【セミナーレポート】「金融トップと考える日本の成長戦略」 金融トップが語る日本の成長戦略のポイント!
[15/12/01]
提供元:PRTIMES
提供元:PRTIMES
株式会社成長戦略総合研究所(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:山崎養世)は、2015 年 11 月 26日(木)、UBP インベストメンツ株式会社 代表取締役社長の吉原和仁氏、株式会社アトミックスメディア代表取締役 CEO/フォーブスジャパン編集長の高野真氏、株式会社バリュークリエイト 代表取締役の佐藤明氏、3 名をお招きし、「金融トップと考える日本の成長戦略」と題したセミナーを開催いたしました。
セミナーには、金融、再エネ事業会社、コンサルティング、物流、サービス、教育、メディア等幅広い分野の方々にお集まりいただき、3 人の講師の講演後にパネルディスカッションを開催し、日本の成長戦略のポイントについて熱い討論が交わされました。
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(写真:左から、佐藤明氏、高野真氏、吉原和仁氏、山崎養世)
【主催者挨拶】
株式会社成長戦略総合研究所 代表取締役社長
太陽経済の会 代表理事
山崎養世
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本日はご多忙にもかかわらず、ご参集いただきまして誠にありがとうごいます。
成長戦略総合研究所と太陽経済の会の共催で金融をテーマに本セミナーを企画しました。金融をテーマとするセミナーは2011年の東日本大震災があった直前に開催して以来です。この4年間で大きな金融の変革が起きましたが、直近のパリの同時多発テロのような地政学的問題、欧州・中東・アジアの安全保障問題等も世界経済に影響を与えると思われます。その中で、日本の成長戦略はどうあるべきか。私の親しい金融トップの3人にお話を伺い、討議しましょう。
【講演内容1】
吉原和仁 氏(UBPインベストメンツ株式会社 代表取締役社長)
『スイス企業経営に学ぶ 持続可能な成長とは』
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アベノミクスの三本の矢の第三の矢『民間投資を喚起する成長戦略』の実現のためにも企業の稼ぐ力を復活させることが必要です。企業経営として、キャッシュフロー投下資本利益率をどう上げるかが課題ですが、現状はスイス:9%超、米国:9%未満、欧州(英国を除く):6%、日本:4%以下となっています。スイスの事例の他、日本と同じ島国であるイギリスの成長戦略を見ても、大企業中心から新興企業中心の経済へシフトが見られます。
■持続可能な成長を実践しているスイス企業経営
スイス基本情報:恵まれない内需(人口が少ない、国土が小さい、資源が乏しい)により世界に積極的に進出し、成長の活路を見出す。
高利益率を獲得するスイス企業の特長
特殊分野で高技術、高サービスを提供
現地主義 現地や消費者に合ったブランドを確立
新規市場開拓
プロフィール:
1982 年大和証券入社、企業調査や海外店を経験した後、1991 年ファンドマネージャーに転身。
以来 24 年間、英国や欧州の大手運用会社CIOおよびCEOとして、国内外の年金および投資信託 の運用に従事。現在は、スイス・ジュネーブに本拠を置く資産運用専業銀行であるUBP日本法人の代表取締役社長。社外活動として、日本取締役協会で「経営幹部のためのコーポレートガバナンス 研修」の講師を務める。また、学校法人の理事として、学校経営の効率化とガバナンス向上に尽力中。
【講演内容 2】
高野真 氏(株式会社アトミックスメディア代表取締役 CEO/フォーブスジャパン編集長)
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世界最大の投資会社のピムコジャパンリミテッド社の社長を 13 年従事し、現職に至る。現在は経済誌フォーブスの編集長としてメディアの立場から金融に関わり、複数のベンチャー企業の取締役、アドバイザーを務め、エンジェルインベスターとして投資をしています。2000 社ほどのベンチャー企業の IPO のスタートアップ支援、新興国のベンチャー企業支援の日本法人立ち上げも手掛け、金融・投資と人を繋げるメディアのプラットフォームを確立し、資産運用・投資の促進に尽力しています。
■少子高齢化により需要が減退する日本における成長戦略とは
資産運用大国になる。日本は債務が多いが資金は豊富である。保有資産のリ ターンを上げる施策を。
対内投資を促進する。円安によりコスト低減も実現できる環境。外国人旅行者の国内消費はまだまだ伸びしろがある。
プロフィール:
1987 年 4 月大和証券入社。後、大和総研へ出向、その後一貫して調査畑を歩む。1991 年より米国へ出向、ノーベル経済学賞を受賞したハリー・マーコビッツ氏とともに資産運用モデルの開発に従事。1997 年にゴールドマン・サックス・アセット・マネジメントに転じ、1999 年 11 月より執行役員、企画調査室長。2001 年10 月ピムコジャパンリミテッド入社、2002 年 4 月より取締役社長就任。2014 年 6 月より、株式会社アトミックスメディア代表取締役 CEO 及びフォーブス ジャパン編集長。日本経済新聞の連載に寄稿するなど、資本市場全般に関する論文・著書多数。1992 年度証券アナリストジャーナル賞受賞。
【講演内容 3】
佐藤明 氏(株式会社バリュークリエイト 代表取締役)
『成長戦略の実現に向けて 〜企業価値創造の視点から〜』
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証券会社アナリスト、資産運用会社の取締役を歴任した経験により、金融×デザインの価値創造を手掛けています。
■見えない資産の価値創造“ワクワク イキイキ ニコニコ”
・企業価値を上げるのは顧客資産(ワクワク資産)
・組織資産(イキイキ資産)
・人的資産(ニコニコ資産)
■成長戦略の実現に向けて必要なもの
imagement (image+management)
未来日記(経営者が企業の理想像を可視化することで、現在と将来のギャップを見つけ道筋を考える)
デザイン力(情報受信者の理解と共感を得るものを創る)
リサーチ力(意思決定のためのもの)
プロフィール:
1987 年野村證券グループ入社、1989 年から同社証券アナリストとして主に総合重機械セクターを担当。30歳で日経金融新聞(現日経ヴェリタス)アナリストランキング企業総合部門第 1 位、1994〜2000 年同造船・プラント部門 7 年連続第 1 位。2001 年、バリュークリエイトを設立。東証 1 部の富士製薬工業、長期投資のコモンズ投信、成長株投資のレオスキャピタルワークスなど、国内外の企業・資産運用会社・ベンチャー企業の社外役員を歴任。
【開催概要】
会期: 2015 年 11 月 26 日(木)18:30〜20:30
場所: ベクトルラウンジ (東京都港区赤坂 4-15-1 赤坂ガーデンシティ 18 階)
共催: 株式会社成長戦略総合研究所、一般社団法人 太陽経済の会
【株式会社成長戦略総合研究所について】
株式会社成長戦略総合研究所は、「国家経営」、「地域経営」、「企業経営」の 3 つの観点から日本の再生、成
長の実現を目指す成長戦略実現シンクタンクです。
株式会社成長戦略総合研究所 概要
(1) 法人名: 株式会社成長戦略総合研究所
(2) 所在地: 東京都千代田区丸の内 3 丁目 4 番 2 号 新日石ビル 3 階
(3) 代表者: 代表取締役 山崎 養世
(4) 目的: 国、地方、企業の戦略的な成長を支援するシンクタンク活動を多彩に展開
(5) 社設立年月日: 2009 年 12 月
(6) 関連グループ: くにうみアセットマネジメント株式会社、一般社団法人 太陽経済の会
(7) ホームページ: http://www.rigs.co.jp/
(8) お問い合わせ: 株式会社成長戦略総合研究所 電話番号:03-6212-8850
【太陽経済の会について】
「太陽経済」とは、太陽から得られるエネルギーを活用し、技術・英知によって、人類の生存に必要なエネルギー・食糧・水を全人類に行きわたらせることを可能にした新しい経済を意味し、代表理事を務める山崎養世が提唱した言葉です。太陽経済の会は、「太陽経済」実現のため、理念を普及させるための活動を行う会です。
活動内容としては、政策提言、セミナー開催、会員交流、趣旨に合致する研究・企業活動への支援等を行っています。2009 年に太陽経済の会を設立した後、その活動の中から生まれた再生可能エネルギー関連プロジェクトの事業化を目的として、山崎養世を代表取締役として 2012 年、くにうみアセットマネジメント株式会社が設立されました。
一般社団法人 太陽経済の会 概要
(1) 法人名: 一般社団法人 太陽経済の会
(2) 所在地: 東京都千代田区丸の内 3 丁目 4 番 2 号 新日石ビル 3 階
(3) 代表者: 代表理事 山崎 養世
(4) 目的: 太陽経済実現のための政策提言・啓蒙・広報・会員交流・研究企業活動支援事業など
(5) 社設立年月日: 2009 年 2 月
(6) 関連グループ: くにうみアセットマネジメント株式会社、株式会社成長戦略総合研究所
(7) 情報:
ホームページ:www.taiyo-keizai.com
Facebook:https://www.facebook.com/taiyo.keizai/
(8) お問い合わせ: 一般社団法人 太陽経済の会 事務局 電話番号:03-6212-1919