(22社)、全体の半数以上を占める形となりました。イギリスを筆頭に欧州では多くのFintechスタートアップが誕生しています。RBFにも同様のトレンドがあると推察します。

国別で見ると米国が最も多く(9社)、全体の2割を占めています。さすが世界一のスタートアップ輩出国。ですが、2番目に多いイギリス(8社)とは僅差となっています。


設立3年以内の新興企業が大半を占める



[画像2: https://prtimes.jp/i/78333/5/resize/d78333-5-7f6fd01710af195d4378-12.png ]


設立年を見ると、8割以上の企業が2019年以降に設立されています。RBF自体、新しいビジネスモデルであるため、設立3年以内のスタートアップが大半を占めているのが実態です。

米国発スタートアップ「pipe」は、2019年に設立。Harry Hurst氏(Co-CEO)、Josh Mangel氏(Co-CEO)、Zain Allarakhia氏(CTO)によって共同創業された企業です。

21年3月のラウンドでは、Greenspring Associates(CloudflareやDocusignなどに投資)をリードに$250Mを調達。評価額は$2.1Bとなりました。同ラウンドには、マーク・ベニオフ氏やSBI Investmentも加わっています。


4割の企業が3桁億円以上を調達、著名VCも期待するマーケット



[画像3: https://prtimes.jp/i/78333/5/resize/d78333-5-42985ba498419cc91239-13.png ]


Crunchabseによると、累計調達額(デット含む)が100億円以上となっている企業は、すでに14社も存在。何かしらの方法で調達している企業(35社)の内、4割が3桁億円を調達している計算になります。

RBFはサービス提供にあたり、原資となる資金が必要となります。そのため、3桁億円を超える大型の資金調達が相次いでいます。大きな金額をいかに速く調達できるかが、競争優位性の1つとなりそうです。

また、Founders FundやSocial Capital、Sequoia Capitalなど、著名な投資家がRBFスタートアップへ出資していることも期待の現れと言えます。

冒頭で述べたように、APACのRBF市場は今後高い成長率が見込まれています。加えて、日本のプレイヤーは多くありません。

しかし、それはポテンシャルとも捉えられます。日本のSaaS/EC市場は着実に成長しており、それとともにRBFへの需要がますます高まっていくものと予想されます。

記事ではその他主要プレイヤーの紹介、調達額TOP10企業の概要についても触れています。気になる方はぜひ、ご覧ください(「レベニュー・ベースド・ファイナンス グローバルカオスマップ2022」を公開します
https://yoii.jp/posts/rbf-landscape


Yoii Fuelについて


[画像4: https://prtimes.jp/i/78333/5/resize/d78333-5-76bd0ea452c388cc0b37-8.png ]


弊社が運営するRBFプラットフォーム「Yoii Fuel」は、主にSaaS / D2C企業が利用中。22年4月に正式版をリリースし、これまで数十社のスタートアップに活用されています。

Stripeやfreeeをはじめとする財務データと連携するだけで、売上実績から将来発生する売上を予測。将来の売上を買い取る形で、いま必要な資金を提供しています。主に広告宣伝費やブリッジファイナンスを目的とした資金調達に活用されています。

支払い方法は「固定型」。売上の増減に関わらず毎月一定額の支払いが発生します。売上高が減少した月は、売上に対する支払いのインパクトが大きくなります。一方、売上高が増加した場合はその逆となります。

そのため、毎月売上高が増加していくサブスクリプションビジネスを運営する企業や急成長中のスタートアップに適したサービスだといえます。

弊社は21年10月、シードラウンドにてインクルージョン・ジャパン、農林中金イノベーション投資事業有限責任組合、個人投資家より1億円を調達。さらに、22年2月にはエクステンションラウンドにて、dLab Group Limited、HiJoJo Partners、個人投資家より2,500万円を調達しました。

正式版リリース後、数多くのスタートアップよりお問合せいただいています。RBFのリーディングカンパニーとして、日本市場を牽引していきたいと思います。無料相談を希望される方は、Websiteをご覧ください(https://yoii.jp/)。


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[表: https://prtimes.jp/data/corp/78333/table/5_1_fda96c6f35ca3e948307e8b4a3f3b2c8.jpg ]
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