【高校生への休校影響調査】自宅学習における一番の悩みは「周りとの差」に対する不安
[20/05/14]
提供元:PRTIMES
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〈大学入試改革〉や〈9月入学〉など教育制度面への関心も高まる
教育出版の旺文社(東京都新宿区 代表取締役社長 生駒大壱)は、一斉休校による高校生の自宅学習について、当社が提供する英単語アプリ「ターゲットの友」および参考書情報サイト「StudiCo」のユーザーを対象に、実態調査アンケートを実施しました。
【英単語アプリ「ターゲットの友」シリーズ】 https://www.obunsha.co.jp/pr/tg30/
【参考書情報サイト「StudiCo(スタディコ)」】 https://www.studico.jp/
[画像1: https://prtimes.jp/i/55026/11/resize/d55026-11-516729-0.png ]
新型コロナウイルス感染拡大防止に伴う全国的な休校対応により、次年度以降の大学入試に臨む高校生の多くは、自宅での受験勉強を余儀なくされています。
学習をサポートするアプリやWebサービスのユーザーに向けて、自宅学習についての調査アンケートを実施したところ、多くの高校生が、学校の通常授業時間と同程度以上の時間を、自宅での勉強に費やしていることがわかりました。
一方で、「周りとの差が不安」「大学入試がどうなるか不安」といった悩みの声も多く、イレギュラーな環境下で不足しがちな、コミュニケーションや教育情報に対する課題も浮き彫りとなりました。
■アンケート調査概要
〈自宅学習についてのアンケート〉
・調査内容:休校中の勉強時間・学習内容、自宅学習の悩み等
・調査対象:旺文社が運営する以下のアプリ・Webサービスのユーザー
‐英単語アプリ「ターゲットの友」シリーズ
‐参考書情報サイト「StudiCo(スタディコ)」
・調査時期:2020年4月30日〜2020年5月7日
・回答規模:953件
*学年の内訳は以下の通り
‐高校3年生:56.3%
‐高校2年生:12.4%
‐高校1年生:20.2%
‐その他合計:11.1%
■休校期間中の高校生の勉強時間
休校期間中の勉強時間を調査したところ、30%以上の高校生が、1日のうち「7時間以上」勉強していることがわかりました。「5時間〜7時間未満」「7時間以上」の合算では過半数(55.9%)となり、多くの高校生が、学校の通常授業と同量程度かそれ以上の時間を、勉強に費やしていることがわかります。
[画像2: https://prtimes.jp/i/55026/11/resize/d55026-11-953207-1.png ]
■休校期間中に取り組んでいる学習内容
休校期間中にどのような学習に取り組んでいるかという調査では、「学校からの課題」が回答数トップ(81.4%)でした。このほか「参考書等での自習」も同規模の回答数(71.0%)を集め、学校や塾に通えない状況の中、多くの高校生が自主的に勉強を進める姿勢が見て取れます。
一方で「学習アプリ・Webサービス」にも、半数近くの割合(45.6%)で回答が集まりました。電子端末やネットワーク接続環境さえあれば、休校期間中も自宅にいながら新しい学習コンテンツにアクセスできる、教育系ICT(※)サービスも積極的に利用されています。
※ICT:Information and Communication Technologyの略語。情報処理や通信に関する技術、設備の総称。
[画像3: https://prtimes.jp/i/55026/11/resize/d55026-11-645145-2.png ]
■自宅学習における高校生の悩み
自宅で勉強するにあたって悩んでいることを聞いたところ、「周りとの差が不安」が回答数トップ(76.4%)となりました。
休校期間中は、学校のテストや模試を受験する機会がなく、同世代の友人と直接会うことも少なくなるため、自分の学力や受験勉強計画の "現在地"を知るための情報が乏しくなります。
これらの情報不足は、「適切な勉強量がわからない」「何を勉強してよいかわからない」といった悩みにも直結しており、ひいては「やる気が起きない」といった、勉強のモチベーション低下を誘引する要因になっていると見られます。
[画像4: https://prtimes.jp/i/55026/11/resize/d55026-11-956908-3.png ]
■大学入試制度や「9月入学」制度に対する不安も
自宅学習で悩んでいることとして、「大学入試がどうなるか不安」という項目も、過半数(58.1%)の回答を集めています。
大学入試制度の改革が進められる中、2021年1月には「大学入試共通テスト」の初年度実施が予定されていますが、特に対象学年となる高校3年生の中には、「予定通り実施されるのか」といった不安が広がっているようです。
また、本調査の自由回答内容には、一斉休校の影響で議論が活発化している「9月入学・始業」制度についても、関心を寄せる声が多く集まりました。大学受験への影響と合わせて、自分たちの将来を左右する制度面の問題に対しても、高校生による心配の声が高まっています。
■自宅学習のコツは「タイムマネジメント」と「スマホ管理」
自宅での学習を効率的に進めるコツや、勉強の際に決めているルールについて聞いた質問では、「1日の時間の使い方」に関連する回答が多く集まりました。
「休校期間中でも学校の時間割に合わせて勉強する」「毎日学習する内容のルーティン・ペースを守る」といった、タイムマネジメントや自分なりの目標を意識した行動について、多くの意見が見られました。
このほか、「スマホは勉強以外に使わない」「スマホを触る時間帯を決めて勉強する」といった、スマートフォンとの付き合い方に留意する声も、多く上がっています。
旺文社では、休校期間にも時間を有効に使って毎日の学習を進められるアプリや、受験勉強に役立つ情報を効率的にキャッチできるWebサービスを提供しております。
この機会にぜひご利用ください。
【英単語アプリ「ターゲットの友」】
「ターゲットの友」は、旺文社刊行の大学受験用英単語集『英単語ターゲット』シリーズに対応した公式アプリです。音声を聞きながら英単語を覚える、覚えた成果を確認テストでチェックするといった、書籍とアプリを連動した学習法が高校生の支持をいただき、2014年4月のリリース以来、300万ダウンロード(※1)を突破しています。
・公式サイト https://www.obunsha.co.jp/pr/tg30/
【参考書情報サイト「StudiCo(スタディコ)」】
「StudiCo(スタディコ)」は、大学受験生のための参考書・勉強法情報サイトです。旺文社刊行書籍を含む、約6,800点(※2)の大学受験用参考書を科目・ジャンル別に掲載しており、書籍を実際に利用したユーザーによって、「使用時期」「使用期間」などの参考書の使い方情報が蓄積・シェアされていく仕組みとなっています。
様々な参考書を比較しながら自分に合った勉強法を探せるサービスとして、2020年4月の利用者数は約3.1万人(※3)に上っています。
・参考書検索トップページ https://www.studico.jp/
旺文社は、今後も変わりゆく環境に置かれる大学受験生の情況を的確に把握し、求められる学習コンテンツや教育関連情報を提供・発信してまいります。
※1 2020年3月末現在、シリーズ4アプリiOS/Androidの合計
※2 2020年4月末時点の掲載書目数
※3 2020年4月の月間サイト訪問者数
【会社概要】
社名 : 株式会社 旺文社
代表者 : 代表取締役社長 生駒 大壱
設立 : 1931年10月1日
本社 : 〒162-8680 東京都新宿区横寺町55
TEL : 03-3266-6400
事業内容 : 教育・情報をメインとした総合出版と事業
URL : https://www.obunsha.co.jp/
教育出版の旺文社(東京都新宿区 代表取締役社長 生駒大壱)は、一斉休校による高校生の自宅学習について、当社が提供する英単語アプリ「ターゲットの友」および参考書情報サイト「StudiCo」のユーザーを対象に、実態調査アンケートを実施しました。
【英単語アプリ「ターゲットの友」シリーズ】 https://www.obunsha.co.jp/pr/tg30/
【参考書情報サイト「StudiCo(スタディコ)」】 https://www.studico.jp/
[画像1: https://prtimes.jp/i/55026/11/resize/d55026-11-516729-0.png ]
新型コロナウイルス感染拡大防止に伴う全国的な休校対応により、次年度以降の大学入試に臨む高校生の多くは、自宅での受験勉強を余儀なくされています。
学習をサポートするアプリやWebサービスのユーザーに向けて、自宅学習についての調査アンケートを実施したところ、多くの高校生が、学校の通常授業時間と同程度以上の時間を、自宅での勉強に費やしていることがわかりました。
一方で、「周りとの差が不安」「大学入試がどうなるか不安」といった悩みの声も多く、イレギュラーな環境下で不足しがちな、コミュニケーションや教育情報に対する課題も浮き彫りとなりました。
■アンケート調査概要
〈自宅学習についてのアンケート〉
・調査内容:休校中の勉強時間・学習内容、自宅学習の悩み等
・調査対象:旺文社が運営する以下のアプリ・Webサービスのユーザー
‐英単語アプリ「ターゲットの友」シリーズ
‐参考書情報サイト「StudiCo(スタディコ)」
・調査時期:2020年4月30日〜2020年5月7日
・回答規模:953件
*学年の内訳は以下の通り
‐高校3年生:56.3%
‐高校2年生:12.4%
‐高校1年生:20.2%
‐その他合計:11.1%
■休校期間中の高校生の勉強時間
休校期間中の勉強時間を調査したところ、30%以上の高校生が、1日のうち「7時間以上」勉強していることがわかりました。「5時間〜7時間未満」「7時間以上」の合算では過半数(55.9%)となり、多くの高校生が、学校の通常授業と同量程度かそれ以上の時間を、勉強に費やしていることがわかります。
[画像2: https://prtimes.jp/i/55026/11/resize/d55026-11-953207-1.png ]
■休校期間中に取り組んでいる学習内容
休校期間中にどのような学習に取り組んでいるかという調査では、「学校からの課題」が回答数トップ(81.4%)でした。このほか「参考書等での自習」も同規模の回答数(71.0%)を集め、学校や塾に通えない状況の中、多くの高校生が自主的に勉強を進める姿勢が見て取れます。
一方で「学習アプリ・Webサービス」にも、半数近くの割合(45.6%)で回答が集まりました。電子端末やネットワーク接続環境さえあれば、休校期間中も自宅にいながら新しい学習コンテンツにアクセスできる、教育系ICT(※)サービスも積極的に利用されています。
※ICT:Information and Communication Technologyの略語。情報処理や通信に関する技術、設備の総称。
[画像3: https://prtimes.jp/i/55026/11/resize/d55026-11-645145-2.png ]
■自宅学習における高校生の悩み
自宅で勉強するにあたって悩んでいることを聞いたところ、「周りとの差が不安」が回答数トップ(76.4%)となりました。
休校期間中は、学校のテストや模試を受験する機会がなく、同世代の友人と直接会うことも少なくなるため、自分の学力や受験勉強計画の "現在地"を知るための情報が乏しくなります。
これらの情報不足は、「適切な勉強量がわからない」「何を勉強してよいかわからない」といった悩みにも直結しており、ひいては「やる気が起きない」といった、勉強のモチベーション低下を誘引する要因になっていると見られます。
[画像4: https://prtimes.jp/i/55026/11/resize/d55026-11-956908-3.png ]
■大学入試制度や「9月入学」制度に対する不安も
自宅学習で悩んでいることとして、「大学入試がどうなるか不安」という項目も、過半数(58.1%)の回答を集めています。
大学入試制度の改革が進められる中、2021年1月には「大学入試共通テスト」の初年度実施が予定されていますが、特に対象学年となる高校3年生の中には、「予定通り実施されるのか」といった不安が広がっているようです。
また、本調査の自由回答内容には、一斉休校の影響で議論が活発化している「9月入学・始業」制度についても、関心を寄せる声が多く集まりました。大学受験への影響と合わせて、自分たちの将来を左右する制度面の問題に対しても、高校生による心配の声が高まっています。
■自宅学習のコツは「タイムマネジメント」と「スマホ管理」
自宅での学習を効率的に進めるコツや、勉強の際に決めているルールについて聞いた質問では、「1日の時間の使い方」に関連する回答が多く集まりました。
「休校期間中でも学校の時間割に合わせて勉強する」「毎日学習する内容のルーティン・ペースを守る」といった、タイムマネジメントや自分なりの目標を意識した行動について、多くの意見が見られました。
このほか、「スマホは勉強以外に使わない」「スマホを触る時間帯を決めて勉強する」といった、スマートフォンとの付き合い方に留意する声も、多く上がっています。
旺文社では、休校期間にも時間を有効に使って毎日の学習を進められるアプリや、受験勉強に役立つ情報を効率的にキャッチできるWebサービスを提供しております。
この機会にぜひご利用ください。
【英単語アプリ「ターゲットの友」】
「ターゲットの友」は、旺文社刊行の大学受験用英単語集『英単語ターゲット』シリーズに対応した公式アプリです。音声を聞きながら英単語を覚える、覚えた成果を確認テストでチェックするといった、書籍とアプリを連動した学習法が高校生の支持をいただき、2014年4月のリリース以来、300万ダウンロード(※1)を突破しています。
・公式サイト https://www.obunsha.co.jp/pr/tg30/
【参考書情報サイト「StudiCo(スタディコ)」】
「StudiCo(スタディコ)」は、大学受験生のための参考書・勉強法情報サイトです。旺文社刊行書籍を含む、約6,800点(※2)の大学受験用参考書を科目・ジャンル別に掲載しており、書籍を実際に利用したユーザーによって、「使用時期」「使用期間」などの参考書の使い方情報が蓄積・シェアされていく仕組みとなっています。
様々な参考書を比較しながら自分に合った勉強法を探せるサービスとして、2020年4月の利用者数は約3.1万人(※3)に上っています。
・参考書検索トップページ https://www.studico.jp/
旺文社は、今後も変わりゆく環境に置かれる大学受験生の情況を的確に把握し、求められる学習コンテンツや教育関連情報を提供・発信してまいります。
※1 2020年3月末現在、シリーズ4アプリiOS/Androidの合計
※2 2020年4月末時点の掲載書目数
※3 2020年4月の月間サイト訪問者数
【会社概要】
社名 : 株式会社 旺文社
代表者 : 代表取締役社長 生駒 大壱
設立 : 1931年10月1日
本社 : 〒162-8680 東京都新宿区横寺町55
TEL : 03-3266-6400
事業内容 : 教育・情報をメインとした総合出版と事業
URL : https://www.obunsha.co.jp/