第一回『国内エンジニア1,000人のキャリア調査』を実施しました! 〜グローバル化への関心について、20代エンジニアの過半数が「海外で働いてみたい」〜
[11/12/27]
提供元:PRTIMES
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株式会社メイテック(本社:東京都港区、代表取締役社長 西本 甲介)は、日本国内のエンジニアが日々感じているキャリア感や就業感について、エンジニア1,000人に調査を実施し結果をまとめましたので、公表いたします。
大転換している日本の製造業の環境やIT技術の進歩・革新に加え、労働市場においても、労働力人口の減少、グローバル化、産業空洞化、雇用形態の多様化、雇用流動化等、急速な労働環境の変化が生じております。このような環境下で、日本の “モノ作り” に従事するエンジニアが、自身のキャリアや日本の技術力・モノ作りの今と将来について、どのように感じているのかを知るために実態調査を行いました。調査の結果が、関係各位の参考に供していただければ幸いです。
【調査概要】
■調査目的:エンジニアのキャリア意識・職業意識を把握する。
■調査対象:全国の製造業の技術職に従事している18歳以上の男女。
※技術職とは、生産管理職、技能職、労務職を含んでおりません。
■調査時期:2011年10月28日(金)〜10月31日(月)
■調査方法:インターネット調査
■有効回答数:1,000名
【調査結果トピックス】
<就社・就職理由>
●現在の会社に就職した理由は「自分のやりたい仕事ができると思ったから」(46.2%)が最も高い。20代に限っては、「収入・給与を得るため」(34.0%)が最も高い。
●エンジニアの仕事に就いた理由は「専門知識・専門スキルを活かせるから」(39.9%)、「モノ作りが好きだったから」 (39.5%)、「興味のある分野の研究・開発を続けられるから」(39.0%)など、専門分野・モノ作りへの拘りが上位。
<プロ意識>
●エンジニアの仕事へのプロ意識は、30代になると急速に高まり、40代後半になると、多数が自分自身はプロフェッショナルだと感じている。
<今後身につけたいスキル>
●今後身につけたいスキルは、「英語」・「語学力」という回答が最も多かった。日本企業のグローバル化に対応するエンジニアの姿勢が伺える。
<エンジニア継続意向>
●現在勤めている会社にかかわらず、今後も「エンジニアの仕事を続けていきたい」と回答したエンジニアは8割に達している。年代別では、年代が高くなるほどその傾向が強くなるが、20代でも約7割が今後もエンジニアの仕事を続けたいと回答。
<会社軸、職業・職種軸によるエンジニアのタイプ分類>
●会社組織に属しながらも、職業・職種への拘りが強いエンジニアが55.9%と過半数以上を占め、 そのうち、会社と職業・職種両方の拘りが強い“両立型” (35.6%)が3割以上。特に電気・電子分野のエンジニアは“両立型”が約半数を占め、その傾向が強い。
また、年代別にみると、20代のエンジニアは会社や職業・職種への拘りが弱い“こだわりない型”が過半数を占める。
<グローバル化への関心・勤務意向>
●日本企業のグローバル化に対して半数が関心を示しているが、自ら海外で働きたいと回答した者は3割。ただし、20代では、海外で働いてみたいというエンジニアは過半数を超える。グローバル化に対しての関心は未婚者よりも、既婚者のほうが高いことがうかがえる。また、現在はあまり身に付いていないものの、海外勤務に必要なスキルとしては「語学力」「コミュニケーション力」という回答が多かった。
<日本の技術力に対する考え>
●今の日本の技術力は世界をリードしていると思うエンジニアは過半数を占めるが、将来もリードしていると回答した者は約3割。今後技術力が高まりそうな国については、インドを筆頭に中国・韓国が上位となった。
●エンジニアの7割が、日本の将来は“技術力・モノ作り”にかかっていると回答し、半数近くは日本社会の発展のために働きたいと回答。ただ、日本の将来について、明るいと回答した者は1割未満と強い危機感を持っている。
<本件に関する報道関係の方々のお問合せ先>
株式会社メイテック 広報部/清水、三宅、明石
TEL:03-5413-2633 FAX:03-5413-2622
E-mail:kouhou@meitec.com