千葉県八街市に「日本の農地を守る」×「ユニバーサル農業」を実現した新しい形の福祉農園がオープン!
[22/04/01]
提供元:PRTIMES
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2022年4月障がい者就労継続支援B型事業所「農仲舎八街」がスタート!
社会福祉法人生活クラブ(以下、生活クラブ風の村)では、後継者不足に悩む農家と働きづらさを抱えた方たちをつなぎ、新しい形の就労支援B型事業所として、福祉農園「農仲舎八街(のうちゅうしゃやちまた)」を立ち上げます。
[画像1: https://prtimes.jp/i/72384/7/resize/d72384-7-4f7a97cc5801f290d730-0.jpg ]
【農仲舎八街の特徴】
・耕作放棄地×障がい者就労支援を実現
・ソーラーシェアリング×ユニバーサル就労の未来型福祉農園
・地元の方との憩いの場となる交流スペースを併設
[画像2: https://prtimes.jp/i/72384/7/resize/d72384-7-30d8909a84bb1bc7d7c7-3.jpg ]
【誕生の背景】
生活クラブ風の村が本格的に農業を始めたのは約7年前です。
大きな目標は「日本の農地を守る」ことと、「ユニバーサル農業」の推進でした。
発足当初は、福祉農園とし0.1ヘクタールの畑をお借りし佐倉市をメインに農業を行いました。職員は農業初心者で試行錯誤しながら耕作していましたが、発足して3年目には生活クラブ生活協同組合も共同で運営をしていただけるようになり名称を虹と風のファームとして、現在では4.92ヘクタールの露地と0.08ヘクタールのビニールハウス併せて5ヘクタールの畑を耕作しています。(1ヘクタール=10000平方メートル )
[画像3: https://prtimes.jp/i/72384/7/resize/d72384-7-bf47a3a7297e6c13239e-7.jpg ]
【課題1:日本の農地を守る】
後継者不足が深刻な農業は耕作放棄地の増加・農産物の自給率低下・産地の崩壊と様々な問題を起こしています。もちろんこの問題は日本の各地で起きている問題です。
生活クラブは日本の各地に提携産地としてつながりがありますが、八街の40年ほどお付き合いのある提携産地は70歳以上の方が多く、後継者不足に悩んでおられました。
誰かが農地を耕さなくてはいけない。耕さないと、農地がなくなる。自給率が下がってしまうということになります。
【課題2:ユニバーサル農業の推進】
日本には様々な理由で働きづらい、外に出られない等悩みを持った方々が約2000万人ほどいるそうです。中でも、対人関係が苦手で一般就労ができないとか、引きこもりになってしまうというケースは多く聞かれます。
ただ、働く意欲はあり環境さえ整えば働ける。ならば働ける環境を提供していろいろな悩みを抱えた人達が働ける場所、それがユニバーサル農業になります。
この2つの課題は、実はつながりがないようにもみえますが、実は大きくつながっています。
対人関係が苦手だったり、引きこもり等精神的に悩みを抱えている方は、外作業をすることでその悩みを軽減できます。そして、農業への参加をすることで後継者不足の農業の働き手になることができます。
このことを形にしたのが今回開設する、障がい者就労継続支援B型事業所「生活クラブ風の村 農仲舎八街」です。
[画像4: https://prtimes.jp/i/72384/7/resize/d72384-7-1086a2c4acf63e3e76fe-5.jpg ]
【栽培作物とソーラーシェアリング】
露地栽培では、人参・じゃがいも・落花生・大根・生姜・里芋・キャベツ・ブロッコリー・加工用トマト・レタスなどの栽培をします。ハウス栽培では周年小松菜の栽培を予定しており就労継続支援B型のご利用者さんに育ててもらおうと思っています。
生活クラブ生活協同組合が運営するソーラーシェアリングは2022年より売電事業が開始します。
その下では、ほうれんそう・さつまいも・加工用イチゴ等の栽培も予定しています。
また、固定種の種とりにも取り組んでおり、真黒なす、姫落花生(まめ落花生)の栽培もしています。
栽培体系は 減農薬減化学肥料栽培を行っており、農薬は慣行栽培の半分以下、肥料は化学肥料分20%以下で行っています。
[画像5: https://prtimes.jp/i/72384/7/resize/d72384-7-ab93b2d521c903472d2c-8.jpg ]
【地域交流】
私たちが営農している地域は周りに農業のプロの方々が集まった地域です。普段から栽培方法を教えていただいたり、農機具をお借りしたりしています。
ご高齢の農家の方は、「若い子たちが集まって作業しているのを見るとこちらも元気をもらえるよ」とおっしゃってくださります。今では、力仕事などを請け負ったりしたり、最初は助けてもらってばかりでしたが、少しづつお手伝いもさせていただけるようになりました。
農仲舎八街には外に交流スペースを設けようと思っていますので、地域のみなさんが集まっていただけるような場所になればいいと思います。
[画像6: https://prtimes.jp/i/72384/7/resize/d72384-7-bfc514164ca3d489975a-2.jpg ]
【ご利用者募集】
ご利用者は、ソーラー発電装置の下での野菜やイチゴの栽培、ビニールハウスでの小松菜の周年栽培、農場での収穫物の出荷作業などを担います。
農仲舎八街では、一人ひとりの希望や能力に合わせて作業内容を考えていきますので、初めての方でも安心して働くことができます。土に触れ四季を感じることでストレスの軽減も期待できます。
現在、「農業大好き」な利用者さんを募集中です。農仲舎八街で、青空の下で一緒に働きませんか?!
関心をお持ちの方のご連絡をお待ちしております。
[画像7: https://prtimes.jp/i/72384/7/resize/d72384-7-04e6c83517b8255f95b6-4.jpg ]
<募集内容>
工賃:時間額300円スタート。工賃アップ制度あり。
活動時間:8:00〜17:00(他の時間帯でも可 要相談)
利用者の範囲:知的・精神障がいをお持ちの方
送迎:JR榎戸駅前、JR八街駅前(要相談)
休日:シフトによる(土日も開業・要相談)
勤務地:八街市八街ろ143-89
お問い合わせ・資料請求先
(代表電話)043-488-5411
<ご利用者事例1>〜引きこもり20年間の方〜
引きこもって20年。親が病気がちになりいよいよ自分で働かなければいけないと思い、八街市社会福祉協議会に訪れたのがきっかけでした。
働きたいが、体力がなく、人も苦手。そこで彼が見つけたのは農業でした。最初は20kgある肥料を持てず1時間作業をするまもなく休憩といった感じでした。
ただ、休むことなく週2日から始め2年半。今では週5日間働けるまでになりました。
4月からは契約社員として働いていきます。
<ご利用者事例2>〜生活保護受給者の方〜
生活保護を受け20年以上。一般就労をしては短期間でやめるということを繰り返してきました。
徐々に一般就労することに臆病になっていき、人が苦手になっていきました。
農業をやってみようと思ったのは八街市社会福祉協議会に訪れたのがきっかけでした。
この方も休むことなく、週5日間働いて2年半続いています。
今では、自立を目標にして作業のスキルアップをし賃金の向上を目指すとともに、生活環境の改善を目指しています。
【お問い合わせ・資料請求先】
社会福祉法人生活クラブ(生活クラブ風の村)
農仲舎八街(のうちゅうしゃやちまた)
住所:八街市八街ろ143-89
(代表電話)043-488-5411
[画像8: https://prtimes.jp/i/72384/7/resize/d72384-7-e4d5408c89936eb9612b-1.png ]
【法人概要】
法人名:社会福祉法人生活クラブ(生活クラブ風の村)
所在地:千葉県佐倉市王子台1-28-8 ちばぎん臼井ビル4F
代表者:池田 徹
設立: 1998年4月8日
URL: https://kazenomura.jp/
事業内容:
千葉県内で特別養護老人ホームなどの高齢者施設、障がい児者支援施設、児童養護施設、保育園、相談事業所など、幅広い事業に取り組み、人生のすべてのステージで必要とされる支援、応援をすることをめざしています。
「誰もがありのままにその人らしく地域で暮らすことができるように」と、支援する人もされる人も、地域の一員として役割を持ち、ともに社会を作っていく。地域づくりの視点から福祉を考え、取り組んでいます。
以上
社会福祉法人生活クラブ(以下、生活クラブ風の村)では、後継者不足に悩む農家と働きづらさを抱えた方たちをつなぎ、新しい形の就労支援B型事業所として、福祉農園「農仲舎八街(のうちゅうしゃやちまた)」を立ち上げます。
[画像1: https://prtimes.jp/i/72384/7/resize/d72384-7-4f7a97cc5801f290d730-0.jpg ]
【農仲舎八街の特徴】
・耕作放棄地×障がい者就労支援を実現
・ソーラーシェアリング×ユニバーサル就労の未来型福祉農園
・地元の方との憩いの場となる交流スペースを併設
[画像2: https://prtimes.jp/i/72384/7/resize/d72384-7-30d8909a84bb1bc7d7c7-3.jpg ]
【誕生の背景】
生活クラブ風の村が本格的に農業を始めたのは約7年前です。
大きな目標は「日本の農地を守る」ことと、「ユニバーサル農業」の推進でした。
発足当初は、福祉農園とし0.1ヘクタールの畑をお借りし佐倉市をメインに農業を行いました。職員は農業初心者で試行錯誤しながら耕作していましたが、発足して3年目には生活クラブ生活協同組合も共同で運営をしていただけるようになり名称を虹と風のファームとして、現在では4.92ヘクタールの露地と0.08ヘクタールのビニールハウス併せて5ヘクタールの畑を耕作しています。(1ヘクタール=10000平方メートル )
[画像3: https://prtimes.jp/i/72384/7/resize/d72384-7-bf47a3a7297e6c13239e-7.jpg ]
【課題1:日本の農地を守る】
後継者不足が深刻な農業は耕作放棄地の増加・農産物の自給率低下・産地の崩壊と様々な問題を起こしています。もちろんこの問題は日本の各地で起きている問題です。
生活クラブは日本の各地に提携産地としてつながりがありますが、八街の40年ほどお付き合いのある提携産地は70歳以上の方が多く、後継者不足に悩んでおられました。
誰かが農地を耕さなくてはいけない。耕さないと、農地がなくなる。自給率が下がってしまうということになります。
【課題2:ユニバーサル農業の推進】
日本には様々な理由で働きづらい、外に出られない等悩みを持った方々が約2000万人ほどいるそうです。中でも、対人関係が苦手で一般就労ができないとか、引きこもりになってしまうというケースは多く聞かれます。
ただ、働く意欲はあり環境さえ整えば働ける。ならば働ける環境を提供していろいろな悩みを抱えた人達が働ける場所、それがユニバーサル農業になります。
この2つの課題は、実はつながりがないようにもみえますが、実は大きくつながっています。
対人関係が苦手だったり、引きこもり等精神的に悩みを抱えている方は、外作業をすることでその悩みを軽減できます。そして、農業への参加をすることで後継者不足の農業の働き手になることができます。
このことを形にしたのが今回開設する、障がい者就労継続支援B型事業所「生活クラブ風の村 農仲舎八街」です。
[画像4: https://prtimes.jp/i/72384/7/resize/d72384-7-1086a2c4acf63e3e76fe-5.jpg ]
【栽培作物とソーラーシェアリング】
露地栽培では、人参・じゃがいも・落花生・大根・生姜・里芋・キャベツ・ブロッコリー・加工用トマト・レタスなどの栽培をします。ハウス栽培では周年小松菜の栽培を予定しており就労継続支援B型のご利用者さんに育ててもらおうと思っています。
生活クラブ生活協同組合が運営するソーラーシェアリングは2022年より売電事業が開始します。
その下では、ほうれんそう・さつまいも・加工用イチゴ等の栽培も予定しています。
また、固定種の種とりにも取り組んでおり、真黒なす、姫落花生(まめ落花生)の栽培もしています。
栽培体系は 減農薬減化学肥料栽培を行っており、農薬は慣行栽培の半分以下、肥料は化学肥料分20%以下で行っています。
[画像5: https://prtimes.jp/i/72384/7/resize/d72384-7-ab93b2d521c903472d2c-8.jpg ]
【地域交流】
私たちが営農している地域は周りに農業のプロの方々が集まった地域です。普段から栽培方法を教えていただいたり、農機具をお借りしたりしています。
ご高齢の農家の方は、「若い子たちが集まって作業しているのを見るとこちらも元気をもらえるよ」とおっしゃってくださります。今では、力仕事などを請け負ったりしたり、最初は助けてもらってばかりでしたが、少しづつお手伝いもさせていただけるようになりました。
農仲舎八街には外に交流スペースを設けようと思っていますので、地域のみなさんが集まっていただけるような場所になればいいと思います。
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【ご利用者募集】
ご利用者は、ソーラー発電装置の下での野菜やイチゴの栽培、ビニールハウスでの小松菜の周年栽培、農場での収穫物の出荷作業などを担います。
農仲舎八街では、一人ひとりの希望や能力に合わせて作業内容を考えていきますので、初めての方でも安心して働くことができます。土に触れ四季を感じることでストレスの軽減も期待できます。
現在、「農業大好き」な利用者さんを募集中です。農仲舎八街で、青空の下で一緒に働きませんか?!
関心をお持ちの方のご連絡をお待ちしております。
[画像7: https://prtimes.jp/i/72384/7/resize/d72384-7-04e6c83517b8255f95b6-4.jpg ]
<募集内容>
工賃:時間額300円スタート。工賃アップ制度あり。
活動時間:8:00〜17:00(他の時間帯でも可 要相談)
利用者の範囲:知的・精神障がいをお持ちの方
送迎:JR榎戸駅前、JR八街駅前(要相談)
休日:シフトによる(土日も開業・要相談)
勤務地:八街市八街ろ143-89
お問い合わせ・資料請求先
(代表電話)043-488-5411
<ご利用者事例1>〜引きこもり20年間の方〜
引きこもって20年。親が病気がちになりいよいよ自分で働かなければいけないと思い、八街市社会福祉協議会に訪れたのがきっかけでした。
働きたいが、体力がなく、人も苦手。そこで彼が見つけたのは農業でした。最初は20kgある肥料を持てず1時間作業をするまもなく休憩といった感じでした。
ただ、休むことなく週2日から始め2年半。今では週5日間働けるまでになりました。
4月からは契約社員として働いていきます。
<ご利用者事例2>〜生活保護受給者の方〜
生活保護を受け20年以上。一般就労をしては短期間でやめるということを繰り返してきました。
徐々に一般就労することに臆病になっていき、人が苦手になっていきました。
農業をやってみようと思ったのは八街市社会福祉協議会に訪れたのがきっかけでした。
この方も休むことなく、週5日間働いて2年半続いています。
今では、自立を目標にして作業のスキルアップをし賃金の向上を目指すとともに、生活環境の改善を目指しています。
【お問い合わせ・資料請求先】
社会福祉法人生活クラブ(生活クラブ風の村)
農仲舎八街(のうちゅうしゃやちまた)
住所:八街市八街ろ143-89
(代表電話)043-488-5411
[画像8: https://prtimes.jp/i/72384/7/resize/d72384-7-e4d5408c89936eb9612b-1.png ]
【法人概要】
法人名:社会福祉法人生活クラブ(生活クラブ風の村)
所在地:千葉県佐倉市王子台1-28-8 ちばぎん臼井ビル4F
代表者:池田 徹
設立: 1998年4月8日
URL: https://kazenomura.jp/
事業内容:
千葉県内で特別養護老人ホームなどの高齢者施設、障がい児者支援施設、児童養護施設、保育園、相談事業所など、幅広い事業に取り組み、人生のすべてのステージで必要とされる支援、応援をすることをめざしています。
「誰もがありのままにその人らしく地域で暮らすことができるように」と、支援する人もされる人も、地域の一員として役割を持ち、ともに社会を作っていく。地域づくりの視点から福祉を考え、取り組んでいます。
以上