トイレのない学校、遅刻多発、膀胱炎に。「手洗い場つきトイレは贅沢品」
[19/12/20]
提供元:PRTIMES
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アジアの子ども延べ40万人の中学就学を支援してきた公益財団法人 民際センター(代表理事:秋尾晃正)は、学校にトイレをつくる「トイレ建設プロジェクト」を2019年12月20日より開始することをお知らせします。
[画像1: https://prtimes.jp/i/28348/6/resize/d28348-6-956619-2.jpg ]
■トイレのない学校で起きていること
カンボジアの地方の学校におけるトイレ事情は深刻です。学校のトイレが衛生的でないために多くの生徒たちが病気になり、学校へ行くことが難しくなっています。カンボジアの学校の約3割にあたる4,161校で、未だトイレが1つも設置されていません。
[画像2: https://prtimes.jp/i/28348/6/resize/d28348-6-424808-6.png ]
■トイレを必要としている学校の一例
チェ シム カンポン トララーチ中・高等学校のケース (全校生徒1,405人、うち女子生徒は763人)
[画像3: https://prtimes.jp/i/28348/6/resize/d28348-6-257123-5.jpg ]
「現在、本校は6つのトイレしかなく、そのほとんどの状態が悪く、時には水が流れない時もあります。手洗いや浄化槽もありません。」とデア ロスピセイ副校長は言います。
参考として日本のオフィスで適用されている労働安全衛生法「事務所衛生基準規則」を基に必要とされるトイレの数を算出した場合、上述の中高等学校の生徒数では、最低でも大便所50個(男性用11・女性用39)・小便所22個が必要となる計算です。現状のトイレの個数は、日本のオフィスと比べ10分の1以下の設置個数となっています。
6個のトイレに対して、15分間の休憩時間内でトイレを必要とする潜在人数は1400人以上とバランスが取れていないのが現状です。
「生徒たちは、トイレの順番を長く待たなければなりません。何人かは、我慢できずに家に帰って用をたします。そして、授業に遅れて勉強についていけなくなり、何人かは学校を?席しがちになります。(デア ロスピセイ副校長 談)」
特に女子生徒や女性の先生方は、学校のトイレは状態が悪く、水が流れないことが多いので学校にいる間はトイレに行くことを我慢する人もいます。トイレに行かないために水分を摂取しなくなる等して発生している健康被害(腎臓や膀胱の疾患)や、不衛生なトイレに起因する下痢や細菌性呼吸器疾患を患うなど、女子生徒の就学率にも影響を与えています。
上述の学校はまだ良い方で、約3割の学校では、トイレ自体が未だ設置されていない状況となっています。
民際センターでは、そのような現状を解決するために「トイレ建設プロジェクト」を開始します。
[画像4: https://prtimes.jp/i/28348/6/resize/d28348-6-912274-3.jpg ]
■トイレ建設プロジェクトの概要
民際センターでは、トイレ建設プロジェクトにご賛同いただける寄付者の方と、支援を求めている学校をつなぐことで、トイレに関連する課題を短期的・長期的、双方の視点から解決し、子どもたちが学習できる環境を整えます。
短期的な目標
(1)トイレ環境を整えることにより生徒たちの健康状態を改善する
(2)特に女子生徒の腎臓や膀胱の疾患を予防する
(3)トイレの待ち時間による授業への遅刻を減らす
(4)女子生徒の就学率を増やす
(5)学校における衛生環境を改善する
長期的な目的
(1)地方の学校におけるトイレを提供する
(2)学校でトイレを使うことを習慣づける
(3)地方の子どもたちや社会に衛生や環境について学ぶ機会となる
(4)他の学校のロールモデルとなる
(5)生徒たちの健康状態を改善する
■「トイレ建設プロジェクト」支援の募集について
トイレ建設プロジェクトのご寄付の受付を2019年12月20日より開始いたします。
【トイレが建設されるまでの流れ】
1.ご寄付のお話をいただきましたら、民際センターカンボジア事務所にて、その時点で一番トイレを必要としている学校を調査・選定し(1〜2か月程度)、見積もりと提案書をお届けします。
2.天候によりますが、建設には3〜4か月かかります。
3.完成後、報告書をご提出いたします また、ご希望者は竣工式にお越しいただけます。
[画像5: https://prtimes.jp/i/28348/6/resize/d28348-6-695887-7.png ]
・フルパッケージ?2,000,000円
仕様?女子用トイレ3つ、男子用トイレ2つ、タワー型大型浄水層完備
・ライトパッケージ?1,400,000円
仕様?女子用トイレ2つ、男子用トイレ2つ、普通サイズ浄水層完備
※竣工式にご参加される場合の諸費用はご支援者様負担となります。
※建設する地域や仕入れによって値段が多少変更になる場合があります。
※ご寄付方法につきましてはご相談ください。
民際センターへのトイレ建設に関するご質問やお問い合わせは、下記の「お問い合わせフォー ム」をご利用ください。
(また、お電話でのご質問等のお問い合わせも受け付けています。 )
https://www.minsai.org/contact-toilet-project-cambodia/?pr
トイレ建設プロジェクトの詳細はこちら
https://www.minsai.org/news/cambodia-toilet/?pr
■民際センター プロフィール
民際センターは、経済的貧困で中学校教育を受けられないアジアの子どもたちの中学校入学から卒業までを支援する、国際教育里親システム「ダルニー奨学金」を実施しています。1日40円(年間14,400円)で、子どもたちの教育支援をすることができます。2017年に30周年を迎え、現在までに延べ約407,000人以上の子どもたちの中学就学を支援してきました。2019年には新たに「トイレ建設プロジェクト」を開始します。
――――――――――――――――
【本リリースに関するお問い合わせ】
広報担当:民際センター 阿部
TEL:03-6457-5782
Email:info@minsai.org
ご希望のメディア関係者の方を対象に、民際センター仲介によるオンラインでのカンボジア現地コーディネーター等へのご取材が可能です。【予約制】詳しくはお問合せください。
――――――――――――――――
【団体概要】
名称:公益財団法人 民際センター(EDF?JAPAN)
代表者:代表理事 秋尾 晃正
所在地:〒103-0023 東京都中央区日本橋本町2-6-13 山三ビル7F
設立日:2009年4月1日(1987年4月1日 日本民際交流センター設立)
【団体連絡先】
TEL:03-6457-5782
FAX:03-6457-5783
Email:info@minsai.org
――――――――――――――――
ダル二―奨学金(1日40円の寄付で1年間、学校に通うことができます)
http://www.minsai.org/LP/?pr
トイレ建設プロジェクト
https://www.minsai.org/news/cambodia-toilet/?pr
[画像1: https://prtimes.jp/i/28348/6/resize/d28348-6-956619-2.jpg ]
■トイレのない学校で起きていること
カンボジアの地方の学校におけるトイレ事情は深刻です。学校のトイレが衛生的でないために多くの生徒たちが病気になり、学校へ行くことが難しくなっています。カンボジアの学校の約3割にあたる4,161校で、未だトイレが1つも設置されていません。
[画像2: https://prtimes.jp/i/28348/6/resize/d28348-6-424808-6.png ]
■トイレを必要としている学校の一例
チェ シム カンポン トララーチ中・高等学校のケース (全校生徒1,405人、うち女子生徒は763人)
[画像3: https://prtimes.jp/i/28348/6/resize/d28348-6-257123-5.jpg ]
「現在、本校は6つのトイレしかなく、そのほとんどの状態が悪く、時には水が流れない時もあります。手洗いや浄化槽もありません。」とデア ロスピセイ副校長は言います。
参考として日本のオフィスで適用されている労働安全衛生法「事務所衛生基準規則」を基に必要とされるトイレの数を算出した場合、上述の中高等学校の生徒数では、最低でも大便所50個(男性用11・女性用39)・小便所22個が必要となる計算です。現状のトイレの個数は、日本のオフィスと比べ10分の1以下の設置個数となっています。
6個のトイレに対して、15分間の休憩時間内でトイレを必要とする潜在人数は1400人以上とバランスが取れていないのが現状です。
「生徒たちは、トイレの順番を長く待たなければなりません。何人かは、我慢できずに家に帰って用をたします。そして、授業に遅れて勉強についていけなくなり、何人かは学校を?席しがちになります。(デア ロスピセイ副校長 談)」
特に女子生徒や女性の先生方は、学校のトイレは状態が悪く、水が流れないことが多いので学校にいる間はトイレに行くことを我慢する人もいます。トイレに行かないために水分を摂取しなくなる等して発生している健康被害(腎臓や膀胱の疾患)や、不衛生なトイレに起因する下痢や細菌性呼吸器疾患を患うなど、女子生徒の就学率にも影響を与えています。
上述の学校はまだ良い方で、約3割の学校では、トイレ自体が未だ設置されていない状況となっています。
民際センターでは、そのような現状を解決するために「トイレ建設プロジェクト」を開始します。
[画像4: https://prtimes.jp/i/28348/6/resize/d28348-6-912274-3.jpg ]
■トイレ建設プロジェクトの概要
民際センターでは、トイレ建設プロジェクトにご賛同いただける寄付者の方と、支援を求めている学校をつなぐことで、トイレに関連する課題を短期的・長期的、双方の視点から解決し、子どもたちが学習できる環境を整えます。
短期的な目標
(1)トイレ環境を整えることにより生徒たちの健康状態を改善する
(2)特に女子生徒の腎臓や膀胱の疾患を予防する
(3)トイレの待ち時間による授業への遅刻を減らす
(4)女子生徒の就学率を増やす
(5)学校における衛生環境を改善する
長期的な目的
(1)地方の学校におけるトイレを提供する
(2)学校でトイレを使うことを習慣づける
(3)地方の子どもたちや社会に衛生や環境について学ぶ機会となる
(4)他の学校のロールモデルとなる
(5)生徒たちの健康状態を改善する
■「トイレ建設プロジェクト」支援の募集について
トイレ建設プロジェクトのご寄付の受付を2019年12月20日より開始いたします。
【トイレが建設されるまでの流れ】
1.ご寄付のお話をいただきましたら、民際センターカンボジア事務所にて、その時点で一番トイレを必要としている学校を調査・選定し(1〜2か月程度)、見積もりと提案書をお届けします。
2.天候によりますが、建設には3〜4か月かかります。
3.完成後、報告書をご提出いたします また、ご希望者は竣工式にお越しいただけます。
[画像5: https://prtimes.jp/i/28348/6/resize/d28348-6-695887-7.png ]
・フルパッケージ?2,000,000円
仕様?女子用トイレ3つ、男子用トイレ2つ、タワー型大型浄水層完備
・ライトパッケージ?1,400,000円
仕様?女子用トイレ2つ、男子用トイレ2つ、普通サイズ浄水層完備
※竣工式にご参加される場合の諸費用はご支援者様負担となります。
※建設する地域や仕入れによって値段が多少変更になる場合があります。
※ご寄付方法につきましてはご相談ください。
民際センターへのトイレ建設に関するご質問やお問い合わせは、下記の「お問い合わせフォー ム」をご利用ください。
(また、お電話でのご質問等のお問い合わせも受け付けています。 )
https://www.minsai.org/contact-toilet-project-cambodia/?pr
トイレ建設プロジェクトの詳細はこちら
https://www.minsai.org/news/cambodia-toilet/?pr
■民際センター プロフィール
民際センターは、経済的貧困で中学校教育を受けられないアジアの子どもたちの中学校入学から卒業までを支援する、国際教育里親システム「ダルニー奨学金」を実施しています。1日40円(年間14,400円)で、子どもたちの教育支援をすることができます。2017年に30周年を迎え、現在までに延べ約407,000人以上の子どもたちの中学就学を支援してきました。2019年には新たに「トイレ建設プロジェクト」を開始します。
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【本リリースに関するお問い合わせ】
広報担当:民際センター 阿部
TEL:03-6457-5782
Email:info@minsai.org
ご希望のメディア関係者の方を対象に、民際センター仲介によるオンラインでのカンボジア現地コーディネーター等へのご取材が可能です。【予約制】詳しくはお問合せください。
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【団体概要】
名称:公益財団法人 民際センター(EDF?JAPAN)
代表者:代表理事 秋尾 晃正
所在地:〒103-0023 東京都中央区日本橋本町2-6-13 山三ビル7F
設立日:2009年4月1日(1987年4月1日 日本民際交流センター設立)
【団体連絡先】
TEL:03-6457-5782
FAX:03-6457-5783
Email:info@minsai.org
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ダル二―奨学金(1日40円の寄付で1年間、学校に通うことができます)
http://www.minsai.org/LP/?pr
トイレ建設プロジェクト
https://www.minsai.org/news/cambodia-toilet/?pr