チューリッヒ保険会社とミルテルが共同開発 日本初、乳がんリスク検査「乳がん ミアテスト(R)」付帯の保険商品
[20/03/26]
提供元:PRTIMES
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乳がんの検診受診率向上と早期発見、早期治療の実現をめざす
チューリッヒ保険会社(東京都中野区、日本における代表者および最高経営責任者:西浦 正親、以下「チューリッヒ」)と広島大学発のベンチャー企業である株式会社ミルテル(広島県広島市南区、代表取締役社長:田原 栄治、以下「ミルテル」)は、業務提携を行い、乳がんリスクの早期発見を可能とする乳がんリスク検査「乳がん ミアテスト(R)」を付帯した保険商品「がん保険 ミエルケア(R)」を開発しました。チューリッヒは、3月26日の広島銀行を皮切りに、提携先企業が保有する会員、顧客へ、順次販売を開始します。また両社は、「乳がん ミアテスト(R)」のデータを活用した新たな商品、サービスの開発を目的に、共同研究契約を締結しました。
「がん保険 ミエルケア(R)」サービス展開の背景
日本の女性の乳がん罹患率はがん罹患全体のうち最も多く、年代別の乳がん罹患率では、30代から60代が多い傾向にあります※。チューリッヒとミルテルは、乳がんで苦しむ女性を一人でも多く救いたいという考えから、乳がん検診の受検率を上げること、乳がんを遠ざけるための活動をサポートする仕組みを提供することを検討してまいりました。そこで、「がん保険 ミエルケア(R)」の契約者さまには、採血のみで身体に負担が少なく、乳がんリスクを早期発見できる「乳がん ミアテスト(R)」を、毎年一回、追加の費用負担なしで提携医療機関にて受けていただけるようにいたしました。これにより、検診へのハードルを下げることができ、乳がんの早期発見、早期治療へと繋がることを期待しております。
※出典:公益財団法人 がん研究振興財団 「がんの統計’18」
「ミアテスト(R)」とは
ミアテストは、2013年より開始し、各臓器から出る疾患特異的な因子(マイクロRNA※など)を検出し、疾患の早期発見を促す血液検査であり、2019年12月末時点で5,000件以上の検査を提供しています。
ミアテストは採血による検査のため、既存の検査に比べ患者の負担が少ないというメリットのほか、画像検査などでは発見されにくいレベルのものでも検知が期待できます。特に、早期発見によって「治るがん」ともいわれている乳がんや、発見が困難で進行の早い膵臓がんの早期発見が可能となります。ミアテストによる早期発見によって、これまで以上に治療方法や薬剤の使用などの選択肢が広がり、完治する確率が高まることが期待されます。(マイクロRNAは早期から増加するので、がんの早期発見に有効ですが、数値の大小でステージを反映するものではありません。)
https://www.mirtel.co.jp/service/mir/
※マイクロRNAとは
1. 染色体にあるDNAからコピー(転写)されてできるRNA
2. 約22個の遺伝子情報(塩基)からなる小さなRNA
3. 遺伝子はコードされておらず、タンパク質は作れない
4. 細胞外小胞・エクソソームの中にも含まれており、血液中に運ばれる
5. 健常と疾患で特異性のあるマイクロRNAが存在する
「がん保険 ミエルケア(R)」とは
「乳がん ミアテスト(R)」付帯の保険商品「がん保険 ミエルケア(R)」は、乳がんリスクを早期に発見することでがん治療を最小限に抑え、お客さまの身体的、精神的負担を軽減すること、また、発症リスクを知る事で日常生活の改善を促し、病気を遠ざけることが期待できる新しいコンセプトの保険になります。乳がんリスク検査付帯のがん保険は日本初※となります。
「がん保険 ミエルケア(R)」の特長
1. 年1回の「乳がん ミアテスト(R)」を付帯した、日本初※のがん保険です。
2. 「乳がん ミアテスト(R)」で高リスクと判定された場合は、専門家への相談や二次スクリーニングの医療機関を紹介します。
3. 精密検査でがんと診断確定された場合は、ステージに応じたがん診断一時金や入院保険金などをお支払いします。
4. 精密検査で乳がんと診断された場合は、お客さまのご要望により、業界オピニオンによるアフターフォロー体制を提供します。
※2020年 1月現在、チューリッヒ保険会社調べに基づく
[画像: https://prtimes.jp/i/42390/11/resize/d42390-11-664820-0.jpg ]
共同研究の概要
「乳がん ミアテスト(R)」のデータを活用し、乳がん以外のリスクにおいても、新たな保険商品、サービスを開発していきます。また、日本乳癌検診学会にもご協力いただき、早期発見、早期治療効果のデータ収集、再発率、死亡率の低減効果の分析などの共同研究を行う事を予定しています。
【チューリッヒ・インシュアランス・グループについて】
チューリッヒ・インシュアランス・グループは、グローバル市場および各国市場において幅広い商品ラインアップを揃える世界有数の保険グループです。スイスのチューリッヒ市を本拠に1872年に設立され、およそ55,000人の従業員を有し、世界215以上の国と地域で、個人、そして中小企業から大企業までのあらゆる規模の法人およびグローバル企業のお客さまに、損害保険および生命保険の商品・サービスを幅広く提供しています。持ち株会社であるチューリッヒ・インシュアランス・グループ社(銘柄コード:ZURN)はスイス証券取引所に上場しており、米国においては、米国預託証券プログラム(銘柄コード:ZURVY)のレベル1に分類され、OTCQXにて店頭取引されています。チューリッヒグループに関する詳しい情報はwww.zurich.comをご覧ください。
チューリッヒ保険会社 概要
社名: チューリッヒ保険会社
代表者: 日本における代表者および最高経営責任者 西浦 正親
本社所在地: 〒164-0003 東京都中野区東中野3-14-20
事業内容: 損害保険業
【株式会社ミルテルについて】
株式会社ミルテルは、広島大学大学院医系科学研究科(薬)(薬学)・細胞分子生物学研究室教授田原栄俊の研究成果を実用化するべく2012年9月に起業した大学発ベンチャー企業です。 2013年9月より遺伝子検査業務を行う衛生検査センターとして認可を受け、「ミルテル検査」 (「テロメアテスト」・「ミアテスト」)を医療機関に提供しています。 未病検査としての「テロメアテスト」は、染色体の最末端部分のテロメア1本鎖DNA配列(Gテー ル)の長さを測定する世界オンリーワンの技術を用いた未病検知検査です。疾患の早期発見検査としての「ミアテスト」は、血液などの体液中にあるマイクロRNAを測定することにより病気の早期発見を行う疾患リスク検査です。疾患予防と疾患の早期発見を通じて、国民の健康長寿に貢献するだけでなく、国民・国の医療費削減に貢献いたします。 ミルテルに関する詳しい情報は https://www.mirtel.co.jp をご覧ください。
株式会社ミルテル 概要
社名: 株式会社ミルテル
代表者: 代表取締役社長 田原 栄治
本社所在地: 〒734-0001 広島市南区出汐一丁目2番10号
事業内容: 受託臨床検査事業
チューリッヒ保険会社(東京都中野区、日本における代表者および最高経営責任者:西浦 正親、以下「チューリッヒ」)と広島大学発のベンチャー企業である株式会社ミルテル(広島県広島市南区、代表取締役社長:田原 栄治、以下「ミルテル」)は、業務提携を行い、乳がんリスクの早期発見を可能とする乳がんリスク検査「乳がん ミアテスト(R)」を付帯した保険商品「がん保険 ミエルケア(R)」を開発しました。チューリッヒは、3月26日の広島銀行を皮切りに、提携先企業が保有する会員、顧客へ、順次販売を開始します。また両社は、「乳がん ミアテスト(R)」のデータを活用した新たな商品、サービスの開発を目的に、共同研究契約を締結しました。
「がん保険 ミエルケア(R)」サービス展開の背景
日本の女性の乳がん罹患率はがん罹患全体のうち最も多く、年代別の乳がん罹患率では、30代から60代が多い傾向にあります※。チューリッヒとミルテルは、乳がんで苦しむ女性を一人でも多く救いたいという考えから、乳がん検診の受検率を上げること、乳がんを遠ざけるための活動をサポートする仕組みを提供することを検討してまいりました。そこで、「がん保険 ミエルケア(R)」の契約者さまには、採血のみで身体に負担が少なく、乳がんリスクを早期発見できる「乳がん ミアテスト(R)」を、毎年一回、追加の費用負担なしで提携医療機関にて受けていただけるようにいたしました。これにより、検診へのハードルを下げることができ、乳がんの早期発見、早期治療へと繋がることを期待しております。
※出典:公益財団法人 がん研究振興財団 「がんの統計’18」
「ミアテスト(R)」とは
ミアテストは、2013年より開始し、各臓器から出る疾患特異的な因子(マイクロRNA※など)を検出し、疾患の早期発見を促す血液検査であり、2019年12月末時点で5,000件以上の検査を提供しています。
ミアテストは採血による検査のため、既存の検査に比べ患者の負担が少ないというメリットのほか、画像検査などでは発見されにくいレベルのものでも検知が期待できます。特に、早期発見によって「治るがん」ともいわれている乳がんや、発見が困難で進行の早い膵臓がんの早期発見が可能となります。ミアテストによる早期発見によって、これまで以上に治療方法や薬剤の使用などの選択肢が広がり、完治する確率が高まることが期待されます。(マイクロRNAは早期から増加するので、がんの早期発見に有効ですが、数値の大小でステージを反映するものではありません。)
https://www.mirtel.co.jp/service/mir/
※マイクロRNAとは
1. 染色体にあるDNAからコピー(転写)されてできるRNA
2. 約22個の遺伝子情報(塩基)からなる小さなRNA
3. 遺伝子はコードされておらず、タンパク質は作れない
4. 細胞外小胞・エクソソームの中にも含まれており、血液中に運ばれる
5. 健常と疾患で特異性のあるマイクロRNAが存在する
「がん保険 ミエルケア(R)」とは
「乳がん ミアテスト(R)」付帯の保険商品「がん保険 ミエルケア(R)」は、乳がんリスクを早期に発見することでがん治療を最小限に抑え、お客さまの身体的、精神的負担を軽減すること、また、発症リスクを知る事で日常生活の改善を促し、病気を遠ざけることが期待できる新しいコンセプトの保険になります。乳がんリスク検査付帯のがん保険は日本初※となります。
「がん保険 ミエルケア(R)」の特長
1. 年1回の「乳がん ミアテスト(R)」を付帯した、日本初※のがん保険です。
2. 「乳がん ミアテスト(R)」で高リスクと判定された場合は、専門家への相談や二次スクリーニングの医療機関を紹介します。
3. 精密検査でがんと診断確定された場合は、ステージに応じたがん診断一時金や入院保険金などをお支払いします。
4. 精密検査で乳がんと診断された場合は、お客さまのご要望により、業界オピニオンによるアフターフォロー体制を提供します。
※2020年 1月現在、チューリッヒ保険会社調べに基づく
[画像: https://prtimes.jp/i/42390/11/resize/d42390-11-664820-0.jpg ]
共同研究の概要
「乳がん ミアテスト(R)」のデータを活用し、乳がん以外のリスクにおいても、新たな保険商品、サービスを開発していきます。また、日本乳癌検診学会にもご協力いただき、早期発見、早期治療効果のデータ収集、再発率、死亡率の低減効果の分析などの共同研究を行う事を予定しています。
【チューリッヒ・インシュアランス・グループについて】
チューリッヒ・インシュアランス・グループは、グローバル市場および各国市場において幅広い商品ラインアップを揃える世界有数の保険グループです。スイスのチューリッヒ市を本拠に1872年に設立され、およそ55,000人の従業員を有し、世界215以上の国と地域で、個人、そして中小企業から大企業までのあらゆる規模の法人およびグローバル企業のお客さまに、損害保険および生命保険の商品・サービスを幅広く提供しています。持ち株会社であるチューリッヒ・インシュアランス・グループ社(銘柄コード:ZURN)はスイス証券取引所に上場しており、米国においては、米国預託証券プログラム(銘柄コード:ZURVY)のレベル1に分類され、OTCQXにて店頭取引されています。チューリッヒグループに関する詳しい情報はwww.zurich.comをご覧ください。
チューリッヒ保険会社 概要
社名: チューリッヒ保険会社
代表者: 日本における代表者および最高経営責任者 西浦 正親
本社所在地: 〒164-0003 東京都中野区東中野3-14-20
事業内容: 損害保険業
【株式会社ミルテルについて】
株式会社ミルテルは、広島大学大学院医系科学研究科(薬)(薬学)・細胞分子生物学研究室教授田原栄俊の研究成果を実用化するべく2012年9月に起業した大学発ベンチャー企業です。 2013年9月より遺伝子検査業務を行う衛生検査センターとして認可を受け、「ミルテル検査」 (「テロメアテスト」・「ミアテスト」)を医療機関に提供しています。 未病検査としての「テロメアテスト」は、染色体の最末端部分のテロメア1本鎖DNA配列(Gテー ル)の長さを測定する世界オンリーワンの技術を用いた未病検知検査です。疾患の早期発見検査としての「ミアテスト」は、血液などの体液中にあるマイクロRNAを測定することにより病気の早期発見を行う疾患リスク検査です。疾患予防と疾患の早期発見を通じて、国民の健康長寿に貢献するだけでなく、国民・国の医療費削減に貢献いたします。 ミルテルに関する詳しい情報は https://www.mirtel.co.jp をご覧ください。
株式会社ミルテル 概要
社名: 株式会社ミルテル
代表者: 代表取締役社長 田原 栄治
本社所在地: 〒734-0001 広島市南区出汐一丁目2番10号
事業内容: 受託臨床検査事業